今回、Miyuuリポーターが“海外の旅”で訪れたのはイタリア・ボローニャ。世界で初めて人体解剖がされた解剖劇場や、14世紀末に着工された大聖堂、ボローニャの郷土料理を味わえるレストランなど、旅サラダがおすすめする観光スポットやご当地グルメを紹介します。

※1ユーロ=163円(2025年6月4日現在)

ボローニャ(Bologna)

イタリア北部を代表する都市。
赤レンガの屋根がどこまでも続き、重厚な建物のあちこちに中世の面影が残されている美しい街。1088年創立、現存する世界最古の大学、ボローニャ大学があり、人口の4分の1は学生で街中活気にあふれている。

ポルティコ(Portico)

ボローニャの街を歩くと、必ず目にするのがアーケード「ポルティコ」。街中をくまなく覆うこの回廊は、中世の時代、学生たちの住居確保のために建物の2階部分を増築したことから広がっていった。その総延長はなんと約62km。実用性と美しさを兼ね備えた建築として、2021年世界遺産にも登録された。ポルティコの下にはカフェや書店、ブティックなどが並び、雨の日も強い日差しの日も、快適にショッピングや街歩きが楽しめる。

アルキジンナジオ(旧ボローニャ大学)(Archiginnasio)

16世紀建設、ボローニャ大学の中心的な校舎として使われていた歴史的建造物。館内の壁や天井には、卒業生たちの紋章がびっしりと描かれ、当時の学生たちの誇りと学問への情熱が感じられる。
見どころのひとつは世界で初めて人体解剖がされた、「解剖劇場」。17世紀、医学部の学生たちが人体解剖の授業を受けていた教室が見学できる。

 

サンペトローニオ聖堂(Basilica di San Petronio)

ボローニャの旧市街の中心、マッジョーレ広場に面してそびえる教会。14世紀末に着工されたこの大聖堂は、ローマのサン・ピエトロ大聖堂をしのぐ規模で建てられる計画もあったという、壮大な建築。

 

チェザリーネ(Cesarine)

地元の主婦や料理好きな女性たちが、自宅にゲストを招き、その土地ならではの家庭料理をふるまうという、美食の街ボローニャ発祥の料理体験プログラム。イタリア全土に1,500人を超える会員がいて、各地で買い物や料理教室など様々な体験が楽しめる。観光では味わえない、温かなもてなしとリアルな食の知恵にふれることで、旅がもっと楽しくなる。

 

モデナサーキット(Autodromo di Modena)

フェラーリやマセラティといった高級車メーカーの本拠地にほど近く、本格的なレーシングカーの走行体験ができるサーキット。全長2kmほどのコースにはカーブやストレートがバランスよく配置されており、初心者でも安全にスポーツドライビングを楽しめる設計になっている。
今回はフェラーリの最新レーシングカー“Ferrari 296 Challenge”に乗車。

 

トラットリア·ダ·メ·ネッラ·トッレ(Trattoria Da Me Nella Torre)

2024年に開業したばかり、ボローニャの郷土料理を味わえるレストラン。90年以上続く地元の老舗レストランの2号店としてオープンした。特筆すべきはそのロケーション。13世紀に建てられた石造りの塔の中にあり、歴史ある街ボローニャならではのロマンティックな雰囲気がたっぷり感じられる。

 

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