名古屋を中心に広がる愛知・尾張エリアは、木曽川のほとりに国宝犬山城がそびえ、明治の面影を残す町並みや独自の喫茶文化が今も息づく土地です。

今回、ゲストの高橋ユウさんが旅するのは愛知。個性豊かなアレンジトーストが評判のカフェ、乳製品工場の体験見学、木曽川を望む温泉宿、明治建築を集めた野外博物館、そして城下町に残る提灯工房まで——おすすめの観光スポットやご当地名物グルメをたっぷりご紹介します。

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名古屋市中川区にある、バラエティ豊かなメニューで人気のカフェです。看板メニューは、トーストをアレンジした「ごパン」。その種類は20種類以上にのぼり、甘いものから食事系まで幅広くそろいます。

愛知の喫茶店文化を代表するおぐらトースト風のごパンをはじめ、シナモンをかけたあんことくりーむのごパン、ハンバーグサンドのごパンなど、組み合わせはさまざまです。

明治なるほどファクトリー愛知

稲沢市にある、明治の牛乳・乳製品をつくる工場です。ブルガリアヨーグルトやおいしい牛乳などを製造しており、体験型の工場見学を楽しめます。

見学では、映像シアターでものづくりの様子を学んだり、等身大の牛の模型で乳しぼりを体験したり。牛乳の栄養分や乳酸菌について学べるコーナーもあります。約70mの見学通路を歩けば、製品がつくられていく製造ラインを見ることができます。見学は完全予約制です。

灯屋 迎帆楼

国宝犬山城を望み、木曽川に面して建つ温泉宿です。文人墨客に親しまれてきた大正時代創業の宿を2017年にリニューアルし、すべて半露天風呂付き。客室の湯からは、犬山城の雄姿と木曽川の流れを眺められます。

半露天風呂で楽しめるのは、犬山城の別名・白帝城にちなんで名づけられた温泉「白帝の湯」。肌がすべすべになることから美人の湯とも呼ばれています。夕食には、尾張・美濃の生産者から直接仕入れた野菜や、木曽川の天然鮎など、地元の旬の食材が並びます。

博物館明治村

犬山市にある、本物の明治建築を移築して展示する野外博物館です。約100万平方メートルの広大な敷地に各地から移築した建造物が立ち並び、そのうち11件は国の重要文化財。子どもの向上心や想像力を刺激する空間が広がります。

見どころのひとつが、20世紀建築界の巨匠フランク・ロイド・ライトが設計した旧帝国ホテル中央玄関です。1923年に完成した建物の中央玄関部を移築したものです。園内では明治の町並みを歩きながら、京都市電の乗車体験やハイカラ衣装の着用など、当時の暮らしにふれられる催しも楽しめます。

提灯工房&カフェ みな蔵

犬山城下町に残る、国の登録有形文化財「旧堀部家住宅」の中にある工房兼カフェです。堀部家は犬山城主・成瀬家に仕えた武士の家で、明治時代初期に建てられたこの屋敷は、城下町で唯一武家の香りを伝える貴重な建物として知られています。

工房では、犬山祭の夜車山を彩る提灯や、神社仏閣に納める提灯を手がけています。犬山祭は2016年にユネスコ無形文化遺産へ登録された祭礼です。訪れた人は提灯の塗り絵体験に挑戦したり、四百坪を超える庭を眺めながら、カフェでゆったりと過ごしたりできます。

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