瀬戸内海に面し、一年を通じて穏やかな気候に恵まれた香川県。日本でいちばん面積の小さな県ながら、大小の島々が浮かぶ多島美の海や、瀬戸大橋が結ぶ雄大な眺めなど、見どころがぎゅっと凝縮された土地です。海の幸から素朴な郷土の味まで、豊かな食文化が根づく、旅心をくすぐる観光地として親しまれています。

今回、ゲストの西尾まりさんが旅するのは香川。水車が目印のうどん店や、動物との距離が近い体験型動物園、瀬戸内海を一望するリゾートホテルなど、香川のおすすめ観光スポットとご当地グルメをご紹介します。

うどんや

香川県の最東端に位置する「うどんや」は、大きな水車がトレードマークのうどん店です。瀬戸内海を一望できる半屋外の席が用意されており、開放的な空間で食事を楽しめます。ここでは職人が打つ、打ちたてのうどんをいただけます。

出汁はカツオや昆布、イリコを加えており、まろやかな味わいが特徴。麺は昔ながらの製法で作られた、やや太めで弾力のある食感が人気を集めています。揚げたての天ぷらやおでんといったサイドメニューも充実しています。

しろとり動物園

東かがわ市にある「しろとり動物園」は、「自由すぎる動物園」として知られる体験型の施設です。その名の通り、園内ではうさぎが自由に歩き回り、動物たちとの距離の近さは圧倒的。かつてサーカスでアニマルトレーナーを務めた人物が、手作りで始めた動物園です。

ライオンやハイエナなどの猛獣も含め、ほとんどの動物に餌やりができるのも、この動物園ならではの体験です。また、珍しいホワイトタイガーがいることでも知られ、迫力満点のショータイムも見どころの一つ。動物たちの生き生きとした姿を間近に感じられます。

KUMA café

坂出市にある「KUMA café」は、大きなくまのぬいぐるみが温かく出迎えてくれるカフェです。店内は至るところにくまのアイテムが飾られており、店主が手作りした可愛らしいくまの雑貨は購入することも可能。くま好きにはたまらない空間が広がっています。

人気メニューは、くまのお昼寝姿を模したチョコレートケーキやフルーツサンドです。また、このお店は坂出市のご当地グルメ「ぴっぴめし」が唯一食べられる場所でもあります。「ぴっぴ」とはうどんを指す香川の幼児語で、ご飯に刻んだうどんなどを混ぜて炒めた焼き飯風の料理です。

休暇村 讃岐五色台

「自然にときめくリゾート」をコンセプトに、全国35か所で展開するリゾートホテル「休暇村」。「休暇村 讃岐五色台」はその一つで、2025年にリニューアルオープンしました。瀬戸内海国立公園内の高台という絶好のロケーションにあり、その土地ならではの魅力を満喫できます。

客室の中には、ソロサウナと半露天風呂が付いたタイプも。讃岐平野と瀬戸大橋の絶景を望みながら、別荘感覚でゆったりと過ごす贅沢な時間が待っています。

久本酒店

高松市に店を構える「久本酒店」は、四国最大級のワインセラーを完備した酒店です。ワインだけでなく、こだわりの日本酒や焼酎、さらには輸入食品まで、幅広いジャンルの商品を取り揃えています。知識豊富なスタッフが常駐しており、好みやライフスタイルに合わせたお酒を提案してくれます。

中でもマネージャーの山田さんは、ジョージアの伝統的な「クヴェヴリワイン」に精通。自ら現地に赴き、作り手と会って直接ワインを調達することもあるそうです。専門性の高いスタッフと対話しながら、自分だけの一本を探す楽しみがあります。

乍 nagara

地元の人々で賑わうレストラン「乍 nagara」は、お酒に合う手作りの料理が人気の店です。特にナチュラルワインの品揃えが豊富で、それぞれのワインが持つ個性を最も引き立てる、絶妙なペアリングの料理をいただくことができます。

2階にはテーブル席のほか、子ども連れに嬉しい配慮も。漫画やビデオゲームが用意されており、大人がゆっくりと食事を楽しむ間、子どもたちが飽きずに過ごせるよう工夫されています。家族でも安心して訪れることができる、居心地の良い空間です。

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