今回、ゲストの須賀健太さんが旅するのは新潟県佐渡市。船大工が建てた家が残る宿根木の町並みに、矢島・経島で乗るたらい舟、1601年から平成元年まで操業した史跡 佐渡金山、本場ドイツの国家資格を持つ職人が作るソーセージなど、佐渡のおすすめスポットをご紹介します。

佐渡汽船

新潟港から佐渡・両津港へはジェットフォイルとカーフェリー、直江津港から小木港へはカーフェリーを運航する佐渡汽船。「空飛ぶ船」とも呼ばれるジェットフォイルは、船体を海面に浮上させて時速80kmで走り、新潟港から最短67分で佐渡に到着します。

宿根木

小木海岸の入り江にある宿根木は、江戸時代中頃から明治にかけて廻船業で栄えた集落です。村には船大工をはじめとする造船の技術者が暮らし、船大工が建てた家がいまも残ります。路地は迷路のように入り組み、板壁の民家が100棟以上も身を寄せ合うように立ち並びます。外壁に船板や船釘を使った家もあり、造船の技がそのまま家づくりに生きた町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

矢島体験交流館

矢島体験交流館では、佐渡屈指の景勝地、矢島・経島で佐渡名物のたらい舟に乗ることができます。味噌樽などを切って作ったたらい舟は、岩礁が多く入り組んだ小木海岸で、貝や海藻を採るために使われてきたもの。

北雪酒造

明治5年、佐渡・赤泊の小さな港のそばで創業した北雪酒造は、いまでは世界20カ国以上で愛され、国内外から高い評価を受けています。佐渡が生んだ「攻める酒蔵」として、超音波振動を使った熟成など、新しい技術による酒造りにも取り組んでいます。

HOTEL AZUMA

国定公園の高台に建ち、日本海を一望するHOTEL AZUMA。ホテルのある七浦海岸は佐渡でも指折りの景勝地で、「日本の夕陽100選」にも名を連ねます。日が傾くにつれて、空も海も朱色を帯びていく眺めが広がります。7,000坪もの庭園は芝生に覆われ、海岸へ続く遊歩道「夕映えの小径」をたどれば、岩礁の海辺に出られます。夕食では、佐渡沖で水揚げされた魚や、佐渡産を中心にそろえたお米・野菜など、島の山海の幸を堪能できます。

史跡 佐渡金山

1601年から平成元年まで操業した世界有数の鉱山を、史跡として公開しているのが史跡 佐渡金山です。公開されているのは、世界遺産「佐渡島(さど)の金山」の主要鉱山である相川金銀山の一部。江戸時代の採掘跡「道遊の割戸」は、地表から鉱脈に沿って掘り進めたV字型の跡で、佐渡金山のシンボルとなっています。総延長400kmにおよぶ坑道のうち、江戸時代の手掘り坑道と明治以降の機械掘り坑道を歩けば、時代とともに移り変わった金銀採掘の様子が見えてきます。

大膳神社

大膳神社の境内にある能舞台は、1846年に再建された茅葺き寄棟造りです。佐渡に現存する能舞台の中でもっとも古いものとされ、県の有形民俗文化財でもあります。舞台の奥に描かれているのは、松の絵と、太陽を表す赤い円。松は能舞台の定番ですが、赤い円が添えられているのは大膳神社ならではです。毎年の上演がいまも続く、現役の舞台です。

デビンコへんじんもっこ

地元で愛されるレストラン、デビンコへんじんもっこ。店名の「へんじんもっこ」は、佐渡の言葉で「頑固者」という意味です。そんな名を掲げる店の主役は、本場ドイツの国家資格を持つ職人が作るソーセージ。ソーセージと並んで、ドイツ伝統の柔らかなサラミもいただけます。

須賀健太さんがめぐった新潟県佐渡市。見どころも味わいも詰まった旅先を、次の旅の候補に加えてみてはいかがでしょうか。

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