【ロコレコ】新しい発見と変わらない懐かしさ思い出の“みなとまち”を巡る旅路
2025.07.19
佐渡金山や上杉謙信のふるさととして知られている新潟県。日本海に面する新潟県は魚介をはじめ、お米やお酒が美味しいことでも有名です。そんな歴史感と美味しい魅力いっぱいの新潟県に、旅行を計画している人もいるでしょう。ゆっくり新潟旅行を満喫したら、旅の思い出としてお土産も忘れずに買っておきたいところです。
そこで今回は、新潟県で人気のお土産を紹介します。旅サラダPLUS編集部が独自でおすすめの商品を24個セレクトしましたので、お土産選びに迷っている人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
※価格や購入場所等は、すべて取材当時のものです。
出典:亀田製菓
「サラダホープ」は、昭和36(1961)年から新潟限定で販売されている亀田製菓のロングセラー商品です。小さめサイズのあられは、軽やかでサクサク。伯方の塩でまろやかに仕上げています。テイストは「塩味」が基本ですが、枝豆・海老しお・カレーなど季節や地域限定で展開されることもあり、多様な味わいを楽しめます。
新潟県民から愛され続けている「サラダホープ」。新潟らしさがありながらも気軽さも兼ねた一品は、誰にでも贈りやすい商品として重宝するでしょう。
出典:菜菓亭
宮古島産の黒糖を使用した風味豊かな柔らかい蒸しどら焼き生地に、国内産小豆のクリームを挟んで二つ折りにした「河川蒸気」。8秒に1個売れるほど、今話題の新潟銘菓です。二つ折りにした形はかつて新潟の唯一の交通機関として活躍した河川を走る蒸気船をイメージしています。
ふわふわの柔らかい食感と控えめな甘さは、小さな子供から年配の方まで幅広く食べられる味。お茶はもちろん、紅茶、コーヒーとの相性が良く、県内外にファンの多い逸品です。
出典:にいがた匠の杜
朱鷺の子は、白いんげん餡と新潟産の卵黄を炊き上げた黄身餡を、白あんをベースにしたオリジナル餡にバターと小麦粉を加えた皮に包んで焼き上げ、仕上げに季節によって配合を変えるホワイトチョコレートをコーティングした洋風和菓子です。
コロンとした一口サイズの朱鷺の子はおやつに最適。洋風和菓子なので、お茶をはじめ、紅茶、コーヒーなど飲み物を選びません。年齢・性別も問わないお菓子なので、誰に贈っても喜ばれるでしょう。
黄身餡のほかに、中心に新潟の特産品である洋梨の一種、ルレクチェソースを入れた「ルレクチェ」や、外側をチョコレートでコーティングし、金粉をまぶした「金銀山」などの味があるので、贈る人別に味を分けるのもおすすめです。
出典:浪花屋製菓
昭和35(1960)年に新潟で誕生した米菓「元祖柿の種」。日本全国で食べられている柿の種の元祖商品です。厳選された国産米を使用し、独自の製法で作られたこの柿の種は、香ばしい風味と程よい塩味が特徴。ピーナッツ入りの商品もあり、絶妙なバランスに食べる手が止まりません。
そのシンプルながらも奥深い味わいは、長年にわたり愛され続けており、米菓の定番としての地位を確立しています。お酒のお供やおやつとして手軽に食べられるため、お土産品にも最適な逸品です。
出典:長命堂飴舗
「飴もなか」は、老舗和菓子店・長命堂飴舗が手掛ける、伝統と革新が融合した逸品です。一般的に最中といえば、最中種(皮)と餡の組み合わせですが、「飴もなか」はその名のとおり香ばしい最中種のなかに、とろっと伸びる水飴が入っています。「珍菓」と評されていることからも珍しい組み合わせであることが窺えます。
最中種には米所ならではの新潟産のもち米を使用。常温で食べればよりとろっと感を味わえる一品は、贈った相手を驚かせること間違いなしです。
出典:有限会社かんずり
かんずりとは、唐辛子を発酵させて作るペースト状の辛味調味料です。コクと旨みとまろやかな辛さが特徴のかんずりは、3年という長い年月をかけて作られます。1年目は素材選びからはじまり、唐辛子を天然塩で塩漬けにし、その年の1月から3月の雪に3~4日程度さらします。この工程を踏むことで、唐辛子のえぐみ・渋みが抜け、マイルドな辛さになるのです。
2~3年目には年に1度の手返しを行いながら、熟成・発酵を促します。発酵度合いを均一にするために樽の位置を変えるなど、じっくり丁寧に作られたかんずりは、ステーキの味付けやうなぎの蒲焼き、ところてん、焼き魚、焼き肉など、何にでも合います。雪国が生んだ万能調味料で、普段の料理を味変してみてはいかがでしょうか。
出典: 三幸
サーモン塩辛は、脂の乗ったアトランティックサーモンを使用した塩辛です。最も脂の乗ったハラス部分のみを使用し、国産米の糀といくらと一緒に調味・熟成させています。皮に近い部分は適度な歯ごたえがあるハラスと、いくらのプチプチ食感が楽しいご飯のお供はそのままでもお酒のアテとして最適。クリームパスタの具や、巻き寿司の具としても活躍します。
ベーシックなサーモン塩辛のほかに、先に紹介したかんずり入りのサーモン塩辛があります。2種類購入して、気分によって食べ分けるのもおすすめです。
出典:小嶋屋総本店
近年、関東でも名前が知られてきた「へぎそば」。昔はそば通の人であれば知る人ぞ知るそばでした。へぎそばの「へぎ」は「剥ぐ」が鈍ったもの。木を剥いだ板を折敷(おしき)にした「へぎ」という器に盛って提供されることから名が付いています。
へぎそば特有の薄い緑色は、「布乃利(フノリ)」という海藻の色。つなぎに小麦粉を使わずに、この布乃利を使用したことでツルツルの喉ごしと、シコシコした歯ごたえを楽しめます。
出典:田中屋本店
ちまきと言えば、豚肉やタケノコなどの具材入りのものが一般的ですが、越後新潟のちまきはもち米のみを笹で包み、三角に包んでイグサで縛って炊いたシンプルなもの。同封のきな粉をまぶして食べる、きな粉餅ともまた違った珍しいちまきです。
越後新潟ちまきの歴史は古く、奈良・平安時代には存在していることが書籍から分かっています。このことから、日本最古と名高い三角ちまきは、戦国武将の上杉謙信が戦の携行食として考案したとも言われています。戦ならぬスポーツなどの勝負ごとに携行するのに購入してみてはいかがでしょうか。
出典:佐藤豆腐店
大きさはさることながら、味も日本一と呼ばれる「栃尾あぶらげ」。その大きさは一般的な油揚げの約3倍です。長さ20cm×幅6cm×厚さ3cmの巨大な見た目に厚揚げと勘違いする人もいるそうです。
低温鍋と高温鍋で2度揚げすることで得られるパリッとした口当たりと適度な弾力、芯までふっくらやわらかい食感も栃尾あぶらげの特徴。味はクセがなく淡白で、そのままはもちろん煮物に使うとほかの食材の味をより一層深めてくれます。
新潟でしかお目にかかれない「ジャンボあぶらげ」は、もらった人もビックリの一品です。話題性のあるお土産として、贈ってみてはいかがでしょうか。
出典:みなと人形本舗
三角だるまは、底に重りが仕込まれていることで倒してもまた起き上がってくる「起き上がり小坊師」に分類される、新潟伝統工芸品の一つです。
その歴史は出生が定かではないほど古く、農村では蚕がよく起きるように、漁村では舟が嵐にあっても早く浮き上がれるように、また病気や災いがあっても早く再起できるようにとさまざまな事象に対して願掛けとして用いられていた縁起物です。
定番の三角だるま(11.5cm、7.5cm)をはじめ、5cmと4cmのミニミニだるま、金銀赤など色とりどりの風水だるまなどの種類があります。家族や友人・知人など、大切な人への安全祈願の意を込めて購入されてみてはいかがでしょうか。
出典:藤次郎
新潟県の燕三条地域は、日本でも有数の刃物の産地です。この土地では古来より刃物製造が盛んで、現在においても伝統と技術が引き継がれています。そのなかでも藤次郎では、伝統に革新を加え、一貫生産することで高品質を実現。「最高の切れ味」の先にある「最高の道具を使う満足感」を提供しています。
洋包丁をはじめ、和包丁、手入れがしやすく扱いやすいオールステンレス包丁など、用途に合わせた包丁が見つかります。料理好きは自宅に一丁持っておきたい名品です。
出典:かなざわ総本舗
上越が生んだ名将 上杉謙信は出陣の日の早朝、決戦を前に将兵に餅を与えて力づけ、戦意を奮い立たせたと言われています。この歴史にちなみ作られた「出陣餅」は、よもぎ餅にきな粉をまぶし、黒蜜をかけていただく新潟銘菓です。
全国的にも有名な山梨銘菓の信玄餅に見た目が似ていることから混同されることもありますが、甘めな白い餅の信玄餅に対して出陣餅はよもぎ餅を使用。芳醇なよもぎの香りともちもち食感が人気で、1969年の発売以来、現代まで新潟県民をはじめ多くの方に愛されています。武田謙信の信玄餅を試したことがある人はぜひ、新潟の名称上杉謙信の「出陣餅」にもトライしてみてください。
出典:大阪屋
万代太鼓はミニバウムクーヘンを太鼓の胴に見立て、食べやすいようにクリームを入れた新潟銘菓です。万代太鼓の名前の由来は、新潟の祭りに欠かせない郷土芸能「万代太鼓」から。昭和44年の発売以来、50年以上にわたって地元・新潟県民をはじめ、県外の人からも親しまれています。
24本の大容量入りもあるので、バラマキ用にもおすすめ。一口サイズなので、仕事の休憩中にホッと一息つくお供としても最適です。
出典:越乃雪大和屋
まるでクレヨンのような見た目の「おいしいおえかき」。本当に絵が描けそうですが、和三盆糖でできているため食べる専用です。和三盆をベースに8種類の味が楽しめます。さらに子ども心をくすぐるのが、春夏と秋冬で味が変わることです。
春夏はわさんぼん(プレーン)、ラムネ、みかん、ぶどう、ゆず、まっちゃ、さくら、こくとう、秋冬はわさんぼん(プレーン)、紅茶、チョコ、ばら、キャラメル、ゆず、まっちゃ、コーヒーがラインナップ。伝統色のシックな色味に目で癒され、優しい甘さに心もほどける優しいお菓子です。
出典:百花園
栽培が難しく、希少価値が高い幻の洋梨、新潟県の特産品「ル・レクチェ」を使用した洋梨のタルトです。ベースはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富なはったい粉を使用したクッキー生地と、アーモンドとフレッシュバターをふんだんに使用したタルト生地。そのうえに濃厚な甘みと芳醇な香りを持つル・レクチェを乗せてじっくり焼き上げています。
一口かじれば、香ばしいタルト生地と洋梨のフルーティーな香り・甘みが口いっぱいに広がります。友人・知人、職場用にも最適ですが、ちょっとした贅沢に自分用に購入するのもおすすめです。
出典:万平菓子舗
和風ティラミス大福は、江戸末期に創業した万平菓子舗が販売する、ティラミス風の大福です。まろやかなティラミスクリームを柔らかいコーヒー風のほろ苦い皮で包んだ和風ティラミス大福は、甘さ控えめのちょっぴり大人味。女性はもちろん、甘い物が苦手な男性にもおすすめのお土産です。
発売当初はまったく売れなかった和風ティラミス大福は、その美味しさから口コミで広まり、テレビ取材をきっかけに人気が爆発。人気が出たあとも一つ一つ丁寧に手作りしているので大量生産はできません。売り切れもあり得るので、お買い求めの際は早めに足を運ぶことをおすすめします。
出典:永徳
「鮭の酒びたし」は、オスの秋鮭と塩のみを使い、冬から初夏まで日陰干しした鮭の町・村上の特産品です。薄切りになった鮭の身をお皿などに並べ、清酒を浸るまで振りかけて数分。切り身に酒が充分に染みこんだところで、食べることから「鮭の酒びたし」という名が付いています。
そのまま食べれば塩辛い味がお酒のアテに最適。お酒に浸せば塩辛さが抑えられ、まろやかな鮭の味を楽しめる2度美味しいお土産です。さらに千切りの生姜を添えれば、鮭のまろやかさに爽やかさが加わり、お酒が進むおつまみになります。ぜひお酒好きに試してもらいたい逸品です。
出典:佐渡乳業
熟練のバター職人が手がける甘さと香りのバランスの良い極上のバター「佐渡バター」と、果汁たっぷりで香りの強い青摘みレモン「佐渡レモン」を使用した、ブールドゥネージュです。佐渡バターには絞りたての生乳と、佐渡海洋深層水からできた塩を使用。リッチなバター風味とレモンの爽やかな香りが絶妙なお菓子は、紅茶やコーヒーのお茶請けに最適です。女性はもちろん、お子さまにも喜ばれるお土産です。
出典:Vegetannbo
おこめのシフォンは、新潟の米粉・米油と季節ごとに採れる地場の旬野菜・果物をメインに使用したシフォンケーキです。人工添加物、保存料、香料を使用しない自然素材のみで作っているため、素材本来の色や味を楽しめます。しっとりとした口どけが特徴で、野菜嫌いのお子さまでもペロリと食べられるでしょう。そのため、お子さまがいるご家庭に贈るのもおすすめです。
米粉と米油を使用しているので、小麦粉や卵アレルギーの人にも気兼ねなく贈れます。旬の野菜・果物を使うので、季節によって販売されるシフォンの味が変わるのも楽しいポイント。新潟旅行・出張の度に購入したくなるシフォンケーキです。
※2025年7月現在、休業中となっています。詳細は店舗HPにてご確認ください。
出典:ガトウ専科
白銀サンタは、新潟県産の米粉をブレンドしたクッキー生地に、自家製フランボワーズを入れて焼き上げたホロホロ系のクッキーです。ゲレンデでアルバイトをする女の子が、スキー部の男の子と恋に落ちる可愛いストーリー付きの「白銀サンタ」。
サクサクホロホロのクッキーと、初恋のような甘酸っぱいフランボワーズの味は、お子さまから年配の方まで年齢問わず喜ばれます。特に雪だるまのような愛らしい見た目とストーリーから、女性受け抜群。恋する女友だちや想い人、パートナーへのお土産に最適です。
出典:念吉
一般的に「プラリネ」は、粉砕したナッツ類をキャラメリゼで固めたお菓子のことを指しますが、念吉のプラリネはその常識を覆す3層構造。バタースポンジ、スポンジケーキ、バタースポンジケーキのうえにキャラメリゼしたアーモンドを乗せ、サイドとボトムはチョコレートでコーティングした、ほかにないプラリネです。
スポンジとスポンジの間には杏ジャムが挟まれており、スポンジとチョコレートの甘さのなかにほんのり酸っぱさを感じます。さらに100%カリフォルニア産のアーモンドを使用する分だけ、その日の朝に粉砕。アーモンドの香ばしい香りは、ティータイムはもちろん、お酒のお供にも最適です。
出典:ヤスダヨーグルト
ヤスダヨーグルトのドリンクヨーグルトは、絞りたての「生乳」を使用したヨーグルト飲料です。生乳の栄養素をそのままにヨーグルトに加工しているので、生乳本来の美味しさを味わえます。
また、新潟県の特産品「20世紀梨」をヒントにした甘味と、ヨーグルト特有の酸味をかけ合わせることで唯一無二のまろやかなコクを実現。牛乳嫌いのお子さまでも飲みやすい味です。プレーン、ブルーベリー味に加えて、期間限定で温州みかん味、越後姫(いちご)味、マンゴー味、バナナ味を販売しています。
どの味に出会えるかは、そのとき次第。新潟に足を運んだ際は、運試しにヤスダヨーグルトにも立ち寄ってみてください。
出典:大橋食品製造所
「豆天」は、昭和37(1962)年の発売以来、50年以上にわたって地元の人に愛され続けてきた新潟市西蒲区民のソウル菓子です。小麦粉と米粉を混ぜた生地のうえに国産大豆をのせ、鉄板で焼いた後に米油でカラッと揚げる独自製法からなるパリッパリの軽い食感が特徴。豆の香ばしさとあわせて手作業による形の不揃いさも魅力の一つです。
子どものおやつからお茶請け、お酒のおつまみまで、幅広い世代から支持される「豆天」。全国的な知名度はまだそれほど高くないため、とくに珍しいもの好きの人に贈ると喜ばれるでしょう。
新潟駅にはCoCoLo新潟をはじめ、駅直結のショッピングモールが入っており、土産店や飲食店が充実しています。老舗和菓子店や地酒、米菓、限定スイーツまで幅広く揃い、観光客にも地元客にも人気。駅ナカでアクセスが良く、電車を利用した旅のお土産購入に最適の場所です。
「新潟ふるさと村」は、新潟の名産品が一堂に会する道の駅です。物産館ではお菓子や地酒、伝統工芸品まで幅広く扱っており、試食も充実。屋内外の観光案内や体験コーナーもあり、観光と買い物を同時に楽しめる人気スポットです。
新潟県最西端に位置し、翡翠や海の幸が有名な糸魚川エリア。道の駅や観光施設では、地元ならではの和洋菓子や特産品が購入でき、地域色の強いお土産が手に入るのが魅力です。北陸新幹線の停車駅もあり、立ち寄りにも便利です。
新潟県ではその豊かな土地から採れる特産品を活かしたお土産や、歴史にちなんだお土産が多くあります。食べ物以外でも三角だるまや燕三条製の包丁などのユニークな品は、見逃せないものばかりです。本記事で紹介した以外にもまだまだ魅力的なお土産がある新潟県。多種多様な新潟土産のなかでも特におすすめの品を紹介しているため、お土産選びに悩んだ際はぜひ本記事を参考にしてくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年7月に更新しました。
※記載の内容は取材時点のもので、ご利用時と異なることがあります。あらかじめご了承ください。
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