熊本県八代市|優しさと温かさを感じる街で 大自然と多彩な食に癒やされる時
2025.09.06
旅サラダの海外の旅を紹介するリポーターとして、実に6年以上、さまざまな国の魅力を伝えてくれている江田友莉亜さん。2023年9月16日〜10月14日放送回では南アフリカ共和国の魅力を伝えてくれています。
そこで今回は、江田さんに南アフリカロケでの裏話や「旅サラダをきっかけに目覚めた」という大好きなファッションやメイクのこと、そして番組への思いについてたっぷり語っていただきました。
――今回、江田さんには南アフリカ共和国に行っていただきました。久しぶりの海外ロケだったそうですね。
4年ぶりの海外ロケでした。最初に行き先が南アフリカ共和国って言われたとき、ジャングルとか、サファリとかに行く過酷なロケなのかなと思って、覚悟していたんです。私、いつの間にか旅サラダの「過酷ロケ担当」になっているらしくって(笑)。
でも、今までのペルーやインドで、高地で崖を登ったりとか、標高5000mの山に登ったりとかから比べると、南アフリカは全然ラクで、楽しかったです。テーブルマウンテンも「自分の足で登れ」って言われると思っていたんですが、ケーブルカーに乗って頂上まで行けたので「めっちゃ楽じゃん!最高じゃん!」って(笑)
――どのくらい印象が変わったんですか。
行く前と後で印象が180度変わったぐらい、すごく好きな国になりました。アフリカって、じめじめしていて暑くて日焼けするかなと思っていたんですけど、現地は冬だったこともあって過ごしやすかったです。どの街の人も温かいし、明るかったですね。すぐ歌ってくれるし、踊ってくれるんですよ。
――街の人との出会いも楽しんだのですね。ちなみに、南アフリカの料理で特に思い出に残っているものはありますか。
クルーガー国立公園の中にあるキャンプジャブラニで食べたバーベキューですね。クルーガー国立公園で見飽きるくらいインパラを見たのですが、その日の夜にインパラのお肉が出てきて……驚きました。
南アフリカってバーベキューが盛んで、いろいろなスパイスをブレンドしてかけて食べるんです。シェフオリジナルのスパイスをかけてオリックスとインパラのお肉を食べました。
両方ともちょっと硬めのラムのような食感でしたね。一番近いのはペルーで食べたアルパカの肉かも。噛み応えがあるけど、そんなに臭みを感じませんでした。
――南アフリカで印象に残っている場所はありますか。
キャンプジャブラニですね。部屋がヴィラのように独立していて、エントランスからちょっと距離があるんですけど、実は夜になるといろんな動物が入って来るから、レンジャーさんと一緒じゃないと外を歩けないんです。一応、敷地の周りに電気の柵がしてあるらしいのですが、賢いヒョウとかは柵をくぐって入ってきてしまうらしいんですよ。
実は、3日目ぐらいに、レンジャーさんと私が部屋の前まで行ったら、ドアの前にオリックスみたいな大きな動物がいたんです。「とりあえず15分ぐらい静かにして待って」って言われたので、その前で静かに待ちました。15分経ったら、その動物が動き出して、その場からいなくなったんですよ。シャワー浴びてても、寝ているときも、壁をカリカリしている音がしたり、ワオワオワオみたいな鳴き声がしたり……いろんなところからいろんな音が聞こえてきました。どんな動物に囲まれているのかわからないんですけど、その中で眠るっていうのは初体験で面白かったです。
――それは貴重な経験でしたね。他にも印象に残った出来事はありますか。
クルーガー国立公園でのサファリ中にガイドさんに「あ、ライオン近くにいるよ」って言われたんですよ。「何でわかるの?」って聞いたら、そこにキリンの赤ちゃんの足があるって言われて。ライオンが狩りしたキリンの赤ちゃんの足を日陰に隠しているんですよ。多分、腐らないようにしてるんでしょうね。
狩られてしまったキリンの赤ちゃんはかわいそうだけど、ライオンたちが野生で生きていく知恵はすごいなと思いました。弱肉強食の世界の中で生きていくことをダイレクトに感じました。日本にいたら経験できないこと、すごく貴重な体験を毎回させてもらっているなと改めて思いましたね。自分に子どもが生まれたら絶対連れて行きたいくらいおすすめのスポットでした。
あとはオットセイとのシュノーケリングもおもしろかったですね。オットセイの大群に飛び込んで一緒に泳いだんです。本当にオットセイがウジャウジャいるので、ドスッて体当たりしてくるんです。ぶつかってきたオットセイを見たら、目が合って向こうの動きが止まるんですね。まるでガン飛ばし合っているみたいになっちゃって(笑)。こんな経験、できないですよね。
南アフリカは、自然豊かで、国全体でその自然を守っている国だなって感じました。人の手は加わっているんですけど、ちゃんと大切にしようという意思が感じられる。ケープタウンでもテーブルマウンテンでも、ここまでは絶対に家は建てないという規制があったり、景観も意識されていたりする。ペンギンやその他の動物の保護についても、人が加わって自然を守っている。自然を愛している人たちの国だと感じて、それが私には心地よかったです。
――ロケ以外での裏話があったら聞きたいです!
ロケ10日目ぐらいで日本食が恋しくなっちゃたんです。そこでケープタウンで20~30年住んでらっしゃる日本人の方がやっている「フジヤマ」っていう日本食のお店に行きました。
その店すごくって、日本式の舟盛が出てくるんですよ。マグロ、エビ、ホタテもヒラメやタイも乗っていて、すごくおいしかったです!ケープタウンってマグロ漁船が立ち寄る場所だから、お刺身も食べられるみたいなんです。一瞬、ここが南アフリカだっていうのを忘れるぐらいにくつろいじゃいました。
――江田さんは、最近ファッションに興味があるってうかがいました。
ファッションはもともと好きだったんですけど、旅サラダに出演するようになってから、より気をつけるようになりました。
実はロケもスタジオ撮影も自分でメイクして、自分で衣装を用意しているんです。基本的にどの街に行くかは事前に決まっているんで、その街の雰囲気を調べて、そこで映える色の服を考えて持っていきます。例えばインドのジャイサルメールは砂漠の中の街で建物全部が砂で黄色かったので、紫が映えるだろうなとか。デリーだと、街中でとても人が多くて埋もれるだろう思って、真っ赤なワンピースにするとか。
だから、普段から古着屋さんで「この服、どこかの国で使えそうだな」って買いだめするようになりましたね。古着屋さんでいつの年代のものかわからないすごく派手な服を買って、それをうまく中和させるアウターを探すとか工夫をしています。
というのは、今までは旅サラダの海外リポーターの中で私が一番年下だったんですね。お姉さんたちは皆さんきれいでドレッシーだけど、私はどんなに頑張っても、あんな色気は出ないなと思ってたんです。だったら、自分らしく短パンとか履いて元気な感じで行こうと思って。あまり人とかぶらないようにしようって考えているんです。視聴者の方にも「あの紫の服を来ていた、インド行ってた子ね」と思い出してもらえるような衣装にしたいと意識して選んでいます。
――メイクにもハマっているそうですね。
そうなんです。実はメイクにハマったのも旅サラダがきっかけです。今まではスタジオ撮影の時に光でメイクが飛んじゃったり、ロケ中にメイク薄いねって言われたりすることが多かったんです。時間をかけてやっているつもりだったんですが、何か違うんだなって思い始めてメイク動画を見て勉強しました。
他のリポーターはモデルさんが多かったので、ビューティーの情報を教えてもらうこともありました。最近は自分でも「メイクうまいな」って思えるくらいまで上達しました(笑)。
――リポーターさん同士のつながりもあるんですね。
昨年までのメンバーとは本当に仲良かったです。きれいで品がいい方が多かったので、はじめのうちは自分は真逆の人間だから仲良くできないかもと思っていたんですけどね(笑)。一番年下だったのもあって、すごくかわいがってもらいました。ご飯を食べに行ったり飲みに行ったりもしましたね。
リポーターだけじゃなくて、スタッフさんも長く海外に一緒に行くので、すごく仲良くなるんです。みんなでコロナ禍を乗り切ったという意識もありましたしね。
今年からリポーターが9人になって、まだ会ったことない方ばかりなので仲良くなれるかなってちょっと緊張してて……。でも、9人の中で私が一番の古株になったので、仲良くしていく雰囲気を作っていけたらいいなって思っています!
――最後に、旅サラダファンの皆さんにメッセージをお願いします!
ロケ中に「あ、友莉亜ちゃん!」って声をかけてもらうことも多くて、旅サラダは本当にたくさんの方に愛してもらっている番組だなと感じています。
実は番組スタートが私の生まれた年。だから、勝手に縁のある番組だと思っていて、しかも6年も海外リポーターとして出演させてもらっているので、本当に感謝しています。
これからも自分が発信する素直な言葉を皆さんにお届けしたいので、楽しみに見ていただけたらなと思います。新たな海外リポーターが決まって、いろいろなバックボーンを持つ方が集まっているので、よりおもしろい海外の旅を楽しみにしていてください!
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