現地を知り尽くした旅サラダガイドおすすめ!韓国・済州島の観光スポット3選
2025.08.01
全国で3番目に広い面積を誇る福島県は、恵まれた自然環境から食文化が豊かな地域です。海産物と山の幸を合わせた「こづゆ」や、するめとにんじんを漬けた「いかにんじん」など多彩な郷土料理が味わえます。
今回は、そんな福島の絶品ご当地グルメメニューを15品セレクト。また、『朝だ!生です旅サラダ』で取材してきた、地元の人に愛されるご当地グルメの名店や穴場のお店も9店舗紹介しています。福島でしか食べられないおすすめのグルメ店が満載ですので、出張や旅行の際の参考にしてください。
※メニューや価格、営業時間等はすべて取材当時のものです。
喜多方市で生まれた「喜多方ラーメン」は、札幌、博多と並ぶ日本三大ラーメンの一つに数えられています。醤油ベースのスープは豚骨や煮干しで出汁をとることが多く、シンプルながらコクのある味わいが魅力です。
麺はもちもちとした平打ちの縮れ麺で、具材は大きめにカットされたチャーシュー、ネギ、メンマ、ナルトなどがスタンダード。また、喜多方には朝からラーメンを食べる「朝ラー文化」が根付いているため、朝7時頃から営業する店舗もあります。喜多方エリアに訪れた際は、ぜひ早起きして朝ラーを楽しんでみては?
全国的な人気を誇る白河市のご当地ラーメン。明治時代に創業した一軒のお汁粉屋が、夏場にもお客さんを呼ぶため独自のラーメンを開発したことから歴史が始まりました。
最大の特徴は、そば打ち技法を活かした手打ちのちぢれ麵。コシのある手打ち麺は、豚骨と鶏ガラをベースにした醤油味のあっさりとしたスープに相性抜群です。チャーシューは炭火で焼いてから煮込むため、独特の香ばしさがあります。白河ラーメンの店は市内に100軒以上あり、店舗ごとに個性があるため食べ比べるのも楽しみのひとつです。
浪江町のソウルフードとして親しまれる「なみえ焼そば」。約50年前、労働者向けに安くて腹持ちのよい食べ物として考案されました。なんといっても、通常の焼きそばの約3倍もある極太の中華麺がボリューム満点! 旨みたっぷりの濃厚なソースと、豚肉ともやしだけのシンプルな具材もおいしさを加速させます。一味唐辛子を振りかけて食べるのがツウの食べ方です。
なみえ焼そばは町内の道の駅などで食べられるほか、焼そばパンやポテトチップスなどの関連商品も多数展開されているため、さまざまな食べ方で楽しんでみて。
カレー×焼きそばというユニークな組み合わせの「会津カレー焼きそば」は、昭和50年に創業した食堂「トミーフード」から誕生した“会津の青春の味”。その安さとボリュームで地元の学生に人気を集め、やがて会津若松のご当地グルメとして浸透しました。
基本はソース焼きそばにカレーをかけたシンプルなスタイルで、店によってカツや目玉焼きなどのトッピングが加わります。ソース焼きそばの甘辛さとカレーのスパイシーさが絶妙にマッチした、クセになる味わいです。
1本の長ねぎがそばのお椀に入った、一度見たら忘れられないビジュアルの大内宿名物。地元では縁起の良い食べ物として古くから親しまれ、近年では海外の観光客からも人気です。
ねぎそばの最大の特徴は、長ねぎを箸代わりにするという斬新なスタイル。途中からねぎをかじりながら味わえば、かつお節や昆布出汁をベースにした風味豊かなそばが、より味わい深いものになります。冷たいそばと温かいそばがあるので、季節や好みによって味わってみてください。
カツ丼といえばトンカツを卵でとじたものが一般的ですが、福島のカツ丼といえば「ソースカツ丼」がおなじみです。発祥は諸説ありますが、大正時代に地元の老舗洋食店で考案されたと言われ、今では定食屋からスーパーまで見かけるほど広まりました。
基本のスタイルは、薄くスライスした豚肉をカラッと揚げ、ソースを絡めて千切りのキャベツを敷いたご飯の上にカツをのせたもの。甘めのソースが絡んだサクサクのトンカツは、シャキシャキのキャベツによく合います。ボリューム満点の名物料理は、旅に元気をチャージしてくれるでしょう。
「わっぱ飯」は、ヒノキを曲げた器「曲げわっぱ」に、会津米とさまざまな食材を入れて蒸し上げた会津の伝統的な郷土料理です。具材は鮭やカニ、きのこや山菜と、海の幸から山の幸まで多種多様。心地よいヒノキの香りに、具材の素朴で滋味深い味わいがマッチします。
具材は季節によって変わるため、四季折々の味わいを堪能できるのも魅力のひとつ。日本で有数の米どころとして知られる福島のお米を、バラエティ豊かな食材とともにたっぷりと味わってみては?
熊本や長野と並び、古くから馬肉文化が根付く福島の会津地方。内陸部である会津は新鮮な生魚が手に入りにくかったことから、生食で食べる馬刺しが広まったのだとか。会津では、馬肉専門料理店やほとんどの居酒屋で馬刺しを味わうことができます。
会津の馬刺しの特徴は、脂身が少ない赤身肉で、肉の旨味をしっかりと感じられること。あっさりとした味わいで、噛むたびに肉の旨味が口いっぱいに広がります。からし味噌やニンニク醤油をつけて食べるのが定番で、地酒との相性もぴったりです。
福島県川俣町で生まれ育った「川俣シャモ」は、県を代表するブランド鶏のひとつです。阿武隈山地の豊かな自然に囲まれ、平飼いでのびのび育てられた川俣シャモは、適度な弾力の肉質は豊かなコクがあり、噛むほどに鶏本来の旨味が口の中に広がります。
川俣シャモを使った料理は親子丼やメンチカツ、串焼きなど幅広く、さまざまな食べ方で味わうことができます。また、毎年5月に開催されるイベント「川俣シャモまつり」では多彩な料理で堪能できるため、より川俣シャモの魅力を感じたい方におすすめです。
数多くの餃子店が軒を連ねる福島。そのきっかけとなったのが屋台から歴史が始まった「円盤餃子」です。円盤型にぐるりと餃子が並ぶ独特なスタイルになったのは、フライパンで一度に多くの餃子を焼くためだと言われています。
外側をこんがりと焼いた皮は、パリッと音が鳴る楽しい食感です。餡にはキャベツやニラなどの野菜がたっぷりと使われ、あっさりとした味わいを楽しめます。専用のタレには、生ニンニクを加えるのが福島流。店によってこだわりが出るため、食べ比べてみるのも面白いかも。
福島県いわき市を中心に、冬の味覚として親しまれている「あんこう鍋」。12月から1月に旬を迎えるあんこうは“捨てるところがない魚”と言われ、身だけでなく皮や内臓、エラなど、骨以外は全て食べられます。
あんこう鍋は、あんこうをまるごと使い、あん肝と味噌、たっぷりの野菜を煮込んだ濃厚なスープが特徴です。淡白であっさりとしたあんこうの身、クリーミーなあん肝、コリコリしたエラなど、部位ごとに異なる食感も魅力。コラーゲンがたっぷりで、身体をぽかぽかと温めてくれます。
全国的にも知られる福島の郷土料理「いかにんじん」。細切りにしたするめいかとにんじんを、醤油やみりんなどの甘辛いたれに漬けたおかずです。家庭料理として通年食べられていますが、もともとは冬の保存食として作られ、正月料理としても親しまれています。
いかの旨味と漬けだれがマッチした味わいは、ご飯のおかずをはじめ、お酒のお供にもぴったりです。県内の郷土料理を扱う飲食店で食べられるほか、スーパーや商店でお土産としても購入できるため、旅の思い出にぜひ手に入れてみて。
「こづゆ」は会津地方の郷土料理で、祝い事やお祭りなどのおもてなし料理として受け継がれてきました。貝柱の出汁で煮込んだきくらげ、わらび、里芋など、福島の食材をふんだんに使用したやさしい味わいの汁物です。
具材は7種類または9種類と、縁起の良い奇数にする習慣があります。会津地方に伝わる伝統工芸品「会津塗」の中でも、浅めに作られた「手塩皿」に盛りつけて提供されるのが一般的です。貝柱の旨味と、食材の風味がしっかりと感じられる上品な味わいは、会津の伝統を感じられるでしょう。
会津のみそは、会津盆地の厳しい寒さの中で熟成された赤色辛口の米みそです。そんな会津みそを使った田楽は、豆腐やこんにゃく、里芋、ニシンなどの多彩な食材を串に刺し、囲炉裏の炭火でじっくりと焼き上げた一品。田楽用の味噌だれには薬味が使われることが多く、甘辛いみその風味に加え、深いコクを感じられます。
香ばしく焼かれた田楽は、どこか懐かしさも感じられる味わいです。冬場や春先に囲炉裏を囲みながら食べれば、寒さを吹き飛ばしてくれるはず。
「クリームボックス」は、通常よりもひと回り小さな厚切りの食パンに、白いミルク風味のクリームをたっぷりと塗った郡山市発祥のご当地グルメです。1976年に郡山市のパン屋「ベーカリー ロミオ」で誕生したと言われ、現在では市内の多くのパン屋で見つけることができます。
ミルク風味のクリームはやさしい甘さで、ふわふわの食パンと相性抜群。さらに、トースターで焼けば香ばしさも加わりよりおいしく味わえます。店によって生地やクリームに個性があるため、食べ比べるのもひとつの醍醐味です。
もともと野菜や果物の直売所として営業を始めたラーメン店「古川農園」。会津若松の喜多方ラーメンを目当てに、多くの観光客が訪れる地元の名店です。
看板メニューは、鶏ガラや野菜の出汁を合わせた醤油ベースのスープに、薄切りの豚バラ肉チャーシューがトッピングされた「肉そば」。モチモチ食感の極太ちぢれ麺とスープがよく絡み、醤油のみでシンプルに味付けされた、とろける食感のチャーシューが絶妙にマッチします。スープがなくなり次第終了するため、早めの来店がおすすめです。
2021年に誕生した郡山の新名物「郡山辛味噌らーめん」が食べられる人気店。旨味たっぷりの味噌だれと豚・鶏の出汁を合わせた濃密なスープに、国産の一味唐辛子、韓国唐辛子、中国花椒を加えた真っ赤なスープがインパクト抜群! 辛さは1倍、3倍、5倍、10倍から好みに合わせて選べるため、辛いもの好きにはぴったりです。
ランチにはもちろんこと、夜の部(17:00~21:00)はらーめん居酒屋となりアルコールも提供されるため、ディナーとしても楽しめます。
会津と日光を結ぶ旧宿場町・大内宿にある「三澤屋」は、大内宿名物の「高遠そば(ねぎそば)」を食べられる有名店です。その人気は、平日でも行列ができるほど。大根おろしそばに長ねぎがまるまる1本添えられた高遠そばは、長ねぎを箸がわりに使って食べるのが特徴です。
地元のそば粉を使用し職人が丁寧に打ち込んだ十割そばは、そば本来の風味が豊かに広がります。薬味をかねた長ねぎの辛みがアクセントとなり、最後の一口まで滋味深さを感じる味わいです。
「野口英世記念館」から徒歩3分の場所にある飲食店。食堂で提供される猪苗代産のそば粉「天の香」を使用した十割そばは、全て手作業で製麺されています。
そば本来の味わいを楽しめる手打ち麺は、のど越しのよい柔らかな食感が出るまで5年の歳月を重ねたのだとか。昆布と混合節からとった出汁に、自家製の返しを合わせたものを使用したそばつゆは、麺との相性が抜群です。ほかにも、売店には猪苗代の枝豆を使った「磐尚の豆ずり餅」や福島の銘菓も充実しています。
会津のブランド馬肉を使った桜刺しや桜鍋など、会津の郷土料理を堪能できる専門店。鶴我で使われている馬肉は、会津馬牧場から仕入れている会津ブランド認定の馬肉です。
一頭からわずかしか取れない極上赤身や、人気のヒレ刺、希少部位であるふたえごなど8部位以上が味わえる馬刺しの盛り合わせは、最高級馬肉のおいしさを余すことなく堪能できる人気の一品。きめ細かい肉質の馬肉は噛むほどに甘みとコクを感じられ、部位ごとに異なる風味や食感を堪能できます。豊富な地酒との相性もぴったりです。
川俣町のブランド鶏「川俣シャモ」を使った料理が味わえる飲食店。筋繊維がしっかりとした川俣シャモは旨味がぎっしり詰まっており、噛めば噛むほどジューシーで深みのある味わいが楽しめます。
シャモ重、シャモ丼、シャモラーメンなど、川俣シャモを使ったさまざまなメニューを展開し、ほとんどの料理が手作りにこだわっています。人気メニューのひとつ、親子丼に使われている出汁も川俣シャモからとったもの。ふわふわの玉子と噛み応えのあるシャモの食感がクセになる一品です。
福島県のご当地グルメ「円盤餃子」を味わえる、1953年に創業した餃子専門店。小麦粉と水だけを使った特製の薄皮に、たっぷりのキャベツと、米沢「三元交配豚」を使用したこだわりの餡が包まれています。
注文を受けてから包み、多めの油で焼き上げられる餃子は、パリッとした食感がやみつきに。こんがりと焦げ目のついた香ばしい皮、さっぱりとした上品な味わいの餡、オリジナルの醤油だれの組み合わせは、何個でも食べたくなる味わいです。
会津の郷土料理「みそ田楽」が味わえる、江戸末期(天保5年)創業の味噌専門店。みそ田楽は、柚子、じゅうねん、山椒などをブレンドした秘伝の味噌だれを、豆腐生揚げ、しんごろう餅、身欠きにしんなどの食材に塗り、囲炉裏の炭火で一本ずつ焼き上げます。
素材の風味と味噌だれの旨みが溶け合ったみそ田楽は、香ばしく懐かしい味わいです。店内の売店では自家製の味噌やみそ漬、会津特産品なども販売されているため、お土産も探してみては?
「日本一辛い村」と称して、ハバネロの栽培に取り組んでいる福島県平田村。そんな平田村にある「道の駅ひらた」では、ハバネロを使用した商品を多数取り扱っています。特に、名物の「ハバネロソフトクリーム」は、辛いもの好きがこぞって挑戦する人気の一品です。
辛さごとに初級、上級、地獄級の3段階があり、真っ白なソフトクリームが真っ赤になるほどハバネロパウダーがたっぷりとかかっています。最も辛い地獄級は制限時間内の完食で代金無料になるチャレンジがあるため、辛さに自信のある人はチャレンジしてみては?
「会津」「中通り」「浜通り」の3つの地域に分けられる福島県。それぞれの地域で地形や気候が異なるため、保存食文化や米作り、海の幸など食材や食文化も多彩です。本記事では、そんな福島の食材を活かした郷土料理を多数紹介しているため、家族旅行やひとり旅など多彩なシチュエーションで参考にしてみてください。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年6月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際に店舗に行かれる際には在庫の有無等のご確認をお願いします。
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