韓国・済州島(南西部)の穴場観光スポット3選|現地を知り尽くした旅サラダガイドが厳選
2025.08.08
大陸文化の入り口として、重要な役割を果たしてきた佐賀県。有明海や玄界灘からもたらされる海産物、肥沃な大地に育まれる農産物など、佐賀ならではの特産品を活用したグルメが豊富にあります。
そこで今回は、佐賀に行ったら食べたいご当地グルメメニューを15品紹介します。また、『朝だ!生です旅サラダ』で取材してきた、地元の人に愛されるご当地グルメの有名店や穴場のお店も13店舗セレクトしています。佐賀でしか食べられないおすすめのグルメ店が満載ですので、出張や旅行の際の参考にしてください。
※メニューや価格、営業時間等はすべて取材当時のものです。
玄界灘の対馬海流・黒潮育ちの美味しいイカを活かした特産品「呼子のイカ」。コリコリとした食感とほど良い甘みは魚好きの間で「日本一」と称されています。
とくにおすすめなのが、呼子でしか食べられない活き作り。温度変化に弱いイカは、釣り上げた瞬間からすぐに鮮度が落ちますが、呼子の漁師それぞれが契約した飲食店に直接イカを卸すことで、活き作りでの提供を可能にしています。一度食べたら忘れられない味、呼子のイカは佐賀に行く際には食べておきたいグルメの一つです。
「木屋 さかな市場」は、100年以上続く呼子の名物鮮魚店・木屋が運営するお店です。鮮魚や加工品を販売しています。イカ刺しや瓶詰めなど、呼子ならではのお土産品も購入可能ですが、食べ歩きグルメの調達にもおすすめ。ボイルしたイカを串に刺し、甘めの醤油ダレに付けて炭火焼きしたイカの串焼きや魚ロッケなどを購入できます。
店内では、やりイカの刺身ややりイカ天、ふわふわのイカしゅうまいなども食べられます。朝から呼子のイカを食べられる、贅沢なお店です。
平成22(2010)年にオープンした「呼子台場 大漁鮮華」。魚介類をはじめ、精肉、青果、特産品など呼子の新鮮な食材を提供する漁協直営の直売所です。
飲食スペースにはBBQコーナーもあり、直売所で購入した魚介類を炭火で焼いて食べることも可能。その場で捌いてももらえるため、新鮮なお刺身としてもいただけます。定食はないため、お刺身などで鮮魚を気軽につまみたいという人におすすめのお店です。
「竹崎カニ」は、佐賀県は藤津郡太良町を代表する特産物・ワタリガニです。有明海の干潟でプランクトンや小動物を食べて育ったカニは格段に美味しいとされ、とくに竹崎地区近海で獲れるものを「竹崎カニ」と呼びます。
年間通して食べられる「竹崎カニ」ですが、オスは夏場、メスは秋口になると旬を迎えると言われています。メスはおなかに詰まったタマゴも絶品。町内の飲食店やホテルでは塩茹でをはじめ、天ぷら、味噌汁、雑炊、グラタンなどさまざまな調理方法で提供されます。甲羅に日本酒を注いでいただく「甲羅酒」など、風情ある楽しみ方も旅の記念になるでしょう。
「和風レストラン 川した」は、有明海を眼前に臨む和風レストランです。店内にある大きな生け簀に泳ぐ活きのいい竹崎カニをいただけます。注文してから調理するため、鮮度抜群。竹崎カニを使ったかに釜飯御膳では、カニの風味と旨みが閉じ込められた釜飯と出汁が染み出た味噌汁、小鉢などをいただけます。
小上がりもあるため、お子様連れでも訪問しやすい「和風レストラン 川した」。風情あるレストランで竹崎カニをお楽しみください。
「竹崎海産」は、獲れたての新鮮な魚介類が並ぶ、漁師直営のお店です。竹崎カニはもちろん、牡蠣やイカ、あわび、ホタテなど、生け簀のなかから食材を選び、テーブルで炭火焼きにしていただきます。
店内のほか、屋根付きのテラス席もあり海を眺めながら贅沢な海鮮焼きを楽しめる「竹崎海産」。天候不良により、竹崎カニがない場合もあるため、確実に食べたい場合は事前に確認しておくことをおすすめします。
有明海や八代海などの干潟に生息する「ムツゴロウ」。珍味として沿岸地区を中心に食されています。とくに有名なのが、生きたまま串に刺し、真っ黒になるまで素焼きにしたのちに味付けする蒲焼きです。ほかにも刺身や味噌汁、鍋、麺類の出汁など、さまざまな料理に使われる「ムツゴロウ」。2025年現在、国際自然保護連合により絶滅危惧種に指定され、近い将来幻の魚になる可能性があります。今後、食べるのが難しくなるかもしれないため、今のうちに食べておくべきグルメとも言えるでしょう。
「峰松うなぎ屋」は、肥前浜宿の酒蔵通り近くに戦前からお店を構えるお持ち帰り専門のうなぎ屋さんです。朝一番に仕入れたうなぎを、長年継ぎ足しながら使用している秘伝のタレに付けて炭火焼きにして販売しています。
うなぎのほか、注目したいのがこの地域でしか食べられないムツゴロウです。脂がしっかり乗っているムツゴロウは意外にもあっさり。白身魚らしい上品さが食べやすいと好評です。気軽に立ち寄れるため、お近くに行った際にはぜひ訪問してみてください。
数ある銘柄牛のなかでも全国トップレベルの品質を誇る「佐賀牛」。佐賀県が誇る最高級の黒毛和牛です。大理石のように美しいと揶揄される霜降りはその美しさを評して「艶さし」と言われています。
旨みと甘みが凝縮されたお肉は、ジューシーで柔らか。その美味しさで世界中の美食家の舌を唸らせている「佐賀牛」。一食の価値ありです。
平成5(1993)年オープンのJAグループ佐賀直営レストランの「佐賀牛レストラン 季楽本店」。佐賀の特産牛である佐賀牛のなかでもとくに品質が高い牛肉だけを提供しています。
ステーキをはじめ、しゃぶしゃぶやハンバーグ、鉄板焼きを楽しめる「佐賀牛レストラン 季楽本店」。ディナーではせいろ蒸しや焼きしゃぶ、すき焼きなどもあり、贅沢なひとときを過ごせます。
精肉店直営の地元で人気の焼肉屋「焼肉華守KIWAMI」。⾃社で卸し販売しているため、リーズナブルに佐賀牛をいただけます。
プロ自らが厳選した高品質の牛肉はもちろん、牛筋、鶏ガラ、野菜を使用した自家製スープをベースに作ったオリジナルタレも評判です。テレビ付きの個室でゆっくりA4等級以上の佐賀牛をいただける「焼肉華守KIWAMI」。旅行のタイミングで誕生日や記念日を迎える際にはぜひ利用したいお店です。
「伊万里牛」は、最高品質を誇る佐賀牛のなかでも佐賀県伊万里市で生産されている黒毛和牛のことを言います。緑豊かな恵まれた伊万里の自然環境のなかでストレスなく育った伊万里産の佐賀牛「伊万里牛」は、きめ細やかな肉質が上品で柔らかく、鮮やかな色味を持ちます。
脂身の質も良く、甘みと風味が抜群で、由緒ある枝肉共励会でも多くの賞を受賞している「伊万里牛」。佐賀牛との違いを知るために食べ比べてみるのもおすすめです。
佐賀県唐津市のご当地バーガー「からつバーガー」。自家製のバンズ、肉厚でジューシーなパティ、新鮮な野菜に加えて甘みと酸味のバランスが絶妙のデミグラスソースが特徴のハンバーガーです。地元のソウルフードとして人気の「からつバーガー」は、海外の観光客からも好評を博しています。
使用する素材は、すべて直営工場での手作り。注文を受けてから焼き上げるスタイルで表面はカリッと、なかはふわふわなバンズをはじめ、手作りによる特別感が旅のクオリティを高めてくれます。手軽に食べられるけど、想い出に残る、佐賀の味をぜひご賞味ください。
「からつバーガーとコーヒーの店」は、昭和36(1961)年創業のからつバーガーのお店です。県内に6店舗を構える「からつバーガーとコーヒーの店」は、一部店舗を除いてレトロなマイクロバスで運営しています。
おすすめは日本三大松原の一つに数えられる景勝地で営業する虹ノ松原本店。設置されたベンチに腰掛け、松林を背に食べる「からつバーガー」は特別感があります。注文を受けてから焼くため、できたての美味しさを味わえるハンバーガーは、老若男女問わず人気の逸品です。
多良岳山系の清涼な銘水と栄養豊富な土地で育てられた太良町のブランド豚を周知するために考案された「たらふく丼」。太良町を代表とするご当地グルメは、太良町の豚を使用すること、豚肉以外も太良町産の素材を使用することなど、一定の基準を満たしていれば認定されます。
そのため、かつ丼もあれば、からあげ丼、豚丼など、さまざまなスタイルで提供されます。なかにはミミガーを使った珍しい丼も。お店によって様相の異なる「たらふく丼」は、ランチとディナーではしごしても楽しめるグルメです。
一説によると昭和50(1975)年頃に佐賀市中心街にある喫茶店で誕生した「シシリアンライス」。言葉だけではまったく想像が付かないご当地グルメは、ご飯のうえに炒めたお肉、サラダを乗せ、マヨネーズをトッピングしたスタイルを基本形にしています。
主に喫茶店やカフェで提供されている「シシリアンライス」は、それぞれのお店ごとにアレンジが加えられ、高級仕様から和風テイストまでオリジナリティー溢れるものになっています。お店ごとに異なる表情を見せる「シシリアンライス」。あっさり食べられるため、あまり食欲がないときでもおすすめのグルメです。
「Restaurant&Cafe浪漫座」は、明治39(1906)年に建てられた洋館で、「旧古賀銀行」の本店だった建物の1階を利用したカフェです。明治ロマン感じる洋風の建物のなかで、佐賀のご当地グルメ・シシリアンライスをメインに、オムライスやフォカッチャサンドなどをいただけます。
シシリアンライスのなかでもおすすめは、佐賀牛ローストビーフのシシリアンライス。佐賀牛のとろける食感が高級感のあるシシリアンライスは、ほかの店舗のシシリアンライスとは一線を画します。見た目にも美しいシシリアンライスはちょっと贅沢なランチにおすすめ。佐賀牛ローストビーフのシシリアンライスは数量限定なため、早めの訪問が吉です。
佐賀県白石町の須古地区に500年以上伝わる伝統的な郷土料理「須古寿し」。白米に1割程度のもち米を加えて炊いた酢飯を、もろぶたと呼ばれる箱に敷き詰め、ムツゴロウの蒲焼きや錦糸卵、奈良漬、かまぼこ、紅生姜、椎茸など、彩り豊かな具材を乗せた押し寿司です。
親から子、子から孫へと受け継がれ、現在でも祭りやお祝いごとで欠かせない存在である「須古寿し」。白石町内の道の駅や直売所、スーパーマーケットなどで購入できるため、移動中やホテルなどでのご飯におすすめです。
やや太めのストレート麺に塩分・脂が控えめの豚骨スープが特徴の「佐賀ラーメン」。生卵や佐賀のりが乗っているのもその特徴です。
豚骨スープは旨みが凝縮されておりクリーミーなのに、脂控えめなためあっさり食べられます。途中で生卵を溶くことで、クリーミーさが増す「佐賀ラーメン」。九州のとんこつラーメンのなかでも今、人気急上昇中のラーメンです。
昭和58(1983)年創業の「駅前ラーメン ビッグワン」は、佐賀ラーメンの老舗店です。駅前という立地もあり、利用客はサラリーマンがメイン。胃もたれしないように考案されたあっさり味のスープは、旨みが感じられる一方で、豚骨ラーメンでは一般的な素材であるにんにくは使用されていません。
チャーシューはスープに合うように塩と醤油だけで炊かれており、そのあっさりさに女性からの人気も高い「駅前ラーメン ビッグワン」。最後の一滴まで飲み干せるスープにラーメンの概念が覆ること間違いなしです。
昭和49(1974)年創業のラーメン屋「幸陽閣」。豚骨100%で仕上げられたスープは、佐賀ラーメンのなかでもこってり系です。「幸陽閣」のメニューは佐賀ラーメンのみ。トッピングに卵を足すか、ご飯を付けるかのシンプルな構成です。
柔らかめな麺がしっかりとスープを拾う「幸陽閣」の佐賀ラーメン。ぜひライスも注文して、最後の一滴までスープを堪能してください。
丼からこぼれ落ちそうなほど、たっぷりの野菜が特徴の「井出ちゃんぽん」。初見で食べられるか不安になる量ですが、意外にも食べきれる不思議なちゃんぽんです。
その秘密は、とんこつ味のこってりスープの甘みとシャキシャキ食感がアクセントの野菜にあります。ヘルシーなちゃんぽんは女性にも人気。麺大盛りや野菜大盛りはもちろん、異色の麺抜きも可能です。一度食べたらまた食べたくなる佐賀のちゃんぽんをぜひ食べてみてください。
高度成長期に炭鉱町として栄えた大町町。その当時、炭鉱で働いていた人々に愛されていたのが、牛骨等で出汁を取ったしょうが味のスープに、うどん麺、豚肉、キャベツなどの野菜がたっぷり入った「大町たろめん」です。
発祥店の閉店と同時に一度は「大町たろめん」は姿を消しましたが、「あの味をもう一度食べたい」という声に応えて、有志による復活を遂げています。そんな「大町たろめん」は正真正銘、大町でしかあじわえない昭和の味。栄養バランスが取れたB級グルメはお子さま連れにもおすすめの一品です。
「マジェンバ」は、佐賀県小城市で平成23(2011)年に生まれたご当地B級グルメです。小城産の食材と特製ダレ、中華麺を混ぜて食べるまぜ麺の名前の由来は、佐賀地方の方言「混ぜんば(混ぜて)」から。名前のとおりよく混ぜることで、食材が一体となり、新たな味を生み出します。
お店によって味や見た目が異なり、和風もあれば洋風、割り子スタイルなどでも楽しめる「マジェンバ」。複数店に訪問して、お気に入りのお店を見つけてみてください。
「温泉湯どうふ」は、温泉が有名な嬉野で食されるご当地グルメです。普通の水ではなく、温泉成分が入った温泉水で煮込むことで、煮汁が乳白色に変わり、とろとろの豆腐に仕上がる「温泉湯どうふ」は、文字どおりとろける食感。胃腸に優しい温泉水を使用しているため、煮汁を飲めば旅の疲れも吹き飛びます。
嬉野温泉街の旅館やホテルでは朝食の定番になっている「温泉湯どうふ」。嬉野方面に旅行の際は、嬉野温泉街に宿泊して、朝食に「温泉湯どうふ」を味わってみてください。
昭和32(1957)年創業の豆腐料理店「宗庵 よこ長」。嬉野温泉名物の湯どうふ発祥のお店です。
嬉野産大豆から豆腐を丁寧に自家製造しているこだわりの詰まった豆腐は、そのまま食べても濃厚な甘みを感じられるほど。豆腐のその濃厚な甘みが溶け出した温泉湯どうふは、胃腸に優しく身体に染み渡ります。旅行中の胃休めに、おすすめのお店です。
「嬉野茶」は、佐賀県嬉野市を中心に生産されるお茶で、茶葉が丸く、勾玉のような形状をしていることから「玉緑茶(たまりょくちゃ)」や「グリ茶」とも呼ばれます。
製造方法によって蒸し製と釜炒り製があり、蒸し製は爽やかな香りとコクが特徴なのに対して釜炒り製は香ばしく喉ごしが爽やかな特徴を持ちます。両者とも全国的な評価が高く、全国茶品評会で賞を受賞するなど、折り紙つきの美味しさです。なお、嬉野温泉街の旅館やホテルでは、食事時に嬉野茶が提供されることもあるので、嬉野に宿泊する方はその点にも注目してみてください。
「中島美香園」は、嬉野温泉街の一角にある茶園直営の茶舗です。厳選した嬉野茶を製造・加工しており、店内ではお抹茶などの美味しいお茶とお茶味のジェラートをいただけます。お茶が美味しいのはもちろん、ジェラートがとくに評判が高く人気があります。
店内の窓からは日本庭園も望める「中島美香園」。茶葉や粉末緑茶などのお土産品も取り扱っているため、嬉野茶をお土産に購入しようと考えている人はチェックしておきましょう。
海や山の恵みによるグルメが満載の佐賀。全国的になB級グルメから食通が唸るA級グルメまで、歴史が培ってきた食文化による多種多様なグルメが堪能できます。まだまだ多くの魅力的なグルメがありますが、観光の途中で「何を食べようか」と迷った際にはぜひ本記事を参考にしてみてください。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年6月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際に店舗に行かれる際には在庫の有無等のご確認をお願いします。
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