和歌山県湯浅町|海と山の恵みがつむぐまち 懐かしいと新しいに出会う旅
2025.12.06
2026年の新春。熱海は “ここだけの楽しみ” がぎゅっと詰まった特別な季節を迎えます。早咲きの桜と梅が同時に楽しめる『あたみ桜まつり・梅まつり』、梅の開花に合わせて国宝「紅白梅図屏風」が公開される『MOA美術館』、熱海の名物『熱海海上花火大会』などなど、見どころが目白押しです。
また本記事では、定番の初詣・初日の出スポットやパワースポットなど、熱海ならではの “早春旅” をご紹介。2026年の年初めは、この時期だけの魅力あふれる熱海へ出かけてみませんか?
1月の熱海旅のキーワードは、なんといっても「花」。沖縄の寒緋桜と並んで日本列島で最も早咲きの桜「あたみ桜」(熱海市固有種)と、同じく日本で最も早咲きの「熱海梅園の梅」を同時に愛でることができます。尾形光琳作の国宝「紅白梅図屏風」を鑑賞できるのもこの時期だけ。ここからは熱海の花にちなんだイベントをご紹介しましょう。

「あたみ桜」は明治時代、イタリア人によってもたらされ、昭和52年に熱海市の木に指定されました。河津桜より約1カ月早く咲くのが特徴で、例年1月上旬~2月に開花を楽しむことができます。糸川遊歩道で開催される『糸川桜まつり』では、桜のライトアップ(16:30〜23:00)に加え、桜茶やお茶のサービス、大道芸、剣舞、バンド演奏など多彩な催しが予定されています。
【第16回あたみ桜 糸川桜まつり】
場所:糸川遊歩道(熱海市銀座町)
期間:2026年1月10日(土)~2月8日(日)

1886年(明治19年)に開園した熱海梅園は、日本で最も早咲きの梅で有名です。1月10日(土)〜3月8日(日)の期間は恒例の『梅まつり』が開催。60品種・469本の梅の木々は、早咲き・中咲き・遅咲きと、異なる品種が順番に開花するため、期間中は様々な梅の景色を楽しむことができます。
園内には足湯や土産店が並ぶほか、日によって熱海芸妓連演芸会や大道芸、歌謡ショー、甘酒無料サービスなどのイベントも。
【第82回熱海梅園梅まつり】
場所:熱海梅園(熱海市梅園町8-11)
期間:2026年1月10日(土)~3月8日(日)

JR伊豆多賀駅から熱海高校まで約700メートル続く遊歩道「四季の道」では、『あたみ桜四季の道桜まつり』が開催。400メートルの斜面に植えられた約100本の「あたみ桜」を、目の高さで楽しむことができます。道中の展望台から眺める、相模湾に浮かぶ初島はまさに絶景!
【あたみ桜四季の道桜まつり】
場所:熱海市上多賀
期間:1月下旬から2月中旬(開花状況により期間の変更あり)

相模灘を望む高台に建つ『MOA美術館』では、隣接する瑞雲郷梅園の見頃に合わせて、所有する国宝3点が同時公開されます。中でも「紅白梅図屏風」は、江戸時代の琳派を代表する尾形光琳の晩年の最高傑作。花びらを線書きしない梅花の描き方、蕾の配列、樹の幹にみられるたらし込み、水の文様など、国宝の美をじっくり鑑賞してみてください。
場所:MOA美術館(熱海市桃山町26-2)展示室1~5
期間:2026年1月30日(金)~3月18日(水)
時間:9:30〜16:30(入館は16:00まで)※木曜休館

また熱海梅園内の「澤田政廣記念美術館」では、エジプト木棺上蓋、遊牧民族の櫃、世界のランプといった貴重な国内外のコレクションを一度に鑑賞できる特別展が開催中です。

1952年から続く「熱海海上花火大会」は、すり鉢状の地形に反響する迫力ある音が特徴。2026年は年間15回の開催が予定されています。夜空いっぱいに広がる花火、水面に映る花火、そしてフィナーレの「大空中ナイアガラ」は圧巻の美しさ。
【熱海海上花火大会】
打ち上げ会場:熱海湾
観覧場所:サンビーチ・親水公園など
〜2026年の開催予定日〜
春:4/26(日)・5/24(日)
夏:7/20(月祝)・7/26(日)・8/5(水)・8/9(日)・8/18(火)・8/24(月)
秋:9/13(日)・10/12(月祝)・10/25(日)・11/8(日)・11/23(月祝)
冬:12/6(日)・12/25(金)
新年に熱海を訪れるなら、ぜひ初詣へ。熱海を代表する3つの神社は、市街地からアクセスしやすい立地にありながら、自然豊かで厳かな空気に満ちています。清々しい新年のスタートを迎えられるでしょう。

樹齢2100年を超える御神木の大楠は、願い事を込めながら幹を一周すると願いが叶うとともに、寿命が1年延びるといわれています。大晦日は23時より「大祓・神札焼納式」、元旦には吉凶を占うお神籤や願掛け絵馬、新年初神楽などが行われます。幻想的なライトアップが楽しめる夜間参拝もおすすめ。
場所:熱海市西山町43-1

初島沖合にのぼる初日の出が境内から望める伊豆山神社。既存の赤龍・白龍をモチーフにした御朱印に加え、元旦からは源頼朝・北条政子をデザインした新しい御朱印の授与が始まります。お正月期間中は数量限定で破魔矢・熊手・福扇・開運干支土鈴の頒布も。
場所:熱海市伊豆山708-1

商売繁盛の神様「事代主命」を祀る今宮神社では、商売益々繁盛・家内安全を願って、「干支」「宝箱」「小判」「米俵」などの縁起物を付けた福笹が頒布されます(1月1日〜7日)。大晦日の夜から新年にかけては、甘酒などの無料配布も実施。
場所:熱海市桜町3-29

「十国峠」は北に富士山、西に駿河湾、東に相模湾の景色が広がる人気の初日の出スポット。元日は午前5時からケーブルカーが特別運行し、朝日に染まる富士山と、相模湾からのぼるご来光を拝むことができます。毎週土曜日にはイルミネーションイベント「MANTEN 1059」も開催中(1月31日まで・1/3休業、1/11開催)。
桜と梅、アート、花火、パワースポットなどなど、年末年始の熱海は見どころが満載です。2026年の幕開けは “熱海流” の過ごし方を、ぜひ体験してみてくださいね。
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