ハイアット初のラグジュアリー温泉旅館ブランド「吾汝 ATONA」誕生 2026年以降に由布・屋久島・箱根で開業

ハイアット ホテルズ コーポレーションは、初のラグジュアリー温泉旅館ブランド「吾汝 ATONA」を2026年以降に、大分・由布、鹿児島・屋久島、神奈川・箱根（順不同）の3地域で開業することを発表しました。

ハイアット初のラグジュアリー温泉旅館ブランド「吾汝 ATONA」2026年以降に開業 

2022年、ハイアットの関連会社は、株式会社Kirakuと国内外の旅慣れたグローバルトラベラーをターゲットとする新しいタイプの温泉旅館事業に参入するため合弁事業契約を締結し、株式会社Atonaを設立。Kirakuの国内地域での事業の組み立てやプライベートエクイティ投資の経験、ハイアットのグローバルで展開するホテルビジネスの知見と実績を生かし、新ブランド「吾汝 ATONA」を日本国内で展開していきます。

「吾汝」とは「わたしとあなた」を表現する日本の古語であり、「吾汝 ATONA」には愛する家族や友人、そして大切な人と一緒に、日常を離れたまだ見ぬ愉楽の空間を共にする期待感が込められています。日本の温泉と地域文化に特化した温泉旅館として展開する同ブランドは30～50室程度の小規模施設で運営される予定であり、いわゆる「スモールラグジュアリー」で運営するからこそ提供できる上質な空間とその土地でしか出会えない特別な体験にこだわります。

開業は2026年以降、由布・屋久島・箱根で予定しており、3地域での開業後は日本全国へ展開する計画を立てています。施設にはその土地から湧く温泉、旬な食材を使った季節の料理を提供するオープンキッチンやバーなどを備える予定。また、各施設で、温泉を利用したウエルネス体験や地域の魅力を伝える文化体験のアクティビティも提供する予定です。

「吾汝 ATONA」のブランドディレクターは日本を代表するデザイナーの一人である原研哉氏が務め、最初の複数物件の建築デザインは小大建築設計事務所（kooo architects）が担当。伝統的な旅館文化を尊重しつつ、旅慣れた現代のグローバルトラベラーが国内のさまざまな地域における日本の本質的な魅力を体感し、居心地よく過ごすことのできる空間づくりを大切にしていくそうです。

ハイアット初のラグジュアリー温泉旅館ブランド「吾汝 ATONA」で、日本の素晴らしさを体感し、心まで温まってみましょう。