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【大阪・飯盛山】福士誠治が体感する!神秘の滝と歴史ロマンを巡る寄り道登山(登山で頂きメシ!コラボ企画)

標高314mの飯盛山は、生駒山系の北端に位置し、四條畷市と大東市にまたがっています。山頂までにはさまざまなルートがあり、今回は龍の伝説を辿るルートを選択しました。神聖な空気に身を包まれる権現の滝や、戦国武将・三好長慶公の居城であった飯盛城跡など、見どころが満載!山頂には、麓の四條畷神社で祀られている小楠公・楠木正行の銅像が立ち、南北朝時代や戦国時代の戦いの跡も残されている歴史ロマン溢れる山です。飯盛山へは、JR大阪駅から約20分でJR四条畷駅へ。そこから四條畷神社までは徒歩約15分で到着します。山頂までの距離は約5km。今回は福士誠治さんがチャレンジします!


◆今回のハイカー◆


福士 誠治(ふくし せいじ)

神奈川県川崎市出身。1983年6月3日生まれ。41歳。2001年テレビCMでデビューして、翌年にはドラマ『ロング・ラブレター~漂流教室~』でドラマデビュー。NHK大河ドラマ『青天を衝け』、映画・ドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ)など多数の話題作にも出演。 ロックバンドMISSIONのボーカルとしても活躍している。


寄り道旅の感覚で登山を楽しめる低山 / 所要時間 約3時間

目次

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JR四条畷駅 ~ 四條畷神社

駅から参道を歩いていくと、四條畷神社の長い階段が見えてきます。南北朝時代、南朝側の武将で大阪東部を治めていた楠木正行公は、父・楠木正成の遺志を引き継ぎ、総大将として北朝の足利軍と交戦しました。その戦いは四條畷の戦いと呼ばれ、楠木正行は敗れて自害してしまいます。四條畷神社はその楠木正行と家臣らを祀っており、現在は桜や楓など四季折々の自然も人気のひとつです。

飯盛山は願かけ登山としても有名で、授与所で願い札(初穂料500円)を頂き、そこに願い事を書き記し本殿に参拝します。その願い札を持って登山を行ない、山頂にある小楠公像前の願い札奉掲所に奉掲します。願い札は奉掲してしまうため、授与所では登山之証も頂けます。福士さんは「健康第一」と書き記し、「今年厄年なので、切に願って書かせて頂きました。これを今から届けに行きたいと思います!」と登山に向かいます。

四條畷神社 ~ 龍尾寺

大阪の街並みを見下ろしながら、一路、龍尾寺へ。少し登ると急な下り坂があり、住宅街の中を通り抜けると、龍尾寺が見えてきます。奈良・東大寺の大仏造立に奔走したことでも知られる飛鳥時代の高僧、行基(668年~749年)が建てたと伝えられる龍尾寺。行基は水不足で困っていた集落のために雨乞いをし、そこに若い龍が現れて雨を降らせたという龍伝説の人物としても有名です。雨が上がった後、龍はばらばらの姿となり、その尾があったのが龍尾寺だと言われています。寺宝「龍尾」は辰年の時のみ一般公開されます。(2024年の公開期間:11月17日(日)~12月15日(日))

③龍尾寺 → 権現の滝

龍尾寺から歩き出すと、その横にある権現川のせせらぎが聴こえてきます。四條畷市・大東市を流れる寝屋川の支流であり、かつては多くの水車が立ち並び、近隣の営みを支えていました。歩き続けているとトカゲや蛇に出くわし、福士さんは「龍ですね! 龍神がいる!」と大興奮。

空気が徐々に変わっていくのを感じながら、行基が雨乞いをしたと伝えられる権現の滝に辿り着きます。ここは龍伝説が生まれた場所でもあります。福士さんは滝の水に触れ、「気持ちが良かった! マイナスイオンが溢れるところでした!」と堪能します。高さ15mの滝で、八大龍王の姿を現すとも言われ、滝行や護摩行などの修行も行われています。

④権現の滝 → 山頂

急な坂道を登り、木々が生い茂る山道を進むと、近畿・四国を治めた三好長慶の居城跡「飯盛城跡」に辿り着きます。名残を感じる石垣が所々に見られ、中世の山城として続日本100名城にも選出されています。大阪平野を一望できる絶景を越えると、小楠公の銅像が立つ山頂に到着。その前にある願い札奉掲所に願い札を奉掲します。まるで龍を表した様な雲が空には浮かんでおり、福士さんは「龍に歓迎された感じがする…」と感激。自然と歴史が織りなす情緒豊かな飯盛山登山となりました。

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