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【埼玉・日和田山】世界一を目指せる!?初心者からプロまで楽しめる絶景低山(登山で頂きメシ!コラボ企画)

埼玉県日高市のシンボルとして親しまれる、標高302mの日和田山(ひわださん)。東京からは西武池袋線・池袋駅から最寄りの高麗駅まで約1時間のところにあり、ハイキングコースが整備されているため小学生の遠足や愛犬となど気軽に登ることができる低山です。緩やかな傾斜の女坂と岩場のある男坂など、体力に合わせてルートを選べるのも特徴。巾着の形をした平地には四季折々の花が咲き、世界で女性初のエベレスト登頂を成功させた、田部井淳子さんがクライミングのスキルを磨いた巨岩など、見どころもたくさん。そんな日和田山に、戸田れいさんが登頂します。


◆今回のハイカー◆


戸田 れい(とだ れい)

1987年2月9日生まれ、東京都出身。グラビアアイドル、女優として雑誌やテレビで活躍。一方で、都内のレストランでシェフ歴17年という異例のキャリアを持つ。


初心者も安心!体力に合わせてルートが選べて気軽に登れる山 / 所要時間 約2時間30分

目次

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①巾着田 → 登山口

最寄りの西武鉄道「高麗」駅から歩いて15分のところで、「巾着田」と書かれた大きな切り株を発見。巾着田とは、このあたりに広がる直径約500m・面積約22ヘクタールの平地のことで、高麗川の蛇行によってできた形状が巾着に似ていることから名付けられたそう。街のランドマークとなっていて、季節ごとに色とりどりの花が咲くことで知られています。

登山口までの道のりは春には桜並木となり、菜の花・コスモスなどが咲き、中でも秋の曼珠沙華群は必見です。毎年9月下旬頃には約500万本が咲き誇り、その時期は「巾着田曼珠沙華まつり」が行われ多くの人が観光で訪れます。

②登山口 → 男岩・女岩

登山口の近くには、1975年に、世界で女性初のエベレスト登頂を成功させた田部井淳子さんの記念碑がありました。田部井さんは、この日和田山で登山訓練を行っていたそう。エベレストを模した記念碑を前に、「私もここに登ったら、エベレストに登れる日がくるかもしれない!」と意気込む戸田さん。

金刀比羅神社の鳥居を潜って、幻想的な森林を進んで行くと女坂と男坂の分かれ道が。入り口の田部井さんの記念碑に背中を押され、思い切って男坂を進む戸田さん。最初はなだらかな道が続きましたが、あまりに険しい岩山が行く手をはばみ、男岩・女岩のあるルートへ一度迂回。けもの道を進んでいくと、目の前には大きな巨岩が。高さは男岩が約20〜25m、女岩が約15mもあり、修験道の修行に使われていたそうで、田部井さんもここでクライミングの練習に励んだといいます。

③男岩・女岩 → 見晴らしの丘

男岩・女岩から少し戻って、頂上へと向かうルートの途中には見晴らしの丘がありました。その名の通り、晴れていると周りに遮るものがなく日高市内が一望できる絶景ポイント。この日はあいにく曇っていて視界は真っ白。これもまた「幻想的!」と、天気も山登りの醍醐味としてしっかりと楽しむ戸田さん。ベンチもあるので、景色を眺めながらラストスパートに備えましょう!

④見晴らしの丘 → 頂上

男坂の名にふさわしい、ゴツゴツとした岩山や木の根が足元をすくう険しい道のりが続きます。しばらく登って行くと、入り口近くにあった金刀比羅神社の二の鳥居が見えてきました。この鳥居をくぐると頂上に到着です。

頂上は、関東平野が一望できる見晴らしの丘を超える絶景スポット。天気がいいと、先ほどの巾着田の由来にもなった巾着の形がはっきりと見えるほか、新宿の高層ビル群や東京スカイツリーも見ることができます。景色と頂きメシを楽しんだ戸田さんは、「田部井さんの軌跡も追うことができて、貴重な経験ができました!」と達成感に溢れた、清々しい表情を見せてくれました。

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