大粒で甘みの濃い丹波栗を贅沢に使用。京都・丹波の洋菓子店が作る渋皮栗のタルト(1台)とフィナンシェ(8個)
2025.10.11
大粒で甘みの強いことで知られる丹波栗。持統天皇が栽培を奨励したともいわれるほど、古くから大切に栽培されてきました。中でも、京丹波町の和知地区は盆地特有の1日の寒暖差が大きい気候風土と、肥沃な土壌が栗の栽培に適しています。その京丹波町で素材にこだわってお菓子を作る『bio sweets capocapo 菓歩菓歩』から、地元の生産者『丹波マロンファーム』の栗を使った焼き菓子「渋皮栗タルト」(15cm 1台)と「渋皮栗フィナンシェ」(8個)のセットをご紹介します。京都・丹波の秋を感じる味わいです。
【コレうまポイント】
【コレうまポイント①】大きくて栗の味が濃い! 『丹波マロンファーム』の栗

京丹波町の和知地区にある『丹波マロンファーム』は、明治時代から栗の栽培を行っています。栗園は京丹波の中でも西日がよく当たる適地で、現当主は代々受け継がれてきた手入れに加えて最先端の技術を取り入れた栽培を実施。9月中旬から10月上旬に収穫される栗は、水洗いのあと、専用の冷蔵庫で低温(0℃)貯蔵することで、虫喰いを防ぎます。この氷温熟成によって栗に含まれるデンプン質が糖に分解されて、ますます甘くなります。

『bio sweets capocapo 菓歩菓歩』では、8年ほど前から『丹波マロンファーム』の栗を使ったお菓子を作っています。丹波栗は大粒ですが、その中でも『丹波マロンファーム』が育てた栗は、栗らしい味わいが濃く、さらに農法や土づくりへのこだわりに感銘を受けたと店主は話します。
【コレうまポイント②】砂糖控えめで作る渋皮煮を贅沢に使用

『bio sweets capocapo 菓歩菓歩』で使っている栗の品種は、「銀寄(ぎんよせ)」と「筑波」の2種類。特に「銀寄」はとりわけ粒が大きく丹波栗ならではの濃厚な甘みが魅力です。今回の商品「渋皮栗タルト」と「渋皮栗フィナンシェ」は、この大きな栗を渋皮煮にしたものを使っています。
『bio sweets capocapo 菓歩菓歩』の渋皮煮は、栗らしい味わいを引き立てるため、洋酒などは加えず、保存食として成立するギリギリまで砂糖を控え、繰り返し漬け込むことで味を染み込ませています。あっさりと栗らしい味わいを残した渋皮煮そのもののファンも多いとか。

「渋皮栗タルト」は、この渋皮煮を主に半分にして1台あたり贅沢に150g以上使用。「渋皮栗フィナンシェ」はスライスした状態で2枚使っています。「渋皮栗フィナンシェ」は年中販売していますが、「渋皮栗タルト」は毎年材料の栗がなくなり次第終了してしまうお菓子です。今年収穫された栗でつくったものをお届けします。
【コレうまポイント③】材料を厳選した2つのお菓子が持つ異なる香ばしさ

『bio sweets capocapo 菓歩菓歩』は、2000年1月にオープンしたときから、地元丹波産の栗以外にも原材料にこだわったお菓子作りをしてきました。渋皮煮にも使う砂糖は、ミネラル分を感じる種子島産の粗製糖を使っています。

「渋皮栗タルト」で使う小麦は、九州産の小麦粉に、丸ごと挽いた全粒粉を加えています。全粒粉によってざっくりした食感の生地そのものにも香ばしさが漂います。タルト生地の上に濃厚なアーモンドクリームを敷き詰めて、大きな渋皮煮をたっぷりのせて焼き上げています。素朴さと深みのある味わいが楽しめるタルトです。
「渋皮栗フィナンシェ」は、北海道産のバターで作った焦がしバターと、アーモンドの粉、卵白やはちみつを贅沢に使った満足感のあるお菓子です。生地からは焦がしバターの香ばしさがしっかり感じられ、口に入れると、渋皮煮の香りもふわっと広がります。
大きくて甘みの強い「丹波マロンファーム」の栗と、素材にこだわってお菓子を作る『bio sweets capocapo 菓歩菓歩』が出会ってできた「渋皮栗タルト」と「渋皮栗フィナンシェ」。京都・丹波の秋を感じられるお菓子をぜひご自宅でお試しください。