九州・歴史的建造物ランキングRANKING
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1位
眼鏡橋
1634年(寛永11)に造られたといわれる「眼鏡橋」は国指定重要文化財。川面に映る姿はまるで「眼鏡」のよう。眼鏡橋に来たらぜひその「眼鏡具合」をチェックしよう。護岸にあるハートストーンもぜひ見つけたい。
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2位
青の洞門
奇岩が連なる絶景、耶馬渓のなかでも特に有名なスポット。名勝・競秀峰(きょうしゅうほう)の裾を貫いて、禅海和尚らがノミと鎚だけで掘り抜いたトンネルだ。今も車または徒歩で通ることができ、当時の労苦をしのぶ人が絶えない。
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3位
通潤橋
嘉永7年(1854)、水源に乏しい白糸台地に水を送るため、矢部の惣庄屋・布田保之助によって建設された大規模な石造のアーチ式水路橋で、国の重要文化財に指定されている。現在熊本地震の影響により、一部区画への立ち入りが禁止されている。また、放水が休止となっている。
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4位
西港明治館
1887年(明治20)に建てられた旧三角海運倉庫は、現在はレストラン「西港明治館」として利用されている。店内は広々としており、テラス席からは三角西港の海を眺めることができる。メニューは熊本県産黒毛和牛を使用した「三角バーガー」や「ホットドッグ」、「ローストビーフバーガー」、「カレー」、「カツカレー」などがあり、ケーキやドリンクも揃っている。だ。
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5位
筑後川昇開橋
福岡県大川市と佐賀市諸富町に架かる、筑後川昇開橋。2つの鉄塔に挟まれた中央部が、エレベーターのように上下に動く。撤去が検討されたこともあるが、地元住民の強い要望で残され観光スポットとして愛されている。
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6位
知覧武家屋敷庭園
「薩摩の小京都」と称される、折れ曲がった本馬場通りに沿って石垣と生垣が連なり、町全体がまるで箱庭のように美しい武家屋敷群である。広い地区内には七つの庭園があり、森重堅邸庭園のみ池泉式で、他はすべて、水がなく石や砂などで山水の風景を表す枯山水式。琉球や中国の庭園文化の影響も伺え、国の名勝に指定されている。
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7位
長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム
明治37年(1904)に竣工したこの建物は、明治-昭和初期の建築界の偉才、下田菊太郎が設計した現存する唯一の遺構だ。その当時、神戸以西唯一の外国銀行として外国為替やロンドン・上海・香港における外貨の売買を行っていた。併設する「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」では、中国革命の父・孫文とその革命を支えた長崎出身の実業家・梅屋庄吉の国境を越えた友情や、国際貿易港であった長崎の歴史などを紹介している。
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8位
長崎原爆遺跡(旧長崎医科大学門柱)
長崎大医学部キャンパス内にある史跡。長崎に投下された原爆によって全壊した旧長崎医科大学の門柱で、国指定史跡「長崎原爆遺跡」の一つ。爆心地から約600mに位置し、台座から9cmずれた門柱は爆風の圧力測定にも使われた。長崎医科大学では、爆風による建物の倒壊と火災により、教員、生徒など890名あまりが犠牲となった。
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9位
小泉八雲熊本旧居
「耳なし芳一」や「雪女」の作者として知られる小泉八雲ことラフカディオ・ハーン。小泉八雲熊本旧居は、八雲が第五高等中学校(現在の熊本大学)の英語教師として熊本に赴任した際、最初に住んだ屋敷である。「知られぬ日本の面影」はこの屋敷で執筆されたといわれている。
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10位
旧福岡県公会堂 貴賓館
九州で最も賑わいを見せる福岡市の中心部。そこには明治時代に建てられた貴重な洋館、貴賓館(旧福岡県公会堂)があり、一般公開されている。
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11位
旧唐津銀行(辰野金吾記念館)
唐津市本町の唐津街道沿いにある歴史的建造物。東京駅の設計で知られる辰野金吾の弟子である田中実によって設計され、明治45年(1912)に竣工。「辰野式」と呼ばれる、ヴィクトリア様式を日本化したデザインが特徴となっている。平成9年(1997)まで銀行として使われた後、市に寄贈。市の重要文化財に指定され、現在は一般公開されている。
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12位
旧門司三井倶楽部
大正10年(1921)に三井物産門司支店の社交倶楽部として建築された、ハーフティンバー様式(木骨様式)の建物である。木造の骨組みの間をレンガや漆喰などで埋めて壁を作る建築方法で、木造の骨組みが印象に残る外観だ。館内はアールデコ調のモダンなデザインで、大正ロマンの香りが漂う。また、アインシュタインが来日した際に宿泊したことでも有名であり、現在も「アインシュタイン・メモリアルルーム」として当時のままの姿で保存・公開されている。
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13位
旧高取邸
杵島炭鉱などの炭鉱主・高取伊好が自宅兼迎賓のために建てた邸宅で、約2300坪の広大な土地に、大きな2棟の建物がある。和風を基調としながらも洋間をあわせ持つ近代和風建築の建物で、大広間の能舞台と、京都四条派の絵師・水野香圃が描いた72枚の杉戸絵は必見。ガイドスタッフも常駐しているので、邸内をじっくり見学できる。平成10年(1998)に国の重要文化財に指定された。
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14位
柳川藩主立花邸 御花
「御花」の愛称で市民に親しまれてきた柳川のシンボル「柳川藩主立花邸 御花」。明治期に伯爵家となった立花家が築いた迎賓館の「西洋館」や国の名勝「松濤園」、その庭に面する約100畳の「大広間」は、戦後、料亭旅館として大切に受け継がれてきた。
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15位
知覧型二ツ家民家
二ツ家民家とは母屋である「オモテ」と「ナカエ」と呼ばれる炊事棟を敷地内に別々に建てた南九州独特の建築様式のこと。知覧では二つの屋根に小棟を挟み独特のL字型の家屋に発展したことから「知覧型二ツ家民家」と呼ばれ、民家建築史の面から貴重なものとされている。現存する知覧型二ツ家民家は伝建地区内に2棟、南九州市内に1棟の合計3棟。「知覧武家屋敷庭園」にある移築復元されたものは見学することができる。
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16位
福岡市赤煉瓦文化館
明治を代表する建築家・辰野金吾、片岡安工の設計により竣工された建物で、19世紀末の英国様式を取り入れたデザインだ。昭和44年(1969)に国の重要文化財に指定され、福岡市に譲渡。平成2年(1990)までは歴史資料館として活用され、平成6年(1994)に福岡市赤煉瓦文化館としてリニューアルオープンした。1階に総合図書館を母体とする「福岡市文学館」を開設し、文学に関する様々な情報収集、提供を行っている。
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17位
雲仙市国見神代小路歴史文化公園 鍋島邸
雲仙市国見町神代丙にある公園。国の重要文化財に指定されている「旧鍋島家住宅」を中心とした一帯を整備したもの。2月頃に開花するヒガンザクラの大木などがある庭園のほか、現在は邸内の見学も可能となっている。
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18位
多久聖廟
多久市に設けられた孔子廟。孔子は儒学の祖であり学問の神様とも言われ、それを祀る霊廟を孔子廟と言う。多久の4代領主・多久茂文が宝永5年(1708)に領民に「敬」の心を培わせるために建てたもの。現存する聖廟としては栃木の足利学校、岡山の閑谷学校に次ぐ古い建物で、国の重要文化財に指定されている。春と秋に行われる「聖廟釈菜(せいびょうせきさい)」では、終了後に廟内の一般拝観ができる。
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19位
小菅修船場跡
長崎市小菅町の国道499号線沿いにある歴史的建造物。ユネスコの世界遺産に登録されている「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つ。蒸気船の補修を目的とし、小松帯刀、五代友厚、グラバーらにより建設計画が進められ、明治元年(1869)に完成した。蒸気機関による曳き揚げ装置を備えた日本で最初の「スリップドッグ」として知られる。船を引き上げるレール上の台がそろばんに見えたことから「ソロバンドッグ」と呼び親しまれた。曳揚げ小屋は本格的な煉瓦造の建物としては日本最古。
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20位
夏目漱石大江旧居
熊本市中央区水前寺公園、熊本洋学校教師館の隣にある作家・夏目漱石の旧居。漱石が熊本で住んだ3番目の家で、旧大江村から現在の場所に移築されたもの。「草枕」で描かれた旅の出発地になったともいわれている。
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21位
旧JR九州本社ビル
JR門司港駅の目の前にある歴史的建造物。三井物産の三代目門司支店として昭和12年(1937)に建設された鉄筋コンクリート6階建てのビルで、当時は九州一の高層建築として名を馳せた。現在は北九州市によって管理・保持されている。
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22位
旧大阪商船
オレンジ色のタイルと白い石の帯、八角形の尖塔が印象的な洋館であり、大正6年(1917)に建てられた大阪商船門司支店を修復したものだ。1階は北九州市出身の漫画家・わたせせいぞうのギャラリーと、門司港を中心とする地域作家の作品を展示、販売。2階は貸しホールとなっている。
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23位
旧鹿児島紡績所技師館(異人館)
1867年(慶応3)に建造された日本最初期の洋館で、世界遺産にも登録されている。日本初の洋式紡績工場の技術指導を行ったイギリス人技師たちの宿舎で、瓦葺きとコロニアル様式など和洋折衷の建築様式が特徴的だ。
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24位
古市家住宅
中種子町の南部に位置する本村集落の建築物。建物に残されていた棟札から、弘化3年(1846)に建てられたものと判明している。家を建てた古市源助氏は当時庄屋や横目といった重要な役職を努めていた郷士。座敷部と土間部からなる中規模な住宅は種子島に現存する最古の類に属する。周囲を取り巻く環境も良好であり、住宅とともに歴史的風致を形成している様子が貴重であることから平成6年(1994)に国の重要文化財に指定された。
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25位
堀川用水・朝倉揚水車
西鉄天神大牟田線の「朝倉街道」駅からバスで約1時間、「菱野」で下車し、静かな住宅街を歩くと、江戸時代に整備された堀川用水と、現在でも稲作時季に活躍する「菱野の三連水車」が見える。さらに歩くと「三島の二連水車」、「久重の二連水車」があり、約450mの間に7基の水車が筑後川から農業用水を運んでいる。
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26位
旧伊藤伝右衛門邸
かつて石炭の産地として有名だった福岡県筑豊地区で「炭鉱王」と呼ばれた伊藤伝右衛門の邸宅。邸宅は一般開放されており、歌人でもある妻・柳原白蓮のために増改築した豪華でありながら洗練された数々の部屋は一見の価値がある。
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27位
田中一村終焉の家
50歳の時に南の島々の自然に魅了され、奄美に移住してきた日本画家、田中一村の終の棲家。長年住んだ借家からこの地に移り住んだ一村はここを御殿のようだと言って喜び、新たな創作意欲を燃やしたといわれている。奄美の自然に魅せられた作品は亜熱帯の植物や魚を精密な写生と大胆な構成で描きあげたものばかり。昭和52年(1977)、69歳で人知れず息を引き取るまで奄美を描き続けた。現在も命日には地元有志による一村忌が行われている。
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28位
旧木下家住宅(堺屋)
八女市本町にある歴史的建造物。「堺屋」の屋号で酒造業を代々営んでいた木下家の屋敷で、現在は市に寄贈され一般公開されている。明治41年(1908)に建築された貴賓客用の離れ座敷をはじめ、複数の建物が市の文化財に指定されている。
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29位
祇園橋
指定名称は「祇園橋 附石造記念碑」。祇園神社の前にあることから「祇園橋」と呼ばれている。橋は柱状の石を組み合わせた素朴な作りで、水切りのため橋脚が三角形の流線型になっている。全国的にも珍しい多脚式が特徴だ。長さ28.6m、幅約3.3mの桁橋は、現存する石造りの桁橋としては国内最大級の大きさを誇る。天草島原の乱において最大の激戦地であったと伝わる場所としても有名。橋を構成している石材の落下が確認されたため、現在は通行止めとなっている。
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30位
森鴎外旧居
北九州市小倉北区にある歴史的建造物で、明治の文豪・森鴎外が旧陸軍第12師団軍医部長として小倉に赴任した際に、約3年間住んでいた家。六間からなる日本家屋で、現在は通り土間が年譜などの資料閲覧スペースになっている。鴎外の小説の「鶏」にはこの居住地の様子が描かれている。
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8位
長崎原爆遺跡(旧長崎医科大学門柱)
長崎大医学部キャンパス内にある史跡。長崎に投下された原爆によって全壊した旧長崎医科大学の門柱で、国指定史跡「長崎原爆遺跡」の一つ。爆心地から約600mに位置し、台座から9cmずれた門柱は爆風の圧力測定にも使われた。長崎医科大学では、爆風による建物の倒壊と火災により、教員、生徒など890名あまりが犠牲となった。
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9位
小泉八雲熊本旧居
「耳なし芳一」や「雪女」の作者として知られる小泉八雲ことラフカディオ・ハーン。小泉八雲熊本旧居は、八雲が第五高等中学校(現在の熊本大学)の英語教師として熊本に赴任した際、最初に住んだ屋敷である。「知られぬ日本の面影」はこの屋敷で執筆されたといわれている。
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10位
旧福岡県公会堂 貴賓館
九州で最も賑わいを見せる福岡市の中心部。そこには明治時代に建てられた貴重な洋館、貴賓館(旧福岡県公会堂)があり、一般公開されている。
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11位
旧唐津銀行(辰野金吾記念館)
唐津市本町の唐津街道沿いにある歴史的建造物。東京駅の設計で知られる辰野金吾の弟子である田中実によって設計され、明治45年(1912)に竣工。「辰野式」と呼ばれる、ヴィクトリア様式を日本化したデザインが特徴となっている。平成9年(1997)まで銀行として使われた後、市に寄贈。市の重要文化財に指定され、現在は一般公開されている。
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12位
旧門司三井倶楽部
大正10年(1921)に三井物産門司支店の社交倶楽部として建築された、ハーフティンバー様式(木骨様式)の建物である。木造の骨組みの間をレンガや漆喰などで埋めて壁を作る建築方法で、木造の骨組みが印象に残る外観だ。館内はアールデコ調のモダンなデザインで、大正ロマンの香りが漂う。また、アインシュタインが来日した際に宿泊したことでも有名であり、現在も「アインシュタイン・メモリアルルーム」として当時のままの姿で保存・公開されている。
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13位
旧高取邸
杵島炭鉱などの炭鉱主・高取伊好が自宅兼迎賓のために建てた邸宅で、約2300坪の広大な土地に、大きな2棟の建物がある。和風を基調としながらも洋間をあわせ持つ近代和風建築の建物で、大広間の能舞台と、京都四条派の絵師・水野香圃が描いた72枚の杉戸絵は必見。ガイドスタッフも常駐しているので、邸内をじっくり見学できる。平成10年(1998)に国の重要文化財に指定された。
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14位
柳川藩主立花邸 御花
「御花」の愛称で市民に親しまれてきた柳川のシンボル「柳川藩主立花邸 御花」。明治期に伯爵家となった立花家が築いた迎賓館の「西洋館」や国の名勝「松濤園」、その庭に面する約100畳の「大広間」は、戦後、料亭旅館として大切に受け継がれてきた。
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15位
知覧型二ツ家民家
二ツ家民家とは母屋である「オモテ」と「ナカエ」と呼ばれる炊事棟を敷地内に別々に建てた南九州独特の建築様式のこと。知覧では二つの屋根に小棟を挟み独特のL字型の家屋に発展したことから「知覧型二ツ家民家」と呼ばれ、民家建築史の面から貴重なものとされている。現存する知覧型二ツ家民家は伝建地区内に2棟、南九州市内に1棟の合計3棟。「知覧武家屋敷庭園」にある移築復元されたものは見学することができる。
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16位
福岡市赤煉瓦文化館
明治を代表する建築家・辰野金吾、片岡安工の設計により竣工された建物で、19世紀末の英国様式を取り入れたデザインだ。昭和44年(1969)に国の重要文化財に指定され、福岡市に譲渡。平成2年(1990)までは歴史資料館として活用され、平成6年(1994)に福岡市赤煉瓦文化館としてリニューアルオープンした。1階に総合図書館を母体とする「福岡市文学館」を開設し、文学に関する様々な情報収集、提供を行っている。
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17位
雲仙市国見神代小路歴史文化公園 鍋島邸
雲仙市国見町神代丙にある公園。国の重要文化財に指定されている「旧鍋島家住宅」を中心とした一帯を整備したもの。2月頃に開花するヒガンザクラの大木などがある庭園のほか、現在は邸内の見学も可能となっている。
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18位
多久聖廟
多久市に設けられた孔子廟。孔子は儒学の祖であり学問の神様とも言われ、それを祀る霊廟を孔子廟と言う。多久の4代領主・多久茂文が宝永5年(1708)に領民に「敬」の心を培わせるために建てたもの。現存する聖廟としては栃木の足利学校、岡山の閑谷学校に次ぐ古い建物で、国の重要文化財に指定されている。春と秋に行われる「聖廟釈菜(せいびょうせきさい)」では、終了後に廟内の一般拝観ができる。
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19位
小菅修船場跡
長崎市小菅町の国道499号線沿いにある歴史的建造物。ユネスコの世界遺産に登録されている「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つ。蒸気船の補修を目的とし、小松帯刀、五代友厚、グラバーらにより建設計画が進められ、明治元年(1869)に完成した。蒸気機関による曳き揚げ装置を備えた日本で最初の「スリップドッグ」として知られる。船を引き上げるレール上の台がそろばんに見えたことから「ソロバンドッグ」と呼び親しまれた。曳揚げ小屋は本格的な煉瓦造の建物としては日本最古。
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20位
夏目漱石大江旧居
熊本市中央区水前寺公園、熊本洋学校教師館の隣にある作家・夏目漱石の旧居。漱石が熊本で住んだ3番目の家で、旧大江村から現在の場所に移築されたもの。「草枕」で描かれた旅の出発地になったともいわれている。
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21位
旧JR九州本社ビル
JR門司港駅の目の前にある歴史的建造物。三井物産の三代目門司支店として昭和12年(1937)に建設された鉄筋コンクリート6階建てのビルで、当時は九州一の高層建築として名を馳せた。現在は北九州市によって管理・保持されている。
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22位
旧大阪商船
オレンジ色のタイルと白い石の帯、八角形の尖塔が印象的な洋館であり、大正6年(1917)に建てられた大阪商船門司支店を修復したものだ。1階は北九州市出身の漫画家・わたせせいぞうのギャラリーと、門司港を中心とする地域作家の作品を展示、販売。2階は貸しホールとなっている。
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23位
旧鹿児島紡績所技師館(異人館)
1867年(慶応3)に建造された日本最初期の洋館で、世界遺産にも登録されている。日本初の洋式紡績工場の技術指導を行ったイギリス人技師たちの宿舎で、瓦葺きとコロニアル様式など和洋折衷の建築様式が特徴的だ。
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24位
古市家住宅
中種子町の南部に位置する本村集落の建築物。建物に残されていた棟札から、弘化3年(1846)に建てられたものと判明している。家を建てた古市源助氏は当時庄屋や横目といった重要な役職を努めていた郷士。座敷部と土間部からなる中規模な住宅は種子島に現存する最古の類に属する。周囲を取り巻く環境も良好であり、住宅とともに歴史的風致を形成している様子が貴重であることから平成6年(1994)に国の重要文化財に指定された。
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25位
堀川用水・朝倉揚水車
西鉄天神大牟田線の「朝倉街道」駅からバスで約1時間、「菱野」で下車し、静かな住宅街を歩くと、江戸時代に整備された堀川用水と、現在でも稲作時季に活躍する「菱野の三連水車」が見える。さらに歩くと「三島の二連水車」、「久重の二連水車」があり、約450mの間に7基の水車が筑後川から農業用水を運んでいる。
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26位
旧伊藤伝右衛門邸
かつて石炭の産地として有名だった福岡県筑豊地区で「炭鉱王」と呼ばれた伊藤伝右衛門の邸宅。邸宅は一般開放されており、歌人でもある妻・柳原白蓮のために増改築した豪華でありながら洗練された数々の部屋は一見の価値がある。
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27位
田中一村終焉の家
50歳の時に南の島々の自然に魅了され、奄美に移住してきた日本画家、田中一村の終の棲家。長年住んだ借家からこの地に移り住んだ一村はここを御殿のようだと言って喜び、新たな創作意欲を燃やしたといわれている。奄美の自然に魅せられた作品は亜熱帯の植物や魚を精密な写生と大胆な構成で描きあげたものばかり。昭和52年(1977)、69歳で人知れず息を引き取るまで奄美を描き続けた。現在も命日には地元有志による一村忌が行われている。
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28位
旧木下家住宅(堺屋)
八女市本町にある歴史的建造物。「堺屋」の屋号で酒造業を代々営んでいた木下家の屋敷で、現在は市に寄贈され一般公開されている。明治41年(1908)に建築された貴賓客用の離れ座敷をはじめ、複数の建物が市の文化財に指定されている。
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29位
祇園橋
指定名称は「祇園橋 附石造記念碑」。祇園神社の前にあることから「祇園橋」と呼ばれている。橋は柱状の石を組み合わせた素朴な作りで、水切りのため橋脚が三角形の流線型になっている。全国的にも珍しい多脚式が特徴だ。長さ28.6m、幅約3.3mの桁橋は、現存する石造りの桁橋としては国内最大級の大きさを誇る。天草島原の乱において最大の激戦地であったと伝わる場所としても有名。橋を構成している石材の落下が確認されたため、現在は通行止めとなっている。
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30位
森鴎外旧居
北九州市小倉北区にある歴史的建造物で、明治の文豪・森鴎外が旧陸軍第12師団軍医部長として小倉に赴任した際に、約3年間住んでいた家。六間からなる日本家屋で、現在は通り土間が年譜などの資料閲覧スペースになっている。鴎外の小説の「鶏」にはこの居住地の様子が描かれている。
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