四国・寺院ランキングRANKING
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1位
立江寺
「子安の地蔵尊(じぞうそん)」や「立江の地蔵さん」と親しみを込めて呼ばれる「立江寺」。高野山真言宗の別格本山であり、阿波の関所として知られる。白鷺の伝説が息づく、霊験あらたかな寺院を参拝しよう。
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2位
三角寺
四国中央市金田町にある高野山真言宗の寺で、四国八十八箇所霊場の第65番札所。天平年間(729-749)に行基が開基したと言われている。本尊は、弘法大師が訪れた際に彫ったとされる十一面観世音像。大師は不動明王像も彫り、三角形の護摩壇を築き「降伏護摩の秘法」を施したと言われている。十一面観世音像は開運厄除けや子授け・安産にご利益があるとされ、「子宝杓子」を授かるために参拝する夫婦も多い。境内は山桜の名所としても知られている。
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3位
大窪寺
四国八十八ヶ所霊場の第88番札所、結願(けちがん)の寺として信仰を集める寺。多くのお遍路さんが目指す聖地であり、そして豊かな自然が織りなす四季折々の景観もまた、訪れる人の心を癒やしてくれる。
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4位
八栗寺
境内には高松藩松平家の葵の紋のある本堂をはじめ、日本最古といわれる歓喜天を祀る聖天堂、空海を祀る大師堂、天狗の中将坊を祀る中将坊堂など多くの神仏を祀るお堂があり見どころ満載。高松の市街地を一望できる展望台からの眺望も必見だ。
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5位
横峰寺
真言宗御室派の寺で、四国八十八箇所霊場の第60番札所。山岳信仰の霊地として有名な「石鎚山」北側の中腹に位置し、車が通行できる林道の完成までは「遍路ころがし」の最難所として知られていた。白雉2年(651)に役小角が開基。後に弘法大師が訪れて星供養の秘法を修し、堂宇を整備した。本堂の本尊・大日如来坐像と金銅蔵王権現御正体像は県指定重要文化財。5月上旬頃からは、本堂横の斜面一面にシャクナゲが咲き乱れる。※林道は冬期不通。大型バス通行不可。
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6位
雪蹊寺
高知市長浜にある臨済宗妙心寺派の寺で、四国八十八箇所霊場の第33番札所。弘仁6年(815)に弘法大師が真言宗の寺「高福寺」として創建し、土佐の戦国大名・長宗我部元親により臨済宗の寺に改められた。その後、長宗我部家の菩提寺「雪蹊寺」となる。寺内には、鎌倉時代の仏師・運慶作の本尊・薬師如来像と両脇侍像や湛慶作の毘沙門天三尊像などが安置されており、国の重要文化財に指定されている。
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7位
前神寺
西条市州之内にある真言宗石づち派総本山の寺で、四国八十八箇所霊場の第64番札所。日本七霊山のひとつとされる国定公園「石鎚山」の麓に位置している。役小角により開基され、桓武天皇(在位781-806)が勅願寺として七堂伽藍を建立。天皇家や江戸時代の藩主との縁が深く、現在も多くの信徒を抱えている。石鎚山の山頂付近には奥の院「奥前神寺」があり、7月に白装束の信徒が山を登る「お山開き」が行われる。
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8位
明石寺
西予市宇和町にある天台寺門宗の寺で、四国八十八箇所霊場の第43番札所。唐からの渡来仏である千手観音菩薩像を祀るため、6世紀ごろに欽明天皇の勅願で建立された伽藍が起源と言われている。その後は修験道の中心道場となったが荒廃し、弘法大師が再興。源頼朝ゆかりの寺としても知られている。境内には、弘法大師ゆかりの「弘法井戸」や慈悲深い表情の「しあわせ観音像」など見どころが多数。
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9位
太山寺
松山市太山寺町にある真言宗智山派の寺で、四国八十八箇所霊場の第52番札所。用明2年(586)に真野長者が一夜にして御堂を建立し、開基したと伝えられている。現在の本堂は嘉元3年(1305)築の3代目。真言密教では最大級の規模を誇り、国宝に指定されている。行基により安置された本尊を含め、7体の十一面観音像はいずれも国の重要文化財。学業成就にご利益があるという聖徳太子堂には、「しゃもじ」を奉納する慣わしがある。
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10位
鶴林寺
勝浦郡勝浦町にある高野山真言宗の寺で、四国八十八箇所霊場の第20番札所。遠くに和歌山や淡路の山々と太平洋を望む標高の高い山の上にあり、表参道は「遍路ころがし」と呼ばれた急傾斜の難所である。寺は、延暦17年(798)に弘法大師が開創。弘法大師が山中で2羽の白鶴が守る黄金の地蔵菩薩を見つけ、それを自作の地蔵菩薩像の胎内に収めて本尊としたと言われている。
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11位
小松尾山 不動光院 大興寺
三豊市山本町の真言宗善通寺派の寺、四国八十八箇所霊場の第67番札所。天平14年(742)に東大寺の末寺として創建され、その後弘法大師が再興したと伝えられている。最澄の影響で天台宗となった歴史があり、境内には真言宗の弘法大師堂と天台宗の天台大師堂が共存。仏師・運慶の作と伝わる金剛力士像は、四国霊場の中で最大級とされる。病気平癒・安産・良縁などにご利益がある「七日燈明」、弘法大師が手植えしたというカヤとクスノキの巨木も必見。
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12位
熊野山八坂寺
松山市にある真言宗醍醐派の寺で、四国八十八箇所霊場の第47番札所。開基は修験道の祖・役小角といわれ、大宝元年(701)に文武天皇の勅願により堂宇が建立されたと伝えられている。弘仁6年(815)に弘法大師が再興した後は修験道の道場として栄え、兵火で焼失するまで隆盛を極めた。地下室に並ぶ「万体阿弥陀仏」や山門の天井絵、閻魔堂の「地獄の途・極楽の途」、石段の「九難を去る救いの手」など、境内には見どころが多い。毎年4月29日の「火渡り修行」が有名。
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13位
平等寺
四国八十八ヶ所霊場・第22番札所にあたる「平等寺」。「人々のこころとからだの病を平等に癒やし去る」という誓いにより、814年(弘仁5)に空海が建立した寺院といわれる。県南方面を旅行する際は立ち寄ってみよう。
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14位
作礼山 千光院 仙遊寺
愛媛県今治市玉川町の「作礼山」山頂付近にある高野山真言宗の寺で、四国八十八箇所霊場の第58番札所。境内からの眺望が良く、今治市街を眼下に見渡すことができる。天智天皇(在位668-671)の勅願により創建。本尊の千手観音菩薩像は海の竜女が彫造したものと言われている。40年も七堂伽藍を整備していた阿坊仙人という僧が突如姿を消した伝説も残る。境内には、弘法大師が諸病を救った「お加持水」や明治の高僧・宥蓮上人を供養する五輪塔などがある。天然温泉が湧く宿坊は観光客も宿泊可能。
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15位
本山寺
三豊市豊中町にある高野山真言宗の寺で、四国八十八箇所霊場の第70番札所。平城天皇の勅願により大同2年(807)に弘法大師が創建した。その際、本堂はわずか一夜ほどで建立されたという伝説が残る。本尊は、大師が彫造したとされる馬頭観世音菩薩像。現在の本堂は正安2年(1300)に再建された一重寄棟造り・本瓦葺きの建物で、国宝に指定されている。境内には五重塔や鎮守堂、大師堂などが立ち並び、見どころが多数。毎年7月の土用の丑の日に行われる「きゅうり加持」が有名である。
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16位
府頭山栄福寺
今治市玉川町にある高野山真言宗の寺で、四国八十八箇所霊場の第57番札所。弘法大師が海難事故防止のため、弘仁年間(810-824)に創建した寺と言われている。明治の神仏分離令までは神仏習合の寺であり、現在も裏手の府頭山頂には「伊予の石清水八幡宮」が鎮座。寺内には、願いを叶えてくれる「お願い地蔵」や足の悪い少年が犬に引かせて巡礼した箱車などがある。
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17位
赤亀山延光寺
宿毛市平田町にある真言宗智山派の寺で、四国八十八箇所霊場の第39番札所。山号の「赤亀山」は、延喜11年(911)頃に赤い亀が竜宮から銅の梵鐘を背負って来たという伝説に由来する。梵鐘には「延喜十一年」の銘があり、国の重要文化財。寺の創建は古く、神亀元年(724)に行基が本尊の薬師如来像を彫り、12坊を建立したと伝えられている。境内には、大赤亀の石像や眼病にご利益があるとされる弘法大師ゆかりの湧水「眼洗い井戸」などがある。
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18位
藤井寺
吉野川市鴨島町にある臨済宗妙心寺派の寺で、四国八十八箇所霊場の第11番札所。弘仁6年(815)、42歳の厄年であった弘法大師が自身と衆生の厄を祓うため、薬師如来像を彫り堂宇を建てたと言われている。大師が境内に手植えしたという5色の藤は寺名の由来となり、毎年4月下旬ごろに開花。本尊は国の重要文化財に指定されており、地元では「厄除け薬師」として親しまれている。本堂の天井に描かれた迫力満点の雲龍画は必見。第12番札所「焼山寺」までは「遍路ころがし」と呼ばれた険しい山道が続いている。
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19位
第16番札所 光耀山 千手院 観音寺
徳島市国府町にある高野山真言宗の寺院で、四国八十八箇所霊場の第16番札所。天平13年(741)に聖武天皇の勅願道場として創建され、後に弘法大師が本尊・千手観音像と両脇侍像を刻んで現在の寺名としたと伝えられている。霊験伝説の数は四国霊場の中でも有数。境内には、ご利益を得た人々の松葉杖などが奉納されている。堂々とした和様重層の鐘楼門や子供の夜泣きや病気平癒にご利益のある「夜泣き地蔵」、姑を虐めた報いとして炎に包まれた女性が描かれた絵なども見どころである。
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20位
七宝山 神恵院 観音寺
琴弾公園内にある琴弾山の中腹に鎮座する、四国八十八ヵ所霊場第69番札所の寺。第68番札所の神恵院も同じ場所にあり、2つの札所が同じ境内に存在する、全国的にも珍しい札所となっている。
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21位
稲荷山護国院龍光寺
宇和島市三間町にある真言宗御室派の寺で、四国八十八箇所霊場の第41番札所。大同2年(807)にこの地で五穀大明神(稲荷大明神)の化身と出会った弘法大師がその姿を像に刻み、十一面観世音菩薩像と両脇侍像とともに安置して四国の総鎮守とした。商売繁昌や開運出世のご利益があると言われ、参拝客が絶えない。山門は鳥居であり、狛犬が出迎え、狐と地蔵の石像が並ぶなど、境内では神仏習合の面影を見ることができる。毎年3月の第1日曜には「お稲荷さんの大祭」が行われる。
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22位
摩尼山宝蔵院国分寺
南国市国分にある真言宗智山派の寺で、四国八十八箇所霊場の第29番札所。境内全域が国の史跡に指定されている。聖武天皇が全国68ヶ所に建立した国分寺のひとつであり、天平13年(741)に行基が自作した千手観世音菩薩像を本尊として開創。後に弘法大師が真言宗の寺として中興した。外観は天平様式、内部に室町時代の特色が見られる本堂と梵鐘、木造薬師如来像は、国の重要文化財。杉苔が美しい庭園も必見である。
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23位
焼山寺
四国八十八ヶ所霊場で2番目に高い山岳札所であり、古来より「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」といわれる第十二番札所、焼山寺(しょうざんじ)。「遍路(へんろ)ころがし」と呼ばれる難所として知られ、その荘厳な雰囲気には足を運ぶだけの価値がある。
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24位
雲辺寺
三好市池田町の「雲辺寺山」山頂付近にある真言宗御室派の寺で、四国八十八箇所霊場の第66番札所。四国八十八箇所霊場の中で最も標高が高い。延暦8年(789)に16歳の弘法大師がこの地を訪れ、堂宇を建立。その後、嵯峨天皇の勅命を受けて弘仁9年(818)に本尊の千手観世音菩薩像を刻み、七仏供養を行ったと言われている。境内には本尊や毘沙門天立像など国の重要文化財を所蔵しているほか、五百羅漢像、願いを叶える「おたのみなす」など見どころが多数。秋は紅葉の名所として知られ、麓からはロープウェイが運行している。
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25位
母養山 宝樹院 恩山寺
四国八十八箇所霊場・第18番札所にあたる「恩山寺」。小松島市(こまつしまし)の小高い山の中腹にあり、聖武天皇(しょうむてんのう)の勅願により行基(ぎょうき)が開基したと伝えられている。
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26位
菅生山 大覚院 大寶寺
上浮穴郡久万高原町にある真言宗豊山派の寺で、四国八十八箇所霊場のちょうど半分にあたる第44番札所。前札所の明石寺から難所が続く「遍路ころがし」の霊場として有名である。大和朝廷の頃に百済の僧が十一面観世音菩薩像を安置し、大宝元年(701)に文武天皇が寺院を建立したと伝えられている。境内の見どころは、脳や頭の病気にご利益があるという「陵権現」や町指定文化財の金剛力士像など。秋は紅葉の名所として知られ、多くの参拝者が訪れる。
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27位
総本山 善通寺
弘法大師として知られる空海の生誕の地として有名な、四国霊場第75番札所の寺。空海が生まれた佐伯家の邸宅跡に建てられた御影堂をはじめ、大小さまざまのお堂が立ち並ぶ境内は見どころ満載だ。
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28位
岩屋寺
上浮穴郡久万高原町にある真言宗豊山派の寺で、四国八十八箇所の第45番札所。巨岩に埋め込むように建てられた堂宇が特徴の山岳霊場である。弘仁6年(815)、山中で出会った女仙人から山を献上された弘法大師が不動明王の木像と石像を彫り、木像を本堂に本尊として安置。石像は秘仏として岩窟に祀り、全山を本尊としたと伝えられている。寺域は国の名勝であり、大正9年(1920)に再建された大師堂は国の重要文化財に指定されている。弘法大師が修行した「逼割禅定」も見どころのひとつ。
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29位
須賀山圓明寺
松山市和気町にある真言宗智山派の寺で、四国八十八箇所霊場の第53番札所。天平勝宝元年(749)に行基が本尊の阿弥陀如来像と両脇侍像を刻んで開基した寺と言われ、後に弘法大師が再興した。寺宝は、アメリカ人のスタール博士が四国遍路の途中で発見した四国霊場最古の銅板納札。大師堂の左にある「キリシタン石塔」や、本堂の右上の鴨居にある左甚五郎作の龍の彫り物も必見である。
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30位
岩本寺
真言宗智山派の寺で、四国八十八ヶ所霊場の第37番札所。天平年間(729-749)に行基が開創した寺が起源といわれ、弘法大師の七不思議伝説が残る場所としても知られている。本尊は、不動明王像・観音菩薩像・阿弥陀如来像・薬師如来像・地蔵菩薩像の5仏。境内で最も古い「大師堂」や昭和53年(1978)築の本堂に飾られた575枚の天井絵は必見である。
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8位
明石寺
西予市宇和町にある天台寺門宗の寺で、四国八十八箇所霊場の第43番札所。唐からの渡来仏である千手観音菩薩像を祀るため、6世紀ごろに欽明天皇の勅願で建立された伽藍が起源と言われている。その後は修験道の中心道場となったが荒廃し、弘法大師が再興。源頼朝ゆかりの寺としても知られている。境内には、弘法大師ゆかりの「弘法井戸」や慈悲深い表情の「しあわせ観音像」など見どころが多数。
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9位
太山寺
松山市太山寺町にある真言宗智山派の寺で、四国八十八箇所霊場の第52番札所。用明2年(586)に真野長者が一夜にして御堂を建立し、開基したと伝えられている。現在の本堂は嘉元3年(1305)築の3代目。真言密教では最大級の規模を誇り、国宝に指定されている。行基により安置された本尊を含め、7体の十一面観音像はいずれも国の重要文化財。学業成就にご利益があるという聖徳太子堂には、「しゃもじ」を奉納する慣わしがある。
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10位
鶴林寺
勝浦郡勝浦町にある高野山真言宗の寺で、四国八十八箇所霊場の第20番札所。遠くに和歌山や淡路の山々と太平洋を望む標高の高い山の上にあり、表参道は「遍路ころがし」と呼ばれた急傾斜の難所である。寺は、延暦17年(798)に弘法大師が開創。弘法大師が山中で2羽の白鶴が守る黄金の地蔵菩薩を見つけ、それを自作の地蔵菩薩像の胎内に収めて本尊としたと言われている。
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11位
小松尾山 不動光院 大興寺
三豊市山本町の真言宗善通寺派の寺、四国八十八箇所霊場の第67番札所。天平14年(742)に東大寺の末寺として創建され、その後弘法大師が再興したと伝えられている。最澄の影響で天台宗となった歴史があり、境内には真言宗の弘法大師堂と天台宗の天台大師堂が共存。仏師・運慶の作と伝わる金剛力士像は、四国霊場の中で最大級とされる。病気平癒・安産・良縁などにご利益がある「七日燈明」、弘法大師が手植えしたというカヤとクスノキの巨木も必見。
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12位
熊野山八坂寺
松山市にある真言宗醍醐派の寺で、四国八十八箇所霊場の第47番札所。開基は修験道の祖・役小角といわれ、大宝元年(701)に文武天皇の勅願により堂宇が建立されたと伝えられている。弘仁6年(815)に弘法大師が再興した後は修験道の道場として栄え、兵火で焼失するまで隆盛を極めた。地下室に並ぶ「万体阿弥陀仏」や山門の天井絵、閻魔堂の「地獄の途・極楽の途」、石段の「九難を去る救いの手」など、境内には見どころが多い。毎年4月29日の「火渡り修行」が有名。
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13位
平等寺
四国八十八ヶ所霊場・第22番札所にあたる「平等寺」。「人々のこころとからだの病を平等に癒やし去る」という誓いにより、814年(弘仁5)に空海が建立した寺院といわれる。県南方面を旅行する際は立ち寄ってみよう。
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14位
作礼山 千光院 仙遊寺
愛媛県今治市玉川町の「作礼山」山頂付近にある高野山真言宗の寺で、四国八十八箇所霊場の第58番札所。境内からの眺望が良く、今治市街を眼下に見渡すことができる。天智天皇(在位668-671)の勅願により創建。本尊の千手観音菩薩像は海の竜女が彫造したものと言われている。40年も七堂伽藍を整備していた阿坊仙人という僧が突如姿を消した伝説も残る。境内には、弘法大師が諸病を救った「お加持水」や明治の高僧・宥蓮上人を供養する五輪塔などがある。天然温泉が湧く宿坊は観光客も宿泊可能。
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15位
本山寺
三豊市豊中町にある高野山真言宗の寺で、四国八十八箇所霊場の第70番札所。平城天皇の勅願により大同2年(807)に弘法大師が創建した。その際、本堂はわずか一夜ほどで建立されたという伝説が残る。本尊は、大師が彫造したとされる馬頭観世音菩薩像。現在の本堂は正安2年(1300)に再建された一重寄棟造り・本瓦葺きの建物で、国宝に指定されている。境内には五重塔や鎮守堂、大師堂などが立ち並び、見どころが多数。毎年7月の土用の丑の日に行われる「きゅうり加持」が有名である。
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16位
府頭山栄福寺
今治市玉川町にある高野山真言宗の寺で、四国八十八箇所霊場の第57番札所。弘法大師が海難事故防止のため、弘仁年間(810-824)に創建した寺と言われている。明治の神仏分離令までは神仏習合の寺であり、現在も裏手の府頭山頂には「伊予の石清水八幡宮」が鎮座。寺内には、願いを叶えてくれる「お願い地蔵」や足の悪い少年が犬に引かせて巡礼した箱車などがある。
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17位
赤亀山延光寺
宿毛市平田町にある真言宗智山派の寺で、四国八十八箇所霊場の第39番札所。山号の「赤亀山」は、延喜11年(911)頃に赤い亀が竜宮から銅の梵鐘を背負って来たという伝説に由来する。梵鐘には「延喜十一年」の銘があり、国の重要文化財。寺の創建は古く、神亀元年(724)に行基が本尊の薬師如来像を彫り、12坊を建立したと伝えられている。境内には、大赤亀の石像や眼病にご利益があるとされる弘法大師ゆかりの湧水「眼洗い井戸」などがある。
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18位
藤井寺
吉野川市鴨島町にある臨済宗妙心寺派の寺で、四国八十八箇所霊場の第11番札所。弘仁6年(815)、42歳の厄年であった弘法大師が自身と衆生の厄を祓うため、薬師如来像を彫り堂宇を建てたと言われている。大師が境内に手植えしたという5色の藤は寺名の由来となり、毎年4月下旬ごろに開花。本尊は国の重要文化財に指定されており、地元では「厄除け薬師」として親しまれている。本堂の天井に描かれた迫力満点の雲龍画は必見。第12番札所「焼山寺」までは「遍路ころがし」と呼ばれた険しい山道が続いている。
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19位
第16番札所 光耀山 千手院 観音寺
徳島市国府町にある高野山真言宗の寺院で、四国八十八箇所霊場の第16番札所。天平13年(741)に聖武天皇の勅願道場として創建され、後に弘法大師が本尊・千手観音像と両脇侍像を刻んで現在の寺名としたと伝えられている。霊験伝説の数は四国霊場の中でも有数。境内には、ご利益を得た人々の松葉杖などが奉納されている。堂々とした和様重層の鐘楼門や子供の夜泣きや病気平癒にご利益のある「夜泣き地蔵」、姑を虐めた報いとして炎に包まれた女性が描かれた絵なども見どころである。
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20位
七宝山 神恵院 観音寺
琴弾公園内にある琴弾山の中腹に鎮座する、四国八十八ヵ所霊場第69番札所の寺。第68番札所の神恵院も同じ場所にあり、2つの札所が同じ境内に存在する、全国的にも珍しい札所となっている。
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21位
稲荷山護国院龍光寺
宇和島市三間町にある真言宗御室派の寺で、四国八十八箇所霊場の第41番札所。大同2年(807)にこの地で五穀大明神(稲荷大明神)の化身と出会った弘法大師がその姿を像に刻み、十一面観世音菩薩像と両脇侍像とともに安置して四国の総鎮守とした。商売繁昌や開運出世のご利益があると言われ、参拝客が絶えない。山門は鳥居であり、狛犬が出迎え、狐と地蔵の石像が並ぶなど、境内では神仏習合の面影を見ることができる。毎年3月の第1日曜には「お稲荷さんの大祭」が行われる。
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22位
摩尼山宝蔵院国分寺
南国市国分にある真言宗智山派の寺で、四国八十八箇所霊場の第29番札所。境内全域が国の史跡に指定されている。聖武天皇が全国68ヶ所に建立した国分寺のひとつであり、天平13年(741)に行基が自作した千手観世音菩薩像を本尊として開創。後に弘法大師が真言宗の寺として中興した。外観は天平様式、内部に室町時代の特色が見られる本堂と梵鐘、木造薬師如来像は、国の重要文化財。杉苔が美しい庭園も必見である。
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23位
焼山寺
四国八十八ヶ所霊場で2番目に高い山岳札所であり、古来より「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」といわれる第十二番札所、焼山寺(しょうざんじ)。「遍路(へんろ)ころがし」と呼ばれる難所として知られ、その荘厳な雰囲気には足を運ぶだけの価値がある。
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24位
雲辺寺
三好市池田町の「雲辺寺山」山頂付近にある真言宗御室派の寺で、四国八十八箇所霊場の第66番札所。四国八十八箇所霊場の中で最も標高が高い。延暦8年(789)に16歳の弘法大師がこの地を訪れ、堂宇を建立。その後、嵯峨天皇の勅命を受けて弘仁9年(818)に本尊の千手観世音菩薩像を刻み、七仏供養を行ったと言われている。境内には本尊や毘沙門天立像など国の重要文化財を所蔵しているほか、五百羅漢像、願いを叶える「おたのみなす」など見どころが多数。秋は紅葉の名所として知られ、麓からはロープウェイが運行している。
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25位
母養山 宝樹院 恩山寺
四国八十八箇所霊場・第18番札所にあたる「恩山寺」。小松島市(こまつしまし)の小高い山の中腹にあり、聖武天皇(しょうむてんのう)の勅願により行基(ぎょうき)が開基したと伝えられている。
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26位
菅生山 大覚院 大寶寺
上浮穴郡久万高原町にある真言宗豊山派の寺で、四国八十八箇所霊場のちょうど半分にあたる第44番札所。前札所の明石寺から難所が続く「遍路ころがし」の霊場として有名である。大和朝廷の頃に百済の僧が十一面観世音菩薩像を安置し、大宝元年(701)に文武天皇が寺院を建立したと伝えられている。境内の見どころは、脳や頭の病気にご利益があるという「陵権現」や町指定文化財の金剛力士像など。秋は紅葉の名所として知られ、多くの参拝者が訪れる。
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27位
総本山 善通寺
弘法大師として知られる空海の生誕の地として有名な、四国霊場第75番札所の寺。空海が生まれた佐伯家の邸宅跡に建てられた御影堂をはじめ、大小さまざまのお堂が立ち並ぶ境内は見どころ満載だ。
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28位
岩屋寺
上浮穴郡久万高原町にある真言宗豊山派の寺で、四国八十八箇所の第45番札所。巨岩に埋め込むように建てられた堂宇が特徴の山岳霊場である。弘仁6年(815)、山中で出会った女仙人から山を献上された弘法大師が不動明王の木像と石像を彫り、木像を本堂に本尊として安置。石像は秘仏として岩窟に祀り、全山を本尊としたと伝えられている。寺域は国の名勝であり、大正9年(1920)に再建された大師堂は国の重要文化財に指定されている。弘法大師が修行した「逼割禅定」も見どころのひとつ。
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29位
須賀山圓明寺
松山市和気町にある真言宗智山派の寺で、四国八十八箇所霊場の第53番札所。天平勝宝元年(749)に行基が本尊の阿弥陀如来像と両脇侍像を刻んで開基した寺と言われ、後に弘法大師が再興した。寺宝は、アメリカ人のスタール博士が四国遍路の途中で発見した四国霊場最古の銅板納札。大師堂の左にある「キリシタン石塔」や、本堂の右上の鴨居にある左甚五郎作の龍の彫り物も必見である。
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30位
岩本寺
真言宗智山派の寺で、四国八十八ヶ所霊場の第37番札所。天平年間(729-749)に行基が開創した寺が起源といわれ、弘法大師の七不思議伝説が残る場所としても知られている。本尊は、不動明王像・観音菩薩像・阿弥陀如来像・薬師如来像・地蔵菩薩像の5仏。境内で最も古い「大師堂」や昭和53年(1978)築の本堂に飾られた575枚の天井絵は必見である。
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