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中国4000年の歴史が生んだ素晴らしい技の数々。美しく繊細な手仕事は、時代や国境を越え、多くの人を魅了してきた。今回は、中国が誇る匠の技をたっぷり紹介。

朱家角(しゅかかく)

上海郊外にある「朱家角」は明や清の時代の建物が残る水郷。水路沿いから一本入ると、アジアらしい活気に包まれる。民芸品が並ぶ路地で、見つけたのが「内画(うちえ)」と呼ばれる中国特有の伝統工芸。細い筆を瓶の中に入れ、内側から絵を描くという驚きの技。300年以上の歴史を持つ内画は、中国の無形文化財に登録されている。 【料金】朱家角入場料 60元(約1,020円)/遊覧船 1人 80元~(約1,360円~)

蘇州(そしゅう)

春秋時代、呉の国の都がおかれた「蘇州(そしゅう)」。当時から盛んなのがシルク産業。中でも刺繍技術の高さは、世界的に有名。シルクの生地にシルクの糸で模様を描き出す「蘇州刺繍」は、まるで絵画のように凹凸がすくないのが特徴。呉の国で発展したこの技は日本にも伝わり、絹織物の一つの呼び名、「呉服」という言葉が誕生したといわれている。

蘇州刺繍研究所(そしゅうししゅうけんきゅうじょ)

蘇州の中でも有名な刺繍工房兼ギャラリー。製作の様子を見学することができる。

【住所】蘇州景徳路272号 【営業時間】8:30~16:30 【定休日】無休 ※2010年4月放送時と情報が変わっている可能性があります。

桂林(けいりん)

中国南部、広西チワン族自治区にある桂林。南北に流れる川「漓江(リージャン)」を船で進むと山水画のような光景が広がる。漓江(リージャン)の岩山に沿って続く竹林。川のそばにある福利村では、古くからこの竹を使い、大きな扇子が作られている。中国で扇子は「善良なものを呼び込む」縁起物の一つ。福利の特大扇子はもともと祭り用として誕生したが、その美しさから家に飾る人が増え、桂林を代表する伝統工芸品になった。

紹介した工房:彭氏扇画工藝厂(ぺェン シー シャン ファー ゴン イー チャン)

上海

中国最大の国際都市、上海。その魅力は、過去と現代、そして未来を思わせる景色が混然一体となっていること。中でも「田子坊(たこぼう)」はトレンドに敏感な若者が集まる人気の観光スポット。上海の昔ながらの路地に、今話題のお店が続々とオープンしている。

折甜(ジェー ティエン)

2020年6月にオープンしたばかりの最新スイーツ店。こちらでいただけるのは、中国の伝統や文化も盛り込んだモダンなお菓子。手掛けるのは、ヨーロッパと上海で修業を重ねたパティシエ。素材の使い方や美味しさはもちろん、盛り付けや提供の仕方にも注目が集まっている。“画展”はお皿をキャンバスに見立てたスペシャルメニュー。伝統菓子と最新技術を組み合わせたまるで芸術作品のようなスイーツ。現代中国が生んだ新たな技として話題に。

【住所】上海市黄浦区田子坊建国西路125号 【営業時間】月~木曜・日曜 12:00~20:00/金・土曜 12:00~21:00 【料金】青葱酥(チン ツォン スゥー)(青ネギのムース) 68元(約1,160円) 胭脂(イェン チィー)(中国のほお紅をイメージしたラズベリームース) 78元(約1,330円) 画展(がてん 中国読み:ファー ジェン) 268元(約4,560円) 老干妈花生派(ラォーガンマー ハァーシェンパイー) (唐辛子ソースと落花生のケーキ) 68元(約1,160円)