【ロコレコ】新しい発見と変わらない懐かしさ思い出の“みなとまち”を巡る旅路
2025.07.19
寒冷な気候と漁業や農業の盛んな土地柄により、ホタテやカニ、じゃがいもなどを使った料理が古くから親しまれてきた北海道。また、開拓の歴史や異文化の影響を受けながら、ジンギスカンやスープカレーといったユニークなソウルフードも数々生まれています。
そこで今回は、北海道に行ったら食べたいご当地グルメメニューを20個紹介します。『朝だ!生です旅サラダ』で取材してきた、地元の人に愛されるご当地グルメの有名店や穴場のお店も17店舗セレクト。北海道でしか食べられないおすすめのグルメ店が満載ですので、出張や旅行の際の参考にしてください。
※メニューや価格、営業時間等はすべて取材当時のものです。
観光客からも人気の高い、北海道を代表する郷土料理です。羊肉を専用のジンギスカン鍋で焼くのが定番のスタイルで、飲食店だけではなく家庭料理としても親しまれています。
主に、肉をタレに浸してから焼いて食べる漬け込みジンギスカンと、肉を焼いてからタレに浸して食べる後付けジンギスカンの2種類です。羊肉は、生後1年未満の子羊の「ラム」と生後2年以上の「マトン」があります。ラムは臭みやクセが少なく、マトンは旨味が濃く脂が乗っているのが特徴です。
札幌・すすきの駅近くの好立地にあるジンギスカンの専門店。肉はやわらかくクセがないラムをメインに提供しています。スタイリッシュな店内は、一人でも団体でも利用しやすい空間です。
看板メニューは、手切りで1cm以上の厚さにこだわり特製ダレに漬け込んだ「なまら厚切りジンギスカン」。肉を焼き上げたあとは、北海道産のタマネギや醤油を使用した秘伝のタレで味わうと美味。さらに、山わさびがアクセントになったジンギスカン専用の卵かけご飯や、焼きラーメンなど、サイドメニューもバラエティに富んでいます。
小樽の小路にたたずむ、カウンター11席のアットホームなジンギスカン専門店。たっぷりの北海道産野菜の上にのせて炭火と七輪で焼き上げる羊肉は、北海道の家庭の味を表現した自家製無添加のたれで味わえます。注文を受けたジンギスカンは、全て女将さんが焼いてくれるという真心も魅力です。
注文に迷ったら、羊肉3種(上ジンギスカン・ジンギスカン・生ラム)を食べ比べできる「天狗セット」がおすすめ。締めには、たれに昆布だしのスープを加えて食べるのが「天狗丸」流です。
札幌の繁華街・すすきのに店を構えるジンギスカンとジビエの店。供給率0.6%以下の希少な北海道産羊肉を一頭買いで仕入れているため、タンやレバーなどの珍しい部位を味わうことができます。
鮮度が高い状態で吊るし熟成を行った羊肉は、やわらかくジューシーで、噛むほどに旨味を感じられます。クセがなく食べやすいため、ジンギスカン初心者にもおすすめです。ジンギスカンのほかにも、恵庭・足寄で腕利のハンターが捕獲した蝦夷鹿などのジビエ料理も楽しめます。
大正時代から羊の飼育が盛んだった名寄市で、昭和時代から広まった家庭料理です。現在は市内の各飲食店で、個性豊かな「名寄煮込みジンギスカン」が提供されています。
一般的な鍋で焼くジンギスカンとは違い、鍋でタレとともにたっぷりの野菜と煮込んで食べるのが名寄スタイル。野菜は地元産なので、鮮度が自慢です。野菜のほかに、うどんや蒸し麺、もちや揚げ油など煮込む具材はさまざま。羊肉の旨味と野菜の甘みが溶け合う、ほっとする味わいです。
名寄で1928年(昭和3年)から続く羊肉専門の精肉店。3代目の東澤さんは、ラム肉の魅力を発信するプロ「ラムバサダー」のメンバーとして活躍しています。そんな羊肉の目利きが厳選した精肉は、専門店ならではの品質と豊富な品揃えです。
幅広い部位が揃っているほか、オリジナルのタレからジンギスカン鍋まで、すぐにジンギスカンが作れるアイテムが購入できます。ジンギスカンにぴったりの上質な羊肉を手に入れて、自分好みの名寄煮込みジンギスカンを作ってみては?
北海道では、鶏の唐揚げのことを「ザンギ」と呼び親しんでいます。道内では家庭料理として年中食べられているほか、お酒の席のおつまみとしても定番です。鶏肉のほか、タコやイカなどの魚介類を揚げたものも「タコザンギ」「イカザンギ」と呼ばれます。
一般的な鶏の唐揚と比べ、揚げる前に鶏肉を醤油、しょうが、にんにくなどを使った甘辛いタレに漬け込み、味付けが濃いのが特徴です。衣には卵が入っているためふんわりと厚く、ジューシーな鶏肉をよりボリューミーに味わえます。
室蘭市で考案された「室蘭やきとり」は、「やきとり」という名前がついていますが、なんと使われているのは豚肉です。昭和初期、屋台で鶏肉よりも安く手に入る豚肉が使われるようになり、地元の食文化として定着しました。
豚肉とともに、北海道産の玉ねぎが交互に串にささっています。香ばしく焼かれたジューシーな豚肉と、玉ねぎの甘みは相性抜群。さらに、醤油ベースの甘辛ダレが素材の旨味を引き立てています。洋がらしを添えてアクセントを加えるのが定番の食べ方です。
レンガ造りの外観が印象的な、新鮮な海産物と室蘭やきとりを食べられるビアホール。人気メニューの室蘭やきとりは、創業から受け継がれている特製のタレで味わえます。大きめにカットされたボリューム満点の豚肉に、醤油ベースにみりん、リンゴ、オレンジ、ザラメ、日本酒が加えられた味わい深いタレが絡み、やみつきになる一品です。
店内には5つのビールサーバーがあるため、生ビールと一緒に食べればさらにおいしく感じられるはず。
炭鉱の町として栄えた美唄市で、労働者に親しまれていた地元のソウルフード。鶏もも肉のほか、モツや皮、卵などさまざまな部位を玉ねぎとともに串に刺した、鶏一羽を丸ごと味わえる贅沢なやきとりです。昭和30年頃に、市内の屋台で、本来捨てられる内臓を使って「モツ串」を売り出したのがルーツと言われています。
それぞれの部位の旨味と食感の違い、そしてモツのコクが際立つよう、味付けはシンプルな塩こしょうが定番。味わいや食感のバリエーションが豊かで、食べていて楽しい一品です。
北海道の代表ブランド牛である「白老牛」は、北海道白老町の豊かな自然で生まれ育った黒毛和牛です。厳しい寒さの中で育った白老牛は、赤身の締まりが良く、深いコクを感じられます。さらに、きめ細かい霜降りは脂が甘く、さらりととろけるような食感です。
肉質はやわらかく旨味が凝縮しているため、ステーキや焼肉など、シンプルな調理方でも十分においしさが際立ちます。町内には、白老牛を味わえる専門店やレストランがいくつかあるため、ぜひ立ち寄ってみては。
白老牛を飼育する牧場「ウエムラ牧場」で生産される白老牛「上村和牛」を、ステーキやハンバーグのほか、コース料理で楽しめる生産者直営のファームレストラン。
2種類のソースから選べるステーキは、上村和牛の濃厚な旨味を堪能できます。また、人気の高い「炎の王様ダブルチーズハンバーグ」は、白老牛の旨味を一番に感じられるよう味付けは塩、こしょう、ナツメグのみと最小限。さらに、ラクレットチーズを包んで焼き上げ、仕上げにハードチーズ「レラ・ヘ・ミンタル」を削って振りかけ、フランベで仕上げる大迫力の一品です。
味噌ラーメン発祥の地・札幌で生まれた、言わずと知れたご当地ラーメンです。札幌のラーメン店「味の三平」の初代店主が、味噌汁をヒントに作ったことが始まりと言われています。
濃厚な味噌スープと中太縮れ麺、炒め野菜の香ばしさが一体となったラーメンは、冬の北海道の寒さでも身体をぽかぽかと温めてくれる一杯です。スープは店によってさまざまですが、豚骨や鶏ガラ、野菜をじっくり煮込んだ出汁に、白味噌や赤味噌がブレンドされています。北海道らしさを感じるバターとコーンのトッピングは観光客から人気です。
90年以上前に屋台からスタートした、札幌屈指の人気ラーメン店。味付けしょうががレンゲにたっぷりとのった看板メニュー「しょうがの極みそらーめん」は、冷えた体を内側から温めてもらいたいと考案されたもの。
とんこつ・鶏ガラ・魚介系の3種類のベースをミックスし、20時間煮込んで作られた味噌スープはコク深い味わいです。そこに、じっくり煮込んだトロトロのチャーシューと中太ちぢれ麺が絶妙にマッチします。少しずつ生姜を加えて、味の変化を楽しむのもおすすめです。
札幌、函館と並び北海道三大ラーメンに数えられる「旭川醤油ラーメン」。キレのある醤油味のスープに、歯切れの良い低加水の中細縮れ麺の組み合わせが特徴です。
豚骨や鶏ガラを使った動物系、煮干し・昆布などの魚介系を合わせた深みのあるWスープから作られた醤油味のスープは、オーソドックスながら深みのある味わい。スープ表面にラードを浮かせることで、冷めにくくなり、寒い冬でも最後まで熱々で楽しめます。ほど良く濃いめの味わいは、こってり派、あっさり派のどちらも満足させてくれるはず。
港町・函館の海鮮文化が生んだ「函館塩ラーメン」は、鶏ガラや豚骨、昆布、海鮮などを使った、黄金色の清湯スープが特徴です。麺は細めのストレート麺が主流で、のど越しの良さと小麦の豊かな香りが際立ちます。具材はシンプルですが、店によっては岩のりや麩、海鮮などがのっていることも。
道内屈指の観光地である函館市内には、函館塩ラーメンを食べられるラーメン店が点在しています。優しくあっさりとした味わいながら、しっかりと旨味を感じられるため、旅の中で何度かリピートしたくなるかも?
数々の有名なご当地ラーメンがある北海道の中で、新たなご当地ラーメンとして注目されているのが「室蘭カレーラーメン」です。工業都市である室蘭では、ボリュームのあるカレーラーメンが工場勤務の人たちの間で人気となりました。スパイシーでとろみのある濃厚なカレースープと、スープがよく絡むちぢれ麺、チャーシュー、野菜やワカメなどの具材が絶妙な味わいです。
室蘭市内にあるラーメン店では、店ごとのこだわりが光るスープや、具材も北海道の人気B級グルメ「あげいも」や「室蘭やきとり」など、バラエティに富んだカレーラーメンが提供されています。
1971年創業の、室蘭カレーラーメン発祥の店。創業当時から受け継がれている秘伝のカレースープは、塩気、甘み、旨味、辛さなどのバランスを大切にしながら作られています。とろみのあるスープは、コシを出すために3日間熟成させた自家製のちぢれ麺や、厳選した豚肩ロースを醤油で約2時間煮込んだ自家製チャーシューとの相性抜群です。
辛さをしっかりと感じられるため、辛いもの好きにもおすすめの味わい。締めには残ったスープにライスを入れて食べるのがツウの楽しみ方です。
「旭川しょうゆ焼きそば」は、2010年に開催された旭川の食のイベント「北の恵み 食べマルシェ」から誕生したご当地グルメです。旭川ラーメンに続く地元のグルメとして注目されています。
焼きそば用に開発された麺は、旭川産の米粉と道産小麦を配合したモチモチ食感が魅力です。そして味の決め手となる特製の醤油ダレは、旭川で製造された醤油をベースに、各店がオリジナルのレシピで仕上げています。中には、バター入りやトマト風味などの変わり種もあり、食べ比べが楽しい一皿です。
北海道の東部に位置する、オホーツク圏最大の都市・北見市で生まれたご当地B級グルメ「オホーツク北見塩焼きそば」。道産小麦粉を使った香り高い麺に、北見の名産品であるホタテや玉ねぎをメイン食材に使い、素材の旨味を引き出す特製塩だれで炒めた一品です。
熱々の鉄板に盛り付けられているのが特徴で、仕上げにホタテの旨味が凝縮された出汁「魔法の水」をジュッとかける演出が楽しめます。ホタテの旨味、玉ねぎのまろやかな甘さが詰まった、新感覚の焼きそばです。
夏に旬を迎える高級食材の「ウニ」。漁獲量の多い北海道では、ほぼ一年にわたってウニの漁が行われています。道内には、積丹や羅臼、函館、小樽など、新鮮なウニを堪能できるスポットがたくさんあります。そんな北海道で獲れた鮮度抜群のウニを、たっぷりと贅沢に味わえるウニ丼は、観光客から大人気のグルメです。
北海道で漁獲されるウニの種類はエリアごとに異なり、主にはバフンウニ、エゾバフンウニ、ムラサキウニ、キタムラサキウニの4種類があります。ウニ丼は、どれか一つのウニをたっぷりと食べられるもの、食べ比べができるものとさまざまです。
雄大な海を臨む、羅臼町の道の駅深層館1・2階にある食堂。羅臼の海で水揚げされた鮮度抜群の魚介類を使った海鮮丼や刺身、脂の乗った鮮魚の焼物や煮物、宝石のようないくらやウニを味わえます。
羅臼産のウニは、高級で味のよい羅臼昆布を餌に育つので、北海道産のウニの中でも特に絶品。そんなエゾバフンウニが丼いっぱいに盛り付けられたうに丼は、とろける食感で濃厚な甘みです。ほかにも、脂が多く肉厚な焼きホッケや、昆布づくしのラーメン「羅臼昆布羅~メン」など、羅臼の海の幸を存分に堪能できます。
小樽駅前の「小樽三角市場」の敷地内にある食堂。隣接している鮮魚店で魚を選んで食べることができ、市場で食事していることを実感できます。ほど良い広さの店内は店員との距離も近く、店員と楽しく会話しながら食事ができるのも魅力です。
さまざまな海鮮丼を取り扱う同店の中で、ひときわ贅沢感のある海鮮丼が「ウニばっかし丼」です。ウニがぎっしりと詰まった丼は、頬張るたびに口いっぱいにウニの濃厚な甘さが広がります。朝早くから営業しているため、散策前の食事にもおすすめ。
ウニ加工会社直営店ならではの無添加生ウニを、多彩な料理で提供する人気店。ミョウバン不使用・無添加の新鮮なウニはミョウバン特有の渋みがなく、ウニ本来の濃厚でクリーミーな甘みが口の中でとろけるように広がります。
2種類のウニが丼に盛られた「食べ比べ丼」は、塩水バフンウニと無添加キタムラサキウニの味わいの違いを堪能できます。北海道を代表する2種類のウニを食べ比べて、自分好みのウニを見つけてみては?
北海道といえば海鮮丼が有名ですが、その中でもとりわけ人気を博しているのが「いくら丼」です。ご飯の上でツヤツヤと宝石のように輝くいくらは贅沢感がたっぷりで、食欲をそそります。
日本有数のいくらの産地として知られる北海道。秋鮭の漁獲量が多い9月から11月頃に旬を迎えるいくらは、粒が大きく、プチプチとした食感と濃厚な味わいが特徴です。道内でも特に、知床や網走、釧路などのエリアでは冷たい海で育ったおいしいいくらを味わうことができます。
「圓子水産(まるこすいさん)」は、知床・ウトロの鮭漁師が営む飲食店です。地元で水揚げされたサケなどの丼や、ホッケやキンキといった旬の魚の干物が食べられます。
「鮭といくらの知床漬け丼」は、鮭のルイベといくらを特製の昆布醬油で漬けたオリジナルの丼。「ルイベ」は北海道の郷土料理で、サケやマスなどの魚を冷凍させてから解凍させないまま刺身にして食べる料理です。舌の上で次第に溶けていく、味わい深いサケの旨味と、ツヤツヤと輝く大粒のいくらの濃厚なおいしさを堪能できます。
札幌を代表するグルメとして名高い「スープカレー」は、スパイス料理専門店「アジャンタ」の店主が開発した「薬膳カリィ」がルーツとされています。その後、1993年に札幌市にオープンした「マジックスパイス」が初めて「スープカレー」という名前で提供し、札幌市内で爆発的なブームを起こしました。
スープカレーは、サラサラとしたスパイスの効いたカレースープに、素揚げされた野菜やチキンなどの具材がゴロゴロと入っているのが特徴です。200店以上もの専門店がある札幌では、店ごとのこだわりが詰まったスープカレーを味わえます。
旭川で、地元の人たちに長く愛されているスープカレー屋。塩分・油分を減らし、スパイスのおいしさを感じてもらうことにこだわって作られたスープカレーは、合計4回出汁を取ったあとに30種類のスパイスで味を付けるという手間を惜しまない一品です。
多数展開されているオリジナルメニューは、「ベジータ」とユニークにネーミングされた野菜系のスープカレーが定番。人気メニューの「骨付きチキン&ベジータ」は、ほろほろと崩れるほどやわらかなチキンと、カボチャやジャガイモなど、ゴロゴロとカットされた野菜がたっぷりと味わえます。
明治時代から養豚が盛んに行われていた、北海道の十勝地方で親しまれている名物料理。厚切りの豚肉を炭火でこんがりと焼き、砂糖醤油のタレを絡めてご飯の上にのせたボリューム満点の丼です。発祥地と言われる帯広市では、さまざまな飲食店で豚丼が食べられます。
豚肉はロースやバラ肉が使われることが多く、やわらかく香ばしい豚肉と甘辛いタレが相性抜群。トッピングは主に白髪ねぎやグリンピースです。店ごとに肉やタレ、食べ方にこだわりがあるため、お気に入りの一軒を見つけてみては?
北海道でおなじみのたれ屋「ソラチ」が運営する豚丼専門店。こだわりのたれは、素材の風味や旨みを損なわないよう非加熱で仕上げ、ゆっくりと低温熟成処理することで深い味わいに。豚肉は厳選された国産の「本ロース」を使用し、備長炭の炭火で味が十分に染みるまでたれに絡めて数回焼き上げます。
炭焼きの香ばしさをまとった豚肉は、ジューシーながら余分な脂がなく、豚肉の旨味をダイレクトに感じられる味わい。北海道産のお米との相性も抜群です。
漁業が盛んな根室市で、忙しい漁師が素早く食べられて満腹になる料理として作られた「エスカロップ」。タケノコ入りのバターライスに薄切りのトンカツをのせ、デミグラスソースをかけたワンプレート料理で、サクサクとしたトンカツとコクのあるバターライス、深みのあるソースがマッチした唯一無二の味わいです。
地元では「エスカ」という略称で親しまれ、バターライスを使ったものは「白エスカ」、ケチャップライスを使ったものは「赤エスカ」と呼ばれています。店ごとに味わいが異なるため、好みの一皿を見つけてみては?
エスカロップ発祥の店「モンブラン」の“元祖の味”を引き継ぐ、創業50年以上の喫茶店。昭和風情を感じる銀皿にのせられたエスカロップは、バターライスの上に薄切りのカツがきれいに並んでいます。2種類のバターをブレンドしたバターライスは、深いコクを感じられる味わい。カツにかかった創業から継ぎ足された秘伝のデミグラスソースは、トマトの酸味を感じられるまろやかな味わいです。
エスカロップのほかにも、オリエンタルライス、スタミナライスなど根室のご当地メニューを味わえるのも楽しみのひとつ。
サケで有名な石狩町で生まれた、北海道の冬の定番鍋料理。ぶつ切りしたサケの身とあら、野菜を昆布出汁に入れ、味噌で仕上げた具沢山の鍋です。サケの旨味と味噌のコク、野菜の甘みが溶け合い、身体をほっこりと温めてくれます。
具材はそれぞれの店や家庭によってさまざまですが、じゃがいもやバター、白子などの食材を加えると北海道らしさがアップします。また、最後に山椒を振りかけることでピリッとしたアクセントが加わるためおすすめです。
「利尻昆布」は利尻島、礼文島、稚内市周辺で採れる高級昆布で、真昆布・羅臼昆布と並び日本三大昆布に数えられています。やや塩味があり、クセがなく上品な出汁がとれることから、お吸い物や懐石料理など繊細な味付けの料理に最適。関西地方の高級料亭からも高い人気があります。
主に出汁昆布として使われますが、利尻昆布から作られたとろろ昆布や醤油、昆布ラーメンなど、多種多様な商品を展開しています。食卓で重宝するためお土産にもおすすめです。
利尻空港やフェリーターミナルからアクセスしやすい立地にある土産物店。利尻昆布から作られたとろろ昆布は、舌の上で溶けるように繊細な舌触りで、昆布の濃い風味を感じられます。ラーメン、そば、うどんなど、どんな料理に入れてもマッチする万能な一品です。
とろろ昆布のほかにも、利尻昆布や利尻昆布ラーメンなど、利尻昆布を使った商品や利尻ならではの商品を多数取り扱っているため、観光の締めくくりに、お土産選びに立ち寄りたいお店です。
お酒のあとはラーメンで締めくくるのが定番ですが、スイーツ王国と呼ばれる札幌では、お酒の締めに甘いものを食べる人が多くいます。そんな食文化に「シメパフェ」という名がつき、ここ数年で全国的にも知られる一大ブームとなりました。
ブームにともない、シメパフェ発信地の札幌には夜から営業を始めるシメパフェ専門店が急増し、北海道産の牛乳を使ったアイスや季節のフルーツがのった多彩なシメパフェが味わえるように。店によって個性はさまざまですが、大人だけの時間にぴったりの高級感ある見た目と、さっぱりと食べられる甘さ控えめな味わいが特徴的です。
札幌のシメパフェブームの火付け役の一店とされる夜パフェ専門店。コンセプトは“1日の〆に食べるパフェ”。北海道の牛乳から作られるクリームと旬のフルーツをふんだんに使ったパフェは、季節ごとに6種類ほどのメニューが展開されています。
繊細な飴細工やアイスなど、パフェのパーツは全て手作り。甘さや酸味など、それぞれの食材のベストな相性を考えて組み立てられたパフェは、まるで芸術品のよう。甘さ控えめのパフェに、好みのお酒を合わせるのも大人の楽しみ方です。
豊かな自然の中で育まれた食材の数々が、地域ごとの特色を活かしながら多彩な郷土料理へと発展している北海道。全国的に親しまれるソウルフードから知る人ぞ知るご当地グルメまで、道内各地で多くの魅力的なグルメと出会うことができます。
今回ご紹介したのは、北海道の魅力が詰まった旅サラダ編集部イチオシのグルメです。ぜひ、北海道での昼食や夕飯に迷ったときは本記事を参考にしてみてください。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年7月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際に店舗に行かれる際には在庫の有無等のご確認をお願いします。
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