【ロコレコ】豊かな自然と海の幸 五感で体感!アジな旅!
2025.08.16
兵庫県神戸市にあり、六甲山地の西部に位置する標高470mの再度山。空海ゆかりの山で、毎日登山発祥の地とされています。JR大阪駅から約25分でJR三ノ宮駅に向かい、そこから徒歩5分の神戸市営地下鉄三宮駅より約3分で新神戸駅へ。車では大阪市内から約45分で向かえます。登山口は新神戸駅からすぐでアクセス抜群。滝やダムなど見所たくさんの人気ルートで登ります。頂上付近には空海ゆかりの大龍寺があり、空海が唐に渡る際に二度訪れた事が再度山という名前の由来とも言われています。山頂までの距離は約4.5㎞。今回は安涼奈さんがチャレンジします。
◆今回のハイカー◆
安涼奈(アリョーナ)
1994年ロシア出身。2014年に来日、東京大学法学部卒業。登山Youtuberとして活躍。日本百名山を制覇するほどで、SNSやYouTubeを通して山の魅力を日々発信している。
「40都道府県の山に登ったことがありますが、実は兵庫県の山は登ったことがありません!」と、兵庫県での初登山を楽しみにする安涼奈さん。新神戸駅すぐの登山口から約20分で布引の滝に到着します。那智の滝(和歌山県)・華厳の滝(栃木県)と共に日本三大神滝と呼ばれる名瀑。滝の流れる様子が白い布を垂らしたかの様に美しく見える事から名付けられたのが布引の滝です。
そこから40分ほど登って行くと、布引ダムへ。明治33年に完成した日本最古のコンクリートダムで、国の重要文化財・登録有形文化財・ダム湖百選にも選定されています。100年を経た現在まで神戸市民の貴重な水源貯水池として都市生活を支えており、安涼奈さんも「こんな場所が新神戸駅の真裏にあったとは!」と驚きます。
布引ダムを過ぎ、『摩耶山まで4.7㎞、再度山まで2.3㎞』という標識を見ながら進んでいくと、生ビール・おでん・かき氷・冷凍パイナップルなどが売られた茶屋が見えてきます。その向かいにある分岐を示す看板の方向へ下っていくと、たくさんの人で賑わう市ヶ原へと辿り着きます。神戸市を流れる生田川の中流域にある河原。安涼奈さんも「気持ち良いね! 水も透明で綺麗!」とお気に入りに。
市ヶ原から歩いていき、つつじの花が咲く道を進むと大龍寺の山門に到着します。山頂も眺められる風景の中、山門をくぐり立派な石の階段を上って行きます。大龍寺の仁王門へと向かう途中には、「毎日登山発祥の地 善助茶屋跡」という石碑が。これは約46年前に建てられたもので、毎日登山発祥の歴史が刻まれています。1905年頃、神戸市北野界隈に住む外国人たちが健康維持のために再度山に登り、休憩茶屋でサインをノートに残していました。神戸市元町周辺の人々がこれに倣い、習慣とした事が毎日登山の始まりとなったと言われています。
仁王門を進んでいくと、大龍寺の境内へ。768年に和気清麻呂によって開山された称徳天皇の勅願寺であり、空海大願成就のお寺として知られています。空海が唐に渡る際に大願成就と旅の安全を祈願したとされており、帰国後に報告の為に再び訪れた事が「再度山」の名前の由来とも言われています。境内には空海の像も立っています。
大龍寺から再度山山頂を目指していくと、山頂の下に空海が手彫りをしたとされる亀石を発見。その亀石を越えると山頂に到着です。安涼奈さんも「港町がよく見えるわ!」と絶景を堪能します。山頂から15分ほど歩いていくと再度公園に到着します。都市公園としては日本で初めて国の名勝に指定された再度公園は、六甲山縦走路や大師道などの主要なハイキングコースの結節点でもあります。おしゃれなカフェもあるので休憩にぴったりです。
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