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【三重/滋賀・藤原岳】花と石灰岩が織りなす絶景の山に安涼奈が登る!(登山で頂きメシ!コラボ企画)

三重県いなべ市と滋賀県東近江市にまたがる標高1144mの藤原岳。日本三百名山や鈴鹿セブンマウンテンの一座に数えられ、山頂では石灰岩が林立している地形であるカレンフェルトがつくり出す牧歌的な草原を楽しめます。また、花の百名山に数えられるほど、花の山としても有名で、春には「幸運を呼ぶ花」として知られるフクジュソウを目当てに登山する人もいるとのこと。道中にはバイケイソウをはじめとする様々な植物が顔を覗かせ、四季折々の自然美を堪能できます。
近鉄名古屋駅から電車で約1時間30分で最寄りの西藤原駅に到着。そこから登山口までは徒歩で約10分です。登山口には駐車場と休憩所も設置されています。


◆今回のハイカー◆


安涼奈(アリョーナ)

1994年ロシア出身。2014年に来日、東京大学法学部卒業。登山Youtuberとして活躍。日本百名山を制覇するほどで、SNSやYouTubeを通して山の魅力を日々発信している。


登山口と山頂の標高差は約1000mで登り応えがあり、上級者に人気の低山 / 所要時間 約3時間半

目次

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①藤原岳登山口→六合目

「前から登りたかった山!」と登山前から期待に胸を膨らませる安涼奈さん。登山口の鳥居に一礼して登り始めます。少し登ると、初代天皇・神武天皇を祀る神武神社に到着。登山の安全祈願を行い、歩みを進めます。

標高約300mの二合目では、街の喧騒も遠ざかり、樹林帯の涼しさが心地よく感じられます。つづらおりの山道を着実に進んでいくと、標高約500mの四合目へ。葉に毒を持つ「馬酔木(あせび)」も見かけられます。木漏れ日の中を進むと、標高約620mの六合目の看板が見えてきます。

②六合目→八合目→フクジュソウの群生地

六合目を越えると、岩がゴロゴロした道が続きます。道中ではミヤマカタバミの白い小さな花を見ることができます。標高約840mの八合目では、バイケイソウの群生が見られ、道が開けるとさらに多くの花々が顔を出します。八合目から15分ほどで、フクジュソウの群生地に到着。「幸運を呼ぶ花」といわれ、フクジュソウを目当てに登山する人もいるほど。藤原岳の春のシンボルとなっています。

③フクジュソウの群生地→藤原山荘

フクジュソウの群生地を抜けていくと、標高約920mの九合目に到着。付近には藤原山荘があり、無人の避難小屋とバイオトイレも設置されています。いよいよ山頂も目前です!

④藤原山荘→山頂

山頂付近には石灰岩が点在し、ところどころに低木が生える牧歌的な景色が広がっています。石灰岩が立ち並ぶ地形は「カレンフェルト」とよばれ、藤原岳山頂の独特な風景をつくりあげています。

岩場を上がっていくと、山頂に到着。360度の大パノラマが広がり、鈴鹿セブンマウンテンの山並みや琵琶湖、四日市市、伊勢湾などが見渡せます。安涼奈さんは「想像以上で期待以上の景色!岩の感じが独特で感動しました…」と感慨深げに。「藤原岳はいつか行けたらなと思っていたので、やっと夢が叶った!」と喜びを爆発させます。


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