熊本県八代市|優しさと温かさを感じる街で 大自然と多彩な食に癒やされる時
2025.09.06
2024年にマレーシアの首都・クアラルンプールを訪れた観光客は約1600万人。前年と比較して2倍近い増加を記録しており、東南アジアではバンコク(タイ)に次ぐ人気観光地として急成長を遂げています。日本からは飛行機で約7時間半とアクセスがよく、また年間を通して温暖な気候のため、季節問わずオススメしたい旅行先です。
今回はクアラルンプール在住の旅サラダガイド・ジャッキーさんに、知る人ぞ知る現地の観光スポットを聞きました。クアラルンプールへ行ったことがある人もない人も、今すぐ現地へ飛びたくなるはず!
— マレーシア在住ガイドの紹介 —
Jacky CHIN(ジャッキー・チン)さん
クアラルンプール出身の中国系マレーシア人で、英語・マレー語・日本語・中国語(広東語・福建語・客家語・北京語)の4カ国語を話すクァドリンガル。日本人社長が経営するメディアマネジメント会社、ARROWMAN SDN BHD(株式会社 アローマン)で、主に日本メディアのコーディネーションを20年ほど担当している。
— マレーシア・クアラルンプールMAP —
2020年に完成したばかりの新名所「Pintasan Saloma(サロマリンクブリッジ) 」は、クアラルンプールを代表する観光スポットとして人気を博しています。これは長さ約370メートルを誇る歩行者専用橋。トーチ(たいまつ)をイメージしたらせん状にねじれるフォルムは、他に類を見ない近未来的なデザインです。
Pintasan Salomaの魅力は、何といっても “昼と夜でまったく異なる雰囲気が楽しめる” ところ。夕暮れどき、橋が少しずつライトアップされていくさまは、思わず息をのむほど幻想的な光景です。天気が良い日に見られる「オレンジ色に染まりゆくペトロナスツインタワー(クアラルンプールのシンボル)」は、クアラルンプールらしさを凝縮したワンシーンといえます。
そして空が完全に暗くなると、虹色に変化するLEDライトで橋全体が彩られます。未来都市に迷い込んだかのような美しさは、まさに圧巻のひとこと。ペトロナスツインタワーを背景にした撮影ポイントは「SNS映えスポット」として有名で、写真撮影待ちの列ができることもあるほどです。映える写真が撮りたいならココで決まり!
また橋を渡った先のカンポンバル(マレー語で「新しい村」の意味)には、伝統的な高床式住宅とローカルな屋台が軒を連ねています。 Pintasan Saloma には「高層ビルが立ち並ぶ近未来都市」と「古き良きクアラルンプールの生活」を象徴的につなぐ文化の架け橋、という役割もあるのです。
「Ah Weng Koh Hainan Tea & Coffee(阿榮哥海南茶・コーヒー)」は、クアラルンプールの ICC Pudu フードコート内にある、伝統的な海南風コピティアム(中華系喫茶店)スタイルの朝食店です。40年以上の歴史をもつ老舗で、地元住民や通勤者にとって朝の定番スポットとなっています。
ここではマレーシアの朝食文化を象徴する『カヤトースト』が海南茶、Cham(茶+コーヒー)、半熟卵などとセットで提供され、気軽にローカル朝食を体験できます。
焼いたパンにバターとカヤジャムを挟んだカヤトーストは近年、シンガポール(マレーシアの隣国)のソウルフードとして日本でも食べられるお店が増えてきました。ただしコレ、実はマレーシア発祥のグルメとされていることをご存知でしょうか? 半熟卵と一緒に食べるのが現地スタイル。地元の人々が熱烈に支持する朝食セットです。
Ah Weng Koh Hainan Tea & Coffee のカヤバタートーストは、厚めのパンをしっかりトーストし、たっぷりのバターとカヤジャムを挟んだスタイル。食感と甘さ・塩気のバランスが良く、素朴ながらもクセになるおいしさです。
現地旅サラダガイドがイチオシする飲み物は「Cham(お茶とコーヒーのミックス)」。コーヒーの苦味とお茶の風味が重なる味わいはカヤトーストと相性抜群です。トーストと飲み物をセットにしても数リンギ程度とコスパ抜群!(※ 他の屋台と比べても価格は抑えめ )
なおカヤジャムとはココナッツミルク、卵、砂糖、パンダンリーフ(バニラに似た甘い香りが特徴の、東南アジア料理に欠かせないハーブ)を弱火でじっくり煮詰めたスプレッド(塗りジャム)のこと。味わいはカスタードクリームに似ていて、ココナッツの風味とパンダンの爽やかな香りが織りなすトロピカルな甘さが特徴です。トーストのほかにもクラッカーや蒸しパン、伝統菓子のカヤパフなど、さまざまな料理に使われています。
クアラルンプールの空港やスーパーでは瓶詰めのカヤジャムが販売されており、お土産としての人気も高いです。カヤトーストが気に入ったらぜひ自宅で再現してみて♪
あまり知られていませんが、マレーシア人は大のピーナッツ好き。たとえば国民食ともいえる「ナシレマ」にはカリッと揚げたピーナッツが必ず添えられていますし、ひとくちにお菓子といってもロースト、フライ、ガーリック風味、砂糖がけなど、バリエーションは多岐にわたります。マレーシア人にとってピーナッツは、単なるスナックを超えた「国民的食材」なのです。
空港やスーパー、コンビニなどには多くのピーナッツ製品が並んでいて、お土産に選びやすいのも魅力です。大きな瓶詰やボックス入りのものから、数リンギットで買えるお手頃な袋入りまで、ラインナップは多種多様。ばらまき用のお土産にも最適です。
なかでも旅サラダガイドがオススメするのは、クアラルンプールの人気ベーカリー「Kenny Hills Bakers」の焼き菓子です。ホロっと崩れる食感の「Peanut Cookies」はバターのコクと香ばしいピーナッツの自然な甘みが絶妙で、一度食べると止まらないおいしさ。28リンギット(約980円)のお手頃価格に加え、持ち運びがしやすいボトル入り仕様も嬉しい。
Kenny Hills Bakers は2014年にクアラルンプールで創業したベーカリーカフェチェーンです。約36平方メートルの小さな店舗からスタートし、現在は市内に複数の支店を展開するまでに急成長しました。パン(オーガニック系食材・サワードウを活用)やペストリー、ケーキ、コーヒー、サンドイッチ、オールデイダイニングメニューなど様々な商品を扱っています。
マレーシアのピーナッツ菓子はお茶やコーヒーとの相性が良く、旅から戻っても口にするたびマレーシアを思い出させてくれるでしょう。手軽なスーパーのお菓子からKenny Hills Bakers のような人気ベーカリーの上質な焼き菓子まで、幅広い選択肢をお楽しみください!
(※ Kenny Hills Bakersの店舗は公式サイトよりご確認ください)
クアラルンプールの物価は日本と比べて安く、本記事でご紹介したローカルフードなどを利用すれば、1日の食費を数百〜数千円程度に抑えることができます。また宿泊費や交通費も手頃なので、プチ贅沢を楽しみたいという方にも魅力的な行き先といえます。
高層ビルが立ち並ぶ現代的なエリアと昔ながらのローカルな街並みが混在する、東南アジアの多様性都市・クアラルンプール。イギリス植民地時代の面影を感じながらのんびり街歩きするうちに、きっとあなたもこの街が気に入ることでしょう。旅行先を決めかねている方、ぜひクアラルンプールを候補に入れてみてくださいね!
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