【ロコレコ】豊かな自然と海の幸 五感で体感!アジな旅!
2025.08.16
杜の都と呼ばれる仙台。初代仙台藩主の伊達政宗が家臣たちに木や竹、杉を屋敷周辺に植えることを推奨したことが今につながる緑豊かな町です。今も地元の人たちから尊敬を集める伊達政宗や伊達家ゆかりの寺社仏閣が地元の人たちに大切にされ、文化の香り漂う市内には文化施設が多数あってそれぞれに工夫を凝らした催しも行われています。市街地から少し離れるだけでダイナミックな自然も味わえます。
そこで今回は、仙台市でおすすめの観光スポットを30ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ仙台観光の参考にしてみてください。
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。
仙台城跡は、初代仙台藩主・伊達政宗が関ヶ原の戦い直後に築いた山城で、現在は青葉山公園として市民に親しまれています。標高約130メートルの丘陵地に位置し、東や南を断崖で囲まれた天然の要害を活用した設計が特徴です。政宗の時代、徳川家康への配慮から軍事的な警戒心を与えないよう天守閣を設けず、「守るに易く攻めるに難い」構造を持ちました。
現在は本丸跡から仙台市内や太平洋を一望でき、石垣や再建された脇櫓が往時をしのばせます。政宗公騎馬像の前では市街を望む壮大な景色が広がり、ライトアップされた夜景も見事です。青葉城資料展示館ではCG復元映像が楽しめ、仙台出身の詩人、土井晩翠が作詞した「荒城の月」が9:00から18:00までの30分ごとに自動演奏されます。
瑞鳳殿は、70歳で生涯を閉じた仙台藩祖・伊達政宗の霊廟として寛永14(1637)年に建てられました。桃山文化の遺風を伝える豪華絢爛な廟建築として昭和6(1931)年に国宝に指定されましたが、昭和20(1945)年の戦災で焼失。その後、昭和54(1979)年に再建されました。平成13(2001)年にはさらに大改修が行われ、柱には彫刻獅子頭を、屋根には竜頭瓦を復元し、創建当時の姿がよみがりました。
隣接する感仙殿と善応殿は、それぞれ二代藩主忠宗、三代藩主綱宗の霊廟で、両霊廟も戦災で失われ、再建されています。瑞鳳殿脇にある瑞鳳殿資料館には、発掘された副葬品が展示されているほか、遺骨から復顔した政宗・忠宗・綱宗の塑像が展示されていて、見どころのひとつとなってます。
定禅寺通は仙台のシンボル的な存在で、日本の道100選にも選ばれています。約700メートルの通りに美しいケヤキ並木が広がり、都会の中の緑のオアシスです。中央の遊歩道は散策にぴったりで、グレコの「夏の思い出」、クロチェッティの「水浴の女」などのブロンズ像も設置されていて、背景のケヤキと共に絶好のフォトスポットになっています。
毎年9月には「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」、冬になると「SENDAI光のページェント」が開催されるなど、仙台を代表する数々のイベントが開催されてにぎわいます。
昭和26(1951)年に仙台伊達家から寄贈された資料群(伊達家寄贈文化財)の保管・展示・研究のために、仙台城三の丸跡に1961年に開館し、昭和61(1986)年に現在の建物に全面新築されました。周囲を緑に囲まれた美しい環境にあります。
館内には、ユネスコ「世界の記憶」に登録された「慶長遣欧使節関係資料」や、伊達政宗所用の具足・陣羽織、豊臣秀吉所用具足など、約10万点の資料が収蔵されています。展示するほぼすべての資料が実物です。常設展は季節ごとに展示が替わり、何度訪れても新しく仙台の歴史や伝統的な美術を学ぶことができます。
大崎八幡宮は、慶長12(1607)年に伊達政宗によって創建され、桃山建築の傑作と言われる社殿は慶長9(1604)年から12年もの歳月をかけて造営されました。1952(昭和27)年に国宝に指定された社殿は権現造りで、入母屋造りの本殿と拝殿を石の間で繋いでおり、鮮やかな胡粉彩色や彫刻が施されています。社殿前にある長床は、重要文化財に指定されています。
毎年1月14日には「松焚祭(どんと祭)」が行われ、無病息災や商売繁盛を祈る中で「裸まいり」が行われ、約10万人でにぎわいます。9月の例大祭は、江戸時代より受け継がれてきた勇姿を誇る流鏑馬神事と伊達家ゆかりの能神楽が奉納され、伝統行事の迫力と繊細さが味わえるお祭りです。
仙台朝市は、仙台市中心街にあり、「仙台の台所」として親しまれている商店街です。その歴史は昭和20(1945)年、空襲で焼け野原となった仙台駅前に立ち並んだ露店「青空市場」に始まりました。現在では約60の店舗が軒を連ね、新鮮な地元宮城の農産物や海産物を中心に多彩な商品が並びます。
季節ごとの宮城の恵みが楽しめるのも特徴で、春には仙台いちごやギンザケ、夏はホヤや仙台長茄子、冬になれば牡蠣やセリなども店頭に並び、年間を通じて活気にあふれています。コロッケなど食べ歩きしたくなる総菜のお店や、仙台らしいずんだ餅を売る店もあって、仙台グルメが気軽に味わえます。
仙台市天文台は、昭和30(1955)年の開台。市民が宇宙と出会える場所として、展示室やプラネタリウム、惑星広場を通じて宇宙の魅力を発信しています。展示室では、「地球」「太陽系」「銀河系」などエリアごとに宇宙を探求でき、重要文化財「仙台藩天文学器機」も常設展示されています。プラネタリウムは、直径25mのドームで光学式とデジタル式を融合したハイブリッドシステムを採用し、臨場感あふれる宇宙体験が楽しめます。
口径1.3mと国内屈指の大きさを誇る「ひとみ望遠鏡」があり、スタッフによる特徴の解説が無料で開かれています。また毎週土曜日の夜には、一般向けの天体観望会も開催されていて、宇宙の神秘と星空のロマンに触れることができます。
屋外の惑星広場は、太陽系を75億分の1のスケールで再現した市民の憩いの場。太陽系のスケールを体感しながら散策できます。
ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝が、北海道・余市蒸溜所に続いて、昭和44(1969)年にひらいたニッカウヰスキー第二の蒸溜所です。豊かな森に包まれた峡谷にある煉瓦造りの蒸留所では、ウイスキー製造工程や歴史を学べる蒸溜所見学が開かれています。所要時間は約70分(蒸溜所見学50分+無料試飲20分)。仕込棟や蒸溜棟、貯蔵庫を巡り、製造工程やウイスキーの熟成について知ることができます。見学には予約が必要で、前日までにWEBまたは電話で行えます。
ギフトショップでは蒸溜所限定商品の販売も。週末や祝日にはJR作並駅から無料シャトルバスが運行されていて、試飲を楽しみしている人は利用を検討してみてください。
仙台市から山形県へ抜ける国道48号沿いでは、広瀬川が大小様々な滝となり、折り重なるようにして流れる姿を見ることができます。その美しい水音が伝説の鳥「鳳凰」の鳴き声に似ていると、「鳳鳴四十八滝」と名付けられました。
この滝群は鬱蒼とした木々と山々に囲まれ、展望所から眺める景色は圧巻です。白い泡を立てながら流れる滝の奥には、形に特徴がある山、鎌倉山が姿を見せます。また、滝周辺には遊歩道が整備されており、歩きながら滝の迫力や四季折々の美しい風景を感じることができます。特に新緑や紅葉の季節には訪れる人々を魅了する絶好のスポットです。
仙台東照宮は、徳川家康を御祭神とし、1654年に仙台藩2代藩主・伊達忠宗が創建した歴史ある神社です。徳川家への感謝と仙台藩の守護を祈念して建立されたこの神社は、今も仙台藩の文化と歴史を感じられる場所として親しまれています。荘厳な本殿や唐門、随身門、鳥居などの建造物は国の重要文化財に指定されていて、見応えがあります。
江戸時代には「仙台祭」として東北最大級のにぎわいを見せた祭礼は、現在も5年に一度行われています。東北最大の大きさと言われている神輿が氏子や仙台市民に担がれてまちを練り歩く姿は圧巻。江戸時代の優美な姿を現代に伝えています。
定義如来(じょうぎにょらい) 西方寺があるのは今から800年前の平安時代の末、壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落武者が流れ着いた場所です。西方寺の本尊である阿弥陀如来は、逃れてきた平貞能(たいらのさだよし)が、大事に守り運んできたと伝わり、定義如来と呼ばれるようになったのは、貞能が定義(さだよし)と名前を改めたことに由来します。定義如来は、昔から一生に一度の大願も叶えてくれると言われていて、特に縁結び、子宝、安全祈願に御利益があると、多くの信仰を集めてきました。
境内には、登録有形文化財の山門や鐘楼堂、総青森ヒバで建てられた五重塔、大本堂など見どころが満載です。また、安徳天皇の遺品を埋葬したと言われる天皇塚は縁結びのパワースポットとしても有名です。
阿弥陀様に一生に一度の願いごとを叶えてほしいと訪れてみてはいかがでしょうか?
せんだいメディアテークは、美術や映像文化の活動拠点であると同時に、ギャラリーや図書館、映像センターとして多彩な機能を持つ複合施設です。目や耳の不自由な方への情報提供など、誰もが利用しやすい環境を整え、さまざまなメディアを通じた情報交流を支援する場となっています。
建物は「建築界のノーベル賞」とも称されるプリツカー賞受賞歴を持つ建築家、伊東豊雄の代表作とされます。ガラス張りの外観は定禅寺通でひときわ目を引き、地震エネルギー吸収機構も備える先進的なデザインです。開放的な空間を活かし、展示やイベントが多彩に行われる仙台を代表する文化施設です。
榴岡公園は歴史ある桜の名所で、仙台藩四代藩主・伊達綱村が京都から取り寄せたシダレザクラなどを植樹したことが始まりとされています。現在では、ソメイヨシノやヤエザクラ、黄金色のウコンザクラなど約400本の桜が植えられ、少し遅めに咲くシダレザクラも含めて、長い期間桜を楽しむことができます。
桜の季節には「花まつり」が開催され、音楽ライブやプロレス、大道芸、仙台すずめ踊りといった多彩な催しが行われます。また、地元のお酒やワインの飲み比べが行われるのも恒例です。
また、日本の都市公園100選に選ばれていて、園内には歴史民俗資料館があるほか、桜以外にもウメ、ツバキ、フジ、ハギが植えられ、さらに公園沿いにあるクロマツの並木も市民に親しまれています。
榴岡天満宮は、「杜の都の天神さま」として親しまれる学問の神様・菅原道真を祀る神社です。その歴史は平安時代にさかのぼり、現在の地には1667年に仙台藩三代藩主伊達綱宗の意思で遷座されました。境内の御社殿は東日本大震災で損傷を受けましたが、修復工事を経て再び美しい姿を取り戻しています。
俳人・松尾芭蕉が訪れたことでも知られ、境内には芭蕉の句碑をはじめとする「俳諧碑林」や歌碑群が並び、文学と歴史の香りを感じられる空間となっています。また、ウメやシダレザクラの古木が彩りを添え、四季折々の風情を楽しめます。入学試験のシーズンには合格祈願に訪れる受験生や家族の姿が見られます。
楽天モバイルパーク宮城は、プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」の本拠地。スタジアムに足を運ぶ幅広い人が1日を満喫できるようにと様々な配慮がされています。
観覧車やメリーゴーラウンドなどのアトラクションがある「スマイルグリコパーク」や託児施設も併設されていて、家族みんなが楽しく安全に過ごせます。さらに「Rakuten STAY x EAGLES」という宿泊施設もあり、客室は「東北楽天ゴールデンイーグルス」のチームカラーを基調にデザインされていて、熱気あふれるスタジアムの雰囲気が感じられます。
仙台市郊外にある秋保大滝は、高さ55m、幅6mを誇り、滝口から滝壺まで真っ逆さまに落下する豪快な滝です。その轟音とともに流れ落ちる姿は圧巻で、「日本の滝百選」にも選ばれ、国の名勝に指定されています。滝見台からの眺望はもちろん、不動滝橋の脇から遊歩道を下りて滝つぼへ近づけば、霧のような滝の飛沫を浴びながら迫力ある滝の流れを間近に感じられます。
周辺にはイチョウの大木が黄金色に輝く秋保大滝不動尊や、200種以上の植物が楽しめる秋保大滝植物園もあり、自然散策にも最適です。紅葉シーズン(10月中旬~11月上旬)は特に美しく、多くの観光客が訪れます。遊歩道は急な坂道が続くので、訪れるときは歩きやすい靴や服装がおすすめです。
仙台大観音は、仙台市制100周年を記念して建てられた高さ100メートルの巨大な観音像です。観音像としては日本一の高さを誇り、仙台駅の正面を向いて仙台の街を見守っています。
拝観可能な胎内の中心部は吹き抜けのらせん階段になっており、上部から見下ろす景色は圧巻。龍の口を模った入り口や、真っ白な観音像本体とともにフォトスポットとしても人気です。胎内は12層に分かれており、108体の仏像や12神将が安置されています。内部にはエレベーターもあります。最上階まで昇ると、仙台市内や太平洋が一望できる絶景も楽しめます。
震災遺構仙台市立荒浜小学校は、2011年の東日本大震災で2階まで津波に襲われました。その校舎を保存し、震災の教訓と地域の記憶を後世に伝える施設として2017年4月から公開されています。
4階建の校舎内では、津波の威力や脅威が理解できるようにと、被害状況や当時の写真や映像を展示。2階には、床上40cmの高さにある津波の浸水跡や、天井は津波のしぶき跡も残っていて、改めて津波の威力や被害の大きさが感じられます。屋上からは荒浜地区の風景を一望でき、被災前後の様子を比較することもできます。今後の災害への備えについて学ぶこともできる貴重な施設です。
仙台市野草園は、大年寺山北側の変化に富んだ起伏をそのまま生かした植物園です。宮城県内や東北地方の野生植物を植栽展示していて、高山植物や海辺の植物など、環境別に分かれたエリアに多彩な植物が展示されています。入館無料の野草館では標本や植物調べ方教室など、植物に関する様々なイベントが開催されています。
野草園内には、「仙台市の花」として市民に親しまれている萩が約1,300株も植栽されていて、萩のトンネルもあります。萩の花が咲く9月には、園内で『萩まつり』を開催。バラエティに富んだ音楽の演奏が行われるのが恒例になっています。
仙台市縄文の森広場は、約4000年前の縄文時代の集落跡「山田上ノ台遺跡」を保存した施設で、縄文文化を体験できる場所です。山田上ノ台遺跡は、昭和55(1980)年に発見された遺跡です。調査の結果、旧石器時代、縄文時代、平安時代、江戸時代にかけてという長い間、生活の場所や墓地として使用された場所だったことがわかりました。
仙台市縄文の森広場では復元された竪穴式住居や貯蔵穴が見学でき、縄文時代の生活を学べます。縄文ワクワク体験として、石のアクセサリー作りや火おこし、縄文土器づくりなどが用意されていて、子どもたちも縄文時代の技や知恵を実感できます。また、縄文時代の森を再現した植物栽培も行われています。縄文時代から現代へのつながりを深く学ぶことができる施設です。
磊々峡(らいらいきょう)は、仙台市街から約13キロの距離にある秋保温泉街にある渓谷です。名取川の流れによって削られた巨岩や奇石が迫力ある景観を作り出しています。秋保温泉街の入口にある「覗橋」の下流側に約650メートルの遊歩道が整備されています。覗橋を中心に、八間巌や時雨滝、天斧巌などの見どころが点在し、自然の力強さを感じることができます。また、「恋人の聖地」にも認定されたハート型の岩のくぼみは自然にできたもので、フォトスポットとしても人気があります。新緑や紅葉、清流の音など、四季折々の景観が美しいスポットです。
秋保工芸の里は、秋保温泉街近くの自然豊かな場所に9つの工房が集まる施設です。各工房では仙台箪笥やこけし、木彫などの伝統工芸を手掛けていて、職人たちの作業風景を間近で見てから、商品を購入可能です。一部の工房では、工芸品作りの体験も可能で、世界に一つだけのお土産が作成できます。
隣接する「こけしの森」では、こけしに使われるミズキやイタヤカエデなどが植林されています。森の中には散策路が整備されていて、東端にあるあずまやからは仙台の奥座敷秋保温泉街を一望できます。四季を通じて美しい景観が楽しめるだけでなく、木工に適した木の特徴を観察することができます。
仙台市太白区にある「地底の森ミュージアム」は、2万年前の氷河期の森と人類の生活跡が発見された富沢遺跡を保存・展示する施設です。発掘された樹木やたき火跡などをそのままの状態で保存し、当時の環境や旧石器時代の人々の暮らしを再現しています。富沢遺跡は地下鉄建設の試掘調査を契機に発見され、その範囲は90ヘクタールにも及びます。発掘では、中世から近世の水田跡、弥生時代の木製農耕具、旧石器時代の樹木や石器群など、多様な時代の痕跡が地層ごとに出土しました。
館内では、発掘現場をそのまま保存した遺跡面や地層断面を間近で見ることができます。また、野外展示「氷河期の森」では、当時の植生を再現した自然空間で散策が楽しめます。2万年前に住んでいた人たちがどのように暮らしていたのか、想像が膨らむ施設です。
輪王寺は永享13(1441)年に伊達家第九代当主政宗の夫人、蘭庭明玉禅尼の願いにより創建された歴史あるお寺です。伊達家の居城の移動に伴って1602年に現在の地に移されました。境内にそびえる三重塔は高さ7.8メートルあり、内部には仙台市指定有形文化財である「釈迦如来坐像」が祀られています。毎月1日と15日の御開帳には、たくさんの人がお参りに訪れます。
輪王寺の庭園は、四季折々の花や木々が美しく彩る東北有数の名園として知られています。春の桜や初夏のツツジ、秋の紅葉など、訪れるたびに異なる趣を楽しむことができます。特に紅葉の時期には、色鮮やかな風景が広がって訪れる人を楽しませています。
泉ボタニカルガーデンは、仙台の泉ヶ岳のふもと、七北田ダム湖畔に広がる7ヘクタールの自然植物園です。平成10(1998)年に開園し、四季折々の花々や植物を楽しめるスポットとして親しまれています。春にはツツジやシャクナゲ、夏には豊かな緑と野鳥、秋には紅葉が美しい景観を作り出し、自然を満喫できます。また、園内では昆虫や小動物にも出会え、自然の息吹を感じることができます。
ヨーロッパの庭園のような美しいガーデン内では雰囲気たっぷりの写真撮影も可能で、ウェディングフォト撮影のロケーションとしても使われることがあります。
2024年現在、施設の復旧作業のため一部が無料開放されています。
仙台うみの杜水族館は、仙台港近くに位置し、豊かな三陸の海を再現した大水槽をはじめとする多彩な展示が魅力の施設です。館内では、日本の海の美しさを紹介する「日本のうみ-東北のうみ-」ゾーンでは、ホヤやシロザケをはじめ、サクラダイ、ミズダコ、タカアシガニなど、「世界のうみ」ゾーンでは、バイカルアザラシやイロワケイルカなど世界各地の個性的な生き物を観察できます。
東北最大級のイルカショーが楽しめる「うみの杜スタジアム」では、迫力満点のパフォーマンスを堪能できます。さらに、季節ごとのイベントやナイトイベントも開催されていて、海と海に住む生き物を身近に感じられるよう工夫されています。
仙台市八木山動物公園は、昭和40(1965)年に開園した東北最大級の動物園です。市街地を見下ろす八木山の自然環境の中、約130種570頭の動物が暮らしています。アフリカゾウやキリンが広がる「アフリカ園」、迫力満点の「猛獣舎」ではライオンやホッキョクグマを間近で観察できます。さらに、「ふれあいの丘」ではヤギやヒツジと触れ合い体験が楽しめ、親子連れに最適です。モルモットやウサギとのふれあい体験、ニホンザルやヤギへのえさやり体験など園内では様々なイベントがほぼ毎日開催されています。
八木山ベニーランドは、仙台市中心部から約4kmの場所に位置する、東北最大級の遊園地です。アトラクションは、全部で30種類。2回転ループの「コークスクリュー」や「八木山サイクロン」など4つのジェットコースターから、仙台市地下鉄東西線の車両を模したミニ電車「キッズトレイン」など小さな子どもが大喜びするもの、観覧車やコーヒーカップといった定番アトラクションもあって幅広い年代が一緒に楽しめます。
キャラクターショーやコスプレイベントなど多彩な催しも開催され、家族旅行やデートにもぴったりの遊園地です。
仙台市電保存館は、大正末期から半世紀にわたり仙台市民の足として親しまれた市電を保存し、その歴史を伝える施設です。平成3(1991)年に地下鉄富沢車両基地内に開館し、創業当時の1号車や123号車、415号車といった貴重な市電車両が展示されています。館内では市電の走っていた街並みを再現した模型や、当時の資料も見ることができ、往時の仙台の様子を感じられます。
また、地下鉄の運転士の制服を試着できる体験も人気です。上着と帽子を着用して記念撮影が可能です。電車好きなお子さんなら大興奮間違いなし。鉄道好き以外の大人も、懐かしい風景に童心に戻って過ごせそうです。
仙台アンパンマンこどもミュージアム&モールは、アンパンマンとその仲間たちに会える体験型施設です。有料エリアのミュージアムでは、エントランスでアンパンマンや仲間たちのジオラマがお出迎え。「パンこうじょうのおか」や「バイキンひみつ基地」ではごっこ遊びが楽しめ、やなせたかし劇場ではアニメーションの上映やミニステージも毎日行われます。赤ちゃん向けスペースも充実しており、幅広い年齢層の子どもたちと家族が安心して楽しめる設計になっています。
隣接するショッピングモール(入場無料)では、ここでしか手に入らない限定グッズや、アンパンマンのキャラクターパンが販売されています。ジャムおじさんのパン工場では、可愛らしいパンがずらりと並び、その製造風景を間近で見ることも可能です。
仙台市には、風光明媚な自然を堪能できるスポットや、アトラクション・アクティビティを楽しめるスポット、歴史を肌で感じられるスポットなど、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な仙台の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。仙台市へのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2024年12月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。
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