【ロコレコ】豊かな自然と海の幸 五感で体感!アジな旅!
2025.08.16
北海道十勝地方は、帯広市を中心都市として広大な自然を生かした観光スポットが充実しています。車を走らせるだけで気持ちの良い、美しい景色が魅力です。
そこで今回は、帯広・十勝でおすすめのスポットを20ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ帯広・十勝観光の参考にしてみてください。
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。
旧国鉄士幌線として造られたコンクリートアーチ橋「タウシュベツ川橋梁」を中心に、糠平湖の自然を一望できる展望台。古代ローマ時代の水道橋を思わせるタウシュベツ川橋梁は、ダムの水が少ない4月頃から9月頃まで湖面に姿を現し、水が増える時期は水没して湖中に姿を消すことから幻の橋と呼ばれています。
国道わきに駐車スペースがあり、展望台まで遊歩道があるため気軽にアクセスが可能です。展望台の周辺エリアはヒグマの生息域に当たるため、訪れる際はヒグマ対策を忘れずに。
北海道の国道で最も高く、ドライブコースとして人気の「三国峠」にある展望台。大雪山国立公園内に位置する展望台は絶景スポットとして評判です。標高1,139mから眺める、広大な樹海と松見大橋が織りなす景色はまさに圧巻。秋の紅葉シーズンはさらに美しさを増し、多くの人々が鑑賞に訪れます。
展望台にある「三国峠café」は、雄大な景色が広がる展望デッキで、丁寧にハンドドリップされた地元産のコーヒーやソフトクリームを楽しめるおすすめのスポットです。
アイヌの言葉で「年老いた沼」「大きな沼」を意味する「オンネトー」は、阿寒摩周国立公園の最西端に位置し、日本百名山「雌阿寒岳」の麓にある周囲2.5kmの湖。季節や天候、見る角度などでコバルトブルーやエメラルドグリーンなど色が変わることから別名「五色沼」とも呼ばれています。
湖畔周辺には散策路が整備されているほか、湖畔の西側にある木造の展望デッキは美しい雌阿寒岳、阿寒富士を一望できる人気のビュースポット。深い原生林に囲まれた静寂で神秘的な湖の姿は、時間を忘れるほどの美しさです。
タレントの田中義剛さんが牧場長を務める観光牧場。牧場内の工房で作る北海道十勝産生乳を使用したチーズやスイーツなどを製造販売しています。自然豊かな敷地には、バラエティに富んだオリジナル商品を購入できるお土産ショップやカフェ、製造工房などがあり見ごたえたっぷりです。
牧場の代名詞「生キャラメル」は、口に入れた瞬間にとろける食感が特徴的で、お土産におすすめの一品。牧場のカフェでは手作りチーズを熱々に溶かして食べる自家製のラクレットを、カレーやピザ、パスタなどさまざまなチーズ料理にかけて堪能できます。
世界で唯一「ばんえい競馬」を観戦できる競馬場。農耕馬の祭典から始まったばんえい競馬は、体重1tを超える大きな馬が、騎手を載せたソリをひくという珍しいスタイルでレースが繰り広げられる北海道にしかない競技です。全長200mのコースには坂などの障害があり、重いソリを引きながら障害を力強く乗り越えるばん馬の姿が見どころです。
競馬場の敷地内には、十勝の食の魅力がつまった「とかちむら」があります。地元産の新鮮な野菜が並ぶ直売所や、豚丼などのご当地グルメが楽しめるため、あわせて立ち寄るのがおすすめです。
「帯広を元気にしたい」という人たちによって2001年に作られた屋台街。帯広駅すぐにある50mほどの路地には、焼き鳥・串焼き・居酒屋・フレンチ・中華・韓国料理やおばんざいなど、個性豊かな20軒の屋台が軒を連ねています。十勝ならではの食材を使った料理はもちろんのこと、店主や隣のお客さんとあっという間に仲良くなれる、活気にあふれた雰囲気が魅力です。
屋台の中の店であれば、他の店からの出前も許可されている懐の広さも屋台街ならでは。夏は開放的に、冬は暖房の効いた屋台で一年中お酒と料理を楽しめます。
北海道土産として人気の高い「マルセイバターサンド」で知られる、北海道の製菓メーカー「六花亭」の帯広本店。店内では、マルセイバターサンドやホワイトチョコを使ったお菓子など、六花亭が製造するさまざまなお菓子を販売しています。
2階には軽食やスイーツが楽しめる喫茶室も併設。しっとりとしたクリームをパイ生地で巻いた「サクサクパイ」や「マルセイアイスサンド」などのスイーツや、生地から作るピザ、ハヤシライスなどオリジナルの食事メニューを味わえます。
直径18m、秒針の長さ10m超えの大きな花時計「ハナック」のある「十勝が丘公園」を上がってすぐの展望台。展望台からは、広大な十勝平野に畑が広がるパッチワークのような景色や、遥か遠方には日高山脈も一望できます。
昼夜問わず絶景を望めますが、特におすすめなのは夕陽の時間帯。空がオレンジやピンクに染まる様は絵になる美しさです。さらに1~2月の早朝、-15℃以下の晴れた日には、川面から立ち上る霧が龍のような形に見える「雲龍(けあらし)」という珍しい現象が見られることも。十勝に訪れたら立ち寄りたい絶景スポットです。
大雪山国立公園唯一の自然湖で、標高810mと北海道の湖の中では最も高い場所にあります。原生林に囲まれた周囲約13kmの湖は、透き通るような湖面が印象的。湖の周辺は、日本では北海道にしかいないエゾナキウサギの姿も見られる自然豊かな環境が残されています。そんな大自然で楽しめる、カヌーやシーカヤック、永久凍土の中を歩くガイドツアーなど、四季折々の自然を生かしたさまざまなアクティビティも魅力です。
また、夏にはアイヌの伝説から生まれた「白蛇姫まつり」、湖が凍結する冬には「しかりべつ湖コタン」など多彩なイベントも開催されており、その時期ならではの湖を楽しみつくせます。
十勝が誇る「農と食」を発信する癒やしのガーデン。約23haもの広大な園内では、四季折々に表情を変える花々や木々をゆったりと鑑賞できます。ハーブや食べられる花を育てているエリアもあり、五感を使って自然に親しめるのも魅力です。
「ガーデンカフェ」では、美食の国・ハンガリーで国宝といわれるマンガリッツァ豚を十勝で育てた「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」が味わえます。とろける食感と芳醇な旨味は格別です。また、園内にはイベントごとにフォトスポットも用意されているので、いつ訪れても新鮮な楽しさがあります。
十勝平野の田園地帯に広がる観光ガーデン。18,000坪の園内には22のゾーンがあり、四季を通して約2500種の花々がリレー式に咲き誇ります。シラカンバやホオノキなど、北海道ならではの雑木も見どころ。5月から6月頃に咲く10万本のチューリップも圧巻です。
開園期間中は、ガーデンイベントの開催や花苗・花木・おみやげ品などを販売。レストランでは、バラの香りがするソフトクリームや、人気の朝食ブッフェ(要予約)など、ガーデン育ちの無農薬野菜をふんだんに使った料理を味わえます。
緑豊かな「緑ヶ丘公園」に位置する、地域に根付いた道立美術館。道東にゆかりのある芸術家の作品をはじめ、現代美術や版画、西洋美術など幅広いコレクションを観賞できます。
年間を通して開催される特別展や企画展では、国内外のアート作品をさまざまな切り口で展示。講演会やワークショップも豊富で、美術への興味が深まるスポットです。公園散策の合間に足を運べる絶好のロケーションにあるため、気軽にアートに親しんでみては。
明治43年(1910年)に創建され、開拓の三神を御祭神として祀っている神社。緑豊かな境内にはエゾリスが生息するほか、運がよければ雪の妖精と呼ばれる野鳥「シマエナガ」に出合えることも。宮司自らデザインした「シマエナガの御朱印」や「シマエナガみくじ」も人気です。
初詣から数えて半年後に神社をお参りする「夏詣」のシーズンは、例年6月30日の大祓いから8月15日まで境内に50個の「五十鈴の風鈴」があしらわれ、涼しげな音色で満たされます。また、年6回ほど手水舎に飾られる美しい「花手水」など見どころがいっぱいです。
1973年にテレビ番組で紹介されたのをきっかけに、愛国から幸福行きの切符で一大ブームとなった幸福駅。旧国鉄広尾線の幸福駅は、現在でも2両のディーゼルカー、プラットホーム、駅舎が保存され、人気の観光スポットとなっています。来場者からのメッセージが一面に貼られた駅舎が印象的です。
縁起の良いネーミングから恋人の聖地としても知られ、毎年4月末から11月末までの期間は、ウェディング体験ができるイベント「幸福駅ハッピーセレモニー」を開催。幸せに満ちた駅で、大切な人と記念撮影を楽しんでみては?
廃線になった旧国鉄広尾線の愛国駅は、2つ先の幸福駅とともに「愛の国から幸福へ」というキャッチフレーズで一躍有名に。現在は交通記念館として、当時使用していた切符やパネル、SLなどが展示されています。
駅舎前の広場にある「幸福ゆき」切符を型どったモニュメントやハート型の噴水は、撮影スポットとして人気です。昭和時代の恋人たちが夫婦になって再訪することもある、ロマンチックな駅舎はデートにぴったり。幸福駅とあわせて足を運んでみて。
樹木の農業者「真鍋庭園苗畑」が運営する回遊式ガーデン。1966年から一般開放され、個人所有のためデザイン、造園、管理まですべて自前で行われています。25,000坪の庭園は、3つのテーマガーデンによって構成。60年以上かけて世界中からコレクションされた、数千品種の植物を眺めることができます。
園内には、野鳥やエゾリスが遊びに来るカフェテラスのほか、最新の園芸品種や珍しい植物を購入できるガーデンセンターも併設。季節によって表情を変えるため、何度訪れても楽しめるスポットです。
ヨーロッパ中世の古城に似ていることから「いけだワイン城」と呼ばれる「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」。十勝ワイン発祥の歴史を学び、ワインができるまでの工程を見学できるワイン好きにはたまらないスポットです。
館内はワインが静かに眠る熟成室をはじめ、十勝ワインについて知識を深められるミュージアム、十勝ワインが所狭しと並ぶショップ、そして食事とワインのマリアージュを楽しめるレストランと、見どころがいっぱい。事前予約で有料のガイドツアーにも参加できるため、専門スタッフによる解説や本格的なテイスティングを楽しみたい人はぜひ。
緑ヶ丘公園内に位置し、帯広市の中心部から好アクセスな動物園。園内には大型動物や鳥類、爬虫類など約70種類の動物が暮らし、エゾタヌキやキタイイズナ、エゾリスやエゾモモンガなど北海道に生息する動物たちにも出合えます。「馬ふれあい舎」ではばん馬と触れあえる十勝らしい体験も。
定期的に開催される1日飼育係体験や「よるの動物園」など、多彩なイベントは親子連れや動物好きに好評です。園内には観覧車やメリーゴーランドなどの大型遊具もあるため、家族みんなで一日中遊びつくせます。
大自然の中で暮らすヒグマを観察できる、日本初のヒグマ専用サファリパーク。ヒグマを観察する方法は、15haの広さを持つ森を専用のバスに乗って巡る「ベアウォッチングバス」、森の高台の「遊歩道コース」、ガラス張りの観察施設「ベアポイント」の3パターン。
ヒグマたちの行動やしぐさを臨場感たっぷりに観察できるほか、「ベアポイント」ではヒグマとの2ショット撮影もOK! のんびりと暮らす愛らしいヒグマたちの姿を観察しながら、ヒグマの生態を学ぶ貴重な体験をしてみては。
明治43年(1910年)に創設された広大な公営牧場。牧場に通じる1.3kmの白樺並木は音更の「美林」に指定され、テレビドラマや映画のロケ地にも使用されています。牧場展望台からは、雄大な十勝平野や日高山系、めん羊の放牧風景など北海道らしい景色を満喫できます。
展望台の周辺の放牧地には初夏から晩秋まで馬が放牧されているため、運がよければ道端から放牧中の馬たちが見られるかも。牧場内にはトイレや売店はなく、お土産、乳製品などの販売はされていないためご注意を。帯広駅からは車で約30分でアクセスできるため、癒やしを求めて足を運んでみては?
帯広・十勝には、北海道ならではの風光明媚な自然を堪能できるスポットを中心に、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な帯広・十勝の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。帯広・十勝エリアへのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年4月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。
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