中部・歴史的建造物ランキングRANKING
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1位
国史跡 高山陣屋
国指定史跡であり、高山観光のはずせないスポットに挙げられる高山陣屋。江戸幕府が飛騨国を直接支配するために設置した役所であり、主要建物が現存する国内で唯一の代官所である。居住用スペースも陣屋内にあるため、江戸時代の暮らしぶりを垣間見ることができるだろう。
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2位
奈良井宿
「奈良井千軒」と称されるほど、多くの旅人で賑わった奈良井宿。江戸時代の面影を色濃く残し、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。NHKの連続テレビ小説『おひさま』の舞台にもなった。
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3位
敦賀赤レンガ倉庫
敦賀赤レンガ倉庫は、1905年(明治38)に石油の貯蔵庫として建設された倉庫。 2015年(平成27)には、南棟に「レストラン館」・北棟に「ジオラマ館」がオープン。レンガ造りの外壁が、かつての港町の風情を今に伝えている。
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4位
成巽閣
加賀藩13代藩主・前田斉泰が母・真龍院のために建てた隠居所で、文久3年(1863)築。石川県金沢市の観光名所「兼六園」の隣にあり、建物は国の重要文化財に、庭園は国の名勝にそれぞれ指定されている。柿葺きの2階建ての建物で、1階は書院造り、2階は数奇屋造り。紫の壁や白群青の天井が印象的な「書院の間」や彩色欄間が見事な「謁見の間」など、贅を尽くした内部装飾は必見である
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5位
韮山反射炉
2015(平成27)年に「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界文化遺産に登録された「韮山反射炉」。史跡内のガイド説明やガイダンスセンター見学で歴史や構造を学べる。天気が良ければ富士山と韮山反射炉の「ダブル世界遺産」を撮影できるおすすめのフォトスポットだ。
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6位
長町武家屋敷跡
長町武家屋敷跡の界隈は、加賀藩の中級藩士が多く住んだエリアだ。連続する土塀は、かつての城下町の面影を今に伝えている。武士の生活に思いを馳せながら、ノスタルジックな町並みをゆっくり歩いてみよう。
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7位
武家屋敷跡 野村家
加賀藩で代々奉行職を務めた野村家の屋敷跡を公開。優雅なひとときを味わえる場所として人気だ。特に濡れ縁から望む庭園は、小規模ながらも国内外から高い評価を得ており、一見の価値ありだ。
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8位
万平ホテル
万平ホテルは、中山道・軽井沢宿の旅籠が前身で、明治時代に宣教師から外国人対応技術を学び、1894年(明治27)に誕生した。閑静な別荘地に位置し、風格ある建物は国の有形文化財にも登録されている。ジョン・レノンが気に入り、家族で避暑に訪れていたことでも知られる。また、ホテル内には史料室があり、レノンが気に入ったとされるピアノなども展示されている。
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9位
起雲閣
1919年(大正8)に別荘として築かれ「熱海の三代別荘」として親しまれた起雲閣。その後1947年(昭和22)に旅館として生まれ変わると山本有三、志賀直哉、太宰治など著名な文豪たちに愛された歴史あるスポットだ。
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10位
旧機那サフラン酒本舗
新潟の摂田屋地区にある「機那サフラン酒本舗」は、明治から昭和にかけて流行した薬用酒「機那サフラン酒」の創業者、吉澤仁太郎の邸宅である。1894年(明治27)から1931年(昭和6)までの37年間で建てられた10棟の建物は、現在も残り、登録有形文化財に指定されている。主屋は土日祝日に公開され、内部を見学できる。
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11位
聖ザビエル天主堂
明治23年(1890)、日本にキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルを記念して造られた白亜の外壁が印象的な教会である。典型的なゴシック建築によるカトリック教会堂であり、正面には直径3.6mを超える大きな薔薇窓がある。教会内を彩る、色どり豊かで繊細な造りのステンドグラスは必見だ。
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12位
揚輝荘
約1万坪に及ぶ広大な敷地に地形や周囲の自然を活かして造られた、名古屋の近代における郊外別荘の代表作が「揚輝荘」だ。大正から昭和にかけて(株)松阪屋の初代社長 伊藤次郎左衛門祐民によって構築されたもので5棟の市有形文化財指定建築と庭園が残されている。かつての社交場としての華やかさと名古屋の歴史を感じられる場所だ。地下鉄東山線「覚王山駅」より徒歩約10分。
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13位
熱田神宮宝物館
熱田神宮の境内中央に位置する宝物館は、1966年(昭和41)に開館し、2年後に歴史博物館として登録された。皇室や将軍、藩主、篤志家から寄進された約6000点の収蔵品を持ち、その中には国宝や重要文化財、愛知県文化財に指定されたものが177点含まれる。これらの収蔵品は順次展示され、特別展や企画展も開催されている。
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14位
重要文化財 旧角海家住宅
能登半島の北西に位置し、日本海に面する輪島市門前町の黒島地区は、かつて江戸幕府の直轄地である「天領」だった。旧角海住宅は同地を代表する廻船問屋住宅で、屋内外のすみずみから黒島の繁栄の歴史が伝わってくる。
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15位
下諏訪宿本陣岩波家
五街道のうち、中山道と甲州街道が交わる宿場町・下諏訪宿の本陣宿であった歴史的建造物。門をくぐってすぐ、とても長いエントランスの前庭の奥に受付がある。参勤交代の諸大名や皇女和宮、明治天皇等、多くの要人の宿泊地として利用されてきた。現在は28代目当主が個人で維持管理をし、建物の主要部分と当時の調度品等を保存・公開。赤報隊の相楽総三が処刑前に残していった短刀の常設展示などが行われている。中山道随一の名園と称される築庭式石庭園は、特に雨の日の美しさは格別で一見の価値ありだ。
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16位
重要文化財 安藤家住宅
古市場バス停、一軒茶屋バス停から徒歩約30分。1708年に建てられた豪農の屋敷。安藤家は代々西南湖村の名主を務めた旧家で、建物は江戸後期から続く豪農の生活を知るうえで非常に貴重なものとなっている。往時のまま保存された茅葺き入母屋造りの母屋から表門、土蔵、茶室、中門、板塀まで、全てが国指定重要文化財。春の「安藤家住宅ひなまつり」では山梨独自の雛人形「横沢びな」などが展示される。
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17位
郡上八幡旧庁舎記念館
郡上八幡旧庁舎を利用した記念館。昭和11年(1936)に建設された木造の洋風建築。平成6年(1994)まで使用されていたが、庁舎移転に伴い、記念館としてリニューアルされた。建物は国の登録文化財に指定されている。館内には観光案内所や、土産販売コーナー、休憩所などが造られている。かつて庁舎の食堂だったスペースは、軽食コーナーとなっており、古地鶏や郡上ハム、飛騨牛を使った料理が提供されている。
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18位
睡鳩荘(旧朝吹山荘)
北佐久郡軽井沢町長倉の総合リゾート施設「軽井沢タリアセン」内にある歴史的建造物。昭和6年(1931)、アメリカの建築家W・M・ヴォーリズ氏の設計により建築された実業家・朝吹常吉の別荘で、国の有形文化財に登録されている。平成20年(2008)に現在地に移築復元され、展覧会やコンサートにも利用されている。
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19位
安国寺経蔵
飛騨三十三観音霊場の第11番札所「安国寺」境内にある経蔵。回転式のものとしては日本最古と伝わる八角形の輪蔵に、元版一切経5397巻を納めている。日本でも数少ない国宝経蔵で、ここ安国寺のほかには奈良の法隆寺と唐招提寺にしか存在しない。禅宗様造りに和様風が加わった中世の建築様式で、応永15年(1408)に現在の下呂市出身の奥田弾正頼親により寄進された。簡素な造りの外観からは想像できない圧倒感がある。
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20位
重要文化財 旧松本高等学校(松本市あがたの森文化会館)
あがたの森公園内にある教育施設。重要文化財の木造洋風建築・旧松本高等学校の校舎を使用しており、「復元校長室」や「復元教室」等を見ることができる。また、旧松本高等学校講堂ホールも併設されており、コンサートや展示発表会等、地域の人々の教育文化活動の場として多く利用されている。
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21位
旧近衛邸
茶の湯文化を伝える京都の公家・近衛家の邸宅の一部を移築したもの。西尾城の一部を復元して作られた西尾市歴史公園内にある。書院と茶室からなる建物は、江戸時代後期、島津斉彬の姫が近衛忠房に嫁いだ縁で島津家によって建設された。書院では、季節の和菓子とセットになったお抹茶のサービスが行われており、縁側から望む美しい庭園を眺めながら、ゆったりとした時間が味わえる。
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22位
乙子神社草庵
弥彦神社の末社にあたる社務所。文化13年(1816)、曹洞宗の僧侶・良寛が、最盛期を過ごした五合庵の老朽化と山坂の登り降りが老身にこたえるようになったことから、この草案に移り住んだ。現在の草案は昭和62年(1987)に再建されたもの。境内には安政5年(1858)に建立された石碑が残っており、これは現存する良寛の詩歌碑として最も古いものであるとされる。
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23位
渡邉邸
およそ9900平方メートルの敷地に1600平方メートルを超える母屋と6つの蔵が並ぶ、大庄屋の本邸。庭と建物の調和がとれて一体に見える「庭屋一如」の空間が広がる。県内で唯一、本邸が国の重要文化財、庭園が国の名勝の双方に認定されている。
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24位
登窯(陶榮窯)
日本六古窯のひとつ「常滑窯」として有名な常滑市にある登窯で、明治20年(1887)頃に築かれたもの。国内に現存する登窯の中でも最大級の規模を誇り、昭和49年(1974)まで実際に使用されていた。国の重要有形民俗文化財。傾斜地に8つの焼成室が連なり、10本の煙突が特徴的である。窯の内部は一般公開されている。隣接の「展示工房館」では、常滑焼に関する資料が見られるほか、絵付け体験にも参加できる。
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25位
足軽長屋
新発田市大栄町7丁目、「清水園」向かいにある歴史的建造物。江戸末期に新発田藩の足軽の住居として使われていた木造茅葺きの八軒長屋で、当時の足軽たちの暮らしの様子を伝える貴重な遺構として国の重要文化財に指定されている。
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26位
名古屋市役所本庁舎
西洋的な建築様式に日本的な要素を取り入れた昭和初期の歴史的建造物。現在使用されている3代目の庁舎は昭和8年(1933)に昭和天皇御大典事業の一環として建設されたもので、西洋風の建物に日本の瓦屋根を組み合わせた外観が特徴。中央には高さ約50mの時計塔が設置されており、国の重要文化財にも指定されている。
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27位
御師旧外川家住宅
外川家は代々富士山の御師を勤めてきた家。御師とは、富士山に登拝する富士講信者の宿泊や食事の世話をしたり、富士山信仰の布教や祈祷を行う人々のこと。富士山信仰を支えた貴重な建物だ。主屋は明和5年(1768)に建築され、平成23年(2011)に国の重要文化財に指定された。また世界遺産富士山の構成資産にもなっており、御神前の間や登山装束などの資料を見学できる。
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28位
安楽寺 国宝 八角三重塔
安楽寺の境内にある木造の塔。木造の八角塔として全国で唯一となる貴重な建築で、国宝に指定されている。最下層に裳階(もこし=ひさし)をつけた珍しい形式で八角形なのは鎌倉時代に中国からわたってきた禅宗様式を忠実に守って建てられたため。平成16年(2004)の調査の結果、少なくとも鎌倉時代末期(1290年代)には建立されたことが明らかになり日本最古の禅宗様建築となっている。
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29位
小林一茶旧宅
間口3間半、奥行2間2尺ほどの質素な土蔵。柏原の大火で焼け出され、中風を患った小林一茶が、65歳で亡くなるまでの半年近くを過ごした場所として知られる。昭和32年(1957)に国史跡として指定されたのち、2度の解体保存工事を経て当時の姿が復元された。晩年を思わせるうら寂しい佇まいは、歴史好きにはたまらない。また、毎年11月19日には小林一茶の菩提寺「明専寺」で一茶忌が行われ、法要や俳句大会に多くの人が参加する。
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30位
ひがし茶屋街 懐華樓
ひがし茶屋街にある懐華樓は、美しい出格子と石畳の中心に位置し、夜は宴席、昼はカフェとして人気を集めている。和風レトロな空間には、輪島塗の朱塗り階段があり、2007年(平成19)公開の映画『舞妓Haaaan!!!』にも登場するほど有名である。
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8位
万平ホテル
万平ホテルは、中山道・軽井沢宿の旅籠が前身で、明治時代に宣教師から外国人対応技術を学び、1894年(明治27)に誕生した。閑静な別荘地に位置し、風格ある建物は国の有形文化財にも登録されている。ジョン・レノンが気に入り、家族で避暑に訪れていたことでも知られる。また、ホテル内には史料室があり、レノンが気に入ったとされるピアノなども展示されている。
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9位
起雲閣
1919年(大正8)に別荘として築かれ「熱海の三代別荘」として親しまれた起雲閣。その後1947年(昭和22)に旅館として生まれ変わると山本有三、志賀直哉、太宰治など著名な文豪たちに愛された歴史あるスポットだ。
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10位
旧機那サフラン酒本舗
新潟の摂田屋地区にある「機那サフラン酒本舗」は、明治から昭和にかけて流行した薬用酒「機那サフラン酒」の創業者、吉澤仁太郎の邸宅である。1894年(明治27)から1931年(昭和6)までの37年間で建てられた10棟の建物は、現在も残り、登録有形文化財に指定されている。主屋は土日祝日に公開され、内部を見学できる。
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11位
聖ザビエル天主堂
明治23年(1890)、日本にキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルを記念して造られた白亜の外壁が印象的な教会である。典型的なゴシック建築によるカトリック教会堂であり、正面には直径3.6mを超える大きな薔薇窓がある。教会内を彩る、色どり豊かで繊細な造りのステンドグラスは必見だ。
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12位
揚輝荘
約1万坪に及ぶ広大な敷地に地形や周囲の自然を活かして造られた、名古屋の近代における郊外別荘の代表作が「揚輝荘」だ。大正から昭和にかけて(株)松阪屋の初代社長 伊藤次郎左衛門祐民によって構築されたもので5棟の市有形文化財指定建築と庭園が残されている。かつての社交場としての華やかさと名古屋の歴史を感じられる場所だ。地下鉄東山線「覚王山駅」より徒歩約10分。
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13位
熱田神宮宝物館
熱田神宮の境内中央に位置する宝物館は、1966年(昭和41)に開館し、2年後に歴史博物館として登録された。皇室や将軍、藩主、篤志家から寄進された約6000点の収蔵品を持ち、その中には国宝や重要文化財、愛知県文化財に指定されたものが177点含まれる。これらの収蔵品は順次展示され、特別展や企画展も開催されている。
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14位
重要文化財 旧角海家住宅
能登半島の北西に位置し、日本海に面する輪島市門前町の黒島地区は、かつて江戸幕府の直轄地である「天領」だった。旧角海住宅は同地を代表する廻船問屋住宅で、屋内外のすみずみから黒島の繁栄の歴史が伝わってくる。
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15位
下諏訪宿本陣岩波家
五街道のうち、中山道と甲州街道が交わる宿場町・下諏訪宿の本陣宿であった歴史的建造物。門をくぐってすぐ、とても長いエントランスの前庭の奥に受付がある。参勤交代の諸大名や皇女和宮、明治天皇等、多くの要人の宿泊地として利用されてきた。現在は28代目当主が個人で維持管理をし、建物の主要部分と当時の調度品等を保存・公開。赤報隊の相楽総三が処刑前に残していった短刀の常設展示などが行われている。中山道随一の名園と称される築庭式石庭園は、特に雨の日の美しさは格別で一見の価値ありだ。
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16位
重要文化財 安藤家住宅
古市場バス停、一軒茶屋バス停から徒歩約30分。1708年に建てられた豪農の屋敷。安藤家は代々西南湖村の名主を務めた旧家で、建物は江戸後期から続く豪農の生活を知るうえで非常に貴重なものとなっている。往時のまま保存された茅葺き入母屋造りの母屋から表門、土蔵、茶室、中門、板塀まで、全てが国指定重要文化財。春の「安藤家住宅ひなまつり」では山梨独自の雛人形「横沢びな」などが展示される。
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17位
郡上八幡旧庁舎記念館
郡上八幡旧庁舎を利用した記念館。昭和11年(1936)に建設された木造の洋風建築。平成6年(1994)まで使用されていたが、庁舎移転に伴い、記念館としてリニューアルされた。建物は国の登録文化財に指定されている。館内には観光案内所や、土産販売コーナー、休憩所などが造られている。かつて庁舎の食堂だったスペースは、軽食コーナーとなっており、古地鶏や郡上ハム、飛騨牛を使った料理が提供されている。
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18位
睡鳩荘(旧朝吹山荘)
北佐久郡軽井沢町長倉の総合リゾート施設「軽井沢タリアセン」内にある歴史的建造物。昭和6年(1931)、アメリカの建築家W・M・ヴォーリズ氏の設計により建築された実業家・朝吹常吉の別荘で、国の有形文化財に登録されている。平成20年(2008)に現在地に移築復元され、展覧会やコンサートにも利用されている。
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19位
安国寺経蔵
飛騨三十三観音霊場の第11番札所「安国寺」境内にある経蔵。回転式のものとしては日本最古と伝わる八角形の輪蔵に、元版一切経5397巻を納めている。日本でも数少ない国宝経蔵で、ここ安国寺のほかには奈良の法隆寺と唐招提寺にしか存在しない。禅宗様造りに和様風が加わった中世の建築様式で、応永15年(1408)に現在の下呂市出身の奥田弾正頼親により寄進された。簡素な造りの外観からは想像できない圧倒感がある。
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20位
重要文化財 旧松本高等学校(松本市あがたの森文化会館)
あがたの森公園内にある教育施設。重要文化財の木造洋風建築・旧松本高等学校の校舎を使用しており、「復元校長室」や「復元教室」等を見ることができる。また、旧松本高等学校講堂ホールも併設されており、コンサートや展示発表会等、地域の人々の教育文化活動の場として多く利用されている。
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21位
旧近衛邸
茶の湯文化を伝える京都の公家・近衛家の邸宅の一部を移築したもの。西尾城の一部を復元して作られた西尾市歴史公園内にある。書院と茶室からなる建物は、江戸時代後期、島津斉彬の姫が近衛忠房に嫁いだ縁で島津家によって建設された。書院では、季節の和菓子とセットになったお抹茶のサービスが行われており、縁側から望む美しい庭園を眺めながら、ゆったりとした時間が味わえる。
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22位
乙子神社草庵
弥彦神社の末社にあたる社務所。文化13年(1816)、曹洞宗の僧侶・良寛が、最盛期を過ごした五合庵の老朽化と山坂の登り降りが老身にこたえるようになったことから、この草案に移り住んだ。現在の草案は昭和62年(1987)に再建されたもの。境内には安政5年(1858)に建立された石碑が残っており、これは現存する良寛の詩歌碑として最も古いものであるとされる。
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23位
渡邉邸
およそ9900平方メートルの敷地に1600平方メートルを超える母屋と6つの蔵が並ぶ、大庄屋の本邸。庭と建物の調和がとれて一体に見える「庭屋一如」の空間が広がる。県内で唯一、本邸が国の重要文化財、庭園が国の名勝の双方に認定されている。
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24位
登窯(陶榮窯)
日本六古窯のひとつ「常滑窯」として有名な常滑市にある登窯で、明治20年(1887)頃に築かれたもの。国内に現存する登窯の中でも最大級の規模を誇り、昭和49年(1974)まで実際に使用されていた。国の重要有形民俗文化財。傾斜地に8つの焼成室が連なり、10本の煙突が特徴的である。窯の内部は一般公開されている。隣接の「展示工房館」では、常滑焼に関する資料が見られるほか、絵付け体験にも参加できる。
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25位
足軽長屋
新発田市大栄町7丁目、「清水園」向かいにある歴史的建造物。江戸末期に新発田藩の足軽の住居として使われていた木造茅葺きの八軒長屋で、当時の足軽たちの暮らしの様子を伝える貴重な遺構として国の重要文化財に指定されている。
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26位
名古屋市役所本庁舎
西洋的な建築様式に日本的な要素を取り入れた昭和初期の歴史的建造物。現在使用されている3代目の庁舎は昭和8年(1933)に昭和天皇御大典事業の一環として建設されたもので、西洋風の建物に日本の瓦屋根を組み合わせた外観が特徴。中央には高さ約50mの時計塔が設置されており、国の重要文化財にも指定されている。
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27位
御師旧外川家住宅
外川家は代々富士山の御師を勤めてきた家。御師とは、富士山に登拝する富士講信者の宿泊や食事の世話をしたり、富士山信仰の布教や祈祷を行う人々のこと。富士山信仰を支えた貴重な建物だ。主屋は明和5年(1768)に建築され、平成23年(2011)に国の重要文化財に指定された。また世界遺産富士山の構成資産にもなっており、御神前の間や登山装束などの資料を見学できる。
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28位
安楽寺 国宝 八角三重塔
安楽寺の境内にある木造の塔。木造の八角塔として全国で唯一となる貴重な建築で、国宝に指定されている。最下層に裳階(もこし=ひさし)をつけた珍しい形式で八角形なのは鎌倉時代に中国からわたってきた禅宗様式を忠実に守って建てられたため。平成16年(2004)の調査の結果、少なくとも鎌倉時代末期(1290年代)には建立されたことが明らかになり日本最古の禅宗様建築となっている。
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29位
小林一茶旧宅
間口3間半、奥行2間2尺ほどの質素な土蔵。柏原の大火で焼け出され、中風を患った小林一茶が、65歳で亡くなるまでの半年近くを過ごした場所として知られる。昭和32年(1957)に国史跡として指定されたのち、2度の解体保存工事を経て当時の姿が復元された。晩年を思わせるうら寂しい佇まいは、歴史好きにはたまらない。また、毎年11月19日には小林一茶の菩提寺「明専寺」で一茶忌が行われ、法要や俳句大会に多くの人が参加する。
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30位
ひがし茶屋街 懐華樓
ひがし茶屋街にある懐華樓は、美しい出格子と石畳の中心に位置し、夜は宴席、昼はカフェとして人気を集めている。和風レトロな空間には、輪島塗の朱塗り階段があり、2007年(平成19)公開の映画『舞妓Haaaan!!!』にも登場するほど有名である。
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