今回、山代エンナリポーターが“海外の旅”で訪れたのはアメリカ・テメキュラ。旅サラダがおすすめする観光スポットやご当地グルメを紹介します。

※$1(米ドル)=150円

テメキュラ(Temecula)

ロサンゼルスから車で南へ約1時間半。カリフォルニア有数のワインの産地でアメリカ三大ワイン雑誌のひとつである「WINE ENTUSIAST誌」に世界のトップワインを楽しむ旅先に選ばれた南カリフォルニアの小都市。
40以上のブドウ園が肥沃な渓谷に広がり、ワインテイスティング、ゴルフ、熱気球などが楽しめるリゾート地でもある。また、12ブロックにわたってアンティークショップやギャラリー、ビアパブ、レストランなどが建ち並ぶ「オールドタウン・テメキュラ」には、かつての牧場と鉄道の歴史をしのばせる給水塔や木製の歩道があり、さらにフロンティアスタイルの店先は、魅力的な1860年代のウエスタンの雰囲気を今に残している。

ウエルド アンド ウール(Weld + Wool)

1891年に建てられた歴史ある「ホテルテメキュラ」の建物の中にあるカウボーハットとアクセサリーのお店。内観は、オリジナルの壁紙、床、窓、網戸がそのまま残されており、歴史な造りとなっている。
気に入ったカウボーイハットに、色々な装飾パーツをデコレーションしてくれるサービスも。

 

ウィルソン クリーク ワイナリー(Wilson Creek Winery)

今年25周年を迎えたテメキュラを代表するワイナリー。野外の公園のような中庭に燦燦と降り注ぐまぶしい南カリフォルニアの太陽。店内のカウンターでワインを受け取ったら、中庭に出てサングラスをしながらワインを楽しむのがウィルソンクリーク流。このワイナリーを訪れた者が、必ず買って帰るといっても過言ではない、ウィルソンクリーク名物の「アーモンドスパークリングワイン」は、ここでしか味わえない特別なワイン。

 

パイオニアタウン(Pioneertown)

1940〜1950年代にハリウッドスター達がつくり上げた西部劇の街。
1880年代の西部の街並みを再現したこの街は、1946年にハリウッド俳優のディック・カーティスやロイ・ロジャースらが作り上げた西部劇のセットで、この地において1940〜1950年代に50本以上の映画やテレビが撮影された。街の中には、銀行、浴場、納屋、監獄など映画撮影が行われた時代にセットとして使われた建物が数多く残されている。現在は当時のままの外観を残しながら、飲食店やギャラリー等になっている。また、街中では定期的に「Gun fighter show」と呼ばれるガンマンショーが行われる。

パピー&ハリエット(Pappy & Harriet’s)

 

ザ ヴァイン ハウス ベッド&ブレックファスト(The Vine House Bed & Breakfast)

テメキュラ・ワイン・カントリーの中心部にあるエレガントなケープコッド様式の邸宅を利用して、5年前にオープンした全8室のB&B(朝食付きのホテル)。豪華なブティックホテルの優雅なアメニティとおいしいグルメ朝食、さらに素晴らしいブドウ園の景色など、細部まで行き届いたサービスが味わえる。朝食には、庭で飼っている12羽のニワトリが産んだ新鮮な卵を使ったオムレツなどの卵料理に、パンケーキかフレンチトースト、さらにフレッシュなオレンジジュースが提供される。

 

スタンピード(Stampede)

1995年にオープンした西海岸最大のカントリー ミュージックバー&レストラン。
ウエスタンのラインダンス を楽しみながら、アメリカンなディナーやお酒が頂ける。
毎週金曜と土曜にはラインダンスのレッスンが開催され、多い時には1,200人もの人たちが集まる。

 

グレープ エスケープ 気球体験(Grape Escape Balloon Adventure)

美しいブドウ畑が広がるテメキュラ渓谷の早朝。柑橘類の果樹園やワイナリーの上空を静かに飛行する気球フライト体験。遠くにはスキナー湖とカリフォルニアの山々の美しさが見える。テメキュラは、南カリフォルニアの大部分を上空から眺めるのに最適な位置にあり、晴れた日には遠くに海も見える。