今回、大場美和リポーターが“海外の旅”で訪れたのはスペイン・クディジェロ。何世紀も前から受け継がれている伝統の黒陶器や、漁港近くにある観光客に人気の海鮮レストラン、アストゥリアス州の人々の信仰と巡礼の場となっている聖堂など、旅サラダがおすすめする観光スポットやご当地グルメを紹介します。

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※€1(ユーロ)=180円

クディジェロ(Cudillero)

スペインのアストゥリアス州の山の斜面にある小さくて絵のように美しい漁港。港の周りにそびえ立つ馬蹄形をした険しい崖の上には、宙吊りになっているように見える家々が軒を連ねていて、その色鮮やかな屋根や窓はひときわ目を引く。海沿いの狭い石畳の広場にある魚料理専門の居酒屋が観光の目玉になっている。

セラミカ・ネグラ・デ・クディジェロ(Cerámica Negra de Cudillero)

クディジェロの村の中心にある職人工房。何世紀も前から細々受け継がれていた伝統工芸である独特の黒陶器。窯の酸素を遮断して、木材から出たすすが陶器に付いて真っ黒な陶器が焼き上がる。装飾品から実用陶器まで、世代を超えて受け継がれてきた精巧なデザインと技法が光る様々な手作りの工芸品。

 

レストラン ラ ヌエバ ロンハ(Restaurante La Nueva Lonja)

クディジェロの漁港近くにある、元は卸売市場だった建物を改装して営業している観光客に人気の海鮮レストラン。

 

コバドンガ聖堂(Santuario de Covadonga)

アストゥリアス州の人々全員の信仰と巡礼の場となっている聖堂。
ネオロマネスク様式の建物で、正面玄関を挟むように2本の高い塔があり、内部にはマドラソによる絵画など、貴重な作品が展示されている。西暦722年夏にコバドンガ近くの山中で起こった、アストゥリアス王国のキリスト教徒軍とウマイヤ朝のムスリム軍による「コバドンガの戦い」。アストゥリアス王国の建国者のペラヨ王率いるアストゥリアス軍がウマイヤ朝軍を破った。この戦いに勝利したアストゥリアス王国は、イベリア半島のイスラム支配に対する抵抗の拠点となったため、小規模な戦闘ながらレコンキスタ(国土回復運動)の出発点とされる。聖堂の前のバシリカ広場には、ペラヨ王の像がある。

コバドンガの聖なる洞窟(Santa Cueva de Covadonga)

聖堂の近くには、“聖なる洞窟”があり、中には、サンタ・クエバ礼拝堂(Oratorio de la Santa Cueva)がある。礼拝堂には、サンティーナの像、ペラヨ王の墓、アルフォンソ1世の墓があり、祭壇には、コバドンガの戦いを描いた金色の板絵が飾られている。この洞窟からは滝が流れ出し、その足元には7つの噴出口を持つ7つの噴水の泉がある。この噴水の泉の水を、息を止めて一気に飲むと、1年以内に結婚できるという言い伝えも。

ホテル ミラドール デ ラ セパダ(Hotel Mirador de la Cepada)

アストゥリアス州のピコス・デ・エウロパ山脈の中心地に位置するカンガス・デ・オニス(Cangas de Onís)という村にある4つ星ホテル。牧歌的な環境に囲まれ、雄大なセーヤ川から徒歩わずか10分の丘の上に2001年に建てれた。

 

カマレニョ ヴィア フェラータ(VÍA FERRATA DE CAMALEÑO)

カマレニョ・ヴィア・フェラータは、短距離のヴィア・フェラータで、初心者向け(K2)から上級者向け(K4)まで対応している。また、夜にはライトが投影されるサイケデリックなヴィア・フェラータも楽しめる。