【ロコレコ】豊かな自然と海の幸 五感で体感!アジな旅!
2025.08.16
桃太郎伝説が生まれた地といわれる岡山県。そんな岡山には、童話の桃太郎にも登場した「きびだんご」をはじめ、特産品の桃やマスカットを生かしたスイーツ、地ビール、地域に根付く伝統工芸品など幅広いご当地名物があります。
今回は岡山のお土産から旅サラダPLUS編集部おすすめの25種類をセレクトしました。ぜひお土産選びをしながら、岡山の新しい魅力を見つけましょう。
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。
地元に根付いたローカルなお菓子といえば、岡山県民おなじみの洋菓子店「白十字」の「ワッフル」です。どら焼きをヒントに作られたワッフルは、一般的なワッフルとは違い生地がふわふわ。風味豊かなハチミツを感じるふんわりとした生地に、コクのあるカスタードクリームがたっぷりとサンドされています。
日持ちは短いですが、バラ売りしているため食べたい分だけ購入が可能です。コーヒーや紅茶など、お気に入りの飲み物と一緒にティータイムを楽しみましょう。
出典:岡山県青果物販売株式会社
岡山といえば、誰もが思い浮かべる果実の「桃」。岡山で栽培され“桃の女王”とも称される「清水白桃」の、旬のおいしさを伝えるべく誕生したスイーツが、おかやま桃子の「清水白桃ぷりん」です。甘みや食感、香りが最高になった清水白桃を旬の時期に収穫し、手間をかけてプリンへと仕上げられました。
旬のおいしさを閉じ込めたプリンは、まるで果実を食べているかのように味わい豊か。清水白桃のみずみずしく繊細な甘さを存分に感じられます。子どもから大人まで、年齢を問わず手渡せるスイーツです。
出典:大手饅頭伊部屋
古くから米どころとして栄える岡山。大手饅頭伊部屋の「大手まんぢゅう」は、そんな岡山の良質な備前米を使った銘菓です。備前米を原料に糀(こうじ)を作り、もち米などを加えながら日数をかけて成熟した甘酒を仕上げます。この甘酒に小麦粉を混ぜて発酵させれば生地が完成。繊細な生地の中には、北海道産小豆を特製の白双糖で練り上げたこしあんがたっぷり。
甘酒の豊潤な香りとコクが上品な甘さのこしあんと合わさり、口の中でまろやかな風味が広がります。日持ちは7日と短いため、身近な人におすそ分けしたいお土産です。
出典:株式会社せとうち寿
甘すぎないお菓子を探している人は、株式会社せとうち寿の「白桃とチーズのおかやまラング」はいかがでしょうか。岡山産白桃と蒜山高原のジャージー牛乳という、岡山が誇る素材を掛け合わせた贅沢感のあるラングドシャです。
さくさく・ほろほろ食感のクッキー生地と、白桃の豊かな甘み、まろやかなチーズの塩味がベストマッチ。口当たりも軽く、次々と食べたくなってしまうおいしさです。180日とたっぷり日持ちし、個包装のため大人数に配りたいときには最適なお菓子です。
出典:岡山宝株式会社
大小さまざまな島や入り江が点在し、潮の流れが複雑で海の幸が豊富な瀬戸内海。そんな瀬戸内海で獲れた小エビを贅沢に練り込んだのが、「瀬戸内えびせんべい」です。
封を開けた瞬間に香る香ばしいエビの香りに誘われて、口に入れれば凝縮したエビの旨みが口いっぱいに広がる「瀬戸内えびせんべい」。こだわり製法で焼き上げているため、エビの香り・旨みとともにサクサクの食感も楽しめます。おせんべい好きやエビ好きにはたまらない一品は、おやつはもちろん、お酒のおつまみとしても最適です。
出典:藤戸まんぢゅう
寿永三(1184年)の乱世にその起源を持つ「藤戸まんぢゅう」。あんこが透けて見えるほどの薄皮に、北海道小豆で作られたこしあんを包んだ饅頭です。素材本来の味を楽しんでもらうために、食品添加物・保存料は不使用。
自然な甘さとあんこ、小麦粉本来の素朴な味わいを感じられる逸品は、観光客だけでなく地元のお客さんのなかにも愛好家が多くいます。県外に出た地元の人が、慣れ親しんだ味を求めて注文することも多い逸品をお土産にいかがですか。
出典:三宅製菓本店
三宅製菓本店が創業した100年以上前から続く伝統の味「金平饅頭」。カステラ風のふわふわ生地に自家製の無添加白あんを包んで焼いた焼きまんじゅうです。完全無添加で手作りしているこだわりのまんじゅうは創業当時と変わらぬ素朴で優しい味。どの年代の方に贈っても喜ばれるでしょう。
近所の方のためにと作られた、優しさが詰まったおまんじゅうは、全国菓⼦⼤博覧会 有功⼤賞を受賞するまでに。世代を超えて愛される伝統の味をぜひご賞味ください。
出典:哲多すずらん食品加工
哲多すずらん食品加工の「白桃ピオーネカレー」は、果実王国・岡山の白桃やピオーネ(ぶどう)を贅沢に使ったご当地カレーです。白桃と皮付きピオーネの果実が溶け込み、スパイシーな旨味の中にフルーツのまろやかな甘味を感じられます。
さらに岡山育ちの鶏、完熟の桃太郎トマト、生マッシュルームなどこだわりの素材を、じっくりと時間をかけて煮込んでいます。岡山の名産品が盛りだくさんに詰め込まれたカレーは、レトルトとは思えないほど深い味わいです。
宮下酒造の「独歩(どっぽ)」は、「全国酒類コンクール」の地ビール部門で複数回の受賞歴があるクラフトビールです。岡山のおいしい水と麦芽(モルト)、ホップ、ビール酵母などドイツの最高級の原材料で造られ、生きた酵母が入っています。
独歩を代表する「ピルスナー」は、ホップの香りと苦味の効いた美しい黄金色の淡色ビールです。麦芽100%の深いコクと香味のバランスがよく、上質な味わいで好みを選ばず飲みやすい仕上がりに。岡山に訪れたら手に入れたい1本です。
出典:サンキ商会 瀬戸乃屋
岡山の魚といえば「ままかり」が有名です。その不思議な呼び名は、「隣からご飯(まま)を借りに行くほどおいしい」ことから名づけられたと言われています。海産物の珍味を販売する瀬戸乃屋の「ままかりポン酢漬」は、一口サイズにカットしたままかりを爽やかな香り漂うポン酢で漬け込んだ一品です。
爽やかな味わいは、炊きたてご飯のお供にぴったり。桃太郎に登場する鬼が描かれたパッケージにも癒やされます。150日と長持ちするほか、食べきりサイズなのでお土産には最適です。
出典:岡山県観光連盟
ふっくらとしたお多福型の「撫川(なつかわ)うちわ」は、江戸時代から岡山の吉備地区で作られてきた伝統工芸品です。うちわの上部には、俳句を一筆書きで雲のように描く「歌継ぎ」の技法が使われ、その下には、キキョウや蛍など、句に合わせた花鳥風月の絵柄が「透かし」という技法によって描かれています。
光にかざすことで、絵柄や俳句が鮮明に浮かび上がる様はとても優美。美術品のように飾っておきたくなる逸品です。サイズは男持ち(大)、女持ち(中)、飾りうちわ(小)の3種類があるので、好みのものを探してみてください。
出典:岡山県
江戸時代から倉敷地域に伝わる、縁起物の郷土玩具「倉敷はりこ」。かつて男子の誕生を喜んで作られたことから虎のモチーフが多く、中でも首をゆるやかに動かす「首振り虎」が代表的です。ほかにも十二支など多種類のモチーフがあり、そのユーモラスな動きと愛嬌のある表情に癒やされます。
型作りから絵付けまで、全ての工程を手作業で行うという制作方法は、昔から変わりません。手作りならではの温かさは、部屋に飾るだけで安らぎをもたらしてくれます。ぜひ渡す人を思い浮かべながら選んでみてください。
出典:岡山県観光連盟
「備前焼」は岡山の備前市周辺で作られている焼き物で、日本六古窯のひとつに数えられています。そのルーツは古墳時代の焼き物と言われ、非常に古い歴史を持ちます。
一番の特徴は、多くの焼き物に使われる釉薬(ゆうやく)を一切使用せず、絵付けもしないというシンプルさ。窯で焼いたときに自然とつく模様を生かすため、一つとして同じものはありません。飽きのこない素朴な風合いは、使うたびに愛着が増していきます。丈夫で割れにくいため、使い勝手も抜群です。備前市の伊部(いんべ)駅周辺には備前焼の窯元やギャラリーが集まっているため、お気に入りのアイテムを探しに足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
出典:岡山県観光連盟
倉敷市で半世紀以上愛される「倉敷ガラス」は、創始者の小谷眞三さんと息子の栄次さんだけが作るガラス工芸です。誕生のきっかけは、ガラスのクリスマスオーナメントを手掛けていた眞三さんがグラスの制作を依頼されたこと。眞三さんは制作を通し、それまで複数の職人による分担作業で作られていた吹きガラスを、全て一人で手掛ける「スタジオ・グラス」のスタイルを確立しました。ガラス工芸の世界に革命をもたらした「倉敷ガラス」は、現在でも日本の民藝ガラスを代表する存在です。
手作りの温もりが宿ったガラス製品はどれも手にしっくりとなじみ、「小谷ブルー」と呼ばれる深い青色も魅力的。日々に彩りを添えてくれる存在感です。
出典:倉敷鉱泉株式会社
倉敷鉱泉株式会社が展開する倉敷味工房シリーズの「塩ぽんず」は、旅行者からも人気が高いご当地調味料。一般的な醤油ベースのぽん酢ではなく、塩をベースにした新しいタイプのぽん酢です。瀬戸内の海塩に、高知産のゆず果汁と徳島産のすだち果汁、かつおと昆布の旨味を効かせています。料理をさっぱりと仕上げる、まろやかな塩味と爽やかな酸味が魅力です。
さっぱりとした風味は、鶏肉料理やしゃぶしゃぶなどに相性ぴったり。未開封で1年日持ちするため、手土産にも優れた1本です。
出典:古見屋羊羹
1300年頃の中世から昭和の初めまで、全国の大河を運航していた「高瀬舟」。古見屋羊羹の「高瀬舟羊羹」は、かつて山と海を結んだ高瀬舟の“結ぶ心”を大切に、高瀬舟の形そのままに作られた一口羊羹です。
一粒ずつ厳選した北海道産襟裳種の小豆を炊き上げ、伝統的な製法で丹精を込めて作られた羊羹は、小豆の濃厚な風味とほのかな甘さを感じられます。3週間ほど置くと羊羹の表面が薄く糖化し、食感が変化。日持ちは2ヵ月と長いため、味わいの変化を楽しんでみてください。
麺づくりが盛んな鴨方町で、地元民の常備食として親しまれる「かも川手延素麺」。江戸時代から受け継がれてきた伝統の「手延べ製法」にこだわり、1本1本丁寧に麺を伸ばして熟成することで、つるつる・もちもちの食感に仕上がります。
一般的なそうめんに比べて少し太さがあるため、しっかりとした食べ応えとのど越しのよさが特徴です。そのまま食べるのはもちろん、にゅうめんにしたり、エスニック風の味付けにしたりと楽しみ方は多彩。日持ちは3年6ヶ月と非常に長いため、いろんなアレンジを楽しみましょう。
出典:敷島堂
岡山の名物といえば「きびだんご」が広く知られています。敷島堂の「元祖マスカットきびだんご」は、きびだんごの中に独自の技術で岡山特産のマスカットの果蜜を入れた“進化系きびだんご”です。一口食べると、やわらかい餅の中から果蜜がとろりとあふれ出し、マスカットの甘酸っぱさとフルーティーな味わいが口いっぱいに広がります。
日持ちは約14日と短めですが、一口サイズなので食べきりやすいところが魅力です。2粒ずつの個包装になっているので、配りやすいお菓子を探している人にもおすすめ。
廣榮堂の「調布」は、布のように薄いカステラ生地に、求肥が包まれた和菓子です。「調布」というちょっぴり変わった名前は、かつて朝廷に納められていた手織りの巻布「調布」に形が似ていたことが由来とされています。
卵のやさしい甘みを感じる香ばしい薄皮は、ふんわり・もちもち食感のやわらかい求肥と調和します。品のある甘さなので、日本茶との相性もばっちり。日持ちは20日と比較的長く、個包装になっているため大人数にも配りやすいお菓子です。
出典:御菓子処 清風庵
清風庵の「おかやまロール」は、数多くある岡山の特産素材を一本に巻き込んだロールケーキです。ふわふわの生地の中には、吉備団子、清水白桃のジャム、ジャージー牛乳、作州黒甘納豆と、岡山の魅力的な素材が勢ぞろい。絶妙なバランスで配置された、もちもちの団子や香り高い果肉入りのジャム、甘さ控えめの甘納豆は不思議な一体感があります。
日持ちは10日間と短いため、ロールで食べきれないという人には食べきり用のカットサイズもおすすめです。
岡山土産といえば、「きびだんご」が不動の人気です。安政 3年創業の老舗菓子店「廣榮堂」の「元祖きびだんご」は、創業から守り続ける伝統の一品です。
国産のもち米に砂糖と水飴、きびを加えたシンプルなきびだんごは、素材の味が生きたやさしい甘さ。素朴ながら、つい手を伸ばしたくなるおいしさです。絵本作家・五味太郎さんのイラストによる桃太郎モチーフのパッケージは、お土産にもってこい。桃太郎のようにたくさんの人におすそ分けすれば、人気者になれるかも?
出典:橘香堂
明治10年創業の老舗和菓子屋「橘香堂」の「むらすゞめ」は、和製クレープのような倉敷名物です。選りすぐった新鮮な卵、特別にブレンドされた粘り気のない小麦粉で作られた外皮に、厳選の小豆を使ったこだわりの粒あんが包まれています。
一口食べれば、小麦香る外皮、甘さを抑えて丁寧に炊き上げたあんが溶け合います。日持ちは14日とやや早めですが、個包装タイプもあるので手土産にも適しています。一度は食べておきたい倉敷の銘菓です。
岡山駅前の桃太郎通りに130年以上店を構える下山松壽軒の「つるの玉子」は、マシュマロと黄身あんを合わせた和洋折衷のお菓子です。明治時代に“ハイカラなお菓子”として一世風靡をして以来、現在まで愛され続けています。
コロンとした見た目がかわいらしい一口サイズのマシュマロをぱくりと食べれば、ふわふわとした柔らかいマシュマロに、秘伝の黄身あんのまろやかな甘さが調和します。賞味期限は15日とやや早めですが、おめでたい紅白のマシュマロ饅頭は、ちょっとしたお祝いの贈り物にもぴったりです。
鹿児島県産のつくね芋と岡山県産米粉を使った薯蕷(じょうよ)のかわで、北海道十勝産の小豆で作ったこしあんと、極軟栗の甘露煮を包んだ「良寛てまり」。その昔、広く民衆に親しまれた良寛和尚が子供たちと遊んだ手毬に由来してその名が付いています。
第2回 岡山県創作みやげ品コンテスト菓子部門で「大賞」を受賞、第22回 全国菓子大博覧会にて「大臣栄誉賞」を受賞するなど、味の評価も抜群の「良寛てまり」。とくに和菓子好きの方や目上の方に贈るのにおすすめのお土産です。
出典:岡山チーズケーキ工房
搾乳したばかりの牛乳がうっすらと金色に輝くことから、黄金のミルクとも呼ばれる蒜山のジャージー牛乳を使った「岡山チーズケーキ工房」。風味豊かなチーズケーキにはクリームチーズをベースに、ホワイトチョコレートを練り込んでいるため、しっとりかつ濃厚な味わいに仕上がっています。
しっかりとチーズを味わえる一方で、濃厚さがしつこくないため、あっさりと食べられる「岡山チーズケーキ工房」。洋菓子がお好きな方はもちろん、個包装されているのでばらまき用にもおすすめです。
中国地方最大のターミナル駅である岡山駅。そんな岡山駅には、「おみやげ街道」や「さんすて岡山」、「晴れの路」などの総合土産店をはじめ、ワッフルが有名な「白十字」やきびだんごが名物の「山方永寿道」などの専門店も軒を連ねます。陸路の人は旅の最後にお土産を購入するポイントとしておすすめの場所です。
白壁の土蔵やしだれ柳など、江戸の風情が色濃く残る観光地・倉敷美観地区には、その街並みを最大限に活かしたショップが建ち並びます。特におすすめなのが、雑貨類です。倉敷ガラスをはじめ、国産ジーンズの発祥地らしくデニム店も多くあり、ここでしか変えないオリジナル商品が目白押しです。
備前焼の産地である備前焼の里・伊部エリアには、窯元やギャラリーが多く点在しており、お土産に備前焼の購入を考えている人におすすめのスポットです。赤レンガの煙突や備前焼で作られた案内板など、散策だけでも十分に楽しめる場所なので、備前焼の購入予定がない場合でも岡山に来たら訪れておきたいエリアでしょう。
岡山には、定番土産のきびだんごだけではなく、特産品の桃を使ったカレーやスイーツ、「むらすゞめ」など老舗和菓子店の銘菓、「備前焼」や「撫川うちわ」などの伝統工芸品まで、魅力的なお土産がたくさんあります。
岡山を訪れる際にお土産に何を買うべきか悩んでいる人は、今回紹介した商品の中から見つけてみてはいかがでしょうか。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年5月に執筆しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際に店舗に行かれる際には在庫の有無等のご確認をお願いします。
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