• トップ
  • グルメ
  • 千葉のおすすめ絶品ご当地グルメ15選!千葉にしかない名物から人気の名店11選も紹介

千葉のおすすめ絶品ご当地グルメ15選!千葉にしかない名物から人気の名店11選も紹介

温暖な気候で海や山など、自然豊かな環境に恵まれている千葉県。「なめろう」や「伊勢エビ」、「くじら料理」などの魚介類をはじめ、「落花生」や「房総びわ」など、農林水産業の盛んな千葉ならではのグルメが豊富に揃っています。

今回は、そんな千葉の絶品ご当地グルメを15品セレクト。また、『朝だ!生です旅サラダ』で取材してきた、地元の人に愛されるご当地グルメの名店や穴場のお店も11店舗紹介しています。千葉でしか食べられないおすすめのグルメ店が満載ですので、出張や旅行の際の参考にしてください。

※メニューや価格、営業時間等はすべて取材当時のものです。

千葉のおすすめ絶品ご当地グルメ15選

1. 勝浦タンタンメン

漁業が盛んな勝浦で、海女さん・漁師さんの冷えた身体を温める食事として定着したご当地ラーメン「勝浦タンタンメン」。醤油ベースのスープにたっぷりのラー油、具材にはみじん切りした玉ねぎとひき肉が入るのが一般的です。

お店によっては醤油ではなく、味噌やとんこつベースのスープで提供されることもあり、具材においてもネギやニラ、ニンニクが乗っていることもあります。各店、特色のある「勝浦タンタンメン」を提供しているため、複数店回ってみるのもおすすめです。

2. 竹岡式ラーメン

「竹岡式ラーメン」は、千葉県富津市の竹岡地域発祥のラーメンです。チャーシューを煮込んだ醤油ダレをお湯で割るスープが特徴で、少し塩辛い味は竹岡漁港で仕事をしていた海女さんや漁師さんの疲れた身体を癒すために考案されたもの。トッピングには多めのチャーシューと優しい甘みが特徴の角切り玉ねぎ。炭火の七輪で乾麺を茹でるのもその特徴の一つです。

豚の旨みがとけ出した醤油スープが、疲れた身体に染み渡る「竹岡式ラーメン」。シンプルながらもしっかりとした味わいが人気の逸品です。

3. アリランラーメン

勝浦タンタンメン、竹岡式ラーメンと並び、千葉の三大ラーメンに数えられる「アリランラーメン」。前者の2つが漁港で誕生したのに対して、「アリランラーメン」の発祥は峠にある「平八の食堂」というお店です。

玉ねぎをベースに豚肉、ニンニク、ニラ、ネギを使用したピリ辛ラーメンは、峠を越えるための元気を与えてくれます。先に挙げた発祥の店「平八の食堂」と「らーめん八平」、「味覚」の3軒でしか食べられない貴重なラーメンをぜひご賞味ください。

4. 唐揚げそば

「唐揚げそば」は、その名のとおり蕎麦のうえに唐揚げがトッピングされたグルメです。特徴的なのが、唐揚げの大きさ。器からはみ出るほど大きい唐揚げがドンと乗っている様は、あらかじめ分かっていたとしても実物を見たら驚きを隠せません。

発祥はJR我孫子駅のホーム側にある駅そば・弥生軒。その見た目のインパクトが話題を呼び、SNSで拡散されるやいなや瞬く間に「千葉の蕎麦=唐揚げそば」というイメージが定着しました。写真映えする「唐揚げそば」。話題作りにもおすすめの一品です。

5. なめろう

現在の千葉県南部である上総・安房の漁師が獲れたての魚を不安定な船のうえで調理したことがはじまりとされている「なめろう」。魚に味噌やねぎ、しょうがのみじん切りなどを加えて、粘りが出るまで叩いた料理です。

アジを使用するのが一般的ですが、季節によってサンマやカツオ、イカなどを用いる場合もある「なめろう」。保存が効かないため、調理後すぐの新鮮な状態を食べる贅沢な一品です。

6. さんが焼き

「さんが焼き」は、同じく千葉グルメのなめろうを、ハンバーグ型にして焼いた料理です。その昔、山仕事に行くためになめろうをアワビの殻に詰め、山小屋などで焼いたことがはじまりと言われています。

千葉には「○○家」を「○○が」と言う古い方言があり、山の家(山小屋)で食べた料理を「さんが焼き」と呼ぶようになったそうです。なめろうで新鮮さを楽しんだら、「さんが焼き」では香ばしさを楽しんでみてください。

7. 伊勢エビ

「伊勢エビ」の水揚げ量、全国トップクラスを誇る千葉県。黒潮で揉まれた「伊勢エビ」は、身が引き締まり弾むようなプリプリの食感を楽しめます。噛むほどに甘みを感じられる千葉県の「伊勢エビ」。8~10月に旬を迎える高級食材は、お造りはもちろん、焼き物や揚げ物、汁物など、さまざまな方法で提供されます。県内の至るところで提供されているため、飲食店に入った際にはメニューを確認してみてください。

8. くじら料理

戦後の日本において、貴重なタンパク源として重宝された「くじら料理」。昔は学校給食にも出ていたほど、馴染みのある食材でしたが、近年ではその需要が落ち込み、むしろ貴重な食材になっています。

南房総はそんなくじら料理を食べられる希有な場所。タレに漬け込み天日干しした「くじらのたれ」や、「くじらベーコン」、「くじらステーキ」など、バラエティに富んだくじら料理を堪能できます。クセのないさっぱりした味わいは、食べる人の好みを問いません。千葉に訪れる際は、ぜひチャレンジしてみてください。

9. おらが丼

写真はイメージです

千葉県は鴨川の郷土料理「おらが丼」。「我が家の丼」という意味の「おらが丼」には、「鴨川のブランド米・長狭米をはじめとした地元の食材を使用すること」、「季節感があること」、「健康を意識した商品であること」など、一定の条件がある以外、決まった型はありません。そのため、商工会に加盟する39店舗各店によって、趣向を凝らした「おらが丼」を楽しめます。

10. はかりめ丼

千葉県富津市の名産品であるはかりめ。江戸前穴子のことを指すはかりめを、甘辛く煮てご飯のうえに乗せたのが、「はかりめ丼」です。煮たあとに皮目に焼きあとを付けるため、香ばしさもある「はかりめ丼」は、うなぎに比べて低カロリー・高タンパク。ふわっとした食感と優しい味わいは、老若男女に愛される富津の名物グルメです。

11. 太巻き祭り寿司

農家の方々が冠婚葬祭などの行事に、巻物を振る舞ったことに端を発する「太巻き祭り寿司」。通常の太巻きとは異なり、のりやかんぴょう、桜でんぶ、卵焼きなどの材料を駆使して切った断面に花や動物など、色鮮やかな絵柄を描き出すのが特徴です。

農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれている「太巻き祭り寿司」。現在でも冠婚葬祭やおもてなしの場など、人が集まる際には欠かせない一品として親しまれています。

12. サザエカレー

黒潮と親潮がぶつかる千倉近海。サザエの餌となる海藻が豊富でサザエがよく獲れることから、サザエを出す飲食店が多くあります。多種多様なサザエ料理が提供されるなか、観光客にとって珍しいのが「サザエカレー」です。

その名のとおり、お肉の代わりに細かく刻まれたサザエが入った「サザエカレー」。コリコリとした食感は、豚や牛にはない歯ごたえです。サザエのだしが染みこむカレーは、磯の香りと旨みが特徴のまろやかな味。サザエがよく獲れる地方でしか味わえないグルメをぜひご堪能ください。

13. ホワイト餃子

千葉県では知らない人がいないと言われるほど知名度が高い「ホワイト餃子」。通常の餃子とは異なり、揚げパンのような見た目をしています。また、茹でた後に、大量の油を入れて揚げ焼きするのも「ホワイト餃子」の特徴です。

厚手の皮はパリパリ、中からは白菜やキャベツの優しい甘みとジューシーな肉の旨みが染み出てくる「ホワイト餃子」。ご当地餃子をぜひお試しください。

14. 落花生

国内生産量No.1を誇る千葉県の「落花生」。水はけがよく、粒子の細かい火山灰土で育った落花生は実が付きやすく、よく育ちます。

主な品種は、「千葉半立」や「ナカテユタカ」、「郷の香」、「おおまさり」、「Qなっつ」の5種類。それぞれに特徴があり、最適な食べ方も異なります。落花生を利用した商品展開も多く、お土産に購入するのもおすすめです。

15. 房州びわ

南房総地域を中心に栽培される「房州びわ」は、肉厚たっぷりな大粒の果実でみずみずしさが特徴です。長崎県の茂木びわと並び、日本の二大産地として数えられており、その品質から明治42年(1909年)より皇室献上が続けられています。

形の美しさ、黄橙色の輝き、上品な甘みから、初夏にしか食べられない果物の貴婦人とも呼ばれる「房総びわ」。千葉に行く際は、ぜひ期間限定の贅沢な味わいをご堪能ください。

千葉の名物グルメが楽しめる人気店11選

1. 元祖勝浦式担々麺 江ざわ

昭和29(1954)年創業の「元祖勝浦式担々麺 江ざわ」。千葉三大ラーメンの一つ、勝浦タンタンメン発祥のお店と言われています。

おすすめはやはり「担々麺」。中細麺に鶏ガラ、豚ゲンコツ、魚介からとったダシと自家製タレをブレンドした醤油ベースのピリ辛スープがよく絡みます。人気店ゆえに土日祝は混雑し、2時間待ちが当たり前。早めの来訪をおすすめします。

元祖勝浦式担々麺 江ざわ

2. cafe&kitchen DOLPHIN

平成26(2014)年にオープンした「cafe&kitchen DOLPHIN」。辛さが選べる勝浦タンタンメンと地元産素材を使ったオリジナルタンタンメンが看板メニューです。スープはラー油多めで、よくかき混ぜないと麺をすすったときにむせるので要注意。辛さは、ジェントル(辛さ控えめ)・ワイルド(普通)・デンジャラス(中辛)・インフェルノ(激辛)の4種類から選択が可能なので、辛いのが得意な方は挑戦してみるのも面白いかもしれません。喫茶店なので、オムライスやパスタ等の喫茶メニューもあります。

cafe&kitchen DOLPHIN

3. さんが郷土料理 こっから

令和4(2022)年にオープンした「さんが郷土料理 こっから」。名前のとおりさんがをはじめとした千葉の郷土料理を食べられます。お店によって使用する魚や薬味、調味料が異なりますが、「さんが郷土料理 こっから」では、主に新鮮なアジを使用。看板メニューの『旨旨さんが』は、しそがアクセントとなり、あっさり食べられます。イチオシの声が多くあがるメニューは、一食の価値ありです。

さんが郷土料理 こっから

4. 海鮮本陣 魚祭

平成19(2007)年オープンの「海鮮本陣 魚祭」は、外房の新鮮な魚介類を気軽に楽しめるカジュアルな和食店です。地魚盛やびっくり海老天丼、まぐろのカマ焼など、都会では滅多にお目にかかれない料理が豊富に揃っており、見た目にも楽しい食事を堪能できます。

入荷状況によっては、伊勢エビも食べられる「海鮮本陣 魚祭」。運試しに訪れてみるのも旅の想い出になるでしょう。

海鮮本陣 魚祭

5. ハクダイ食品

「ハクダイ食品」は、南房総市の特産品・鯨肉の加工食品を製造・販売するお店です。「くじらのベーコン」をはじめ、鯨の良質な本皮の部分をボイルした「さらし鯨」やくじらの舌部位の「鯨のさえずり」 などさまざまな鯨商品が揃うなか、一番人気は「くじらのたれ」です。

ハクダイ食品では、やわらかめ、硬めに加えて、焼かずに食べられるタイプの3種類の「くじらのたれ」を取り扱っています。夏には生の鯨肉も買える「ハクダイ食品」。昨今ではあまりお目にかかれない鯨肉商品をお求めに足を運んでみてはいかがでしょうか。

ハクダイ食品

6. 一山いけす

店内の500トンの大いけすから活きた魚を取りだし、目の前で調理する「一山いけす」。活造りをはじめ、焼き魚や煮魚、寿司、フライ、海鮮丼など、さまざまな海鮮料理を楽しめます。冬には寄せ鍋やあんこうなべも注文できる「一山いけす」。漫画や、漫画を原作にした映画の「築地魚河岸 三代目」に登場するお店のモデルでもあり、観光地としても有名です。

一山いけす

7. 漁師料理かなや

内房の海を眺めながら、食事ができる海鮮料理店「漁師料理 かなや」。店内は450席を有しており、広々としています。あわびや伊勢エビなどの豪華食材を浜焼きスタイルで味わえるほか、フライや海鮮丼など、さまざまな海鮮メニューを楽しめます。

日帰り温泉や宿泊施設が併設しているため、食事を楽しんだあとに温泉でゆっくりすることも可能。「おみやげ市場」もあるため、お土産購入にも便利なところです。

漁師料理かなや

8. 海鮮・浜焼き 海老屋

魚問屋直営のお食事処「海鮮・浜焼き 海老屋」。注文を受けてからいけすから取りだし、調理するため鮮度抜群の海鮮をお刺身や浜焼きスタイルで食べられます。ほかにも海鮮丼や天丼、御前、定食なども提供しています。土日祝にはたこ飯も味わえる「海鮮・浜焼き 海老屋」。お客さんが多いときは1時間以上の待ち時間が発生することもあるため、早めの行動が吉です。

海鮮・浜焼き 海老屋

9. 大久保

明治初期創業の「大久保」は、「漁夫のプリン」とよばれる銚子名物の伊達巻を考案したお店です。分厚い卵焼きを丸い棒のうえに置き、半月状に形状記憶させてから太巻き寿司にのせる伊達巻鮨を食べられます。

伊達巻は、その日に出す分のみを焼くため、前日予約制。1切から注文できるので、気になる人はぜひ注文してみてください。

大久保

10. ひさご亭

昭和28(1953)年創業の「ひさご亭」。地元の人はもちろん県外からも多くのお客さんが訪れる町中華の名店です。看板メニューは餃子。1つにつき餡が90gも詰まっており、目を見張るほどのビックサイズで、食べ応え抜群です。たっぷり使用されているキャベツの甘みが優しい味わいの餃子はビールなどのお酒のお供はもちろん、ご飯のおかずにも最適。満足感の高い食事を楽しめます。

ひさご亭

11. あんばい農園

中高一貫校で理科を教えていた元教師が開園した「あんばい農園」。無肥料無農薬の自然栽培で落花生を育てています。加工品も製造しており、ピーナッツペーストや落花生茶、ピーナッツオイルなども販売。生落花生と煎り落花生、ぴな粉は千葉市食のブランド「千」にも認定されています。

千葉県内ではスーパー・ナリタヤなどで取り扱いがあるため、落花生好きはぜひ店舗を覗いてみてください。

あんばい農園

まとめ

勝浦タンタンメンや竹岡式ラーメンなどのご当地ラーメンをはじめ、さんが焼きや伊勢エビ、くじら料理など全国的に有名なB級グルメから食通が唸るA級グルメまで、歴史が培ってきた食文化による多た種多様なグルメが堪能できる千葉。まだまだ多くの魅力的なグルメがあります。本記事では、全国津々浦々、取材を重ねてきた旅サラダの厳選グルメを紹介しているので、千葉でのお昼ご飯や夜ご飯に迷った際にはぜひ本記事を参考にしてみてください。

※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年6月に作成しました。

※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際に店舗に行かれる際には営業時間や価格、メニューの有無等のご確認をお願いします。

<– Start Author Introduction –>
<– End Author Introduction –>

RECOMMENDED

おすすめ