【ロコレコ】新しい発見と変わらない懐かしさ思い出の“みなとまち”を巡る旅路
2025.07.19
山梨県甲府市にある標高 1058mの羅漢寺山(らかんじやま)。奥秩父山地の南西部に位置する山で、山梨百名山にも選定されています。東京都内から電車で甲府駅まで約2時間、そこからバスで30分で登山口まで行くことができます。羅漢寺山は、かつて羅漢の像が祀られ、山全体が修験の場とされていたことがその名の由来となっています。樹林帯の道には奇岩や絶景ポイントが多数あり、主峰の弥三郎岳からは360度見渡せる大パノラマが!そんな魅力たっぷりの羅漢寺山に、俳優の濱正悟さんが登頂します!
◆今回のハイカー◆
濱 正悟(はま・しょうご)
1994年8月22日生まれ、東京都出身。俳優としてスーパー戦隊シリーズの『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレビ朝日)や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)など話題作に続々出演。3年前から登山を始め、2000m級の山にも登っている。
この日は、かつて長潭道から歌川広重も歩いた御嶽古道を通るコースを登っていきます。標高470m ほどの登山口からスタートすると、さっそく険しい山道に。林の中を進んでいくと、ピンクのリボンを発見。ルートを整理するための目印なので、このリボンに沿って歩き進めましょう。道中でキノコを発見した濱さん。見た目は綺麗でも、クサウラベニタケなど有毒なキノコも自生しているので注意しましょう。
秋らしさを感じながら、黙々と歩き進めること約1時間40分で最初のチェックポイントに到着。眼前に切り立つ巨岩は、濱さんも思わず「うわ!」と声を上げたほどのスケール。天を突く太刀のように見えることから、太刀の抜き石と呼ばれています。
巨岩から落ち葉のカーペットを少し歩いていくと、今度は白山展望台に到着。白根三山、鳳凰三山など南アルプスを一望することができるスポットです。足場が白くなっているのは、周辺の地質が粗粒のため風化しやすく、一帯に白砂利が広がっているためです。景色を楽しみながら、後半戦に向けてひとやすみを。
この先は、白山展望台と同じく風化した花崗岩が稜線状に数十メートルも続く、白い砂地の尾根を歩いていきます。幻想的な尾根の先には、標高986mの白砂山が!見晴らしがよく、羅漢寺山(弥三郎岳)の山頂がよく見えます。その後は再び林の中へ。倒木が多いので足元や頭上に気をつけて進みましょう。
ラストスパートは、さらに急勾配に。前半は無邪気な様子を見せていた濱さんも、真剣な表情に。しっかり踏みしめながら登っていくと、観光客で賑わうパノラマ台に到着しました。売店やロープウェイがあり、登山客でなくても気軽に訪れることができます。最高峰はこの先の弥三郎岳!ここでもうひとやすみしてもよし、一気に山頂を目指すもよし。自分のペースに合わせて、進みましょう。
パノラマ台から看板を目印に登っていきます。岩場に梯子がかかっている箇所が多いので、慎重に登りましょう。山頂の岩場の下には祠があり、酒の神が祀られています。その昔、羅漢寺に寺男として住んでいた弥三郎という酒作りの名人が、勝ち戦の祝い酒などを造り、武田家に大変重宝がられていたそうです。しかし、大酒飲みで失敗が多く、住職にいさめられ一斗の酒を最後に禁酒を誓ったところ、その夜に天狗になってこの山頂から消えてしまったと伝えられています。
そんな伝説が残る山頂は、半球状の巨岩になっています。足場が削られた岩を登ると、360度の大パノラマ!西に南アルプス、北側に金峰山や荒川ダムを望むことができます。さらに晴れていれば、南に美しい富士山を見ることができるかも!山頂を降りたら、昇仙峡に繋がっているロープウェイで仙娥滝駅へ。降り口のすぐ向かいにある円右衛門で、今回の頂きメシ・山梨の郷土料理「ほうとう」をいただきます!
山頂で頂く絶品“頂きメシ”やロケウラ話、登山に役立つオススメアイテムは「登山で頂きメシ!」番組HPをご覧ください!
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