【ロコレコ】新しい発見と変わらない懐かしさ思い出の“みなとまち”を巡る旅路
2025.07.19
大阪府河内長野市にそびえる岩湧山。関西百名山・新日本百名山にも選出されている人気の低山です。南海電鉄なんば駅から電車とタクシーを使って約50分、車でも大阪市内から約1時間のところにあり、最大の見どころは秋にしか見られない「ススキの草原」。この低山に登山家の野口絵子が挑戦!緩やかな勾配が続く、初心者にも優しい「いわわきの道」コースで山頂を目指します。
◆今回のハイカー◆
野口絵子(のぐち・えこ)
東京都世田谷区出身。2004年2月21日生まれ。
登山家・野口健の長女で、9歳にして父と共に冬の八ヶ岳(2,899m)にて雪山登山デビュー。14歳で“エベレストの展望台”とも呼ばれるカラパタール(5,545m)に登頂。現在は登山家としての活動だけでなく、モデル、タレントとして広告やテレビ番組にも出演。富士山やエベレストでの清掃活動も行っている。
今回の旅の始まりは、麓にある無料駐車場から。少し歩くと、歴史の香り漂う岩湧寺が姿を現します。大宝年間(701〜704)に修験道の開祖・役小角によって開基されたこのお寺は、多宝塔が重要文化財に指定されており、訪れる人々に静かな感動を与えます。登山の安全を祈願して、いよいよ登山口へ!
さっそく登りが続きますが、階段も整備されていて勾配も緩やかなのでゆっくり自分のペースで登っていきましょう。ここで登山家・野口さんからアドバイス! 階段を上る時は、「同じ足で登ることで自分のリズムを作る」ことがコツなんだとか。
道中、他の登山客に教えてもらったのはキッコウハグマ(亀甲白熊)という小さな白い花。「風車みたい」な花びらのキッコウハグマを、野口さんも写真に収めます。
苔が生えごつごつした岩の上を歩いた先にやがて現れる展望デッキでは、山の中腹からの眺望を楽しみつつ、ベンチでひと休み。心地よい風とともに、雄大な景色を堪能してください。
展望デッキからしばらく登っていくと分岐点に到着。「ダイトレ岩湧山」と看板に書かれていますが、これは「金剛石=ダイヤモンド」から名付けられたという金剛葛城山系を縦走する全長約45kmの自然歩道「ダイヤモンドトレール」との合流地点です。このあたりから山の雰囲気がまた一変し、自然の息吹を存分に感じられるはず。
分岐点からしばらく稜線を歩いて進むと、空が開けて一気に明るい山頂へ。そこには約8ヘクタールの芽場があり、秋には太陽の光が当たったススキが黄金色に輝き、幻想的な光景が広がります。野口さんも「人生で初めて!」と感動するほどの美しさ!岩湧山のススキはまっすぐ伸びて良質なため、重要文化財のかやぶき屋根の修復にも利用されているそう。
そんなススキの草原の中に、山頂の標識がありました。ススキに囲まれながら、晴れた日には関西空港まで眺められる絶景が広がります。この素晴らしい風景を眺めながら、ぜひ頂きメシを味わってみてください。
山に役立つオススメアイテムは「登山で頂きメシ!」番組HPをご覧ください!
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