【ロコレコ】豊かな自然と海の幸 五感で体感!アジな旅!
2025.08.16
京都府と滋賀県にまたがる比叡山。大比叡(標高848m)と四明岳(標高838m)の二峰から成る双耳峰の総称。昔の人は、この山に登り修行に励んだんです。現在は日本三百名山と関西百名山にも指定されているんですよ。山頂には、1200年を超える歴史が語り継がれていて、世界文化遺産にも登録されている延暦寺もあるんです。観光とハイキングが同時に楽しめる山で、今回は滋賀県方面から大比叡に登る本坂コースで登るとのこと。最寄駅の京阪電車坂本比叡山駅から徒歩10分で、登山口付近の日吉大社に到着。車なら大阪市内から1時間ほどなんですって。山頂までの距離は約4㎞。今回は安涼奈さんがチャレンジします。
◆今回のハイカー◆
安涼奈(アリョーナ)
1994年、ロシア出身。2014年に来日、東京大学法学部卒業。モデル、登山Youtuberとして活躍。およそ3年で日本百名山を制覇して、山梨のワイナリーで働く傍ら、SNSやYoutubeを通して山の魅力を日々発信している。
歴史の教科書に出てきそうな昔ながらの雰囲気があるのどかな街並み。そして登山口付近には、約2100年前に創祀された厄除け神社として有名な日吉大社の鳥居が見えてきます。神猿舎もあり、実際に猿も飼われているんですよ。
重要文化財や国宝も今なお多く残っています。登山口は石階段から始まり、駅のそばながら森に囲まれているんですって。登り始めてすぐにある南善坊は、比叡山の千日回峰行を達成した光永覚道大阿闍梨が開かれたお寺。パノラマ展望案内板もあり、琵琶湖の絶景も楽しめるとのこと。
いよいよ本格的な登山道になっていきます。狭い道や坂道が続き、階段のように木が組まれた道を歩くと、花摘堂跡と書かれた看板が見えてきます。花摘堂跡は飛び地境内(礼拝施設から離れた場所)にあるんですよ。かつて女人禁制だった比叡山で1年に一度だけ女性が花を手向ける事が許された場所。今も花が手向けられていて、比叡山の歴史に触れられるんです。
歩き出すと石仏庭園広場と書かれた看板が出ています。苔が生えている石を観ながら歩き続けると、石仏庭園広場に到着。苔が地面に絨毯みたいに生えていて綺麗なんです!
いよいよ登山道も終盤へ。比叡山最大の見所であり、788年に最澄が建立した事が起源とされる歴史的建物である延暦寺。東塔の根本中堂は延暦寺の総本堂であり、現在は工事中ですが、国宝にも指定されているお堂なんですよ。本尊の薬師如来前には1200年灯り続けている不滅の法灯が安置されています。全ての人を救おうとする最澄の志が伝えられているんだそう。
そこから比叡山最高峰の大比叡を目指して歩くと、観光客の姿も見えなくなり、登山道らしい道へとなっていきます。でも、鐘の音だけはずっと聴こえるんですよ。気持ち良い道が続き山頂到着。下には林道が見えて、辺り一面にある新緑樹の間からは琵琶湖が見えるんです。
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