【ロコレコ】豊かな自然と海の幸 五感で体感!アジな旅!
2025.08.16
『旅サラダ』で海外の旅を紹介するリポーターとして出演中の俳優・南 圭介さん。世界遺産検定マイスターの資格を活かしたリポートで、旅の楽しみ方や史跡の魅力を発信しています。2024年7月6日〜8月10日の放送では、中央アジアのウズベキスタンの旅へ。シルクロードが生んだ美しい街並みや独自の文化、そして旅の醍醐味についてインタビューしました。
ーー今回はウズベキスタンの旅に。特に思い出に残っているスポットは?
「青の都」と称されるサマルカンドの街の美しさが、特に印象的でした。シャーヒ・ズィンダ廟群には、幾何学的な模様と青いタイルを使った霊廟やモスクがたくさん集まっていて、あまりの美しさに異世界に迷い込んだような気分に。なによりその美しいイスラム建築が、お墓ということにすごくびっくりしました。日本ではお墓というと少し暗いイメージがあるので、これだけ美しく作られているところが興味深かったです。ちなみに、この街を象徴する「サマルカンドブルー」は、当時の王様であるティムールが好んだ色で、遠征先で各地の芸術家や技術者を連れ帰り、中国の陶磁器、そしてペルシャの顔料を混ぜ合わせて生まれた青色だと言われています。まさにシルクロードのオアシスだった、文化の交差点・ウズベキスタンだからこそ生まれた美しさなんです。
ーーほかにも世界遺産検定マイスターとして、気になったところは?
ヒヴァにあるジュマ・モスクに残っている、木造建築の柱ですね。当時から残っている柱なので、何千年もそこにずっとあったのかと思うと感銘を受けて、時空の旅をしているようでロマンを感じました。それから、世界遺産に登録されているブハラ歴史地区の中にもホテルがあり、日常と世界遺産がうまく共存しているところにも感動しました。日本でもオーバーツーリズムが課題となっていますが、世界遺産を守っていく側面と、観光地として盛り上がっているバランスが上手くとれた街は特に感動しました。
ーーグルメについてはいかがでしたか?
何を食べてもすごく美味しかったです!物価も安くて、僕の顔よりも大きなパンが1つ100円ぐらいだったり。ラム肉を使ったソウルフード・プロフのように、お米を使った料理もあって日本人も馴染みやすい料理ばかりでした。ラム肉はその日のうちにいただくという考え方があり、食べるとパワーがみなぎってくるんですよね。その土地のものを食べて、美しい文化に触れて、パワーアップする旅の醍醐味を存分に味わえました。
ーーまだまだウズベキスタンのことを知らない日本の方も多いと思います。どんなところに魅力を感じましたか?
まず、みんな笑顔で優しい人が多いところ。そして自然も豊かで、建築物も美しいところでしょうか。そして「太陽の国」と呼ばれているゆえんか晴れの日も多く、たくさんの緑と広い青空が、まさにウズベキスタンの国旗のような景色がすばらしかったです。自然も、歴史的な建築も近代的な都市もあり、場所によって見え方が違うので、たくさんの魅力に触れられる国だと思います。ご飯も馴染みやすいし、日本の方は一度訪れるとリピートしたくなるはず!イスラム圏ではあるんですけど、お酒を出しているお店もありますしね。なにより東京から飛行機の直行便が飛んでいるんです! トランジットなしで行けるのは、海外を旅するにあたってとても重要なポイントだと思いますね。
ーーこれまでの海外の旅での思い出は?
今回のウズベキスタンの前「海外の旅」ではサウジアラビアにロケに行きましたが、そこでもラクダに乗らせていただいたんですね。前世はラクダに乗っていたのかなと思うぐらい、しっくりくる瞬間がありました。ラクダに乗ってウズベキスタンでは朝日を、サウジでは夕日を見ることができたのですが、あまりの美しさと壮大さを前にして、言葉では言い表せない魂が震えるような感覚に……。それから、南アフリカのサファリも記憶に残っています。目の前にライオンがいて、生命をビシビシ感じた緊張感は忘れられません。
ーー非日常な体験が特に記憶に残るのですね。
まさに、非日常こそ旅の醍醐味ですよね。知らない世界がたくさんあって、実際に旅をして刺激を受けると、パワーアップできたような気がするんです。
ーー旅で受けた刺激は、俳優活動にも影響を与えていますか?
そうですね、仕事にも繋がっていると思います。こうしてリポーターとして海外でその国の魅力を伝えることは、役を演じて感情を伝えることにも通じるものがあると思っています。さっきの旅先で刺激を受けてパワーアップをするという点でおいていえば、旅を経て人間として一回りも二周りも大きくなれたり、自信がついてきたりすると、俳優としても成長できていると思うんです。なので、旅のルーティーンはやめられないんですよね。自分にとって、なくてはならない要素なんです。
ーー世界遺産検定マイスターの資格を取得されたことで、旅の楽しみ方や見え方が変化した部分もありますか?
より立体的に見えるようになったと思います。旅をしているだけでも楽しいし、景観など表面的にも十分な美しさがあると思いますが、その国の歴史や文化、世界遺産になった背景なども知った上で訪れるとより深く楽しめると思います。「青の都」と称される「サマルカンドブルー」はなぜ美しく、どうして青色を選んだのか……その背景が知りたくなる好奇心がより旅を魅力的な体験にしてくれるはずで、知識を持つことで世界がより立体的に見えて違った楽しみ方ができると思うので。
ーーリポートする上で気をつけていることはありますか?
空気感を大切にしたいと思っています。現地の方とのコミュニケーションであったり、その空気作りのために言葉を覚えていったり。それから仲良くなる秘訣として、同じものを食べることも意識しています。そうすると相手も安心して、受け入れてくれるような気がするので、食べ物を共有することを自分の中ではルールとして必ずやっていますね。
ーーなかなか馴染みがない食材でも、なんでも食べられますか?
なんでもOK!というよりは、何事にも挑戦している感じですね。海外だからこそ好奇心が勝って挑戦できるんです。ここでしか食べられないもの、できないことから受ける刺激が好きなので。たとえば、南アフリカの山で200m級のバンジージャンプを飛んだことがあるのですが、それもあの場の空気やパワーがなかったらできてなかったと思います。それぐらい、旅先ではなんでもやりたいんです!
ーー旅先で、びっくりした出来事はありますか?
それが、今回の旅ですごいびっくりしたことがあって……。これについては、8月10日(土)の放送でもしかするとお知らせができるかもしれませんので、是非お楽しみに!
ーー最後に、視聴者の皆様にメッセージを。
僕が行く海外の旅をご覧になって、その国や文化をより身近に感じていただけたら嬉しいです。「こういった世界があるんだ」「ちょっと行ってみたいな」と思っていただけたら、ぜひ現地の空気を感じてみてください。これからも『旅サラダ』を通して、一緒に旅をしましょう!
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