【ロコレコ】豊かな自然と海の幸 五感で体感!アジな旅!
2025.08.16
日本最大級の砂丘「鳥取砂丘」で全国的に知られ、近年では海外の観光客からも人気を誇る鳥取県。妖怪漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるや探偵漫画『名探偵コナン』の作者・青山剛昌のゆかりの地でもあり、作品の世界観に浸れるスポットもたくさん。
そこで今回は、鳥取県でおすすめの観光スポットを20ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ鳥取観光の参考にしてみてください。
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。
日本で最も有名な海岸砂丘。その美しさから、国の天然記念物とユネスコ世界ジオパーク(山陰海岸ジオパーク)に認定されています。一番の見どころは、高さ47mの砂の丘「馬の背」。急斜面を登りきると、壮大な日本海の絶景が広がっています。
夕日や星空、雪景色など、季節や時間帯によって変わる表情も見どころのひとつ。周辺では鳥取砂丘ならではのグルメやお土産を販売するほか、「らくだライド」や「パラグライダー」など、多種多様なアクティビティで砂丘を満喫できます。
日本海の荒波によって生み出された、ダイナミックな自然美を感じられるリアス式海岸。ユネスコ世界ジオパークに認定された、世界的な自然公園「山陰海岸ジオパーク」のエリア内にあり、断崖絶壁や洞門・洞窟・奇岩など多種多様な地形を観察できます。
透明度の高い海を間近に眺めるなら、約3kmにわたる海岸線沿いの遊歩道を歩くのがおすすめ。また、遊覧船で陸からは見ることのできない景観も堪能できます。夏の夜に現れる、白イカ漁の漁船が放つ幻想的な光の列「漁火(いさりび)」も一度は見ておきたい絶景です。
「三徳山三佛寺」は、鳥取県のほぼ中央に位置する標高900mの三徳山に境内を持つ山岳寺院です。その奥院である「投入堂(なげいれどう)」は、垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた建築物で、その建築美から国宝にも指定されています。お堂の名前は、修験道の開祖とされる役小角が法力でお堂を小さくし、断崖に投げ入れたという伝承に由来しています。
「投入堂」を間近で見るためには険しい山道をたどっていくため、受付で入山許可が必要です。入山をしない方でも、ふもとの車道から投入堂を遠望できる「投入堂遙拝所」から望遠鏡で眺めることができます。
鳥取県境港市は、漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親・水木しげるの出身地で「妖怪の町」としても有名です。境港駅から「水木しげる記念館」まで続く800mの道「水木しげるロード」には、鬼太郎や目玉おやじなど、おなじみの妖怪のブロンズ像が全177体並んでいます。
2018年7月には25周年を記念して大規模リニューアルが行われ、日没から22時まで50種類を超える妖怪たちの影絵や、ブロンズ像、樹木のライトアップの演出が追加されるなど、ますますパワーアップ。妖怪の世界に没入しながら、幻想的な散策を楽しめます。
大化4年(648)に創建されたと伝わる鳥取市国府町宮下の神社。祭神の武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)の肖像と社殿の絵が日本で初めて紙幣の図柄に採用されたことから、金運上昇や商売繁盛の神様として知られ、全国から多くの参拝者が訪れます。
おすすめの参拝時期は、毎年4月21日に行われる「宇倍神社例大祭」です。国の重要無形民俗文化財にも指定されている伝統の舞「麒麟獅子舞」の奉納や、幟武者の行列、可憐な巫女の舞などが披露され、一年の中で最も盛り上がりを見せます。
戦国時代に、羽柴(豊臣)秀吉の兵糧攻めの舞台となった鳥取城。日本城郭の歴史を物語る貴重な城跡として「城郭の博物館」と称され、歴史・城マニアの間でも人気が高いスポットです。
明治時代に建物の大部分が取り壊され、天守台や石垣などが残るのみでしたが、近年では復元工事が進み「擬宝珠橋(ぎぼしばし)」や大手門の「中ノ御門表門」の姿がよみがえりました。県内有数の桜の名所としても知られ、3月下旬から4月上旬にかけて城の周りを約230本の桜が彩ります。
奈良時代から上方へと向かう主要道であった智頭の宿場町。江戸時代には、参勤交代で江戸へと向かう鳥取藩の最初の止宿として栄えました。現在でも、当時の面影を感じる史跡や道標などを多く残しています。
見どころは、林業で財を成した石谷家による「石谷家住宅」。約3000坪という広大な敷地に、部屋数が40以上ある邸宅や日本庭園、蔵を活用したギャラリーを有します。さらに商家風町屋の「塩屋出店」や鳥取県最古の酒蔵「諏訪酒造」、町屋をリノベーションした新店舗などが立ち並び、レトロモダンな宿場町の雰囲気をたっぷりと味わえます。
車のテレビCMで一躍話題となった、日本最大のコンクリート製の桁橋です。最上部は高さ約45mに達し、その急勾配から通称「ベタ踏み坂」と呼ばれています。撮影する場所や手法によって車が垂直な壁を上っているような写真が撮れることから、SNSでも人気の撮影スポットです。
巨大な橋の頂上からは、大山や中海に浮かぶ大根島などの絶景が広がります。夕暮れや夜間の幻想的な姿も見もの。ドライブコースとしてはもちろんのこと、歩道もあるため、散歩やサイクリングコースにもぴったりです。
「鳥取港海鮮市場 かろいち」は鳥取港のほど近くにある海鮮市場で、県民の台所として親しまれています。場内にはとれたての海産物が並ぶ鮮魚店や、鳥取のソウルフード「とうふちくわ」の専門店、農産物の直売所など多種多様な店が勢揃い。買い物だけではなく、お店の人に旬の魚の情報やおいしい食べ方を聞くのも醍醐味です。
子どもが魚料理に挑戦するクッキング教室や、豪快なマグロの解体ショーなど、年間を通してさまざまなイベントも開催され、いつ訪れても楽しみが充実しています。
東郷温泉のほど近くにある、日本最大級の中国庭園。歴代の中国皇帝が好んだ壮大な理想郷を表現した園内には、中国ならではの造形美を堪能できる豪華絢爛な建物や、繊細に描かれた壁画、中国で制作された石像などが並びます。三景軒や長廊、七星橋など撮影にぴったりのスポットも数多く点在。チャイナドレスのレンタルを利用すれば、より本場の雰囲気を味わえるでしょう。
中華レストランや中国雑貨のショップもあるため、グルメやショッピングも満喫できます。また、「中国雑技ショー」を毎日見られるほか「春節祭」や「仙桃節」など年中開催される多彩なイベントも見どころです。
古くから修行の場として使われてきた、パワースポットとして人気の滝。40mの落差と水量の多さは鳥取県随一で、「日本の滝百選」にも選定されています。ブナやケヤキなどの原生林に囲まれる中、轟音を響かせながら滝つぼに落水する様子は神秘的。また、雨滝の周囲にも大小48の滝があるので滝めぐりもおすすめです。
四季折々の景色を楽しめる雨滝ですが、特におすすめの毎年6月第1土曜日に開催される「滝開き祭」の時期。壮大な滝をバックに伝統芸能の「因幡の傘踊り」が披露され、目で楽しみながらマイナスイオンをたっぷりと浴びることができます。
※2023年の台風7号による被害を受け、現在は立入禁止の状況です。(復旧時期(予定):令和8年度末。詳細は、https://www.torican.jp/spot/detail_1015.html をご確認ください。)
玉川沿いの白壁と赤い石州瓦の蔵が独特な景観を創り出す、倉吉市の重要伝統的建造物群保存地区。室町時代に打吹城の城下町として作られ、江戸時代に武家屋敷が建てられました。レトロな雰囲気から「小京都」とも呼ばれ、県内外から多くの観光客が訪れます。
物産館の「赤瓦一号館」をはじめ、一部の建物はこだわりのショップや喫茶店、ギャラリーなど多彩に活用されています。また、3月末から6月下旬まで開催される「倉吉春まつり」の時期には、桜が町中を彩り、より風情を感じられるためおすすめです。
「鍵掛峠」は、標高約900mから大山の南斜面(通称・大山南壁)を一望できる景勝地。壁のように立ちはだかる大スケールの南壁の露出する山肌と、その手前に絨毯のように広がるブナ林とのコントラストは息をのむ美しさです。
一年の中でも、ブナやカエデ、モミジが赤や黄に染まる紅葉の時期が特に見ごろ。また、夜になると手に届きそうな星空が頭上に広がり、こちらも幻想的です。自然が生み出したアートとも言える絶景は一度見ておいて損はないでしょう。ただし、紅葉の時期は混雑しますのでご注意ください。
鳥取県のほぼ中央に位置し、山陰八景のひとつに数えられる周囲約10kmの汽水湖。鉢伏山から眺めると鶴が羽を広げて飛んでるような形に湖が見えることから「鶴の湖」ともいわれます。
池岸や池底からは温泉が湧き出しているため、池畔には「東郷温泉」と「はわい温泉」の2ヶ所の温泉地もあります。池の周辺には「燕趙園」や古墳群など観光スポットが充実しているため、1日中楽しめるでしょう。観光スポットが充実しているほか、周辺施設でレンタサイクルの貸し出しも行っているため、湖畔を自転車でのんびり巡るのもおすすめです。
鳥取県が誇る大山を望む景観の中、四季折々の花を楽しむことができる西日本最大のフラワーパーク。温室や庭園、広場などがテーマごとに配され、楽しみ方は多種多様です。
総面積50ヘクタールの広大な園内を、春はチューリップ、夏にかけては10万株ものゆりやバラ、秋はコスモス、冬にはサザンカなど、四季の花が咲き誇ります。また、11月中旬からは「フラワーイルミネーション」が開催され、園内がきらめく光の世界に様変わり。季節によって表情を変える園内は、何度訪れても楽しめます。
鳥取砂丘のほど近くにある、「砂」を素材にした彫刻作品を展示する世界初の美術館。「砂で世界旅行」をコンセプトに、毎年新しいテーマの展示に出会えます。
砂像彫刻家として国内外で活躍する茶圓勝彦氏が総合プロデュースを務め、展示作品は世界トップレベルの彫刻家が制作。ダイナミックながら繊細な砂像の数々が集結する様は圧巻です。最大で幅20mを超える巨大な砂像もあり、ここにしかない迫力を感じられます。日没後には、砂像のライトアップも。その年にしか見ることのできない砂の芸術の、儚さと美しさに浸りましょう。
鳥取砂丘の西端に位置し、古事記に記されている神話「因幡(いなば)の白うさぎ」の舞台となったことで知られる海岸です。神話に登場するワニザメの背中に似た岩礁や、弓なりに連なった白い砂浜が織りなす美しい景観が広がっています。
夏には海水浴やサーフィンを楽しめるほか、初夏には海岸の近辺で天然記念物「ハマナス」の花を見ることも。日本で初めてのラブストーリーの発祥地「白兎」として「恋人の聖地」にも認定されており、デートにぴったりのスポットです。
「青山剛昌ふるさと館」は、漫画『名探偵コナン』の原作者・青山剛昌氏の出身地である北栄町のミュージアムです。館内では、青山氏の代表作『名探偵コナン』のオブジェや複製原画の展示に加え、作中に登場する発明品のコーナーやトリックの体験コーナーなど、子どもから大人までワクワクする展示がいっぱい。
青山氏の生い立ちや過去作品を紹介するコーナーもあり、青山氏の原点を知ることができます。館内のショップでは、ここでしか手に入らないオリジナルグッズやレアグッズを販売しているため、作品のファンは必見です。
目の前に大山を望む豊かな自然の中で、動物たちとの触れ合いを楽しめる牧場です。牧場内では、人気のカピバラと触れ合える「カピバラ広場」をはじめ、羊やヤギ、ウサギなど14種約160頭の動物がいる「めーめーランド」、たくさんの犬たちが出迎えてくれる「わんわんランド」など、さまざまな動物たちとの出合いが盛りだくさん。「アルパカ広場」では、アルパカの帽子をかぶって一緒に記念撮影も楽しめます。
さらに、小さなお子さんでも安心して体験できるポニーの乗馬体験や、トムソーヤやハックルベリーたちのお城をイメージした「アスレチック広場」も。家族みんなの思い出作りに最適です。
1995年(平成7)7月7日に開館し、地元のファミリーを中心に親子3世代から愛され続けている童謡・唱歌とおもちゃのミュージアム。かつての鳥取県立図書館の外観を復元した、お城のようなレトロ調の建物が特徴です。
3階建ての館内は、子どものうたの成り立ちから時代を追って展示する「鳥取県立童謡館」と、国内外のおもちゃ約2,000点を展示する「鳥取市立鳥取世界おもちゃ館」から構成されています。見て・聞いて・触れる展示は、遊びながら学べる体験型。完全屋内型なので、天候に左右されずいつでも快適に遊べます。
鳥取県には、風光明媚な自然を堪能できるスポットや、アトラクション・アクティビティを楽しめるスポット、歴史を肌で感じられるスポットなど、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な鳥取の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。鳥取県へのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2024年10月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。
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