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岐阜の人気観光スポットおすすめ20選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介

日本の原風景や大自然が残る岐阜県には、世界文化遺産の「白川郷合掌造り集落」や織田信長ゆかりの「岐阜城」、人気の温泉地など魅力的な観光スポットがそろっています。

そこで今回は、岐阜県でおすすめの観光スポットを20ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ岐阜観光の参考にしてみてください。

※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。

【外せない定番・名所】岐阜で人気のおすすめ観光スポット

1. 白川郷合掌造り集落 (白川村)

白川郷・荻町の合掌造り集落。平成7年(1995)には世界文化遺産に登録され、国内だけではなく海外の観光客からの人気も高いエリアです。大小百棟余りの合掌造りが並ぶ光景は、古き良き日本の原風景を感じられます。

集落を一望できる天守閣展望台や国指定重要文化財の和田家住宅、集落で最大級の合掌造りの長瀬家など見どころがたくさん。さらに、今なお人々の生活が息づいているのも驚くべきところ。土産物屋や食事処も充実しているため、1日かけて観光を楽しめます。四季折々に表情を変えますが、集落が紅葉や雪に染まる秋、冬が特におすすめです。

白川郷合掌造り集落

2. 岐阜城・岐阜城資料館 (岐阜市)

金華山の山頂に位置する岐阜城は、不世出の英雄・織田信長公が天下統一の本拠地としたことで知られる城です。城内には史料展示室、楼上には展望台があり、天下人の気分で岐阜市内を一望できます。

岐阜城のすぐ東にある「岐阜城資料館」では、戦国時代から江戸時代にまつわる古文書や刀剣などを展示しているので、天守閣と併せて観賞するのがおすすめ。また、「岐阜城」は「飛騨・美濃33選」に選ばれたほど有名な紅葉の名所でもあるため、11月上旬から下旬の見頃に訪れてみましょう。

岐阜城・岐阜城資料館

3. 飛騨大鍾乳洞 (高山市)

飛騨高山と奥飛騨温泉郷の中間にある全長800m、標高900mの観光鍾乳洞。第1洞から第3洞までの3つに区分され、鍾乳管(ストロー)と呼ばれるつららのような鍾乳石が多く見られることが特徴です。

青く照らされた地下水の上に広がる蒼白の鍾乳石「竜宮の夜景」や鍾乳管の造形美を感じられる「夢の宮殿」など、各エリアで見どころが豊富。洞内の通年平均気温は約12℃で真夏には避暑スポットとしても人気です。また、鍾乳洞の発見者である大橋外吉が世界の美術品や装飾品を約1,000点を集めた「大橋コレクション」も併設されているなどさまざまな楽しみがあります。

飛騨大鍾乳洞

4. 養老の滝 (養老町)

養老山麓に広がる「養老公園」内にある、日本の滝百選にも選ばれている名瀑。老父を若返らせたという「孝子伝説」で知られるほか、江戸時代には葛飾北斎が浮世絵に描き残すなど昔から人々に愛されてきました。高さ約30m、幅約4mの滝が岩角を打って流れ落ちる姿は雄大な美しさがあります。

養老の滝を中心に、周辺には「菊水泉」や「養老神社」をはじめ孝子物語ゆかりの名所が点在しているため、滝とあわせて巡るのもおすすめ。毎年7月1日に行われる「養老の滝開き」も夏の風物詩として親しまれています。

養老の滝

5. 金山巨石群 (下呂市)

「金山巨石群」は、縄文時代の史跡「岩屋岩蔭遺跡」をはじめとする3ヵ所の巨石群の総称です。現在、巨石群は縄文時代の人類が太陽の位置で季節や暦を測る天体観測施設であったと推測されています。国内外の観光客を魅了する神秘的なパワースポットです。

岩には人の手によって刻まれたくぼみや筋があり、それらを結ぶと北斗七星の形などが浮かび上がってくるのがわかります。ガイド付きの光の体験を通し、縄文時代にタイムスリップした体験ができる「光の体験ツアー」は、子どもから大人までみんなが楽しめるツアーです。

金山巨石群

6. 宮川朝市 (高山市)

江戸時代から歴史が続き、高山の観光名所として人気の朝市。白いテントの下には、地元産の野菜やフルーツ、地元のおかあさんが作った漬物、民芸品や工芸品など飛騨の名物が陳列。個性豊かな屋台が最大で30軒ほどが並びます。

買い物はもちろん、地元の人との温かい交流が楽しめるのも醍醐味です。ここにしかない人情を求めてリピートする人も多数。飛騨弁が元気よく飛び交う、活気に満ちた空間です。近くに流れる宮川の心地よいせせらぎを聞きながらゆったりと買い物を楽しんでみては。

宮川朝市

7. 高山陣屋 (高山市)

江戸時代に郡代・代官が治政を行った場所で、国指定史跡である「高山陣屋」。全国に60以上あったと言われる郡代・代官所の中で、当時の主要建物が残っている国内で唯一の代官所です。陣屋には代官・郡代とその家族が居住した役宅や、高山陣屋内で最大の広さを誇る大広間、全国で最古・最大級の米蔵など多数の見どころがあります。

敷地内をじっくりと巡ることで、江戸時代の暮らしぶりを垣間見ることができるはず。また、高山陣屋前の広場では毎日朝市が開催され、新鮮な野菜や花々を買うことができます。

高山陣屋

8. 平湯大滝 (高山市)

「平湯大滝」は平湯温泉発祥の伝説が残る滝です。飛騨三大名瀑のひとつで、日本の滝百選にも選定されています。巨大な岩盤から落差64m、幅6mの水が豪快に流れ落ちる様子は眺めているだけでパワーをもらえるでしょう。

初夏は白樺林、秋は紅葉と四季折々に美しい表情を見せますが、毎年2月に開催される「平湯大滝結氷まつり」の時期は特におすすめ。滝が巨大な氷柱へと姿を変え、幻想的にライトアップされることで一層美しさを増します。

平湯大滝

9. 高山市三町伝統的建造物群保存地区 (高山市)

高山市の中心部に位置し、「飛騨の小京都」と称される古い町並み。江戸時代より城下町・商家町として栄えてきたエリアで、美しい町並みが江戸時代の風情を今に伝えています。高山の代表的な観光スポットとして多くの観光客に人気です。

通りには飛騨牛の串焼きや握り、みたらし団子など地元グルメの店をはじめ、駄菓子屋や伝統工芸の店など多種多様な店が立ち並び、散策や食べ歩きにぴったり。また、古くから酒造りの文化が根付いているため、杉玉を吊るした酒蔵も点在しています。

高山市三町伝統的建造物群保存地区

10. 奥飛騨温泉郷 (高山市)

3,000m級の北アルプス(飛騨山脈)の麓に広がる「奥飛騨温泉郷」。平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つの温泉地があり、100を超える源泉が湧き出ます。日本有数の露天風呂数を誇る“露天風呂天国”です。

無色透明な「単純泉」や硫黄臭がする「硫黄泉」、美肌の湯と言われる「炭酸水素塩泉」、保温効果の高い「塩化物泉」など温泉地ごとに泉質や湯温も多様。足湯や日帰り入浴施設もあるため、温泉巡りを満喫できます。12月下旬から3月末まで開催される「奥飛騨冬物語」をはじめ、四季折々のイベントも魅力です。

奥飛騨温泉郷

【穴場】岐阜で人気のおすすめ観光スポット

11. 千代保稲荷神社(おちょぼさん) (海津市)

地元の人を中心に「おちょぼさん」の愛称で親しまれる「千代保稲荷神社」。550年ほど前の文明年間から歴史がはじまり、商売繁盛や家内安全のご利益があるとされています。参拝の際には、藁を通した油揚げとローソクをお供えするのが特徴です。

神社の参道には120軒ほどの店が軒を連ね、いつも縁日のような賑わいを見せています。串カツや草餅など、名物グルメを食べてまわるのも参拝後の楽しみ。月末の夜から翌1日にかけては「月越参り」が開催され、境内は夜通し多くの参拝者であふれます。

千代保稲荷神社(おちょぼさん)

12. 多治見市モザイクタイルミュージアム (多治見市)

モザイクタイル発祥の地であり、全国一の生産量を誇る多治見市に誕生したモザイクタイルがテーマの博物館です。地場産業のシンボルとして、モザイクタイルの情報や技術を広く発信しています。タイルの原料を掘り出す「粘土山」を思わせる独創的な建物は、世界的な評価の高い建築家・藤森照信氏による設計です。

館内では実際に使われていたモザイクタイルの壁面などを展示するとともに、詳しい製造工程や歴史を紹介。膨大なタイルのコレクションや、タイルを貼ってオリジナル小物を作る体験工房などを通して、モザイクタイルの魅力にたっぷりと浸れます。

多治見市モザイクタイルミュージアム

13. 伊吹山ドライブウェイ (関ケ原町)

標高1,377mの伊吹山を、麓から9合目まで全長17kmを結ぶ国内有数の観光道路。日本百名山の霊峰・伊吹山に自動車で登れる唯一のルートです。麓では街並みや山並みが眼下に広がり、西に雄大な琵琶湖、天気が良い日には東にアルプスの名峰など、標高が上がるにつれて景色が移り変わります。

標高1260m地点の終点にあるスカイテラス駐車場では、琵琶湖と比良山地、白山や御嶽山の名峰が一望でき、夏から秋の早朝には雲海に出合えることも。山麓と山頂では天候や気温がガラリと異なるため、ドライブをより楽しむためには出発前に山頂の天候を確認しておくのがおすすめです。

伊吹山ドライブウェイ

14. 美濃和紙の里会館 (美濃市)

1,300年以上の伝統を誇る美濃和紙の歴史や技術を発信する展示施設。見て、触れることのできる展示で、美しく丈夫な美濃和紙の魅力を感じられます。美濃和紙の歴史や原料、美濃和紙の製造工程、和紙の展開と未来の可能性を紹介する常設展示室のほか、紙をテーマとしたユニークな企画展も見どころです。

紙すきの実演・体験ができるワークショップや、和紙を使ったインテリアや小物などを展示販売する売店・ショールームも。1日を通して美濃和紙を身近なものに感じられるはず。

美濃和紙の里会館

15. 夕森渓谷 (中津川市)

自然豊かな標高700mの中津川市川上にある渓谷です。「岐阜県の名水50選」に選定された「竜神の滝」をはじめとする5つの滝が点在し、ハイキングをしながら滝巡りを楽しめます。夏は避暑地としてキャンプや川遊び、BBQで多くの人が訪れるほか、ツーリングやドライブ、散策にも最適です。

毎年10月下旬から11月中旬には1万5000本以上のもみじが色づき、「夕森もみじまつり」を開催。フォトコンテストやウォーキング大会、アマゴ・マス釣り大会など楽しい催しが盛りだくさんです。

夕森渓谷

【デートで行きたい】岐阜で人気のおすすめ観光スポット

16. 新穂高ロープウェイ (高山市)

標高2,156mの雲上の世界を全長3,200mにわたり、日本初の2階建てゴンドラで体感できるロープウェイ。眼下には新緑、紅葉、雪景色と四季折々に変化する北アルプスの絶景が広がります。終点の西穂高口駅の屋上にある展望台では、雄大な景色を360度の大パノラマで眺められ、自然を肌で感じられます。

始発から終点までの各駅にはグルメやお土産、アクティビティ施設も充実。焼きたてパンやご当地食材を使用したグルメなど、この土地ならではの味わいを堪能しましょう。

新穂高ロープウェイ

17. 郡上八幡城 (郡上市)

八幡山の山上にある美しい山城で、作家の司馬遼太郎も感動を記したことで知られています。戦国時代末期に起源を持ち、幕末・明治維新の動乱を受けて取り壊しになったものの、昭和8年(1933)に木造の模擬天守を再建。現在でも日本最古の木造再建城として歴史を今に伝えています。

野面積(のづらづみ)という手法で積まれた石垣や木造ならではの趣を感じる天守、城主の家宝や鎧などを見学しながら歴史に思いを馳せてみましょう。秋になると、燃えるような紅葉が白亜の天守を包み込む様が「天守炎上」と例えられるほど絶景です。

郡上八幡城

18. 名もなき池(通称 モネの池) (関市)

関市板取にある「名もなき池(通称 モネの池)」は、フランス印象派の画家クロード・モネの連作『睡蓮』に似ていることから注目を浴び、瞬く間に全国で知られる池となりました。透明度の高い湧水にスイレンやコウホネが咲き誇り、その中を錦鯉が優雅に泳ぐ姿はまさに名画そのものです。

透明度が高い池のため、時間帯や光の差し込み具合によってブルーやグリーンなど、さまざまな色合いに変わることも魅力のひとつ。絵画の世界を感じるなら、睡蓮の花が咲く初夏の時期がおすすめです。

名もなき池(通称 モネの池)

【子供と遊べる】岐阜で人気のおすすめ観光スポット

19. 世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふ (各務原市)

木曽川沿いの複合型レジャー公園「河川環境楽園」の中にある、世界最大級の淡水魚水族館。「木曽三川・長良川の源流から河口までと世界の淡水魚」をテーマとし、地元長良川を再現した展示や世界の珍しい淡水魚を集めた展示が魅力です。

多種多様な展示のほかにも、⽣き物のガイドやふれあい体験、体験学習プログラムなど館内の企画やイベントも充実。岐阜県の自然環境や世界の河川環境を、子どもから大人まで楽しく学ぶことができます。

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふ

20. 岐阜市科学館 (岐阜市)

岐阜県内唯一の総合科学館で、体験を通して学べる知的レジャー施設です。テーマを変えた第1から第5までの展示室をメインに、プラネタリウムや天文台、動く展示や体験型の展示が見どころです。

番号プレートによってクイズに答えることができ、正解すると楽しいCGが映し出される「ハイビジョンアドベンチャーシップ」など趣向を凝らした展示が人気です。

プラネタリウムでは、その日の星空の生解説や、アニメとのコラボレーション、季節ごとの特別投映など多彩なプログラムが楽しめます。

岐阜市科学館

まとめ

岐阜県には、風光明媚な自然を堪能できるスポットや、アトラクション・アクティビティを楽しめるスポット、歴史を肌で感じられるスポットなど、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な岐阜の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。岐阜県へのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。

※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2024年11月に作成しました。

※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。

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