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札幌の人気観光スポットおすすめ25選|外せない定番・名所から穴場まで見どころ満載の観光地を紹介

北海道の中心都市である札幌市は、都会と自然が融合した街並みが魅力です。ラーメンやジンギスカンなどの地元グルメや北海道ならではの自然を感じられるスポット、ショッピングやアクティビティを楽しめる施設など、多彩なスポットがあります。

そこで今回は、札幌市でおすすめの観光スポットを25ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ札幌観光の参考にしてみてください。

※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。

【外せない定番・名所】札幌で人気のおすすめ観光スポット

1. さっぽろテレビ塔 (中央区)

大通公園にそびえ立つ、市民や観光客から愛される札幌のランドマークタワー。地上約90mの展望台には、手稲山や豊平川、石狩平野や日本海など360度のパノラマ風景が広がっています。イルミネーションや雪まつりなど、大通公園で一年を通して開催されるイベントシーズンの風景も格別。また、展望台の南東側にある、足元から天井まで続く一枚ガラス「怖窓(こわそ~)」はスリル満点の撮影スポットです。

館内にはテレビ塔のキャラクター「テレビ父さん」グッズを販売するショップやレストランもあるため、タワー内の散策も楽しめます。

さっぽろテレビ塔

2. 大通公園 (中央区)

札幌の中心部に位置し、約90種4,700本の樹木が並ぶ緑地帯「大通公園」。色とりどりの花が咲き誇る花壇や青々とした芝生、噴水、彫刻作品などが点在する美しい公園で、市民の憩いの場として親しまれています。

YOSAKOIソーラン祭り、雪まつりやイルミネーションなど季節ごとに開催される多彩なイベントも楽しみのひとつ。また、4月下旬~10月上旬には大通公園の名物「とうきびワゴン」も登場。道産とうもろこしを使用した香ばしい焼きとうきびは、見つけたらぜひ味わってみて。

大通公園

3. 札幌市時計台 (中央区)

札幌の代名詞といえる名物スポット「札幌市時計台」。正式名称は「旧札幌農学校演武場」で、北海道大学の前身である札幌農学校の施設として初代教頭クラーク博士の提案により1878年(明治11年)に建設されました。これまで生徒の兵式訓練や中央講堂、市立図書館として活躍してきた建物は、1970年(昭和45年)に国指定重要文化財に。現在では毎正時に澄んだ鐘の音色を響かせ、札幌の街に時を告げています。

館内は資料館になっており、時計台の歴史や歩みを紹介するほか、札幌農学校時代を現した大型模型、明治時代の姿を復元した講堂など見応えたっぷり。日没後のライトアップも一見の価値があります。

札幌市時計台

4. サッポロビール園 (東区)

サッポロビール園は、札幌駅の東部に位置する歴史あるビール園。煙突に描かれた赤い星は、かつての開拓使や屯田兵の制服に使われた北海道開拓のシンボルです。園内には味わいや雰囲気が異なる4つの個性豊かなレストランがあり、ビヤホールらしい大迫力の空間で、工場直送の生ビールと北海道名物のジンギスカンを楽しむことができます。特にプレミアムビール「サッポロファイブスター」はここでしか飲めないおすすめの一品です。

併設している「サッポロビール博物館」では1876年の北海道開拓事業から受け継がれるサッポロビールの歴史を体感できるため、あわせて立ち寄ってみては?

サッポロビール園

5. 札幌もいわ山ロープウェイ(藻岩山山頂展望台) (中央区)

札幌市のほぼ中央に位置する、標高531mの藻岩山(もいわやま)の山麓から中腹までをつなぐロープウェイです。最大66名乗車できるロープウェイの大きなガラス面から、札幌市街や石狩湾の絶景を楽しむことができます。中腹駅からはミニケーブルカー「もーりすカー」に乗り換えることで山頂までのアクセスが可能です。

山頂の展望台からは、高層ビルが建ち並ぶ都市部と緑豊かな自然が織りなす絶景をパノラマビューで楽しめます。とりわけ夜間に一望できる美しい夜景は見逃せません。

札幌もいわ山ロープウェイ(藻岩山山頂展望台)

6. 狸小路商店街 (中央区)

札幌市中央区に位置する「狸小路商店街」は、約150年の歴史を誇る北海道最古の商店街のひとつ。全長約900mにわたるアーケード街は1丁目から7丁目まで続き、レトロな雰囲気と新しさが融合しています。約200軒の店舗が並び、地元のグルメを味わえる飲食店からお土産店、映画館などさまざま。2023年に新たにオープンした、水族館を併設する複合型商業施設「moyuk SAPPORO」も注目のスポットです。

連日地元の人々や観光客でにぎわう商店街で、札幌の歴史を感じながら散策を楽しんでみてください。

狸小路商店街

7. 二条市場 (中央区)

札幌市内中心部に位置する歴史ある市場。明治初期に石狩浜の漁師が石狩川をさかのぼり、この付近で新鮮な魚を売ったことが始まりとされています。市場は毎日7時頃から18時頃まで営業し(店舗により異なる)、店先には新鮮な魚介類や加工品、野菜や果物がずらりと並んでいます。

朝仕入れたばかりの海の幸を使った海鮮丼や寿司、水揚げのカニなど地元グルメをたっぷりと味わえる飲食店も豊富。個性的な土産物店もあるため、お土産探しにもおすすめです。

二条市場

8. 北海道神宮 (中央区)

北海道の総鎮守として知られる「北海道神宮」は、北海道を代表する神社です。明治天皇の命により1869年(明治2年)に創建され、開拓神社、鉱霊神社、穂多木神社とそれぞれ異なるご利益を持つ3つの境内社があります。円山公園に隣接し、広々とした境内は自然豊か。春はお花見スポットとしても知られるほか、野生のエゾリスに遭遇することも。

毎年6月に開催される「北海道神宮例祭」は「札幌まつり」と呼ばれ、市民から100年以上親しまれる歴史あるお祭りです。神輿と山車が市内を練り歩くほか、屋台の出店もあり多くの人で賑わいます。

北海道神宮

9. 元祖さっぽろラーメン横丁 (中央区)

1951年(昭和26年)に開業したラーメンの名所。札幌ラーメンの発祥地として知られ、札幌でおなじみの味噌ラーメンをはじめとする個性豊かなラーメンを提供。横丁内には17軒のラーメン店が軒を連ね、それぞれ自慢の味噌ラーメンを楽しめます。毎年11月11日(12時〜24時)に全店で開催する「ラーメン半額イベント」も注目のイベントです。

ランチや夕食にはもちろんのこと、すすきので飲んだあとに締めのラーメンとして立ち寄るのもおすすめです。

元祖さっぽろラーメン横丁

10. さっぽろ羊ヶ丘展望台 (豊平区)

「少年よ、大志を抱け」の言葉で有名なクラーク博士の銅像がある展望台。広大な石狩平野など北海道らしい牧歌的な風景を一望でき、四季折々の美しい景色を楽しめます。特に夏に広がる一面のラベンダー畑や、真っ白な絨毯のような冬の雪景色は圧巻です。

展望台には、ジンギスカンを堪能できるレストハウスやさっぽろ雪まつり資料館など、札幌らしさを味わえる施設も充実しています。また、夢や希望を「大志の誓い」用紙にしたため、クラーク博士像の台座にある投函口に入れると保管してくれるため、次に訪れるときの楽しみになるでしょう。

さっぽろ羊ヶ丘展望台

11. 定山渓温泉 (南区)

札幌の奥座敷・定山渓温泉は、北海道を代表する温泉地のひとつ。江戸末期に修験僧・美泉定山がアイヌの人々の案内で温泉を見つけたことが始まりといわれています。支笏洞爺国立公園内の豊かな自然に囲まれた渓谷に位置し、札幌中心部からは車で1時間弱と好アクセス。地元の人が日帰りで訪れることも多い温泉地です。

秋の紅葉や冬の雪景色など四季折々の景色が魅力で、それぞれの温泉宿やホテルの露天風呂からは美しい渓谷の眺めを堪能できます。周辺には定山渓ダムや二見吊橋などの観光スポットもあるため、あわせて巡ってみては?

定山渓温泉

12. モエレ沼公園 (東区)

世界的な彫刻家イサム・ノグチが設計を手掛けたアートパーク。広大な園内全体が一つの作品としてデザインされており、自然とアートが融合した美しい景観が特徴です。レジャーで訪れる人はもちろん、アート目当てで訪れる人も多くいます。

園内には、幾何学形態を多用した山や噴水、遊具などが点在。ガラスのピラミッド「HIDAMARI」、海の噴水、サクラの森、プレイマウンテン、モエレ山など見どころがたくさんあります。夏には水遊び、冬にはクロスカントリースキーやソリ遊びなど季節ごとの遊びが楽しめるのも大きな魅力です。

モエレ沼公園

13. 豊平峡温泉 (南区)

定山渓の秘湯「豊平峡温泉」は源泉かけ流しの日帰り温泉。セラミック釜で焼き上げたナンとともに楽しめるインドカレーが名物で、カレーを目当てに訪れる人もいるほど人気です。

「ベルベットの湯」と称される温泉は、地中の源泉から汲み上げた湯を直接浴槽へ送り込んでおり、入ると肌がしっとりすべすべに。一度に200名が入れる日本最大級の露天風呂も有名で、広大な自然の中でゆったりとくつろげます。さらに、カヌーやキャンプ、かまくらジンギスカンなど温泉とセットになったアクティビティも楽しみのひとつです。

豊平峡温泉

14. 北海道博物館 (厚別区)

札幌市、江別市、北広島市の3市にまたがる道立自然公園「野幌森林公園」内にある博物館。総合展示では「北東アジアのなかの北海道」、「自然と人とのかかわり」をコンセプトに、北海道の自然・歴史・文化を、5つのテーマで紹介。多岐にわたる展示から、アイヌ文化や北海道の自然環境、本州からの移住者の暮らしを知ることができます。

季節ごとに開催される企画展では、いつ訪れても新しい発見があります。子ども向けのワークショップや特別イベントも開催されているため、家族連れにも楽しい施設です。

北海道博物館

15. 北海道開拓の村 (厚別区)

北海道の開拓時代へタイムスリップできる野外博物館。広々とした敷地の中には、旧札幌停車場や旧開拓使札幌本庁舎など、明治から昭和初期にかけて北海道各地に建築された50棟以上もの建造物が復元・再現されています。

村の中は市街地や漁村群、農村群、山村群の4つのエリアに分かれており、それぞれ違った雰囲気を味わえます。北海道名物の「いももち」やジンギスカンなどが味わえる食堂のほか、馬車鉄道や馬そり体験など開拓当時の生活を体感できるイベントも人気です。

北海道開拓の村

【穴場】札幌で人気のおすすめ観光スポット

16. 札幌芸術の森 (南区)

札幌の南エリアにある総合芸術施設。約40ヘクタールの広大な森には、世界中の彫刻家から集められたユニークな彫刻を観賞できる野外美術館、札幌にゆかりの深い文豪・有島武郎の旧邸、野外ステージ、クラフト工房など多彩な施設が点在しています。アート鑑賞はもちろんのこと、訪れた人たちが自ら創作活動も楽しめるのが魅力です。

冬にはスノーシューをレンタルして、雪で白く染まった園内を散策できます。四季折々の自然とともにアートに浸る1日を満喫してみて。

札幌芸術の森

17. サッポロさとらんど (東区)

札幌の中心部から車で約30分の場所にある、農業や自然と親しむことができる体験型施設です。札幌ドーム14個分(74.3ha)もの広さを持つ敷地には、ヒツジやヤギへのエサやり体験ができる牧場、野菜の収穫体験やバターの手作り体験ができるエリア、木製アスレチック遊具広場やパークゴルフ場など、北海道ならではのさまざまなアクティビティが充実しています。

季節ごとに多彩なイベントも開催され、夏には旬の野菜や縁日が並ぶ「さとの夏祭り」、冬には雪下大根掘り、極寒キャンプなどの体験が人気です。

サッポロさとらんど

18. 豊平館 (中央区)

緑豊かな中島公園内にある西洋館。1880年(明治13年)、開拓使によって建てられた洋風ホテルで、現存する木造ホテルとしては日本最古です。白とブルーの外観が美しい木造洋風建築は、アメリカ風様式やヨーロッパ風様式、日本人好みのモチーフなど、一つの建物にさまざまな様式やモチーフが融合。1964年(昭和39年)には国の重要文化財に指定されました。

館内では、明治・大正・昭和天皇が滞在した部屋や、当時のホテルを再現した展示を見学できます。ボランティアガイドによるガイドツアーもおすすめです。また、館内にあるカフェではコーヒーや紅茶、クッキーを楽しめるため、散策のひと休みに立ち寄ってみては。

豊平館

【デートで行きたい】札幌で人気のおすすめ観光スポット

19. JRタワー 札幌ステラプレイス (中央区)

JRタワー内にある「札幌ステラプレイス」は、ファッションから食まで最新のトレンドスタイルを楽しめるショッピング施設です。レディースファッションやセレクトショップを中心としたセンターゾーン、メンズファッションやカルチャー・ライフスタイルショップが並ぶイーストゾーン、地元グルメが揃うダイニングゾーンがあり、バラエティ豊かな専門店が並んでいます。

さらに映画館や札幌の街並みを見渡せる屋上広場、キャラクターショップも充実しており、楽しみ方はさまざま。札幌駅に直結しているため、移動の途中に立ち寄るのもおすすめです。

JRタワー 札幌ステラプレイス

20. サッポロファクトリー (中央区)

再開発が進むエリア「創成イースト」の一角にある複合商業施設。日本初のビール工場「開拓使麦酒醸造所」の跡地に建てられており、高くそびえる煙突がシンボルです。

館内は7つのエリアに分かれており、それぞれショッピングや映画、グルメ、アミューズメントなどの多彩な施設が揃っています。巨大な温室のような造りの「アトリウム」は、地下から4階分が吹き抜けになった広場。日差しが注ぐ気持ちの良い空間でカフェタイムやイベントを楽しめます。11月から12月下旬までアトリウムを飾る、巨大なクリスマスツリーも見どころです。

サッポロファクトリー

21. 白い恋人パーク (西区)

銘菓「白い恋人」で知られる、北海道を代表するお菓子メーカー「石屋製菓」が運営するお菓子のテーマパーク。絵本の世界のようなメルヘンな館内では、「白い恋人」の製造ラインを見学できるほか、ISHIYAオリジナルスイーツが味わえるカフェ、ショッピング施設があり一日中楽しめます。オリジナルの「白い恋人」が作れる制作体験も人気です。

屋外に広がる英国風の庭園は、夏には美しく咲き誇るバラ、冬には煌めくイルミネーションと季節ごとに景色が変わるため、ゆっくりと記念撮影を楽しんでみては。

白い恋人パーク

【子供と遊べる】札幌で人気のおすすめ観光スポット

22. 札幌市円山動物園 (中央区)

1951年(昭和26年)に北海道で初めての動物園として開園し、市民や観光客に親しまれています。市内中心部から地下鉄やバスでアクセスしやすく、立地の良さも人気の理由です。

園内では、ゾウやキリン、ホッキョクグマなど約150種の動物に出合えます。日替わりで実施される「円山ZOOガイド」では、飼育員による動物の生態などの詳しい解説を聞くこともできます。円山の名物「揚げパン」や動物をモチーフにしたスイーツが味わえるカフェ、さらにはホッキョクグマをモチーフにしたオリジナルグッズも必見です。

札幌市円山動物園

23. 国営滝野すずらん丘陵公園 (南区)

約400haもの広さを誇る、北海道唯一の国営公園。園内は4つのゾーンに分かれており、季節の花々を愛でるカントリーガーデンがある中心ゾーン、「日本の滝100選」にも選ばれた「アシリベツの滝」を含む4つの滝や小川があり、川遊びや釣りを楽しめる渓流ゾーンなど、それぞれのゾーンで楽しみ方はさまざま。

森林浴や遊具を楽しめる滝野の森ゾーンでは、冬になるとスキーやスノーボード、チューブそりなどの雪遊びも満喫できます。ものづくり体験やスポーツ体験など、季節ごとに開催されるイベントも家族連れに人気です。

国営滝野すずらん丘陵公園

24. ノースサファリサッポロ (南区)

北海道初のサファリパークとして2005年(平成17年)にオープン。園内には、ライオンやベンガルトラ、アメリカンビーバー、カピバラ、カワウソ、フクロウなど140種類以上の動物が大集合。ワニやヘビ、ピラニアなどが集まるデンジャラスゾーンでの刺激的な体験もできます。エサやり体験やふれあい体験、動物と泊まれるグランピングなどサファリパークならではの体験も人気です。

夏季にはデンジャラスアスレチックやジップライン、冬季には犬ぞりや雪上バナナボート、スノーモービルなど季節ごとのアクティビティも魅力です。

ノースサファリサッポロ

25. 新さっぽろサンピアザ水族館 (厚別区)

海のない札幌にある老舗都市型水族館。新さっぽろ駅の複合商業施設と隣接しており、アクセスの良さも魅力です。館内では、ゴマフアザラシやケープペンギン、コツメカワウソなど、約200種類の海の生き物を展示。人気の「もぐもぐタイム」では、飼育員の解説を聞きながら動物の愛らしい食事シーンを見ることができます。

大迫力の回遊水槽やタッチングプールは親子連れに人気。季節ごとに異なる展示やイベントもあり、何度訪れても楽しめる工夫がいっぱいです。

新さっぽろサンピアザ水族館

まとめ

札幌市には、北海道ならではの大自然を堪能できるスポットや、北海道の開拓史を肌で感じられるスポットなど、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な札幌の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。札幌市へのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。

※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年2月に作成しました。

※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。

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