東北・歴史的建造物ランキングRANKING
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1位
石場家住宅
国の重要文化財にも指定されている、江戸時代中期に建てられたと推定される屋敷である。代々「清兵衛」と名乗り、藩内のワラエ品と荒物を取り扱っていた石場家。現在も酒屋として営業中で、居間の囲炉裏などが趣深い建物だ。
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2位
庄内藩校致道館
文化2年(1805)に庄内藩9代藩主・酒井忠徳が、士風の刷新と優れた人材の育成を目的に創設した藩校。各自の天性を伸ばすことに主眼が置かれた教育方針であった。現在は、表御門や聖廟、講堂などが残っており、国の指定史跡として一般公開されている。東北では唯一現存する藩校建築物だ。
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3位
「海商の館」・旧亀井邸
JR仙石線の本塩釜駅から徒歩約10分。塩竈にある、株式会社カメイの初代社長・亀井文平氏が大正13年(1924)に建てた歴史建造物。古き良き日本建築に洋風建築を併せた「和洋併置式住宅」で、外壁にアールヌーボー様式やセッション様式を取り入れ、現在の左官技術では再現するのが難しいと言われるほど歴史的価値も高い。大正レトロな佇まいの旧亀井邸では、一般公開している他、ひなめぐり、しおがまさま神々の花灯りなどのメイン会場としても利用されている。
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4位
かなぎ元気村 かだるべぇ(旧傍島家住宅)
太宰治の従妹の嫁ぎ先で、太宰の恩師でもあった傍島家の旧家が、1841年(明治4)に建てられた建築物として現存し、築180年以上の茅葺き屋根の古民家は宿泊施設として活用されている。また、津軽地方の郷土料理作りや木工体験などの体験プランも提供しており、日帰りでも利用可能である。
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5位
會津藩校日新館
江戸末期、会津の教育の真髄となった全国屈指の藩校。新島八重の実兄・山本覚馬など後世に名を残す逸材を輩出した。現在は静かな高台にあり会津盆地を一望する爽快な景色に迎えられる。
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6位
本間家旧本邸と別館「お店」
豪商でありながら「日本一の大地主」と呼ばれた本間家の屋敷は、質素な暮らしぶりに、人々の尊敬を集めた本間家の歴史を感じられる場所である。
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7位
喜多方蔵の里
貴重な7棟の蔵と、県の重要文化財である古民家2棟を移築した施設。蔵の内部は展示室になっていて、縄文時代からの喜多方の郷土史や喜多方出身の偉人について解説されている。
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8位
蔵屋敷あづまさ
福島県喜多方市にある蔵屋敷。福島県一として知られる「大米穀商」の屋敷を改修し、現在は食事処とお土産販売店となっている。また食事処では、会津産のそば粉を使った手打ちそばや、オリジナル手作り味噌による田楽を堪能できる。店内には会津の物産品も取り扱っており、地酒や漆器・民芸品などの地場産のお土産物も多数販売している。
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9位
高橋家住宅
江戸の藩政時代に黒石藩の御用達であった米穀商・高橋家の邸宅。宝暦年間(1751-1763)頃に建設されて以来、200年以上もの歴史を誇る歴史的建造物で、国の重要文化財に指定されている。敷地内には喫茶店があり、井戸から汲んだ水を使ったコーヒーやお茶、手作りのあんみつが人気。
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10位
大宝館
山形県鶴岡市の鶴岡公園にあるレトロな洋風建築の「大宝館(たいほうかん)」。内部は鶴岡市出身、または鶴岡市の発展に深い関わりのあった人たちの業績を紹介する郷土人物資料館として一般公開されている。
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11位
旧風間家住宅 丙申堂
風間家は庄内藩で鶴岡一と謳われた御用商人。鶴ヶ岡城の東側に位置する旧住宅丙申堂は明治29年(1896)丙申の年に住居と営業の拠点として建てられたもの。平成12年(2000)に国指定重要文化財、平成29年(2017)に日本遺産へと指定。本来は武家屋敷に使われる薬医門を始め約4万個の石が置かれた石置屋根や主屋を中心にした4つの蔵など、当時の豪商ぶりが伺える遺産が今も残されている。
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12位
福島県迎賓館
1922年(大正11)に高松宮宣仁親王が妃慰子の静養のために建てた別邸が旧高松宮翁島別邸である。純和風の建築で、檜を主体に一流の技で作られ、デザイン性が高く洗練されている。国の重要文化財に指定されており、現在は福島県が所有し、一部期間で庭園や邸内が公開されている。
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13位
湯野上温泉駅前
福島県南会津郡下郷町にある会津鉄道会津線の駅。全国に2箇所しかない「茅葺き屋根」の駅舎として有名である。待合室には、囲炉裏なども完備されており、駅員がいる時間には火がつけられている。平成14年(2002)に「東北の駅百選」にも選ばれており、多くの観光客が訪れている。春にはホーム沿いの桜並木が一斉に花を咲かせるお花見スポットでもある。
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14位
高館義経堂
中尊寺の東方、源義経最期の地といわれる高台にある義経堂。祠内には義経像が安置されており、眼下には弁慶が立ち往生したといわれる衣川、北上川が望める。松尾芭蕉が「夏草や兵共が夢の跡」と詠んだ地でもあり、高台の右手には松尾芭蕉の「夏草句碑」がある。
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15位
天鏡閣
国指定重要文化財の瀟洒な洋館。明治時代、猪苗代湖の美しさに感動した有栖川宮威仁親王(ありすがわのみやたけひとしんのう)が別邸として建てたもので、格調高い建物や調度品は当時の雰囲気をよく伝えている。
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16位
岩橋家
江戸末期に改修された当時の意匠が残された中級武家屋敷で、秋田県指定史跡。松本家と同様に映画『たそがれ清兵衛』で主人公の屋敷として使われた。樹齢300年前後という市指定天然記念物のカシワの木がシンボル。
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17位
あきた角館西宮家
佐竹本家の家臣・今宮武士団のなかでも格式が高い武家。1910年(明治43)建造の巨大な米蔵が、後に角館随一の大地主となった栄華を今に伝える。雑貨ショップやレストランへと蔵を改装し、特に女性人気の高い観光施設として有名だ。
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18位
紺屋町番屋
明治24年(1891)に「盛岡消防よ組番屋」として建てられた保存建造物。大正2年(1913)に消防組第四部事務所として改築された。木造2階建て構造で、令和4年(2022)に交流体験施設としてリニューアルオープンした。現在はカフェや体験教室が楽しめる施設となっている。
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19位
福西本店
江戸時代から続いた福西家が明治から昭和初期にかけて建てた蔵と商家建築が、2018年(平成30)に公開された。6つの蔵のうち3棟は黒漆喰で、財力を示す。座敷蔵は庭園が見渡せ、豪華な造りである。母屋の蔵はギャラリーとしてリニューアルされ、展示会が開かれている。通り正面の店蔵はセレクトショップとして利用されている。
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20位
上の橋擬宝珠
南部藩主の利直公が、盛岡城の建築と同時に架設した木造の土橋。現在の橋は昭和10年(1935)に架けられたもので、高欄にはヒノキ材が使われていたが、後に県内産のヒバ材が使用されるようになった。橋の上には、建設当時からある擬宝珠が付けられているのが特徴。
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21位
河原田家
明治時代中期に建てられた書院造りの武家屋敷。表座敷には蝶の欄間や平福穂庵(ひらふくすいあん)の屏風、三森山静(みつもりさんせい)の襖絵など貴重な調度品も。座敷から眺める美しい庭園や宮沢賢治ゆかりのユリノキなど、見どころが多いスポット。
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22位
久保田三十三観音
柳津町久保田地区の小高い丘陵地にある33体の観音菩薩像。標高約500mの観音山に聖観音11体、千手観音12体、如意輪観音5体、十一面観音3体、馬頭観音2体の石仏群が安置されている。「まわり観音」とも呼ばれる観音像の一体は十字架を手にしている珍しい観音様。「マリア観音」と呼ばれる表情豊かな観音様が佇んでいる。山峡に位置する久保田地区はかつて医者の産婆もおらず、お産のため他界した婦人も多かった地域。安産と健康を願う村人によって観音信仰が生まれ、今日まで途絶えることなく受け継がれている。
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23位
旧聖園マリア園「天使館」
昭和6年(1931)、鉱山従業員の子どもたちを保育するために開設された施設である。もとは古い建物を改造して造られていたが、翌年、新園舎が誕生。それが現在に残る天使館である。縦長の上げ下げ窓、ルネッサンス風の玄関などが美しい建物で、国の登録有形文化財に指定されている。
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24位
茶室麟閣
難攻不落の名城とうたわれた鶴ヶ城公園内の茶室。四季折々に表情を変える庭園を眺めながらお茶を楽しむことができる。平成2年(1990)に元の場所である鶴ヶ城内に移築復元された茶室は、時の会津藩主・蒲生氏郷が茶道振興のため千利休の養子・少庵を滞在させていた庵。東日本では珍しい草庵風の茶室には三千家の家元による扁額が奉納されている。少庵を偲びながらお抹茶や薯蕷饅頭をいただくことも可能だ。
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25位
旧長谷部家住宅(叶津番所)
戦国時代から続いた会津と越後を結ぶ八十里越の関所。現在は福島県の重要文化財に指定されている。建物内には高い天井や隠し部屋があり、タイムスリップ感覚を味わえる。また、番所後方には築300年程度といわれる国重要文化財「旧五十嵐住宅」があり自由に見学ができる。
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26位
旧五十嵐家住宅
恵隆寺の隣にある江戸時代中期の屋敷。豊かな田園地帯の一画に桁行8間半、梁間3間半、床面積117.19平米の家屋が佇んでいる。梁束に享保14年(1729)の墨書が発見されたこの建造物は会津平坦部の中堅層農家の家構え。土台がなく丸石の上に直接柱が建てられているのが特徴だ。どの部屋にも天井がなく、土間に直接藁やムシロを引いた土座があるなど至るところから当時の庶民の生活をうかがい知ることができる。
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27位
大桃の舞台
明治28年(1895)に駒嶽神社の境内に再建された農村舞台。正面上部に破風と小廂がついた切妻造で、全国でも珍しい兜造のかやぶき屋根だ。舞台中央は固定式二重・二層機構になっており、奥は二重下の面と同じ高さに床が貼られた楽屋となっている。毎年8月上旬に町内の郷土芸能が上演される。国指定民俗文化財(重要有形)だ。
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28位
啄木新婚の家
詩人の石川啄木が、妻・節子と両親、妹と共に3週間ほど生活していた住居。歴史的建造物として昭和59年(1984)には、盛岡市の指定有形文化財となっている。随筆「我が四畳半」にて書かれている家であり、盛岡市内に残る唯一の啄木の遺跡となっている。
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29位
若喜商店縞柿の蔵座敷
明治37年(1904)に喜多方で初めて建てられたレンガ蔵。江戸時代から続く醤油と味噌の醸造元「若喜商店」の奥に3階建の道具蔵と2階建の座敷蔵からなるレンガ蔵が佇んでいる。煉瓦のまちとして知られる喜多方は明治13年(1880)の大火をきっかけに、多くのレンガの蔵が造られた街。洋風の雰囲気を醸し出す座敷蔵の中は伝統的な和室の設えとなっている。1階の「縞柿の間」は天井から鴨居、柱や火鉢等調度品までが縞柿の木で統一された空間。2階は総欅という贅をこらした「欅の間」になっている。
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30位
直江兼続屋敷跡・山鹿素行生誕地
鶴ヶ城の北西に位置する史跡。蒲生時代からの一等地に木漏れ日が降り注ぐ碑石が佇んでいる。かつて重臣らのひときわ大きい屋敷が置かれていたこのあたりは上杉景勝の執政・直江兼続の屋敷があった場所。慶長3年(1598)に会津120万石の城主として移ってきた上杉景勝によって与えられた地といわれている。その後江戸時代に幕末の思想家達に大きな影響を与えた兵学者・山鹿素行が生まれた場所だ。元和8年(1622)に生まれた山鹿素行は赤穂四十七士を教育した人物として知られている。
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8位
蔵屋敷あづまさ
福島県喜多方市にある蔵屋敷。福島県一として知られる「大米穀商」の屋敷を改修し、現在は食事処とお土産販売店となっている。また食事処では、会津産のそば粉を使った手打ちそばや、オリジナル手作り味噌による田楽を堪能できる。店内には会津の物産品も取り扱っており、地酒や漆器・民芸品などの地場産のお土産物も多数販売している。
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9位
高橋家住宅
江戸の藩政時代に黒石藩の御用達であった米穀商・高橋家の邸宅。宝暦年間(1751-1763)頃に建設されて以来、200年以上もの歴史を誇る歴史的建造物で、国の重要文化財に指定されている。敷地内には喫茶店があり、井戸から汲んだ水を使ったコーヒーやお茶、手作りのあんみつが人気。
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10位
大宝館
山形県鶴岡市の鶴岡公園にあるレトロな洋風建築の「大宝館(たいほうかん)」。内部は鶴岡市出身、または鶴岡市の発展に深い関わりのあった人たちの業績を紹介する郷土人物資料館として一般公開されている。
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11位
旧風間家住宅 丙申堂
風間家は庄内藩で鶴岡一と謳われた御用商人。鶴ヶ岡城の東側に位置する旧住宅丙申堂は明治29年(1896)丙申の年に住居と営業の拠点として建てられたもの。平成12年(2000)に国指定重要文化財、平成29年(2017)に日本遺産へと指定。本来は武家屋敷に使われる薬医門を始め約4万個の石が置かれた石置屋根や主屋を中心にした4つの蔵など、当時の豪商ぶりが伺える遺産が今も残されている。
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12位
福島県迎賓館
1922年(大正11)に高松宮宣仁親王が妃慰子の静養のために建てた別邸が旧高松宮翁島別邸である。純和風の建築で、檜を主体に一流の技で作られ、デザイン性が高く洗練されている。国の重要文化財に指定されており、現在は福島県が所有し、一部期間で庭園や邸内が公開されている。
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13位
湯野上温泉駅前
福島県南会津郡下郷町にある会津鉄道会津線の駅。全国に2箇所しかない「茅葺き屋根」の駅舎として有名である。待合室には、囲炉裏なども完備されており、駅員がいる時間には火がつけられている。平成14年(2002)に「東北の駅百選」にも選ばれており、多くの観光客が訪れている。春にはホーム沿いの桜並木が一斉に花を咲かせるお花見スポットでもある。
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14位
高館義経堂
中尊寺の東方、源義経最期の地といわれる高台にある義経堂。祠内には義経像が安置されており、眼下には弁慶が立ち往生したといわれる衣川、北上川が望める。松尾芭蕉が「夏草や兵共が夢の跡」と詠んだ地でもあり、高台の右手には松尾芭蕉の「夏草句碑」がある。
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15位
天鏡閣
国指定重要文化財の瀟洒な洋館。明治時代、猪苗代湖の美しさに感動した有栖川宮威仁親王(ありすがわのみやたけひとしんのう)が別邸として建てたもので、格調高い建物や調度品は当時の雰囲気をよく伝えている。
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16位
岩橋家
江戸末期に改修された当時の意匠が残された中級武家屋敷で、秋田県指定史跡。松本家と同様に映画『たそがれ清兵衛』で主人公の屋敷として使われた。樹齢300年前後という市指定天然記念物のカシワの木がシンボル。
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17位
あきた角館西宮家
佐竹本家の家臣・今宮武士団のなかでも格式が高い武家。1910年(明治43)建造の巨大な米蔵が、後に角館随一の大地主となった栄華を今に伝える。雑貨ショップやレストランへと蔵を改装し、特に女性人気の高い観光施設として有名だ。
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18位
紺屋町番屋
明治24年(1891)に「盛岡消防よ組番屋」として建てられた保存建造物。大正2年(1913)に消防組第四部事務所として改築された。木造2階建て構造で、令和4年(2022)に交流体験施設としてリニューアルオープンした。現在はカフェや体験教室が楽しめる施設となっている。
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19位
福西本店
江戸時代から続いた福西家が明治から昭和初期にかけて建てた蔵と商家建築が、2018年(平成30)に公開された。6つの蔵のうち3棟は黒漆喰で、財力を示す。座敷蔵は庭園が見渡せ、豪華な造りである。母屋の蔵はギャラリーとしてリニューアルされ、展示会が開かれている。通り正面の店蔵はセレクトショップとして利用されている。
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20位
上の橋擬宝珠
南部藩主の利直公が、盛岡城の建築と同時に架設した木造の土橋。現在の橋は昭和10年(1935)に架けられたもので、高欄にはヒノキ材が使われていたが、後に県内産のヒバ材が使用されるようになった。橋の上には、建設当時からある擬宝珠が付けられているのが特徴。
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21位
河原田家
明治時代中期に建てられた書院造りの武家屋敷。表座敷には蝶の欄間や平福穂庵(ひらふくすいあん)の屏風、三森山静(みつもりさんせい)の襖絵など貴重な調度品も。座敷から眺める美しい庭園や宮沢賢治ゆかりのユリノキなど、見どころが多いスポット。
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22位
久保田三十三観音
柳津町久保田地区の小高い丘陵地にある33体の観音菩薩像。標高約500mの観音山に聖観音11体、千手観音12体、如意輪観音5体、十一面観音3体、馬頭観音2体の石仏群が安置されている。「まわり観音」とも呼ばれる観音像の一体は十字架を手にしている珍しい観音様。「マリア観音」と呼ばれる表情豊かな観音様が佇んでいる。山峡に位置する久保田地区はかつて医者の産婆もおらず、お産のため他界した婦人も多かった地域。安産と健康を願う村人によって観音信仰が生まれ、今日まで途絶えることなく受け継がれている。
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23位
旧聖園マリア園「天使館」
昭和6年(1931)、鉱山従業員の子どもたちを保育するために開設された施設である。もとは古い建物を改造して造られていたが、翌年、新園舎が誕生。それが現在に残る天使館である。縦長の上げ下げ窓、ルネッサンス風の玄関などが美しい建物で、国の登録有形文化財に指定されている。
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24位
茶室麟閣
難攻不落の名城とうたわれた鶴ヶ城公園内の茶室。四季折々に表情を変える庭園を眺めながらお茶を楽しむことができる。平成2年(1990)に元の場所である鶴ヶ城内に移築復元された茶室は、時の会津藩主・蒲生氏郷が茶道振興のため千利休の養子・少庵を滞在させていた庵。東日本では珍しい草庵風の茶室には三千家の家元による扁額が奉納されている。少庵を偲びながらお抹茶や薯蕷饅頭をいただくことも可能だ。
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25位
旧長谷部家住宅(叶津番所)
戦国時代から続いた会津と越後を結ぶ八十里越の関所。現在は福島県の重要文化財に指定されている。建物内には高い天井や隠し部屋があり、タイムスリップ感覚を味わえる。また、番所後方には築300年程度といわれる国重要文化財「旧五十嵐住宅」があり自由に見学ができる。
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26位
旧五十嵐家住宅
恵隆寺の隣にある江戸時代中期の屋敷。豊かな田園地帯の一画に桁行8間半、梁間3間半、床面積117.19平米の家屋が佇んでいる。梁束に享保14年(1729)の墨書が発見されたこの建造物は会津平坦部の中堅層農家の家構え。土台がなく丸石の上に直接柱が建てられているのが特徴だ。どの部屋にも天井がなく、土間に直接藁やムシロを引いた土座があるなど至るところから当時の庶民の生活をうかがい知ることができる。
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大桃の舞台
明治28年(1895)に駒嶽神社の境内に再建された農村舞台。正面上部に破風と小廂がついた切妻造で、全国でも珍しい兜造のかやぶき屋根だ。舞台中央は固定式二重・二層機構になっており、奥は二重下の面と同じ高さに床が貼られた楽屋となっている。毎年8月上旬に町内の郷土芸能が上演される。国指定民俗文化財(重要有形)だ。
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啄木新婚の家
詩人の石川啄木が、妻・節子と両親、妹と共に3週間ほど生活していた住居。歴史的建造物として昭和59年(1984)には、盛岡市の指定有形文化財となっている。随筆「我が四畳半」にて書かれている家であり、盛岡市内に残る唯一の啄木の遺跡となっている。
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29位
若喜商店縞柿の蔵座敷
明治37年(1904)に喜多方で初めて建てられたレンガ蔵。江戸時代から続く醤油と味噌の醸造元「若喜商店」の奥に3階建の道具蔵と2階建の座敷蔵からなるレンガ蔵が佇んでいる。煉瓦のまちとして知られる喜多方は明治13年(1880)の大火をきっかけに、多くのレンガの蔵が造られた街。洋風の雰囲気を醸し出す座敷蔵の中は伝統的な和室の設えとなっている。1階の「縞柿の間」は天井から鴨居、柱や火鉢等調度品までが縞柿の木で統一された空間。2階は総欅という贅をこらした「欅の間」になっている。
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直江兼続屋敷跡・山鹿素行生誕地
鶴ヶ城の北西に位置する史跡。蒲生時代からの一等地に木漏れ日が降り注ぐ碑石が佇んでいる。かつて重臣らのひときわ大きい屋敷が置かれていたこのあたりは上杉景勝の執政・直江兼続の屋敷があった場所。慶長3年(1598)に会津120万石の城主として移ってきた上杉景勝によって与えられた地といわれている。その後江戸時代に幕末の思想家達に大きな影響を与えた兵学者・山鹿素行が生まれた場所だ。元和8年(1622)に生まれた山鹿素行は赤穂四十七士を教育した人物として知られている。
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