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中国4000年の歴史が育んできた美食の数々。ひとことに「中国料理」と言っても、地域や民族によってさまざまなスタイルがある。今回は、中国の多彩な食文化をたっぷりご紹介。

広州(こうしゅう)

中国第三の都市「広州」。「食は広州にあり」という言葉があるほど、古くから「美食の街」として知られている。中でも有名なのが「飲茶」。広州は、飲茶文化発祥の地。独特の風習も持つ。

唐荔園(タンリーイゥエン)

広州の有名な飲茶専門店。朝から点心とお茶が楽しめる。

【住所】中国广东省广州市荔湾区中山七十八路黄沙大道 【料金】海老餃子 16元(約270円)/海老焼売 14元(約240円)/チャーシュー饅頭 7元(約120円) ※2008年7月放送時と情報が変わっている可能性あり

青島(ちんたお)

北京から飛行機でおよそ1時間半、海に面した「青島(チンタオ)は、19世紀後半ドイツの租借地だった頃の建物が残る美しい街。その当時、ドイツ人が造り方を伝えたのが「青島ビール」。

小酒館(シャオジュウグゥアン)

青島には、ここのようにビール店にはかならずビニール袋があり、ビニールで持ち帰りのビールを売ってくれる。6~8月の夏場が一番ビニールビールを飲む人たちの風景が見られる。

【料金】青島ビール(500ml~) 1.4元~(約24円~)/アサリの海水炒め 18元(約310円) ※2008年7月放送時と情報が変わっている可能性あり

龍井村(ロンジン村)

浙江省にある龍井(ロンジン)村」は、中国有数のお茶の産地。中国でお茶と聞くとウーロン茶を想像するが、最もたくさん飲まれているのは、緑茶。ここで作られる「龍井茶」は、最高級緑茶として世界的に有名。

茶人村(チャーレンツゥン)

ロンジン村の茶畑の周りに点在する茶楼の一軒。ロンジン茶は飲むことはもちろん、ロンジン茶をいろんな形で楽しんでもらおうと、茶葉を使った料理も提供している。

【住所】浙江省杭州市龍井路99号 【営業時間】10:30~14:30/16:30~20:30 【定休日】年中無休 【料金】龍井茶 20元(約340円)/龍井茶と豚バラ肉の炒め物 68元(約 1,160円) 龍井茶入り茶碗蒸し 48元(約820円) ※2018年12月放送時と情報が変わっている可能性あり

海南島(かいなんとう)

南シナ海に浮かぶ海南島(かいなんとう)は、中国最南端の島。 年間平均気温はおよそ25度。中国唯一の亜熱帯気候のこの島は、「東洋のハワイ」とも呼ばれている。 この島の名物グルメはもちろん、近海で獲れる魚介類。

東郊椰林海鮮城(ドンジャオ イェリン ハイシェンチェン)

海の幸が豊富な海南島ならではの、海鮮料理専門店。 水槽から魚を選び、調理法&味付けも指定できる。

【住所】Sanya Shi Yu Ya Lu 109 Hao 【営業時間】17:00~22:00 【定休日】無休 【料金】ホタテの豆豉蒸し(2枚) 33元(約560円)/サラサハタの蒸し焼き(1匹) 946元(約16,000円) ※2010年4月放送時と情報が変わっている可能性あり

ウルムチ

中国西部、カザフスタンとキルギスの国境付近に広がる天山山脈。そのすぐ麓にある街が、新彊ウイグル自治区「ウルムチ」。ウルムチに暮らすのは、トルコ系遊牧民族の流れを引くウイグル族。言葉も違えば、食文化も他とは全く異なる。羊肉の串焼きは、代表的なウイグル料理は羊肉の串焼き「シシカバブ」。他にも米料理やミートパイにもラムやマトンが必ず入っている。羊の肉はウイグル族の元気の源。 【料金】シシカバブ 1串 1.5元(約26円) ※2006年8月放送時と情報が変わっている可能性あり

帅帅的精致家常味(シュアイ シュアイ デ ジンチー ジャーチャンウィエ)

かつての洋館にブランドショップや話題の飲食店が続々とオープンしている人気のエリア「旧フランス租界地区」に2020年3月にオープンした上海料理の店。コンセプトは「新たな調理法を取り入れた上海の伝統家庭料理」。手掛けるのは、世界最優秀調理士の一人に選ばれたこともある中国一と名高い敏腕シェフ。コロナ渦の今だからこそ、懐かしさと特別感を味わえる料理で街の人を元気にしたいとこのお店を開いた。

【住所】上海市長楽路175-4号 【営業時間】11:00~14:00/17:00~21:30 【料金】海老炒め 黒トリュフ風味 128元(約2,200円)/イシモチの油煮込み 198元(約3,400円) 六月黄(上海蟹)の酔っ払い蟹 58元(約990円)※期間限定 おばあちゃんの豚肉角煮 98元(約1,670円)/奶香青豆泥 68元(約1,160円)

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