今回、ゲストの草刈民代さんが旅するのは広島県尾道市は因島と生口島。おすすめの観光スポットやご当地名物グルメを紹介します。

因島水軍城(いんのしますいぐんじょう)

1983年に建設された、全国でも珍しい城型の歴史資料館。南北朝時代から室町・戦国時代にかけてこの地で活躍した因島村上氏が残した武具や遺品、古文書など水軍ゆかりの品々を展示している。

 

白滝山(しらたきやま)

標高標高227mから瀬戸内海を一望できる小高い山。もともと修験者の修行の場で、永禄12年(1569年)因島村上水軍6代当主、村上新蔵人吉充が布刈瀬戸の見張りどころとして観音堂を建立したと伝えられている。現在は展望台があり、村上水軍が見ていた景色を見ることができる。

 

越智お好み焼店(おちおこのみやきてん)

因島の土生港の近くにある、お好み焼きの小さなお店。厚さ13mmの分厚い鉄板で焼くお好み焼きは、油を一切使わずヘルシーにあっさりいただける。名物の村上海賊焼きは、村上水軍が戦いの前に食べていたというタコ含めた海鮮と、因島ならではのうどんが入ったボリューミーな一品。

 

はっさく屋(はっさくや)

因島大橋の袂にあるフルーツ大福のお店。尾道名物の「はっさく大福」が特に有名で、全国から多くのファンが訪れる。はっさく大福は、因島や生口島の契約農家から仕入れたはっさくの実を白餡で包み、さらにみかんの皮を練り込んだ餅でくるんだフレッシュな味わいの和菓子。

 

Azumi Setoda(あずみせとだ)

アマンリゾートの創設者、エイドリアン・ゼッカが手がけたお宿。明治時代の豪商の邸宅をリノベーションし、元々の和の柱や梁、屋根などを生かしつつ、モダンなセンスをプラスしており、落ち着きつつもオシャレな作りとなっている。夕食は地元の食材をふんだんに使った、目でも楽しめるフレンチのフルコースがいただける。

 

原田農園(はらだのうえん)

親子2代、50年の間、瀬戸田で柑橘を作り続けている。名産の瀬戸田レモン以外にも、みかん、ネーブル、八朔、はれひめ、はるみ、伊予柑、南津海、瑞季など、20種類ほどの美味しい柑橘を育てている。

 

御食事処ちどり(おしょくじどころちどり)

昭和40年に創業し、瀬戸田が誇る名物の蛸を使った蛸料理専門店。
レモンをたっぷり8個使ったレモン鍋が名物で、具材は瀬戸内産のタコやタイ、カキ、豚肉や野菜など10種類の具材が入っており、醤油ベースの出汁とレモンの酸味でさっぱりといただける。

 

亀井堂(かめいどう)

しおまち商店街で、生口島の名産レモンにちなんだ商品を数多く取り揃えるお土産店。
レモンを使ったポン酢、塩、麹、お菓子などその種類は豊富で眺めるだけで楽しめる。

 

平山郁夫美術館(ひらやまいくおびじゅつかん)

生口島出身の日本画家、平山郁夫の展示美術館。画家としての平山作品だけではなく、幼少期のスケッチなど、青年期の写真など、平山の人物像を展示している。初期代表作『仏教伝来』の陶板画をはじめ、シルクロードをモチーフにした作品など、代表作が数多く展示され、頻繁に企画展も行われている。