【ロコレコ】新しい発見と変わらない懐かしさ思い出の“みなとまち”を巡る旅路
2025.07.19
日本海からの海の幸や城下町が育んだ食文化など、美食の都としても知られる石川県。菓子類の消費量は全国1位と多く、甘党の人には見逃せないお土産が多数あります。
そこで今回は、石川で人気のお土産を紹介します。旅サラダPLUS編集部が独自でおすすめの商品を20個セレクトしましたので、お土産選びに迷っている人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
※価格や購入場所等は、すべて取材当時のものです。
出典:まめや金澤萬久
国内生産量99%を占める金箔の街・石川県金沢市。その名産品を贅沢にもカステラの上部一面に敷き詰めたのが、「金のかすてら」です。その名のとおり、キラキラと黄金に輝く見た目は縁起ものとしても最適。金箔の豪華さが目立ちますが、使用する小麦粉や卵にもこだわりが詰まっているため、しっとりとした高級感のある食感とコクを楽しめます。
季節ごとに異なるモチーフを象った型抜きが楽しめるのも「金のかすてら」ならでは。累計130万本以上の販売実績のある絢爛豪華なかすてらは、特にお祝いごとに贈るお土産としておすすめです。
出典:御菓子司 松葉屋
「月よみ山路 栗むし羊羹」は、ごろっと大きな栗が入った羊羹です。甘さ控えめの羊羹はねっとりもちもち。どこを切っても顔を出す栗のほっこり感とマッチします。
竹の皮の香りが高級感を漂わせる「月よみ山路 栗むし羊羹」。天皇陛下が来県時にお茶菓子に指名した気品のある羊羹は、和菓子好きはもちろん、甘さ控えめなのでお酒好きの人への手土産にもぴったりな一品です。
出典:落雁 諸江屋
嘉永二年の創業以来、170年以上にわたって金沢と共にその歴史を刻んできた落雁 諸江屋。和三盆を使用した諸江屋の「落雁」は、季節の花を茶室の畳に喩えて詰め合わせた「わび」や金沢土産の定番にも選ばれた梅形の小さな落雁「花うさぎ」、ココアやコーヒー、レモン、マスカットなどの洋風味が珍しい「La・KuGaN」など多種多様な商品が展開されています。
時期によって桜や鯉のぼり、紅葉など、四季折々の和を楽しめる落雁も販売されるので、定番とあわせてチェックしてみてください。
出典:森八
加賀藩の御用金山「宝達山」に由来する「宝達」。良質な国産小豆のつぶあんをしっとりとしたもち皮に包み込んだ和菓子です。金箔をあしらった上品な姿と違わず、高級感のある甘さは老若男女好まれる味。加えてしっとりもちもちの食感に、食べ終わったそばから次の手が伸びます。
知人への贈り物に選ぶ人が多く、もらった人の多くが「美味しい」と絶賛する「宝達」。リピーターも多い名品をぜひお試しください。
出典:石川屋本舗
おはじきのことを「かいちん」と呼ぶ文化があった昔の金沢。石川屋本舗の「かいちん」は、おはじきのような色とりどりの見た目が楽しい琥珀糖です。動物園のかいちんや水族館のかいちんなど、ベーシックな形をはじめ、毎月22日にはネコを模した「ネコのかいちん」も限定販売。ハロウィンやクリスマスなど、イベントごとに季節を感じるかいちんも販売されています。
淡い色合いと可愛らしい見た目から、特に女性やお子さま向けにおすすめのお土産です。
出典:大畑の佃煮
藩政時代、ミネラルや食物繊維が豊富で女性に嬉しい栄養価が含まれており、良質な油脂が肌や髪などの美容に良いと評判だったクルミ。現代でも「花嫁が一層美しくあるように」と婚礼の食事にクルミの佃煮が添えられるほど、金沢市民にとっては馴染み深いものです。
そんなクルミを普段から食べやすいようキャラメリゼしたのが、「クルミのおやつ」です。ローストしたクルミにシロップを加え、釜のなかでじっくり絡めた「クルミのおやつ」は、カリッと香ばしくサクッとやわらかい食感。メープルシロップ、大野醤油風味、生姜カラメル、黒糖、珈琲の5つのフレーバーを楽しめます。
出典:金沢かさい
高級魚として知られるのどぐろの産地としても有名な金沢。「のどぐろ生姜しぐれ煮」は、白身のトロとも称される高級魚ののどぐろの旨みを凝縮させ、甘辛く味付けしてそぼろ状に仕立てたしぐれ煮です。
生姜のピリっとした風味がアクセントの「のどぐろ生姜しぐれ煮」は、ご飯のお供はもちろん、お茶漬けや冷や奴のトッピング、炊き込みご飯の具材としても使える逸品。お好みのアレンジで新たな味を発見してみてください。
出典:まつや
石川県民のソウルフード「とり野菜みそ」は、いろいろな食材と合う味噌です。鍋料理の味付けとして使用するのが一般的ですが、深い味わいとコクのある味噌は、豚汁や豚肉の味噌漬け、味噌ラーメン、ちゃんちゃん焼き、どて煮など、さまざまな料理に使用可能。さっと味付けできるため、時短料理にも最適です。
これひとつで味が決まるので、献立に困ったときにも重宝する一品。特に保存しやすいスパウトパックの購入がおすすめです。
出典:奥能登地サイダー
石川県能登半島で行われる製塩法・揚げ浜方式によって製造された希少な海水塩「DENEN」を使用した「しおサイダー」。身体に優しく、旨みのある「しおサイダー」はまろやかでコクのある味がくせになると評判のサイダーです。
ほんのりとした塩味と、優しい甘さが口当たりすっきりの「しおサイダー」。毎年夏に購入して飲むことを恒例にしている人もおり、塩分補給としてもおすすめの飲み物です。体力が落ちてきたときでも飲みやすいので、家に常備しておくのもおすすめです。
出典:丸八製茶場
一番茶の茎を浅く煎じた「献上加賀棒茶」。石川県では広く親しまれている、茎を焙煎したほうじ茶です。良質な茎を使用し、芯から浅くふっくら焙煎した「献上加賀棒茶」は、芳しい香りと旨み、すっきりとした後味が特長。澄み切った琥珀色が見た目からも癒しを届けてくれます。
和菓子のお茶請けとしてはもちろん、香ばしい香りからは穏やかな余韻を得られる「献上加賀棒茶」。1日の最後に、日々のストレスをリセットするお茶としてもおすすめです。
出典:箔座
金沢市ひがし茶屋街で生まれたコスメブランド「CHAYA cosme(チャヤコスメ)」。ラインナップにはボディケアとメイクアップがあり、特にハンドクリームやボディクリーム、オードトワレが人気を得ています。
すべてのボディケアアイテムには「紅い梅の香り」が使われており、CHAYA cosmeを象徴する香りとしてこの香りを目当てに来店する人もいるほど。ボディケア商品の多くには金箔(整肌成分)も入っており、見た目にも華やかなコスメとなっています。
出典:中島めんや
祭神応神天皇(八幡さん)が誕生した際の真紅の綿で包んだ産着姿を模した人形「八幡起上り」。石川県では健康と多幸を祈り、子どもが産まれたら「八幡起上り」を贈る風習があります。
昭和30年度の年賀切手図案に選定されたことで、国内でも広く知られることとなった「八幡起上り」。中島めんやでは絵付け体験も可能なので、オリジナルの「八幡起上り」を作りに足を運ぶのもおすすめです。
出典:輪島漆器商工業協同組合
「素地が木地であること」「布着せしていること」「輪島地の粉下地であること」の3つの条件を満たし、輪島で制作される漆器「輪島塗」。重要無形文化財にも登録されている「輪島塗」は、堅牢さと芸術性を兼ねており、100年以上持つことから世界最高級の漆器とも称されます。
1つ食卓に取り入れるだけで、暮らしの豊かさが驚くほどに変わるとも言われる「輪島塗」。日々の生活を豊かにするアイテムとして、取り入れてみてはいかがでしょうか。
出典:ル・コタンタン金沢
金沢で親しまれてきた和菓子・きんつばと、フランス生まれのビスキィ(ビスキュイ)が融合した新感覚スイーツ「きんつばビスキィ」。きんつばのもっちりとした食感と、ビスキィのほろほろ食感が他にないスイーツです。
お茶や珈琲はもちろん、濃いめに淹れた紅茶とも相性抜群。パッケージは水引柄で縁起が良く、購入時には赤と青が選べます。お祝いごとにも最適な「きんつばビスキィ」。和菓子好きにも洋菓子好きにもおすすめできる金沢の新名物です。
出典:BudoonoMori
「にゃんこのサブレ in Kanazawa」は、能登生まれ、金沢育ちのにゃんこ「トラ」をモチーフにした、ネコ型のサブレです。生まれ故郷の輪島を訪れ、寂しかった子猫時代に思いを馳せるトラのしょっぱい想い出を表現した「にゃんこのサブレ」には、能登塩が隠し味に使われています。
ほんのり塩味を感じるサブレとビターチョコの味わいが香ばしいサブレ。トラの背中が哀愁漂うサブレは、世代問わずに喜ばれるお土産です。
出典:越山甘清堂
柔らかくしっとりとした焼き皮を、天守閣や兜をイメージした三角形に巻いて仕上げた「金城巻」。なかには沖縄山薄味の黒糖を使用した創作餡と、さっぱりとした伊予柑餡が包まれています。梅の焼き印は加賀藩前田家家紋「梅鉢」。第25回 全国菓子大博覧会で名誉総裁賞受賞した実力派の和菓子は、濃いお茶との相性抜群のお土産です。
うちわ型のおせんべいにすり蜜を化粧引きし、夏の風景を描いた優しい甘さが特長の「加賀志きしうちわ煎餅」。もち米の優しい風味と和三盆糖のほんのりとした上品な甘さは、心が和む美味しさ。1枚1枚自然乾燥しているので、量産できない「加賀志きしうちわ煎餅」。うちわが活躍する7~8月は注文が混み合い、手元に届くまでに時間を要することもあるため、見かけたら購入しておきたいお土産です。
出典:雅風堂
「加賀茶ぷりん」は、香ばしい香りと自然な甘みが特長の加賀棒茶の独特な風味を凝縮した和ぷりんです。小ぶりサイズで食べやすいため、小腹が空いたときや少し甘い物が食べたいときに最適。濃厚な生クリームと豊潤な棒茶の風味が味わえる「加賀ぷりん」は小ぶりとはいえ、満足感のある食べ応えです。
夏場は冷やすとより一層美味しさが増す「加賀ぷりん」。凍らせてシャーベットとして食べるのもおすすめです。
出典:甘納豆かわむら
着色料・保存料を一切使用せずに作られたかわむらの「甘納豆」。余計なものを使用しない甘納豆からはそこはかとなく大地の香りがし、宝石のようにキラキラとした美しさが際立ちます。
10種類の甘納豆は、素材本来の味を尊重する味付け。それぞれの豆の良さを最大限に引き出します。身体想いの健康的なおやつなので、健康長寿や無病息災を願う人へのお土産に最適な一品です。
出典:茶菓工房たろう
お茶はもちろん、珈琲や紅茶、ミルクなどなんでも合う「たろうのようかん」。素朴な甘さが後味すっきりの「あずき」や抹茶の香りが贅沢な「こいちゃ」など、羊羹の定番テイストをはじめ、生チョコのような「カカオチョコ」「ホワイトチョコ」、粒感が楽しい「ピーナッツバター」など洋風味も展開しています。
特にカカオチョコ、ホワイトチョコ、ピーナッツバターはほかにない味で、人気の高いテイストです。5種類セットになった詰合わせもあるので、食べ比べしてみるのもおすすめです。
石川では、城下町ならではの食文化が反映されたスイーツ系のお土産が多くあります。特に和菓子系が多いため、和菓子を好む人には見逃せないお土産ばかり。本記事では多種多様な石川土産のなかでも特におすすめの品を紹介しているため、お土産選びに悩んだ際はぜひ本記事を参考にしてくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年1月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際に店舗に行かれる際には在庫の有無等のご確認をお願いします。
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