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函館のおすすめ絶品ご当地グルメ12選!函館にしかない名物から人気の名店6選も紹介

海と山に囲まれ、新鮮な魚介から郷土料理、ユニークなご当地グルメまで多彩な味覚が揃う食の宝庫・函館。老舗の寿司から話題の新名物まで、観光とともに楽しみたい函館ならではのグルメが目白押しです。

そこで今回は、函館の絶品ご当地グルメメニューを12品セレクト。また『朝だ!生です旅サラダ』で取材してきた、地元の人に愛されるご当地グルメの名店や穴場のお店も6店舗紹介しています。函館でしか食べられないおすすめのグルメ店が満載ですので、出張や旅行の際の参考にしてください。

※メニューや価格、営業時間等はすべて取材当時のものです。

函館のおすすめ絶品ご当地グルメ12選

1. イカ刺し

写真はイメージです

函館を代表する名物の一つ「イカ刺し」。水揚げされたばかりの新鮮で透明感ある身は、甘みとコリコリした食感が魅力です。とくに夏から初秋にかけてはスルメイカが旬で、活きのよさを生かした「活イカ刺し」は観光客に大人気。全道各地では沖合にイカ漁による漁火が見られるのもこの時期の風物詩です。函館朝市や寿司店で気軽に味わえる海の恵みは、全国的にも知名度が高いご当地グルメです。

2. ウニ料理

函館の良質な昆布をエサにして育ったウニを使った「ウニ料理」。甘みが濃厚で雑味が少ない上品な味わいが特徴です。一般的に6~8月が旬の時期とされていますが、産地や種類によって旬の時期が異なります。12~5月に旬を迎えるものもあるため、実質的には年中旬であるとも言えるでしょう。

丼や寿司、焼きウニ、ウニ汁など多彩な料理で堪能でき、全国から食通が訪れるほど。高級食材でありながら、港町ならではの鮮度とボリューム感で満足度の高い一品を味わえます。

3. いかめし

出典:農林水産省ウェブサイト

「いかめし」は、ゲソを外したイカの胴体にもち米やうるち米を詰め、醤油ベースの甘辛いタレでじっくり煮込んだ函館の郷土料理です。

少しでもお米を節約できるように戦時中の駅弁として誕生した「いかめし」。誕生当時と同じく駅弁として販売されており、今では列車が到着するたびに多くの人が買い求める北海道を代表する名物の一つになっています。保存がきき、冷めても美味しいため宿泊施設に持ち帰りするのもおすすめです。

4. 根ボッケ

函館近海で獲れるホッケのなかでも脂乗りが別格の「根ボッケ」。広範囲の回遊をせず、岩礁に住み着くため身が厚く、薄皮に脂が乗っているため、皮まで美味しく食べられます。

5月中旬から6月中に旬を迎える「根ボッケ」は、焼きものとして提供されるのが一般的。ジューシーな旨味は、ご飯のおかずはもちろん、お酒のお供にも最適です。函館の居酒屋や市場では人気メニューとなっており、地元の人々にも愛される逸品です。

5. 松前漬け

出典:農林水産省ウェブサイト

「松前漬け」は、良質な数の子と豊かな旨みのスルメ、函館産のがごめ昆布や真昆布を醤油ベースのタレにじっくりと漬け込んだ、北海道松前町発祥の郷土料理です。

海の幸の旨味が凝縮した一品は、とくにがごめ昆布のねばりと数の子のコリコリ食感が特徴。正月料理としても定番で、ご飯や酒の肴に最適です。海産物が豊富な道南ならではの味わい「松前漬け」。道外でも知名度が高く、土産品としても人気を集めています。

6. にしん漬け

出典:農林水産省ウェブサイト

「にしん漬け」は、大根やキャベツなどの野菜とニシンを麹や塩で漬け込んで発行させた、北海道の伝統的な保存食です。冬の保存食として北海道各地で食べられてきました。

長期間の発酵による程よい酸味と麹の甘み、魚の旨味が合わさり、寒い季節のご飯のお供にぴったり。居酒屋などの飲食店でも提供されていますが、スーパーでも手軽に手に入るため、飲み直しのおつまみにもおすすめのグルメです。

7. 飯寿司(いずし)

出典:農林水産省ウェブサイト

飯寿司(いずし)は、ニシンやホッケなどの魚を米、米麹、野菜と一緒に樽で漬け込み、重石をのせて低温でじっくりと乳酸発酵・熟成させた北海道の冬を代表する郷土料理です。

函館周辺ではサケやニシンを使ったものが主流で、深い旨味と酸味が特徴。寒さを利用した保存食であり、正月のご馳走として古くから親しまれています。近年は郷土料理として観光客にも注目されているグルメです。

8. 函館塩ラーメン

「函館塩ラーメン」は、透き通ったスープとあっさりした味わいが魅力の塩ラーメンです。豚骨や鶏ガラをベースに、昆布やホタテなどの海の幸を贅沢に使用したスープとストレート細麺がよく絡みます。

具材はシンプルながら、素材の旨味が引き立つ一杯。観光客にも地元の人々にも愛され、函館グルメの定番として全国的に知られています。塩ラーメン発祥の地である函館を訪問する際には、食べておきたい一杯です。

9. 三平汁

出典:農林水産省ウェブサイト

「三平汁」は、塩漬け魚と野菜を煮込んだ具だくさんの汁物です。北海道の伝統的な漁師料理で、寒い冬に体を温める料理として親しまれています。

ニシンやサケを使って作られ、昆布だしにみそ、醤油、酒粕などで味を調える地域もある「三平汁」。魚の塩気と野菜の甘みが調和し、郷土の知恵が感じられる味わいです。観光客にとっては、昔ながらの北海道の食文化を体験できる一品です。

10. 北海道(函館)ブリたれカツ

海水温の上昇により、生息域が拡大したため、北海道ではブリが大量に獲れるように。「北海道(函館)ブリたれカツ」は、そのブリを使用したご当地グルメです。

揚げたてのブリカツに甘辛いタレを絡めた「北海道(函館)ブリたれカツ」。牛乳やホエイ(乳清)に15分ほど漬け込み、昆布エキスを塗り込む下処理により、臭みがなくふっくらとした食感を楽しめます。ブリの脂がタレと相性抜群で、魚料理でありながらボリューム感も満点。地元イベントや飲食店で提供されており、若い世代を中心に人気が高まっているグルメです。

11. 函館イカナポリタン

函館近海で獲れる新鮮なスルメイカを使った「函館イカナポリタン」。昭和の洋食文化を感じさせるナポリタンに、函館名物のイカを加えたユニークな一皿です。

もちもちの麺にイカの旨み、トマトの酸味、中農ソースのスパイシーさなどが見事に調和した一皿は、それぞれの素材の味が引き立つ味わい。かくれご当地グルメとして知る人ぞ知る「函館イカナポリタン」。B級グルメとしても注目度が上がっており、今後話題になること間違いなしです。

12. ご当地バーガー(ラッキーピエロ)

函館市民のソウルフードとも言える「ご当地バーガー」。その「ご当地バーガー」を取り扱うラッキーピエロは北海道南部を中心に、17店舗を展開するハンバーガーチェーン店です。ユニークなメニュー展開が魅力で、とくに甘辛ダレを絡めた唐揚げをバンズに挟む「チャイニーズチキンバーガー」が有名。地元客から観光客まで幅広く愛されています。函館を訪れたら外せない味の一つです。

函館の名物グルメが楽しめる人気店6選

1. 幸寿司

「幸寿司」は、元フレンチシェフが洋食の技術を用いて作る新感覚の創作寿司をいただける名店です。店主が毎朝市場に出向き、納得したネタを仕入れており、イカやウニといった函館ならではの海鮮はもちろん、時期ごとに異なる地魚も楽しめます。

落ち着いた雰囲気の店内で観光客にも地元客にも人気の「幸寿司」。函館の海の幸をじっくり堪能してみてください。

幸寿司

2. うに むらかみ函館駅前店

無添加生ウニを味わえる専門店として全国に名を馳せる名店「うに むらかみ」。身崩れ防止と日持ちのために使用されるミョウバンを使わずに仕上げるため、ウニ本来の濃厚な甘みと滑らかな口どけを堪能できます。

ウニ丼や寿司など贅沢なメニューが揃い、旬のエゾバフンウニやムラサキウニを食べ比べる楽しみも。函館駅前の立地でアクセスも良く、観光客からリピーターまで幅広く愛されている名店です。

うに むらかみ函館駅前店

3. はこだて自由市場

地元の人々が日常的に利用する「はこだて自由市場」。鮮魚、青果、乾物などを取り扱うお店が約40店舗入った人気スポットです。所狭しと商品が並べられた通路は圧巻のひと言。新鮮なイカやカニ、ホタテをはじめとする海鮮が並び、活気ある雰囲気の中で買い物を楽しめます。

場内ではその場で味わえる海鮮丼やイカ刺しも評判。朝市に比べて落ち着いた雰囲気があり、より地元感を体験できるのが魅力です。

はこだて自由市場

4. バル・レストラン ラ・コンチャ・イ・バスク

函館の港町らしい異国情緒漂うスペイン料理店「バル・レストラン ラ・コンチャ・イ・バスク」。オーナーは日本のスペイン料理第一人者で、修行したバスク地方の郷土料理をベースに、地元で獲れた新鮮な魚介をふんだんに取り入れたメニューを提供しています。

とくにパエリアやタパスはワインとの相性抜群。異国と北海道の食文化が融合した料理は、函館の新たなグルメ体験を提供してくれる一軒です。

バル・レストラン ラ・コンチャ・イ・バスク

5. maison Fujiya Hakodate

歴史的建造物を活用したフレンチレストランで、特別な雰囲気の中で食事を楽しめる「maison Fujiya Hakodate」。北海道産の食材を活かしたコース料理は、繊細な技法と華やかな盛り付けで五感を魅了します。

海鮮はもちろん、野菜や肉料理もバランスよく提供され、地元の魅力を再発見できる一軒。記念日や特別な旅行の食事に選ばれる人気店として定評があります。

maison Fujiya Hakodate

6. MILKISSIMO 五稜郭タワー店

北海道産ミルクの美味しさを引き出したジェラート専門店「MILKISSIMO」。イタリアの本格製法をベースにしつつ、牛乳やハスカップなど、地元の食材・くだものを活かしたフレーバーが充実しています。

五稜郭タワーに併設されており、観光の合間に立ち寄りやすいのも魅力。濃厚でなめらかな口どけのジェラートを求めて連日多くの人が足を運ぶ「MILKISSIMO」。旅の小休憩におすすめのお店です。

MILKISSIMO 五稜郭タワー店

まとめ

函館のグルメは、伝統の味と新しい挑戦が共存する奥深さが魅力です。市場の新鮮な海鮮や個性豊かなご当地メニューは旅の思い出を彩ります。訪れるたびに新しい発見がある函館グルメ。まだまだ多くの魅力的なグルメがありますが、観光の途中で「何を食べようか」と迷った際にはぜひ本記事を参考にしてみてください。

※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年9月に作成しました。

※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際に店舗に行かれる際には在庫の有無等のご確認をお願いします。

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