「星のや東京」にズッキーニや茄子など、夏の味覚を堪能できる創造的なディナーコース「夏限定メニュー」が登場

日本の伝統様式を重んじながら、現代に合わせて進化し続ける日本旅館「星のや東京」では、2025年6月17日（火）からメインダイニングで夏限定メニューを提供中です。日本全国の郷土料理をフランス料理の技法と独創的な感性で昇華させた、ここでしか出合うことができないディナーコースを堪能できます。

夏にぴったりの冷前菜「烏賊そうめん」

冷前菜は、北海道の名産物「烏賊そうめん」と石川の夏の郷土料理「茄子そうめん」を融合させた、日本の夏を味わう創造的な一品です。炭火で炙った烏賊の芳ばしい香りと、茄子のつぶ感が残るキャビア‧ド‧オーベルジーヌの食感、「翡翠茄子」の瑞々しさが調和し、奥深い味わいを生み出します。

宮崎の家庭料理から着想を得た「味噌ころばかし」

「夏限定メニュー」の「味噌ころばかし」は、宮城の食文化に根差し、かつて多くの家庭で愛された「味噌ころばかし」を、本質的な味わいや素材の要素はそのままに食感と見た目を刷新する自由な発想で再解釈した一品です。口に入れると、味噌ダレでしっとりと焼き上げた鶏肉の豊かな旨味と、ごぼうのポタージュの深みのある香りが口の中でなめらかに一体となります。

メインの肉料理「鮒ずし」

メインの肉料理には、滋賀の伝統発酵食「鮒ずし」の飯に漬け込み、芳醇な風味を纏わせた牛ひき肉で作った「ムサカ風」を添えます。炭火で焼き上げた鮎を、ズッキーニとサワークリームでまとめた付け合わせが、鮒ずしならではの酸味を帯びた牛肉の旨味をさらに引き立てます。古き良き滋賀の食文化と、独創的な発想が融合した一皿です。

会場は和の静けさが漂うダイニング

夏限定メニューを堪能できるのは、「星のや東京」の地下1階にあるダイニング。地層をイメージした左官仕上げの壁と大きな御影石が迎え入れます。エントランスを抜けると、6室の畳敷きの個室、4つのテーブル席があります。和の静けさが漂う落ち着いた日本旅館の空間で、滞在着のまま肩肘張らずに食事を楽しんで。