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【茨城・高鈴山】水戸黄門ゆかりの地も!山々の絶景が神秘的な低山に、登山系YouTuberの山下舞弓さんが登頂(登山で頂きメシ!コラボ企画)

茨城県・日立市と常陸太田市にまたがる、標高623mの高鈴山。東京都内から最寄りの日立駅までは電車とバスを乗り継ぎ約2時間15分で到着します。茨城県北部6市町にまたがる全長約320kmの「常陸国ロングトレイル」というハイキングコースが人気で、山頂からは遠く阿武隈高地や雄大な太平洋を望むことができます。登山口には、常陸国最古の霊山と言われている御岩山の麓に鎮座する神社・御岩神社があり、また山中には水戸黄門ゆかりの地も。そんな魅力いっぱいの山に、モデルで登山系YouTuberの山下舞弓さんが挑戦します!


◆今回のハイカー◆


山下 舞弓(やました まゆみ)

1983年10月11日、福岡県出身・名古屋育ち。モデルで、登山歴11年のYouTuberとしても活躍。YouTubeチャンネル「オトナ女子の山登り」の配信で登った山は100以上。


歴史を感じる神社や地層もあり、古くから親しまれる登りやすい低山 / 所要時間 約2時間30分

目次

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①御岩神社 〜登山口

まずは日立駅からバスで約35分のところにある御岩神社へ。創建の時期は不明となっていますがその歴史は古く、縄文晩期の祭祀遺跡の発掘や、日本最古の書の1つ「常陸國風土記」(721 年)にも「浄らかな山かびれの高峰(御岩山の古称)に天つ神鎮まる」と記されていることから、古代より信仰の聖地であったとされています。茨城百景のひとつであり、背の高い木々が空を覆い隠すほど立ち並ぶ、荘厳とした雰囲気に圧倒!

御神木・三本杉は、林野庁の「森の巨人たち100選」にも選ばれた杉で、日立市一の大きさと言われています。地面からおよそ3mより3つの杉にわかれた不思議な形をしていて、樹高約50m、幹周りは約8mもあるその大きさをぜひ見上げて感じてみてください。

宮内で登山の安全を祈願して、すぐ近くにある登山口へ。いくつかのハイキングコースがある中で、今回は初級の「御岩神社から高鈴山」までのコースで登っていきます!

②登山口〜日本最古の地層

背の高い杉の林道が続き、どこか神聖な雰囲気。道もなだらかなのでリフレッシュしながら、山頂に向けてのウォーミングアップに。水のせせらぎが聞こえてきたところで、小さな橋のかかった小川を発見。この川を境目に、地層が変わるそう。橋の手前側は恐竜などが生きていた白亜紀(約1億年前)、橋の向こう側が日本最古といわれるカンブリア紀(約5億年前)の地層なんだとか。山下さんは橋をいっきに駆け抜けて、「ワープ!」と笑顔。橋を渡っただけで4億年を飛び越えたことになるのも不思議ですね。

③日本最古の地層〜歴史的有名人ゆかりの地

最古の地層を踏みしめながら、しばらく登っていくと賀毗礼(かびれ)神宮に到着。御岩神社の奥宮で、御祭神・天照大神・邇邇藝命(ににぎのみこと)・立速日男命(たちはやひをのみこと)が祀られています。江戸時代に水戸藩の隆盛をきわめていたともいわれ、水戸黄門として知られる水戸藩第2代藩主・徳川光圀も信仰していたそう。

④歴史的有名人ゆかりの地〜御岩山山頂

ここからは木の根っこの階段や岩が転がる坂も多いので、足元に注意しながら進みましょう。登り切ったその先が、標高530mの御岩山山頂です。御岩山は常陸国最古の霊山と言われ、縄文時代から人々の信仰の地であったと考えられており、188の神々が宿るとされています。中世より修験の山として栄え、山伏など信仰者が登拝したそう。ここからの見晴らしもよく十分に達成感を感じられるはず。御神体の石柱に手を合わせて、一休みできたらラストスパートへ!

⑤御岩山山頂〜高鈴山山頂

大きな岩と岩の間を進んでいくと、開けた尾根道に。その先は獣道のような草木が生い茂る道が続きます。道に迷わないように木にくくり付けられたピンクのテープを目印に、進みましょう。狭い山道を抜けると、いよいよ標高623mの高鈴山頂です!
山頂からは筑波山・加波山のほか、北方には茨城県北部の山並み(奥久慈男体山や八溝山など)や、遠景に那須連山や太平洋を見渡すことができます。山頂は開けていて、ベンチなどもあり整備されているので、ここで山々の絶景に囲まれながら頂きメシをいただきましょう!


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