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【三重県・朝熊ヶ岳】伊勢の歴史と神聖なパワーを感じる山に波岡一喜が登る!(登山で頂きメシ!コラボ企画)

三重県の伊勢市と志摩市にまたがる標高555mの朝熊ヶ岳は、伊勢志摩国立公園の最高峰として知られています。江戸時代には伊勢参りの終着地として多くの人々に親しまれ、今もなお愛される登山ルートです。山頂には、竜が天に昇ったという伝説が残る弘法大師空海ゆかりの八大龍王社があります。そのすぐそばには、伊勢神宮の鬼門を守る朝熊岳金剛證寺が佇み、伊勢音頭に「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と唄われた歴史を感じさせます。山頂からの360度の大パノラマビューは、伊勢湾や天候が良ければ富士山までも望むことができる絶景です!

朝熊ヶ岳へは、近鉄電車で大阪難波駅から朝熊駅まで約2時間30分、そこから登山口まで徒歩で約15分のアクセス。今回チャレンジするのは、波岡一喜さんです。


◆今回のハイカー◆


波岡 一喜(なみおか かずき)

大阪府大阪市出身。1978年8月2日生まれ。46歳。
2004年ドラマ「プライド」(CX)でデビュー。映画「パッチギ!」、Netflix「火花」、大河ドラマ「どうする家康」(NHK)など多数の話題作にも出演し活躍中。



江戸時代から伊勢参りの終着地として多くの人に愛されている低山 / 所要時間 約2時間40分

目次

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①登山口 → ケーブルカー跡

波岡さんは修行僧のような心持ちで、登山口にて竹の杖を手に取り、参拝マップを片手に歩みを進めます。古来の参拝ルートには、町石という登山道の道しるべとなる石柱が約104m間隔で設置されており、「登っている人の気持ちをだいぶ励ましてくれる!全然心持ちが違う!」と波岡さんも心強さを感じながら、幻想的な緑に囲まれた山道を歩いていきます。

十町橋には、かつて東洋一と呼ばれた朝熊登山鉄道・ケーブルカーの跡を確認できるポイントが存在します。大正時代に開業し、第二次世界大戦中に廃線となったこの鉄道は、線路の長さ1078m、高低差418m、最大勾配32度と日本最急を誇りました。ここは道中最初の景観ポイントです。

②ケーブルカー跡 → 二十二町 朝熊峠見晴

十四町を超えると、最初の平らな道が現れます。「アメとムチのアメのゾーン!」と波岡さんもリラックスし、なだらかな道を進みます。小川ではサワガニやタゴガエルが姿を見せ、道中にはお地蔵さんも点在しています。

二十一町では波岡さんが自身の21歳の想い出を振り返りながら、二十二町の終着点にある見晴台へと向かいます。ここからは伊勢湾を望むことができ、ベンチがある休憩スポットとしても人気ですが「でも、まだ山頂じゃないので」と波岡さんは気を引き締めます。

③二十二町 朝熊峠見晴 → 山頂

ここから先は町石が無いので、迷わないように山頂を目指して、ただひらすら山道を歩き続けます。緑に囲まれた山道を抜けると、鳥居が見えてきます。山頂には朝熊岳金剛證寺の末社である八大龍王社が鎮座し、志摩半島の最高峰からは伊勢湾だけでなく、天気が良ければ対岸の三河湾まで見渡せます。

④山頂 → 朝熊岳金剛證寺 → 頂上展望台

山頂から約30分で朝熊岳金剛證寺へ。大和時代に開かれた伊勢神宮の鬼門を守る寺です。江戸時代には伊勢参りの際、この寺への参拝が習わしでした。波岡さんは「いきなりパワーが…、重厚感が凄い…」とその荘厳さに心を打たれます。

朝熊岳金剛證寺から20分ほどで展望エリアに到着。朝熊山頂展望では、整備された遊歩道や足湯、SNS映えする天空のポストなど見どころ満載です。波岡さんも「またプライベートで来たいと思います!」と最後までご機嫌でした。


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