熊本県八代市|優しさと温かさを感じる街で 大自然と多彩な食に癒やされる時
2025.09.06
米どころとして澄んだ空気と水、そして豊かな自然と歴史的文化の調和が魅力の新潟県。海と山に囲まれた風光明媚な風景や地元グルメを楽しめる旅行先として人気です。
今回は、新潟駅周辺から燕三条エリアまで、充実した1泊2日の旅を満喫できる新潟旅のモデルコースを紹介します。TV番組『朝だ!生です旅サラダ』で取材してきた、地元の人や観光客に愛されるおすすめの観光地についても紹介しているので、旅行の際の参考にしてください。
※当モデルコースはあくまで一例であり、行程を保証するものではありません。各スポット情報や移動時間については取材・執筆時のものであり、ご利用時と異なる場合があります。ご旅行時にはご自身でのご確認をお願いします。
1日目は、北陸新幹線と在来線が交わる新潟の交通の要所「新潟駅」からスタートします。駅構内には新潟名物を扱う土産店やカフェが充実しており、旅行前後に手軽に地元グルメを楽しめます。
「ぽんしゅ館」では地酒の利き酒体験が可能。公共交通機関で移動するので、ほろ酔いスタートもまた旅の醍醐味です。駅構内にある観光案内所ではおすすめの観光地や行き方の相談もでき、初めての新潟旅行でも安心です。
最初の目的地は、特産品が多く揃う賑やかな市場「ピアBandai」に向かいます。新潟駅からバスまたはタクシーを使って15分ほど移動します。
「ピアBandai」は、新潟港に隣接する海鮮市場です。地元漁港直送の新鮮な魚介類や野菜を購入できます。朝採れの魚や地元ブランドの蟹、のどぐろなどはとくに人気。
お買い物を思う存分楽しんだら、マルシェ ピアBandaiで早めのランチ!マルシェ内には海鮮丼や寿司、浜焼きなどその場で味わえる飲食店が豊富で、ランチスポットとしておすすめです。
季節ごとの特産品フェアや地元イベントも開催され、観光だけでなく地元文化の体験としても楽しめます。
▼新潟駅からピアBandaiへの行き方
賑やかな市場の次は、江戸時代からの歴史を持つ白山神社です。ピアBandaiからはバスまたはタクシーを使って、25分ほど移動します。
新潟市中心部に位置する「白山神社」。江戸時代創建で千有余年の歴史を持つ神社は四季折々の自然に囲まれ、春は桜、秋は紅葉が美しく、地元の人々の散策スポットとしても親しまれています。
本殿の彫刻や社殿の独特な意匠が有名で、江戸期の建築様式と地元の職人技が融合した美しい造りを間近で見学できます。境内には縁結びや学業成就のご利益があるとされる社もあり、参拝者が多いのも特徴です。
白山神社では、毎年大祭や花火大会が行われており、賑やかななか地域の文化や歴史に触れられる貴重な体験ができます。
▼ピアBabdaiから白山神社への行き方
神聖なスポットで身も心も清めたら、次は市街地にありながら風雅な時間の流れる旧斎藤家別邸に向かいます。白山神社からはタクシーで約10分です。
「旧斎藤家別邸」は、明治時代に建てられた新潟三大財閥の一つ・旧斎藤家の別邸です。建築美と歴史的価値が高く、国の登録有形文化財に指定されています。
洋風建築と和風庭園が調和した独特の雰囲気が特徴で、建物内の調度品や襖絵など、当時の豪商の暮らしぶりを垣間見れます。
庭園では四季折々の花や樹木が楽しめ、写真スポットとしても人気。特別公開日には当時の暮らしを再現した展示やガイドツアー、ライトアップなどもあり、普段とはまた違った表情を楽しめます。とくに建築や歴史に興味がある人には必見のスポットです。
▼白山神社から旧斎藤家別邸への行き方
風情ある景色を楽しんだら、次は新潟市水族館マリンピア日本海に向かいます。移動時間は旧斎藤家別邸から路線バスで約20分、タクシーで約10分です。
「新潟市水族館マリンピア日本海」は、日本海沿いに位置する水族館で、地元の海洋生物を中心に約300種の生物を展示しています。日本海特有の荒波を再現した展示方法や、希少生物を見られるのも魅力の一つです。
とくに、マゼランペンギンの展示やアザラシのショー、イルカのショーは家族連れに人気。イルカのショーは大迫力でとくに評判です。
また、水族館独自の教育プログラムやバックヤードツアーもあり、海洋生物の生態や保全活動を学べる場としても高い評価を得ています。季節ごとの特別展示やナイトアクアリウムも楽しめ、何度訪れても新しい発見がある水族館です。
▼旧斎藤家別邸からマリンピア日本海への行き方
海の生物を閉館までじっくり楽しんだら、そろそろ夕食の時間です。飲食店が多い新潟駅付近に戻って新潟の夜を楽しみましょう。移動時間はバスで約30分、タクシーで約15分です。
新潟は米をはじめ、海鮮やB級グルメなど、美味しいグルメが目白押しです。新潟市中心部には、地元の旬食材を使った料理を楽しめるお店が揃います。とくに新潟駅周辺には、地元日本海の鮮魚を使った握り寿司が評判の「越後屋寿司」や、へぎそばや越後のっぺなどの郷土料理が食べられる「越後番屋酒場」、新潟の食材をふんだんに使った料理が自慢の「越後一会 十郎」など、お店選びに迷うほど選択肢が豊富です。
とくに海鮮がイチオシで、特産品のノドグロをはじめ、佐渡寒ブリや南蛮エビ、紅ズワイガニなど、今旅で外せないものが目白押し。米どころならではの美味しい日本酒と一緒に最高の夜にしてください。
▼マリンピア日本海から新潟市中心エリアへの行き方
疲れも相まってまどろんできたら、ホテルに帰ります。新潟市内に宿を取っている場合は、徒歩またはタクシーで約5~10分程度で到着するでしょう。
新潟市内のホテルは、旅のスタイルに合わせて多彩な選択肢が揃っています。萬代橋や信濃川を望むリバービューのホテルでは、新潟の街並みと水辺の景観を同時に楽しめ、夜には川面に映る灯りが幻想的な雰囲気を演出します。
一方、繁華街・古町周辺の宿は、居酒屋や郷土料理店へのアクセスが抜群で、夜遅くまで食文化を堪能可能。地元食材をふんだんに使った朝食ビュッフェを提供するホテルも多く、とくに新潟産コシヒカリを味わえる朝食は旅人から好評です。
近年はアートやクラフトを取り入れたブティックホテルも増え、燕三条の金属加工技術を使ったカトラリーや食器が客室やレストランで使われるなど、新潟ならではの体験を宿泊を通して楽しむことができます。
2日目もたくさん移動するので、夜更かしもそこそこに早めに休みましょう。
2日目は新潟駅からJR弥彦線で約80分、越後一の宮として古くから信仰を集める「彌彦神社」からスタート。「彌彦神社」は、地元では「おやひこさま」と呼ばれ親しまれています。
樹齢数百年の杉並木に囲まれた参道は厳かな空気に包まれ、鳥居をくぐると威厳を備えた本殿が現れます。境内には願い石や火の玉石といったパワースポットが点在し、手にした石を持ち上げて願い事を占う独自体験も可能です。
秋には菊まつりが開かれ、参道を彩る大輪の菊は見応え十分。地元の人々が代々守り伝えてきた祭礼や伝承に触れながら、安らぎと地域文化の厚みを感じられる神社です。
▼新潟駅から彌彦神社への行き方
次は、徒歩10分の場所にある弥彦駅から弥彦山ロープウェーに向かいます。駅からは約15分ほど歩きます。
「弥彦山ロープウェイ」は、弥彦神社裏手から弥彦山の山頂までのおよそ1kmを結ぶロープウェイです。標高634mの山頂までわずか5分で登るロープウェイは、長すぎず短すぎず、四季折々の絶景を楽しめるアトラクションとして人気。
山頂の展望台からは越後平野、日本海、さらには佐渡島までを一望できます。夕暮れ時の赤く染まる景色は「日本の夕陽百選」にも選出。秋は山全体が紅葉に包まれ、眼下に広がるパノラマは息をのむ美しさです。山頂には恋人の聖地として認定された「幸せの鐘」があり、とくにカップルにおすすめのスポットです。
▼彌彦神社から弥彦山ロープウェイへの行き方
朝から軽快に運動したら、ちょっと癒しを求めて温泉街を目指します。弥彦山ロープウェイからは徒歩で約10分ほどで到着します。
彌彦神社を中心に広がる「弥彦温泉街」では、歴史ある宿からモダンな旅館まで多様な滞在が楽しめます。街中には「足湯」や「手湯」が点在し、散策しながら気軽に温泉を体験できるのも魅力。
参道沿いには土産物店や老舗和菓子店が並び、名物の「玉兎まんじゅう」や地元酒蔵の利き酒も堪能できます。夜には温泉街の灯籠がともり、幻想的な雰囲気に。
毎年11月の菊まつりでは、街全体が花と香りで彩られ、観光客で賑わいます。温泉施設のなかには立ち寄り湯もあり、日帰り入浴にもおすすめです。
▼弥彦山ロープウェイから弥彦温泉街への行き方
温泉でちょっと疲れを取ったら、そのまま弥彦エリアで少し遅めのランチにしましょう。
弥彦エリアでは、地元食材をふんだんに使った名店が揃います。海鮮を使った釜飯が豊富に揃う「釜めし弥彦」や、古材とセンスのいい小物で整えられたおしゃれ空間でサンドイッチをいただける「binn」、あたたかいうどんが疲れたからだに染みこむ「うさぎ家 弥彦おもてなし広場店」など、たくさんのお店に出会えます。
また、からふる団子が名物の「弥彦スイーツ」や、鳥居デザインが珍しいクレープが売りの「CREPESHOP 3o’clock」などのスイーツ店もあり、食後のデザートも満喫できます。
お腹を満たして満足したら、次は燕市産業史料館に向かいます。弥彦駅から燕三条駅に移動し、バスまたはタクシーで約10分移動します。
「燕市産業史料館」は、燕市の金属加工産業の歴史を展示する博物館です。金物・洋食器製造業の発展過程や地域特有の技術革新を学べます。
展示では、燕三条で作られた刃物や洋食器、工業製品の変遷が詳しく紹介され、昔ながらの手作業から現代の精密加工までの工程をじっくり見学できます。
体験工房館では、錫の小皿づくりや純銅タンブラー鎚目入れ、チタン製スプーン酸化発色などを体験でき、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。地域産業の魅力を知るだけでなく、高品質な燕三条製品の購入や体験もでき、観光と学びを兼ね備えたスポットです。
▼弥彦温泉街から燕市産業史料館への行き方
世界に誇るモノ作りの秘密を見学・体験したあとは、燕三条地場産センターに向かいます。燕市産業史料館からは、バスまたはタクシー移動で約10分です。
燕市と三条市の地場産業製品を一堂に集めた施設「燕三条地場産センター」。プロ仕様の包丁やカトラリー、調理器具から工芸品まで幅広く展示・販売しています。館内では職人による実演やワークショップが定期的に行われ、金属加工の高い技術を体験できます。
とくに観光客に人気なのは、世界的に評価されるステンレス製カトラリーの購入や、燕三条の技術を活かしたキッチン用品のお土産探し。新潟ならではのQOLを上げるアイテム探しにぴったりの場所です。
▼燕市産業史料館から燕三条地場産センターへの行き方
次は旅の最終地点・新潟駅に向かいます。燕三条駅からJR上越新幹線で約15~20分で到着します。
旅の終わりは、始まりの場所と同じく新潟駅で締めくくります。100種類以上の新潟地酒の飲み比べができる「ぽんしゅ館」や、地ビールが飲める「HUB Echigo Beer PUB CoCoLo新潟店」で食前酒もおすすめです。
新潟旅の最後のディナーにおすすめなのは、やはり海鮮系。魚介や蒸し物を味わえる「越後の旬と地酒 いかの墨 新潟駅前店」や、和食の肉料理・海鮮料理が楽しめる「壱勢 新潟店」などがあります。
駅ビル「CoCoLo新潟」にはスイーツや雑貨などの商品が豊富で、お土産選びにも事欠きません。旅の想い出をお裾分けするお土産を購入したら、忘れ物がないように帰路につきましょう。
▼燕三条地場産センターから新潟駅への行き方
ここからはモデルコースには入っていませんが、テレビ番組「朝だ!生です旅サラダ」で取材した新潟のスポットの中から、ぜひ紹介したい編集部イチオシの新潟観光スポットを紹介します。時間に余裕がある方はぜひ足を運んでみてください。
「清津峡渓谷トンネル」は、豪雪地帯の自然が作り出した切り立つ渓谷美が魅力的なスポットです。全長750mのトンネルを歩きながら渓谷の迫力を体感可能。
渓谷底の川や断崖の様子がミラーに反射して、まるで無重力空間のような幻想的な景色を演出します。
冬季は雪景色と凍結した滝が一体となり、通常では見られない神秘的な風景が広がります。アクセスしやすく、観光とアート体験を同時に楽しめるユニークな観光地です。
「佐渡金山」は、江戸時代に発見された日本史上重要な鉱山のひとつで、江戸期の採掘技術や鉱山町の生活を今に伝える史跡です。坑道見学では、当時の採掘方法を再現した人力掘削跡や坑内電車を間近に見れて、鉱山労働の過酷さを実感できます。
採掘で栄えた町並みや鉱山資料館も併設され、江戸時代から昭和期までの産業技術や地域経済の歴史を学べます。とくに坑内照明で浮かび上がる坑道の奥行きや、鉱脈跡の独特の質感は写真映えも抜群です。佐渡ならではの歴史・文化体験が凝縮された観光スポットです。
日本固有の鳥・トキの保護と繁殖を目的とした「佐渡市トキの森公園」。佐渡の自然保護活動の象徴的スポットです。園内にはトキの飼育施設があり、間近で観察できるだけでなく、繁殖の取り組みや生態に関する解説パネルも充実しています。
公園周辺には散策路が整備されており、佐渡特有の湿地や田園風景を楽しみながら、トキの生息環境や佐渡島の自然の豊かさも体感できます。絶滅危惧種のトキの、人工繁殖から野生復帰を目指す活動の現場を学べる貴重な場です。
「藤次郎オープンファクトリー」は、新潟県燕市にある藤次郎の刃物工場で、職人による包丁製造工程を間近で見学できる施設です。
ステンレスや炭素鋼を使った高級包丁の鍛造、研磨、組み立てなど、普段見ることのできない精密な工程を体験可能。工場見学だけでなく、製品の試し切り体験や購入もできる、観光と実用体験が融合したスポットです。
燕三条地域の金属加工技術の高さや、日本の伝統工芸が現代の製品にどう生かされているかを学べるのも魅力。普段なかなか見られない職人技を間近で感じられる観光地として人気があります。
「矢島体験交流館」は、佐渡市の矢島・経島にある体験型施設です。とくに人気なのが、女性漁師が使っていた丸いたらい舟に乗る「たらい舟体験」です。
海水の透明度が高いため、たらい舟の上からでも海藻や魚が見えます。恵まれた自然と、佐渡ならではの漁文化を体感できます。
体験中は地元の舟子さんが操縦を教えてくれるため、初心者でも安心。赤い太鼓橋とたらい舟のコラボによる景観はフォトスポットとしても人気です。
館内では地元漁業の歴史や暮らしを紹介する展示もあり、体験と学びを兼ね備えた貴重な交流拠点です。
今回紹介したモデルコースでは、新潟駅や白山神社、清津峡渓谷トンネルや佐渡金山など、自然・歴史・文化の多彩な魅力を効率よく巡ることができます。地元の海鮮や新潟産米を活かしたグルメスポットも満喫でき、温泉や工場見学など体験型の観光も楽しめます。
まだまだ魅力的な観光地が点在しており、何度訪れても新しい発見や楽しみがある新潟県。旅サラダおすすめスポットも合わせて、よりディープな魅力を発見に再訪するのもおすすめです。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年10月に作成しました。
※当モデルコースはあくまで一例であり、行程を保証するものではありません。各スポット情報や移動時間については取材・執筆時のものであり、ご利用時と異なる場合があります。ご旅行時にはご自身でのご確認をお願いします。
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