【ロコレコ】豊かな自然と海の幸 五感で体感!アジな旅!
2025.08.16
日本最大の湖・琵琶湖をはじめ、延暦寺・三井寺・西教寺の天台三総本山や国宝・彦根城などエリアごとに異なる魅力を満喫できる滋賀県。
そこで今回は、滋賀県でおすすめの観光スポットを20ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ滋賀観光の参考にしてみてください。
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。
滋賀県にある日本最大の淡水湖。約400万年もの歴史を持つ日本最古の湖で、世界でも数少ない古代湖のひとつです。四季折々に異なる表情を見せますが、とりわけ観光におすすめの時期は、湖の周りを桜や紅葉が彩る春と秋。また、毎年夏に開催される「びわ湖大花火大会」も見事です。
湖ではヨットやカヌーなどの湖上スポーツ、水浴場、マリーナなど多種多様な楽しみ方があり、琵琶湖を1周するサイクリングコースの「ビワイチ」では、湖周辺の壮大な自然を五感で感じられます。
彦根藩主・井伊家の居城として、慶長9年(1604)から約20年の歳月をかけて築城された近世城郭です。外観の美しさが特徴の国宝天守をはじめ、4つの櫓(やぐら)や全国で唯一の城内に残る馬屋を見学できます。天守の最上階(3階)は、琵琶湖を一望できる絶景スポットとしても人気です。
春は桜の名所として多くの人でにぎわいますが、城が雪で白く染まる冬も風情があります。彦根城の周辺では、彦根市のキャラクター「ひこにゃん」に出会えるかも。
天下統一を果たした羽柴(後の豊臣)秀吉の「出世城」と呼ばれる城を、歴史博物館として再興。展示室は2階と3階にあり、常設展示の3階展示室では「秀吉と長浜」をテーマに、秀吉をはじめ浅井長政、石田三成など長浜にゆかりのある人物たちの人物像にフォーカス。2階展示室では特別展や企画展をさまざまなテーマで開催しています。
最上階(5階)の天守展望台からは琵琶湖や長浜市街を一望できるため、湖北・長浜の歴史や文化に思いを馳せながら景色を楽しみましょう。
世界遺産に登録されている「延暦寺」は、延暦7年(788)に伝教大師最澄が開創した1200年以上の歴史を持つ天台宗の総本山です。標高848mの比叡山全域に及ぶ境内は、東塔・西塔・横川という3つの区域に分かれています。本堂を含めて150以上のお堂が点在しているため、全て回るには丸1日見ておくとよいでしょう。
一番の見どころは東塔に位置する、延暦寺の総本堂で最大の仏堂「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」。お堂の中では、1200年大切に灯され続けてきた「不滅の法灯」を見ることができます。最もおすすめの時期は、約2000本ものモミジが色づく10月下旬から11月中旬です。
「八幡堀」は、安土・桃山時代に豊臣秀次(秀吉の甥)が八幡山に城を築いて開町したことから始まり、昭和初期まで町の流通や人々の生活を支えてきた水路です。白壁の土蔵や昔ながらの商家が立ち並ぶ情緒あふれる景観は、城下町の面影を今に伝えています。
毎年10月には、夜の八幡堀や町並み一帯をろうそくが幻想的に灯す「八幡堀まつり」を開催。春には桜、夏には柳、秋には紅葉、冬には雪景色と、どの季節に訪れても美しい景色を楽しめます。
琵琶湖に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)は、古くから「神の島」として信仰されています。島全体が巨大な一枚岩でできており、琵琶湖にある島の中で2番目の大きさを誇ります。
島内には、日本三弁財天のひとつに数えられる「宝厳寺」や「都久夫須麻神社」など見どころがいっぱい。お土産屋さんやカフェでは島限定のお土産を買えるほか、名物の「近江牛まん」など島ならではのグルメも堪能できます。島へのアクセス手段は観光船のみ。上陸するまで、雄大な琵琶湖の景色も楽しみましょう。
近江八景「瀬田の夕照」で名高く、日本三名橋のひとつに数えられています。古くは「唐橋を制するものは天下を制す」と言われるほど京都へと続く交通の要所として重要な役割を果たし、ことわざ「いそがばまわれ」の語源とも言われています。織田信長により現在の状態(大橋・小橋)に整備され、昭和54年に現在の橋へと架け替えられました。
橋は歩いて渡ることができ、江戸時代の面影を残す擬宝珠(ぎぼし)を間近で眺めることができます。春には、周辺に咲く桜との美しいコントラストが楽しめます。
浜大津から近江大橋まで、琵琶湖の沿岸を約4.8kmにわたって整備された水辺の公園。広々とした園内には遊歩道「なぎさのプロムナード」をはじめ、「おまつり広場」「打出の森」「市民プラザ」「サンシャインビーチ」「膳所・晴嵐の道」と全部で6つのエリアがあります。
湖を眺めながら、散策はもちろんのこと、芝生でピクニックを楽しんだり、砂浜で遊んだりと思い思いのひとときを過ごせます。4月上旬から5月上旬にかけて「なぎさのプロムナード」の花壇一面にシバザクラが咲き誇る様子も見事です。
世界有数の古代湖である琵琶湖を体感し、学べる体験型ミュージアム。「湖と人間」をテーマとし、ジオラマや実物標本など迫力のある展示で淡水の生き物と環境、人々の暮らしを学べます。
全国的にも珍しい湖の生き物の水族展示では、琵琶湖や滋賀県の河川に生息する100種類以上の魚を展示。“琵琶湖の主”と呼ばれる琵琶湖固有種「ビワコオオナマズ」の展示も人気です。毎年多様なテーマで琵琶湖のさまざまな魅力を発信する特別展示も見逃せません。
滋賀県長浜市にある「黒壁スクエア」は、北国街道沿いに続く旧市街の伝統的建造物群を生かした観光スポット。“黒壁銀行”の愛称で親しまれた元銀行のモダンな建物をメインに、文明開化を感じるクラシカルな街並みが人気です。
ぶらりと散策を楽しみながら、ガラスショップや工房、ギャラリー、体験教室、レストランやカフェなどの多彩なショップに立ち寄ることができます。小腹が空いたら、「黒壁」をイメージした黒いスイーツなどこのエリアでしか食べられないグルメの食べ歩きも楽しんでみては。
滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶器で、素朴で暖かみのある風合いが人気の「信楽焼」。「信楽陶芸村」は、信楽の⼭裾で開窯した100年以上の歴史を持つ信楽焼の窯元です。
信楽焼を代表するたぬきをはじめ、植⽊鉢、花器、抹茶茶碗など多種多様な信楽焼はお土産にぴったり。ほかにも、オリジナルの信楽焼を制作できる体験教室(要予約)や登り窯を改装したカフェなど楽しみ方はさまざまです。敷地内のいたるところに鎮座する、約3,000体もの個性豊かなたぬき達にも癒やされます。
大津港の沖合180mにある防波堤上に設置された噴水で、横の長さは世界最大級を誇ります。放水の高さは、最大で10階建てのビルに相当する40mまで到達。大小さまざまなパターンで水が豪快に吹き上がる様子は見ごたえ抜群です。定期点検日や悪天候日を除き、毎日開催されています。
夜になると、オレンジ・透明・グリーンの3色にライトアップされてグッと幻想的な雰囲気に。夏には、周辺で開催される花火大会とのコラボレーションも楽しめます。
古くから「お多賀さん」の愛称で親しまれる滋賀県第一の大社です。延命長寿・縁結びの神様として県内外からたくさんの参拝者が訪れます。元正天皇が病気になった際、多賀大社の神主が強飯を炊き、しでの木で作った杓子(しゃもじ)を添えて献上したところ天皇がたちまち治癒したという言い伝えから、お守りや絵馬がしゃもじの形をしているところもユニークです。
近辺は「琵琶湖」や「彦根城」などの名所に恵まれているため、観光の合間に立ち寄れるのも魅力。春のしだれ桜、秋の奥書院の紅葉も見どころです。
琵琶湖や余呉湖、竹生島や伊吹山が一望できる賤ヶ岳の山頂まで、約6分の空中散歩を楽しめる絶景のリフトです。羽柴(後の豊臣)秀吉と柴田勝家の決戦の舞台でもある賤ヶ岳には、賤ヶ岳七本槍と呼ばれた兵の旗や武将像など、歴史を感じるスポットも点在しています。
リフトが営業している期間は、4月下旬から11月下旬まで。初夏になると、リフトの上から白い花びらに紫と黄色の斑点がついた可憐な「シャガの花」のじゅうたんが眺められるためおすすめです。
「奥琵琶湖パークウェイ」は、大浦から菅浦をへて岩熊に至る全長18.8kmのドライブコース。沿道からは、奥琵琶湖と竹生島が織りなす雄大な自然美を楽しめます。山頂にある「つづら尾崎展望台」からの眺望も格別です。周辺の食堂や広場でドライブ中の疲れもリフレッシュしましょう。
花見の名所としても有名で、4月頃になると約3,000本の桜が咲き乱れます。春が最もにぎわう季節ですが、山々が赤や黄に色づく秋の紅葉も隠れた見どころです。
滋賀県大津市の田の谷峠から比叡山頂まで、約8.1kmを結ぶ観光道路です。直結する「奥比叡ドライブウェイ」と合わせれば約20kmに及びます。
道中では、琵琶湖や大津市街を一望する展望台やカフェ、アトラクションを備えた「夢見が丘」をはじめ、「日本仏教の母」と称される「延暦寺」、庭園美術館「ガーデンミュージアム比叡」など見ごたえのあるスポットがたくさん。ドライブウェイの沿道に立ち並ぶ木々は、四季折々に異なる表情を見せてくれます。
標高1100mの山頂エリアにある「びわ湖バレイ」は、夏は多彩なマウンテンリゾート、冬はスキーやスノーボートを満喫できる高原の観光スポットです。山麓からロープウェイで約5分の「びわ湖テラス」では、ソファやチェアでくつろぎながら雄大な琵琶湖を眼下に望めます。
おなかが空いたら、隣接するメインダイニングでステーキやハンバーグなどのグリル料理を堪能しましょう。森の中を滑車で爽快に飛ぶジップラインや、地上約5mの木の上に張り巡らされたアスレチックなど、大人が熱中できる本格的なアクティビティも充実しています。
緑豊かな信楽町の森にたたずむ、自然と一体になった美術館。ルーヴル美術館中庭「ガラスのピラミッド」で知られる世界的建築家I・M・ペイ氏が、「桃源郷」をイメージして設計した建物が特徴的です。館内では、世界の古代文明をはじめ貴重な美術品が勢ぞろい。レストランやカフェ、ショップも併設しているため、時間を忘れてゆったりと過ごせます。
美術館へと続く銀色の壁面に覆われたトンネルからは、春は桜、秋は紅葉と四季折々で異なる表情を見せてくれます。
自然豊かな日野町の丘陵に広がる農業公園です。中世ドイツの街並みを再現した園内では、牧場でヒツジやアルパカなどの動物たちと触れ合ったり、巨大アスレチックで思い切り体を動かしたり、レストランでご当地グルメを楽しんだりと、1日中満喫できます。
4つの大きな花畑では、チューリップやヒマワリ、コスモスなどシーズンごとに色とりどりの花々が咲き誇り、四季を通して楽しめるのも魅力。ピザ作りや野菜の収穫体験など、親子で参加できるプログラムにも注目です。
「びわ湖こどもの国」は琵琶湖畔にある大型児童館です。屋外には、青空の下でピクニックができる芝生広場や全長40mの大型遊具、アスレチックがあるほか、併設するキャンプ場でデイキャンプや日帰りバーベキューも楽しめます。
屋内施設「虹の家」には、卓球やトランポリンなどの室内遊具をはじめ、宿泊室や大浴場(宿泊者のみ利用可)、レストランやワークショップが体験できる工作室などを完備。季節に合わせたお祭りや工作体験など、定期的に開催するイベントも必見です。
滋賀県には、風光明媚な自然を堪能できるスポットや、アトラクション・アクティビティを楽しめるスポット、歴史を肌で感じられるスポットなど、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な滋賀の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。滋賀県へのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2024年10月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。
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