文化財ランキングRANKING
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1位
日本煉瓦製造株式会社 旧煉瓦製造施設
1886年(明治19)、東京を西洋風の首都にする計画が立案され、レンガ製造が必要となった。政府は渋沢栄一にレンガ工場新設を依頼し、利根川低地域が候補地となった。ドイツから招いた技師の調査により、上敷免村に日本煉瓦製造株式会社を設立することが決定。1888年(明治21)に操業を開始し、東京駅丸の内駅舎や法務省旧本館などの赤レンガはここで製造された。
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2位
赤崎神社楽桟敷
長門市東深川土井の内にある野外劇場。赤崎山の北東斜面にある、すり鉢状の地形を利用している。約400年前、牛馬の疫病の平癒祈願を赤碕神社で行い、その成就への感謝を表すために楽踊などの芸能を奉納した。国の重要有形民俗文化財にも指定。
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3位
どうだん亭(旧浅井家住宅離れ)
尾張旭市霞ヶ丘町南にある国指定の登録文化財。享保8年(1723)に現在の岐阜県飛騨市に建てられた合掌造りの民家を、昭和17年(1942)に陶器貿易商の浅井竹五郎氏が移築したもの。現在は尾張旭市の教育文化施設として利用されている。
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4位
平田家住宅旧店舗
平成24年(2012)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された桐生の町。そのほぼ中央、通りの東側に位置する平田家は、初代平田宇八が嘉永4年(1851)に独立して雑貨商を始めた。その後染料や生糸などを扱うようになったが、戦時中は仕入れが困難に廃業。主屋と隣接する土蔵ともに平成18年(2006)に国登録有形文化財に登録された明治時代の町家建築の貴重な遺構である。
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5位
黒島天主堂
黒島港から東南に30分歩くと現れるレトロなレンガ造りの黒島教会は、カトリック長崎教区の一部で、潜伏キリシタンの信仰の歴史を刻む場所として現在も信者の祈りの場となっている。木造、切妻造、瓦葺きの建築方法を生かした三廊式バシリカ型教会堂で、規模は明治時代に建てられた他の国内教会に比べて大きい。外観はバラ窓や装飾的なアーチが特徴で、内部は柱列により3つのスペースに分けられた落ち着いた空間が広がっている。
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6位
ジェームス邸
山陽電鉄本線「滝の茶屋駅」より徒歩7分。明石海峡と淡路島を見渡す「ジェームス山」の一角に建つ、スパニッシュ様式の迎賓館を利用したフレンチスタイルのレストラン。80年の歴史を紡ぐ風格にモダンな設えを融合させた空間で、目にも舌にも鮮やかなこだわりの一皿が愉しめる。スペシャリテは特選黒毛和牛を5時間以上炭火焼きにしたローストビーフ。専属ソムリエがその日の天候や温度、料理の塩加減を計算して提案するワインも絶妙。
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7位
杵原学校(旧山本中学校舎)
飯田市にある文化財。校舎の建築には、村民からワラや竹・縄等が提供され、昭和24年(1949)に完成した手作りの学校。昭和60(1985)年には、旭ヶ丘中学校と合併し閉校し、現在は観光・交流資源として活用されている。外観は自由に見学できる。
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8位
熊野磨崖仏
平安時代末期に岩肌を彫って作ったといわれる国内最古の仏像。約8mの高さの不動明王像、約6.7mの大日如来像の二体があり、どちらも国内最大級の磨崖仏で、国の重要文化財、および史跡に指定されている。参拝するためには、急な石段を登らなければならず、歩きやすい靴で出かけるのがオススメ。杖のレンタルも可能。拝観時間は夕方頃まで。
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9位
最勝院五重塔
津軽における寺社への大きな影響力をもった金剛山最勝院が有する国指定重要文化財で、寛文7年(1667)に建立された。塔の内部は金箔や銀箔のほか、群青など極彩色で彩られ、本尊胎蔵界大日如来、脇仏に稚児聖徳太子像、十王像が安置されている。境内の枝垂桜や新緑とのコントラストなど、四季折々に変化する美しい景観も見所のひとつ。津軽統一戦の戦没者の供養のために建立された最勝院は、五重塔をはじめとして深い歴史を感じさせる。
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10位
臨江閣
県庁近くの前橋公園内にたたずむ近代和風の歴史ある建物「臨江閣」。明治時代に、来客などをもてなすために建てられた本館(迎賓館)と別館(貴賓館)、茶室からなり、国の重要文化財に指定されている。
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11位
旧時報鐘楼
伊勢崎藩陣屋敷の敷地内にある、群馬県最古の鉄筋コンクリート構造の建築物。横浜で薬種商を営んでいた小林桂助の寄付によって大正5年(1916)竣工された。以降昭和12年(1937)まで市内に時報を届けていた。戦時の金属回収により釣り鐘や塔屋を供出されたが、戦後に復旧。市政施行五十周年の記念に大正当時の姿に復元された。レンガ積みの外壁やルネッサンス風の窓、そしてドーム屋根に大正ロマンを感じられる。
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12位
寺山炭窯跡
150年以上前に作られた炭焼き窯跡。大砲や鉄砲などの薩摩の鉄製武器を作る反射炉で燃やす炭を作るために作られ、普通の木炭よりさらに強い熱を発する白炭を作り出した。平成27年(2015)に世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつとして登録された。現在は自然散策路の一部となっており、車でアクセスする場合は寺山ふれあい公園に駐車して徒歩で移動することになる。
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13位
祇園甲部歌舞練場
京都市東山区にある歌舞練場。明治6年(1873)に「建仁寺塔頭清住院」を改造したもので、大正2年(1913)に現在の場所へ移築され、京都府の有形文化財に登録されている。舞妓による伝統芸能・都をどりの会場としても使用されていることでも知られる。
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14位
旧瓜生家住宅
鯖江市水落町4丁目にある歴史的建造物。隣接する神明社の宮司を代々務めてきた瓜生家の住宅で、17世紀末から18世紀初頭の元禄年間に建築された。県内に現存する最古の民家で、国の重要文化財にも指定されている。
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15位
湯ノ山明神旧湯治場
佐伯区湯来町にある湯治場。国指定の重要有形民俗文化財になっており、江戸時代には広島藩主浅野公も湯治を行っていた。現在はかつての湯つぼの下に共同浴場が設置されており、板壁に残された入湯者の墨書などで当時の様子をうかがうことができる。
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16位
なごみの塔
竹富島の玄関口、竹富東港から集落までは徒歩10分、バスやレンタサイクル、水牛車で5分。集落は「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、白砂の道、サンゴ石灰岩の石積み、赤瓦屋根の民家が立ち並ぶ。島民は「うつぐみ」の精神で美しい景観を継承。観光客はルールとマナーを守りながら楽しむべきだ。
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17位
廻船問屋瀧田家
愛知県常滑市にある大型民家。常滑市の指定有形文化財に指定されており、嘉永年間の1850年頃に建てられた瀧田家の屋敷を復元したもの。主家・離れ・倉庫等が公開されている。また屋敷内では生活道具や廻船に関連する資料が展示されており、愛知県内では珍しい廻船問屋の展示施設となっている。
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18位
旧長崎税関三池税関支署
三池港の開港と同時に開帳した税関支署跡。明治41年(1908)に建てられたこの建造物は、国内でも数少ない明治期の税関庁舎遺構だ。建物は木造茅葺きの平屋建て。木製の円形飾りがついた天井や、窓に残る上下開閉式の仕組みが特徴だ。日本の近代化を支えた近代化産業遺産として市の指定文化財になっており、その名前は国内の世界遺産暫定一覧表にも記載されている。
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19位
旧曽我織物工場
明治期に生糸商の奉公から糸相場で財を成した曽我助松により現在地を購入。大正11年(1922)二代目喜一郎の結婚を機に建造されたのがこの工場である。大谷石造り5連のノコギリ屋根工場で、昭和45年(1970)頃まで絹織物の操業を行っていた。現在は国登録有形文化財として保存されており、外観のみ見学可能。桐生市のかつての雰囲気を残している。
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20位
香川家長屋門
岩国領主の吉川家を支えた家老、香川氏の武家屋敷の表門。錦帯橋と岩国城を結ぶ道すがらにあって、往時の雰囲気を今に伝えている。春になると門前の桜の大樹に花が咲き誇り、冬の雪化粧ではりりしい姿と、四季の移ろいごとの風情を醸し出している。
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21位
丸八百貨店
バス停「朽木支所前」から徒歩で約5分、京都東ICから車で約70分。高島市朽木支所から南西に向かいすぐのところにある国の有形文化財。今は地域の女性グループが運営しており、近隣住民が集まるコミュニティの役割を持つカフェ以外にも、観光客向けに無料休憩所として開放されている。10月から5月、団体予約限定で郷土料理も振舞われる。お菓子や工芸品のお土産も販売している。
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22位
上問屋史料館
平成19年(2007)に国の重要文化財に指定された「上問屋資料館」は、近世初期から幕末まで継続して問屋をつとめ、近世後期には庄屋も兼務していた。その間に残された、古文書や、日常生活に使用した諸道具類を展示している。古文書は約100点、諸道具は約300点にものぼる。3月上旬-11月下旬に開館。JR奈良井駅から徒歩約15分。
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23位
嚴島神社 五重塔
嚴島神社本殿東の丘に立つ赤色の塔。豊国神社(千畳閣)の隣に高さ27.6mの五重塔が建っている。和様と唐様を巧みに調和させた建築様式の塔は応永14年(1407)に建立されたもの。内陣の天井に龍、外陣の天井に葡萄唐草模様と色鮮やかな模様が描かれている。塔の心柱は二層目で止まっており、風に強い構造となっているのが特徴だ。本尊の釈迦如来と普賢菩薩、文殊菩薩は明治の廃仏毀釈の際に対岸の「大願寺」に移された。塔は現在国指定重要文化財に登録されている。
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24位
秋月の目鏡橋
福岡県の有形文化財「秋月の目鏡橋」は、秋月藩8代藩主・黒田長舒が1810年(文化7)に架けた石造りの橋である。木製の橋が度々損傷する秋月の状況を改善するため、長崎の石工を呼び寄せて建設した。しかし、長舒は1807年(文化4)に病死し、橋の完成を見ることはなかった。現在は近くに車道橋があり、主に徒歩で利用されている。
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25位
能代市旧料亭金勇
能代市中心部に位置する旧料亭金勇は、誰でも無料で見学可能な歴史的建築物である。周辺には飲食店が並ぶ「柳町」や八幡神社があり、地元民に愛されている。事前予約で300円のガイドサービスもあり、建築好きには特におすすめだ。専門家や学生が訪れることも多い価値ある建築物である。
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26位
旧岸名家
坂井市三国町北本町4丁目にある歴史的建造物。江戸から明治初期にかけて日本海での「北前船」を使った交易の港町として栄え、九頭竜川を運ばれる物資の集散地でもあった三国湊で代々材木商を営んだ岸名家の住宅で、国の有形文化財に登録されている。一般公開されており、建物内部では資料展示も行われている。
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27位
川棚魚雷遠距離発射場
1918年(大正7)に建造された大村湾の戦争遺構は、終戦まで魚雷の発射試験や最終検査が行われた場所である。戦況が厳しくなると学徒動員や女子挺身隊員が作業に当たった。終戦後、「空気圧縮ポンプ室」の屋根が外され、現在は廃墟と緑のコントラストが美しい景観を作り出している。近年は映画やアニメ、コスプレイヤーの撮影場所としても利用されている。
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28位
嚴島神社大鳥居
平安時代の文化の特色が色濃く残る日本屈指の名社・嚴島神社のシンボル的建造物。海面に高さ約16.6m、主柱周り約9.9m、棟の長さ約24.2mの木造両部鳥居(四脚鳥居)がそびえ立つ。現在の大鳥居は明治8年(1875)に再建されたもの。平安時代から数えて8代目にあたり、建立するにあたっては巨木探しに20年もの歳月を要したと言われている。奈良の大仏とほぼ同じ高さを誇る鳥居の根元は海底に埋められておらず、松材の杭を打って地盤を強化し自重で立っているのが特徴だ。
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29位
俳聖殿
昭和17年(1942)に伊賀市生まれの俳聖・松尾芭蕉の生誕300年を記念して建立された聖堂。上野公園の一画に芭蕉の旅姿を表現したといわれる建物が佇んでいる。殿内には伊賀焼等身大の芭蕉座像が安置されており、命日に開催される芭蕉祭でのみ公開している。特徴的な丸い屋根は旅笠を、八角形のひさしは蓑と衣姿を表したものだ。旅の詩人芭蕉の姿と建築をひとつのものとして表現した聖堂は国内でも類例のない建物として、平成22年(2010)に国重要文化財(建造物)に指定された。
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30位
旧商家丸一本間家
稲葉町一丁目交差点付近に、明治35年(1902)築の姿をそのまま今に残す「旧商家丸一本間家」。明治8年(1875)呉服商に始まり、鰊漁の網元、海運業、酒造業と事業を展開。天塩国で随一の豪商と呼ばれた。出入り口左手にある呉服店舗は大火で消失した教訓を活かし、火に強い「木骨石造」建築の頑丈な造りで、当時の建築様式を知ることができる。修繕・復元された建物の内部を見学でき、貴重な調度品などを見学できる。平成15年(2003)に国指定重要文化財に認定された。
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8位
熊野磨崖仏
平安時代末期に岩肌を彫って作ったといわれる国内最古の仏像。約8mの高さの不動明王像、約6.7mの大日如来像の二体があり、どちらも国内最大級の磨崖仏で、国の重要文化財、および史跡に指定されている。参拝するためには、急な石段を登らなければならず、歩きやすい靴で出かけるのがオススメ。杖のレンタルも可能。拝観時間は夕方頃まで。
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9位
最勝院五重塔
津軽における寺社への大きな影響力をもった金剛山最勝院が有する国指定重要文化財で、寛文7年(1667)に建立された。塔の内部は金箔や銀箔のほか、群青など極彩色で彩られ、本尊胎蔵界大日如来、脇仏に稚児聖徳太子像、十王像が安置されている。境内の枝垂桜や新緑とのコントラストなど、四季折々に変化する美しい景観も見所のひとつ。津軽統一戦の戦没者の供養のために建立された最勝院は、五重塔をはじめとして深い歴史を感じさせる。
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10位
臨江閣
県庁近くの前橋公園内にたたずむ近代和風の歴史ある建物「臨江閣」。明治時代に、来客などをもてなすために建てられた本館(迎賓館)と別館(貴賓館)、茶室からなり、国の重要文化財に指定されている。
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11位
旧時報鐘楼
伊勢崎藩陣屋敷の敷地内にある、群馬県最古の鉄筋コンクリート構造の建築物。横浜で薬種商を営んでいた小林桂助の寄付によって大正5年(1916)竣工された。以降昭和12年(1937)まで市内に時報を届けていた。戦時の金属回収により釣り鐘や塔屋を供出されたが、戦後に復旧。市政施行五十周年の記念に大正当時の姿に復元された。レンガ積みの外壁やルネッサンス風の窓、そしてドーム屋根に大正ロマンを感じられる。
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12位
寺山炭窯跡
150年以上前に作られた炭焼き窯跡。大砲や鉄砲などの薩摩の鉄製武器を作る反射炉で燃やす炭を作るために作られ、普通の木炭よりさらに強い熱を発する白炭を作り出した。平成27年(2015)に世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつとして登録された。現在は自然散策路の一部となっており、車でアクセスする場合は寺山ふれあい公園に駐車して徒歩で移動することになる。
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13位
祇園甲部歌舞練場
京都市東山区にある歌舞練場。明治6年(1873)に「建仁寺塔頭清住院」を改造したもので、大正2年(1913)に現在の場所へ移築され、京都府の有形文化財に登録されている。舞妓による伝統芸能・都をどりの会場としても使用されていることでも知られる。
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14位
旧瓜生家住宅
鯖江市水落町4丁目にある歴史的建造物。隣接する神明社の宮司を代々務めてきた瓜生家の住宅で、17世紀末から18世紀初頭の元禄年間に建築された。県内に現存する最古の民家で、国の重要文化財にも指定されている。
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15位
湯ノ山明神旧湯治場
佐伯区湯来町にある湯治場。国指定の重要有形民俗文化財になっており、江戸時代には広島藩主浅野公も湯治を行っていた。現在はかつての湯つぼの下に共同浴場が設置されており、板壁に残された入湯者の墨書などで当時の様子をうかがうことができる。
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16位
なごみの塔
竹富島の玄関口、竹富東港から集落までは徒歩10分、バスやレンタサイクル、水牛車で5分。集落は「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、白砂の道、サンゴ石灰岩の石積み、赤瓦屋根の民家が立ち並ぶ。島民は「うつぐみ」の精神で美しい景観を継承。観光客はルールとマナーを守りながら楽しむべきだ。
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17位
廻船問屋瀧田家
愛知県常滑市にある大型民家。常滑市の指定有形文化財に指定されており、嘉永年間の1850年頃に建てられた瀧田家の屋敷を復元したもの。主家・離れ・倉庫等が公開されている。また屋敷内では生活道具や廻船に関連する資料が展示されており、愛知県内では珍しい廻船問屋の展示施設となっている。
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18位
旧長崎税関三池税関支署
三池港の開港と同時に開帳した税関支署跡。明治41年(1908)に建てられたこの建造物は、国内でも数少ない明治期の税関庁舎遺構だ。建物は木造茅葺きの平屋建て。木製の円形飾りがついた天井や、窓に残る上下開閉式の仕組みが特徴だ。日本の近代化を支えた近代化産業遺産として市の指定文化財になっており、その名前は国内の世界遺産暫定一覧表にも記載されている。
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19位
旧曽我織物工場
明治期に生糸商の奉公から糸相場で財を成した曽我助松により現在地を購入。大正11年(1922)二代目喜一郎の結婚を機に建造されたのがこの工場である。大谷石造り5連のノコギリ屋根工場で、昭和45年(1970)頃まで絹織物の操業を行っていた。現在は国登録有形文化財として保存されており、外観のみ見学可能。桐生市のかつての雰囲気を残している。
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20位
香川家長屋門
岩国領主の吉川家を支えた家老、香川氏の武家屋敷の表門。錦帯橋と岩国城を結ぶ道すがらにあって、往時の雰囲気を今に伝えている。春になると門前の桜の大樹に花が咲き誇り、冬の雪化粧ではりりしい姿と、四季の移ろいごとの風情を醸し出している。
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21位
丸八百貨店
バス停「朽木支所前」から徒歩で約5分、京都東ICから車で約70分。高島市朽木支所から南西に向かいすぐのところにある国の有形文化財。今は地域の女性グループが運営しており、近隣住民が集まるコミュニティの役割を持つカフェ以外にも、観光客向けに無料休憩所として開放されている。10月から5月、団体予約限定で郷土料理も振舞われる。お菓子や工芸品のお土産も販売している。
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22位
上問屋史料館
平成19年(2007)に国の重要文化財に指定された「上問屋資料館」は、近世初期から幕末まで継続して問屋をつとめ、近世後期には庄屋も兼務していた。その間に残された、古文書や、日常生活に使用した諸道具類を展示している。古文書は約100点、諸道具は約300点にものぼる。3月上旬-11月下旬に開館。JR奈良井駅から徒歩約15分。
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23位
嚴島神社 五重塔
嚴島神社本殿東の丘に立つ赤色の塔。豊国神社(千畳閣)の隣に高さ27.6mの五重塔が建っている。和様と唐様を巧みに調和させた建築様式の塔は応永14年(1407)に建立されたもの。内陣の天井に龍、外陣の天井に葡萄唐草模様と色鮮やかな模様が描かれている。塔の心柱は二層目で止まっており、風に強い構造となっているのが特徴だ。本尊の釈迦如来と普賢菩薩、文殊菩薩は明治の廃仏毀釈の際に対岸の「大願寺」に移された。塔は現在国指定重要文化財に登録されている。
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24位
秋月の目鏡橋
福岡県の有形文化財「秋月の目鏡橋」は、秋月藩8代藩主・黒田長舒が1810年(文化7)に架けた石造りの橋である。木製の橋が度々損傷する秋月の状況を改善するため、長崎の石工を呼び寄せて建設した。しかし、長舒は1807年(文化4)に病死し、橋の完成を見ることはなかった。現在は近くに車道橋があり、主に徒歩で利用されている。
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25位
能代市旧料亭金勇
能代市中心部に位置する旧料亭金勇は、誰でも無料で見学可能な歴史的建築物である。周辺には飲食店が並ぶ「柳町」や八幡神社があり、地元民に愛されている。事前予約で300円のガイドサービスもあり、建築好きには特におすすめだ。専門家や学生が訪れることも多い価値ある建築物である。
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26位
旧岸名家
坂井市三国町北本町4丁目にある歴史的建造物。江戸から明治初期にかけて日本海での「北前船」を使った交易の港町として栄え、九頭竜川を運ばれる物資の集散地でもあった三国湊で代々材木商を営んだ岸名家の住宅で、国の有形文化財に登録されている。一般公開されており、建物内部では資料展示も行われている。
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27位
川棚魚雷遠距離発射場
1918年(大正7)に建造された大村湾の戦争遺構は、終戦まで魚雷の発射試験や最終検査が行われた場所である。戦況が厳しくなると学徒動員や女子挺身隊員が作業に当たった。終戦後、「空気圧縮ポンプ室」の屋根が外され、現在は廃墟と緑のコントラストが美しい景観を作り出している。近年は映画やアニメ、コスプレイヤーの撮影場所としても利用されている。
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28位
嚴島神社大鳥居
平安時代の文化の特色が色濃く残る日本屈指の名社・嚴島神社のシンボル的建造物。海面に高さ約16.6m、主柱周り約9.9m、棟の長さ約24.2mの木造両部鳥居(四脚鳥居)がそびえ立つ。現在の大鳥居は明治8年(1875)に再建されたもの。平安時代から数えて8代目にあたり、建立するにあたっては巨木探しに20年もの歳月を要したと言われている。奈良の大仏とほぼ同じ高さを誇る鳥居の根元は海底に埋められておらず、松材の杭を打って地盤を強化し自重で立っているのが特徴だ。
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29位
俳聖殿
昭和17年(1942)に伊賀市生まれの俳聖・松尾芭蕉の生誕300年を記念して建立された聖堂。上野公園の一画に芭蕉の旅姿を表現したといわれる建物が佇んでいる。殿内には伊賀焼等身大の芭蕉座像が安置されており、命日に開催される芭蕉祭でのみ公開している。特徴的な丸い屋根は旅笠を、八角形のひさしは蓑と衣姿を表したものだ。旅の詩人芭蕉の姿と建築をひとつのものとして表現した聖堂は国内でも類例のない建物として、平成22年(2010)に国重要文化財(建造物)に指定された。
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30位
旧商家丸一本間家
稲葉町一丁目交差点付近に、明治35年(1902)築の姿をそのまま今に残す「旧商家丸一本間家」。明治8年(1875)呉服商に始まり、鰊漁の網元、海運業、酒造業と事業を展開。天塩国で随一の豪商と呼ばれた。出入り口左手にある呉服店舗は大火で消失した教訓を活かし、火に強い「木骨石造」建築の頑丈な造りで、当時の建築様式を知ることができる。修繕・復元された建物の内部を見学でき、貴重な調度品などを見学できる。平成15年(2003)に国指定重要文化財に認定された。
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