熊本県八代市|優しさと温かさを感じる街で 大自然と多彩な食に癒やされる時
2025.09.06
平和祈念像や九十九島、グラバー園、稲佐山、ハウステンボスなど、和洋折衷の文化が根付く長崎県。魅力いっぱいの長崎県に、旅行を計画している人もいるでしょう。ゆっくり長崎旅行を満喫したら、旅の思い出としてお土産も忘れずに買っておきたいところです。
そこで今回は、長崎県で人気のお土産を紹介します。旅サラダPLUS編集部が独自でおすすめの商品を25個セレクトしましたので、お土産選びに迷っている人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
※価格や購入場所等は、すべて取材当時のものです。
出典:唐草
文政6(1823)年に来日したドイツ人医師・博物学者のシーボルトは、長崎でお滝という女性と恋に落ちます。シーボルトは数ある日本の植物のなかでも紫陽花を愛でていたようで、その美しい花に最愛の人を重ねて「Hydrangea otaksa(ハイドランジア オタクサ)」という学名を付けます。
おたくさは、シーボルトとお滝さんの愛の物語から生まれた欧風銘菓です。パイ生地であじさいの花びらをかたどり、さっくりと焼き上げたお菓子は上品な甘さで軽い口当たり。日頃の感謝の意を込めて、愛のおすそわけをしてみてはいかがでしょうか。
出典:ぽると総本舗
ポルトガルの港町「ポルト」が由来の長崎銘菓ポルトは、ビスケットに柚子風味のあんを使用したようかんを挟んだ和洋折衷のお菓子です。サクッとしたビスケットと、柔らかいようかんの組み合わせが独特な食感を生みます。間に挟まれた柚子香るようかんには、四方を海に囲まれた自然豊かな離島・壱岐で採れた柚子を100%使用。まろやかな甘みとほどよい酸味が味わえます。
「佐世保の人に愛され続けて65年」のキャッチフレーズどおり、佐世保をはじめ、多くの長崎県民に愛される味をお持ち帰りしてみませんか。
出典:松翁軒
研究熱心だった松翁軒の八代目が、明治時代にはまだ真新しく貴重だったチョコレートを伝統菓子カステラに加えられないかと模索したことで誕生した「チョコラーテ」。原料で使用するのはチョコレートパウダーではなく、特注したチョコレート。パウダーとは異なり、扱いが難しいことから熟練の技が求められます。
苦労のうえ、誕生したチョコラーテは、なめらかでとろける口当たり。濃厚なチョコレートを堪能できるため、少しリッチなカステラをお探しの方におすすめです。
出典:唐草
5層の細長いバームクーヘンのなかに、リッチなホワイトクリームをたっぷり詰め込んだお菓子です。常温でも美味しく食べられますが、冷蔵庫で少し冷やすとまた違った味わいを楽しめます。
バームクーヘンとクリームの組み合わせなので、一見、甘すぎると感じるかもしれませんが、バームクーヘンは甘さ控えめで、なかのクリームもオレンジピールによって後味さっぱり。やさしい甘みを感じつつあっさり食べられます。
出典:茂木一○香本家
長崎銘菓の一つ、「一〇香(いっこっこう)」は中国から伝来した焼き菓子です。見た目は普通のおまんじゅうですが、中は空洞。焼く前に砂糖、水あめ、ハチミツ、麦粉、唐灰汁を調合したあんを外皮で包みますが、窯で焼くと水分が蒸発することでなかのあんが膨れ、外皮の内側にくっついて空洞になります。
一口食べると香ばしいことから名が付いた一○香は、パリッとした硬めの歯ごたえが特徴的です。
出典:福砂屋
カステラといえば、長方形で1本売りが一般的です。しかし、家族構成によっては1本は食べきれない、またはばらまき用には向きません。そうした場合に重宝するのが、「フクサヤキューブ」です。1箱に入っているカステラは2切れ。1人でも食べきれる量で、自宅用にもばらまき用にも最適です。
熟練の技を持つ職人が一つひとつ手作業で丁寧に作っているので、カステラはしっとりふっくら。ざらめによるコクのある甘みを味わえます。地域や季節によって変わるパッケージを話題に添えて、お土産に渡してみてはいかがでしょうか。
出典:みろくや
長崎名物といえば「長崎ちゃんぽん」です。旅の途中や出張中に店舗で食べる人も多いでしょう。その美味しさをご家庭にお土産として持ち帰るのもおすすめです。
みろくやの長崎ちゃんぽんは、豚骨をベースに魚介の旨みを加えており、ご家庭でも本格的な味を楽しめます。最高級の小麦粉(強力粉、中力粉、薄力粉)をオリジナルブレンドして造られた麺はコシがあり、食べ応え抜群です。
野菜などの具材もたっぷり入ったみろくやの「長崎ちゃんぽん」。忙しいときのお助けご飯用にもおすすめです。
出典:長崎蒲鉾
ハトシ(蝦多士)とは「蝦:えび」のすり身を「多士:トースト」で挟んであげた長崎の郷土料理です。ハトシロールは、郷土料理であるハトシにヒントを得て、フードコートでおしゃれに食べられる商品を目指し、パンをロール状にしたことをきっかけに生まれました。
えびとアジ、それぞれのすり身の試作を作り、地元の天ぷら割烹店に食べ比べを依頼したところアジのすり身が好評を得たためベースが決定。さらに牛・豚ミンチや玉ねぎを加え、コクと甘みを追加。おかずとしてはもちろん、お酒のアテとしても最適です。
出典:岩崎本舗
長崎には数人分の料理を大皿に盛り、円卓で食す卓袱(しっぽく)料理という独自の文化があります。この卓袱料理で振る舞われるフルコースの一品「東坡肉(とうろんぽう)」を手軽に食べられるように開発されたのが、「長崎角煮まんじゅう」です。
5年の歳月をかけてベーキングパウダーを使用せずにふわふわに仕上げる製法を生み出し作られた生地に、うま味調味料を使わずに独自開発した醤油で味付けた角煮をサンド。甘めのパンと秘伝の醤油タレの組み合わせは、性別・年齢問わず、誰もが思わず笑顔になる味です。
出典:みろくや
長崎ちゃんぽんとならぶ長崎名物の二大巨頭「長崎皿うどん」。パリパリの揚げ麺とキャベツや人参、玉ねぎなどの野菜をはじめ、えび、豚肉、かまぼこと色とりどりの具材が入ったあんかけのコントラストが美味しい郷土料理です。
みろくやの「長崎皿うどん」には、麺と具材、スープが入っており、簡単調理できるのに本格的な味をご家庭で堪能できます。時間がない日にも栄養満点な料理を食べられるため、特にお子さまがいるご家庭におすすめのお土産です。
出典:杉永かまぼこ
あご(飛び魚)だしをベースに、長崎のかまぼこ店で販売している練り物を入れる長崎おでん。なかっでもスコッチエッグのような見た目の竜眼(ばくだん)を入れるのが特徴です。
杉永かまぼこのおでんだねセットには、いわしのすり身を使った竜眼が入っています。ほかにも水産庁長官賞を受賞した、すり身と豆腐をブレンドした「がんも風蒲鉾」や、タラ、タチウオを主原料に、イカを練り込んだ「ゲンコツ天」など、長崎ならではの練り物を楽しめます。
出典:瑠璃庵
鎖国時代に唯一開港していた長崎に伝わった文化の一つがビードロ(ポルトガル語でガラス)であった名残から長崎ではガラス細工のことを「長崎びいどろ」と呼びます。
主に吹きガラスのことを指す長崎びいどろは、瑠璃庵で吹き体験が可能。ガラス素材に息を吹き込み、オリジナルの器を作れます。もちろんすでにできあがっている商品を購入することも可能です。しかし、せっかく長崎まで足を伸ばしたのであれば、素敵な旅の思い出にガラス吹き体験を加えてみてはいかがでしょうか。
出典:西山
400年以上の歴史を持つ波佐見焼。長崎県東彼杵郡波佐見町で作られる波佐見焼は、白磁に呉須(藍色)で絵付けられた白藍のコントラストが美しい食器。時代にあわせて進化を遂げている波佐見焼は、窯元によってその特色が少しずつ違います。
“先見先手先攻”を経営理念に掲げる株式会社西山では、女性目線で可愛らしくも使いやすい波佐見焼を製産。ナチュラルな風合いが、和テイストにはもちろん、北欧食器や家具ともマッチします。機能性だけでなくデザインにもこだわった西山の波佐見焼。お気に入りの一枚を探してみてください。
出典:長崎南山手プリン
長崎のランドマークである、大浦天主堂の色鮮やかに輝くステンドグラスの幻想的な美しさをジュレで表現したプリンです。赤色は「ローゼル」、青色は「バタフライピー」、黄色は「パイナップルピューレ」を使用。花やハーブなどの天然素材による色合いなので、安心して食べられます。
また、「心と体に健康的なお菓子を届けたい」という思いから、保存料・着色料は一切不使用。長崎県島原半島産の雲仙牛乳や、長崎県五島産のミネラルが豊富な天日干し塩など、国産材料にこだわっています。冷たいジュレとくちどけなめらかな新感覚プリンをお土産にいかがでしょうか。
出典:小野原本店
日本三大珍味のひとつ「長崎からすみ」。希少価値が高く、高級品として扱われている「長崎からすみ」は、味も一級品で、皇室のご成婚や即位式の饗宴にも用いられています。
塩気が多く含まれているためご飯に乗せて食べるのはもちろん、薄くスライスしてそのままおつまみにしたりカナッペに乗せたり、またおろし器等で粉末状にしてパスタやリゾットなどのアクセントに使えます。いつもの料理をグレードアップしてくれる「長崎からすみ」。贅沢ご飯用にいかがでしょうか。
出典:和泉屋
カステラをじっくり焼き上げ、ラスクにしたお菓子です。カステララスクには、「恋するカステララスク(スティックタイプ・スライスタイプ)」と「和三盆」があります。恋するシリーズは、ラスクにしたカステラにチョコレートをコーティング。ビター、ホワイト、ストロベリー、キャラメルの4種類の美味しさを堪能できます。
「和三盆」は、阿波和三盆糖を使用したカステラをじっくり焼いてサクサク食感のカステラに。蜂蜜、抹茶、黒糖の3種類が入っています。最大33枚入りの商品があるため、ばらまき用にもおすすめです。
出典:満順
よりよりは小麦粉をこねた生地を手編みし、油で揚げたシンプルな揚げ菓子です。歯ごたえがしっかりしており、ガリっと硬い食感。噛めば噛むほどやさしい甘さが広がり、一度食べたらもう一本食べたくなる美味しさです。
中国から伝来したと言われるお菓子ですが、「よりより」と命名したのは満順の三代目。「元祖よりより」として、長崎県民にはもちろん、県外の人からも親しまれています。なお、思ったよりも歯ごたえがあるので、歯が弱い年配の方やお子さまがいるご家庭に贈るのは避けるのが無難かもしれません。
出典:湖月堂老舗
カスドースは、カステラを卵黄液に浸したあと、煮立てた糖蜜をくぐらせ、グラニュー糖をまぶしたお菓子です。カステラとポルトガル語で「甘い」を意味するドースを組み合せて、カスドースと命名されています。「清らかな甘さ」と表現するほど上品な味が認められ、昭和・平成の二代にわたって、天皇皇后両陛下に献上。高貴な舌を唸らせた、シンプルかつ上品な味を試してみませんか。
出典:九十九島せんぺい本舗
戦後間もなく、モノが少ない時代に持ち寄った原料を加工し、工夫のすえに誕生した「九十九島せんぺい」。パリッと軽快な食感が特徴のおせんべいです。縁起物の象徴でもある亀の甲羅をヒントに形は六角形に。散りばめられた香ばしいピーナッツは、九十九島の美しい島々を表現しています。
創業当時より受け継がれた材料・製法により、職人の手で一枚一枚、丁寧に作られています。2010年から14年連続でモンドセレクションを受賞している、手仕事でしか出せない味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。
出典: 藤田チェリー豆総本店
かす巻きは、あんこをカステラで巻いたことに由来する長崎銘菓です。名前の由来は諸説あり、江戸時代に製造が盛んだった「可須村(かすむら)」という説もあります。藤田チェリー豆総本店のかす巻きは、長崎のブランド卵「太陽卵」を使用したカステラ生地で、北海道産小豆のあんこを包み、表面にザラメ糖をまぶしています。
ロールケーキの和風版とも言えるかす巻き。あんこがたっぷり入っているので、カステラ好きはもちろん、あんこ好きにもたまらない一品です。
出典:真鳥餅店
「かんころ」とは五島地方の方言で、「薄く切って日干しした干し芋」のことを言います。もち米が高価だったころにかさ増しとして、かんころを混ぜたのが「かんころ餅」のはじまりです。五島地方では、保存食として冬になると各家庭で作られています。
真鳥餅店のかんころ餅は、プレーン、いりごま入り、よもぎ入り、むらさき芋の4種類。やわらかい内はそのまま食べて、硬くなったらオーブントースターやレンジで焼いて食べるのが一般的です。また、衣を付けて揚げたり、焼いてバターやはちみつをかけたりするなど、アレンジがきくので飽きることなく食べられます。
出典:ニューヨーク堂
カステラアイスはその名のとおり、カステラにアイスを挟んだスイーツです。1934年に洋食屋として創業したニューヨーク堂のカステラ職人とアイス職人が全行程を手作り。カステラのふわふわとざらめのカリッとした食感、アイスのクリーミーな口溶けのハーモニーを楽しめます。
2007年の発売以来、県外で開催されたアイスクリームイベントで人気投票1位を獲得するなど、名実ともにニューヨーク堂の新定番商品としての地位を確立しています。味はバニラ、抹茶、チョコ、苺、びわ、白玉小倉、コーヒーの7種類の取り扱いがあり、お店の入り口横にある自動販売機でも購入可能です。
出典:茂木一○香本家
江戸時代からびわ栽培が盛んな長崎県。温暖な気候に恵まれた土地で栽培されるびわは、サイズが大きく糖度が高いことで知られています。特に茂木地区は冬も温暖で南向きの斜面はびわ栽培にベストな土地。優しい甘さのなかに、ほのか酸味、したたるほどに瑞々しい果汁とやわらかな食感が特徴です。
茂木ビワゼリーには、この茂木地区で栽培されたびわを使用。口あたりなめらかなゼリーに、まるごと一粒びわを閉じ込めた贅沢なゼリーです。
出典:福太郎
福岡を代表する明太子メーカーが作る名物お菓子・めんべいの長崎ご当地バージョンの「長崎鯛めんべい」。イカ、タコ、めんたいに漁獲量日本一の鯛のすり身をふんだんに使用しているため、倍増した魚介の旨みを堪能できます。
長崎くんちの龍踊りがイラストされたパッケージが、長崎の風情を感じる「長崎鯛めんべい」。ピリッとしためんたいの辛さはおつまみにもおすすめの一品です。
出典:御菓子処まえだ
長崎のカステラ店で多用される太陽卵を使ったプリンに、カラメルソースを独自の製法でクラッシュ状にしたザラメル(ザラメ糖+カラメル)をかけて食べる「長崎カステラぷりん」。プリンのやわらかな食感とザラメルのジャリジャリ食感が楽しいプリンです。
やわらかプリンは、独自のフレーバーを加えてカステラ風味に。まずはそのまま食べてプリンの味を堪能して、味変でザラメルをかけて食べるのがおすすめです。新食感のプリンはとくにお子さまに喜ばれるでしょう。
長崎銘品蔵や岩崎本舗、すみや長崎街道かもめ市場店、ドラゴンシーなどの土産物店が入る長崎駅。周辺にはアミュプラザ長崎や長崎県物産館もあります。陸路で長崎旅を考えている人にはお土産購入に最適な場所です。
長崎空港にはANA FESTAやJAL PLAZA、エアポートショップMiSoLa-海空-などの複合店をはじめ、みろくやや岩崎本舗、かまぼこ長崎一番などの専門店も多く入っています。長崎を代表するお土産品が集まっているため、空路を利用して長崎旅行をする方は長崎空港でのお土産購入がおすすめです。
駅や空港などの公共交通機関以外にもグラバー園や稲佐山、ハウステンボスなどの主要観光地にも売店があります。定番品を置いているほか、その場所ならではのお土産をメインに置いており、駅や空港などでは購入できない品もあります。新たな長崎の魅力発見に繋がるため、観光地に訪れた場合はぜひ売店も覗いてみてください。
長崎県ではポルトガルや中国など、異国文化によってもたらされた文化が、独自に発展して根付いています。お土産品にも異国情緒漂う品が多いのはその影響でしょう。カステラなどの定番品はもちろん、カステララスクやハトシロールなども注目したいところ。
長崎県におでかけの際はぜひ、本記事を参考にお土産選びを楽しんでください。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年4月に更新しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際に店舗に行かれる際には在庫の有無等のご確認をお願いします。
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