【ロコレコ】新しい発見と変わらない懐かしさ思い出の“みなとまち”を巡る旅路
2025.07.19
福井県鯖江市の西部に位置する標高279.8mの三床山。地域とのつながりが深く、登山道には地元小学校の児童が作成した心温まる看板が多数存在します。また、山頂からの見晴らしも圧巻で、鯖江市内はもちろん、天気の良い日には遠く石川県や滋賀県まで見渡すことができます。
大阪駅から鯖江駅までは電車で約2時間30分。鯖江駅からバスに乗り換え、登山口最寄りの石生谷バス停まで約30分で到着します。石生谷バス停から登山口までは徒歩約10分。
今回登る石生谷トンネルコースは、三床山の中でも人気のコース。緑が美しく爽やかな登山道や、かつて山城があったなごりを感じる史跡を通り山頂を目指します。距離は約2.8㎞。今回はさとう珠緒さんがチャレンジします!
◆今回のハイカー◆
さとう 珠緒(さとう たまお)
1973年生まれ、千葉県出身。
「超力戦隊オーレンジャー」のオーピンク役で1995年にドラマデビュー。その後も様々なドラマ・映画への出演のほか、バラエティ番組でも「呼び出し先生タナカ」(フジテレビ系列)、「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系列)などで活躍中。幼い頃から山遊びが好きで、最近は休日に石像のある寺社にひとりで参拝することも。
色づく木々や鳥のさえずりに自然を感じながら歩き始めると、5分ほどで七曲り道に到着します。昭和元年以降、トンネルが開通するまでは肥料や日用品の運搬の為に使われていた七曲り道。かつては石生谷地区と宇須尾地区を結ぶ重要な峠道でした。
七曲り道を過ぎると、いよいよ本格的な登山道の始まりです。30分ほど登ると休憩広場に到着。ベンチに座って一休みして、山頂を目指します。
三床山には、地元の豊小学校の児童が書いた看板がいたるところに設置されています。さとうさんも「あともうひとふんばり」という看板に励まされながら登っていきます。
休憩広場から少し進むと、かつての山城の名残「堀切」があります。南北朝時代、三床山は戦略上の重要拠点であったとされ、眺望の良い山頂部に三床山城がありました。斯波高経が南朝方との合戦に伴い籠城したとされ、敵の侵入を防ぐ「堀切」や城の出入口である「虎口」が今も見られます。さとうさんも「昔、ここで戦をしていたとは思えない。こんなのどかなところなのに。」と三床山の歴史に思いを馳せます。
堀切を過ぎると「もみじロードエリア」という看板を見つけたさとうさん。三床山の紅葉の見頃は11月中旬ですが、この日は10月下旬。「色づいたら綺麗でしょうね。また来たいな!」と、紅葉は次回のお楽しみとなりました。
少し急な山道を登ると、木々の間から遠くに街並みを見下ろせます。「町が小さいから、結構登ってきたんじゃないですかね。山頂に近づいている気もします。後ちょっとですね!」と手応えを感じます。山頂まで、あともう少しです。
三床山山頂はふるさと百景ビューポイントにも選ばれており、鯖江の町が一望できる絶景を楽しめます。さとうさんも「凄い景色! 本当に絶景!」と大感動。山頂にはベンチとテーブルも設置されており、石川県から滋賀県まで望める大パノラマを眺めながら“頂きメシ”を楽しめます。
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