山梨県北杜市|水が育む、うまさがある。水が呼ぶ、出会いがある。
2026.04.25
首都圏からのアクセスがいい栃木県。関東地方では最大の面積を持ち、日光、那須、県央、県南、県東の5つのエリアに分けられます。どのエリアも豊かな自然と温泉を有していて、日頃の疲れを癒すのにぴったりな旅先です。古くからの観光地でもあり、世界遺産に登録された日光の社寺など優れた歴史文化や、いちごや和牛、湯波(ゆば)などの多彩な特産物を目当てに、県内外からの多くの観光客でにぎわいます。
今回は栃木エリアの魅力を満喫しつくす1泊2日のモデルコースを紹介します。宇都宮駅を起点に世界遺産のある日光を巡り、関東有数の温泉地として名高い鬼怒川温泉で温泉を楽しみ、テーマパークや地元グルメを満喫するルートです。TV番組『朝だ!生です旅サラダ』で取材してきた、地元の人や観光客に愛されるおすすめの観光地についても紹介しているので、旅行の際の参考にしてください。
※当モデルコースは一例であり、行程を保証するものではありません。各スポット情報や移動時間については取材・執筆時のもので、ご利用時と異なる場合があります。ご旅行時にはご自身でのご確認をお願いします。

栃木県の県央部に位置する宇都宮。東京駅から新幹線なら最短50分以内とアクセス良好。関東だけでなく東北方面からも気軽に訪れやすく、仙台からは約1時間10分です。
宇都宮駅は、西口側が古くからの商業や行政の中心。東口は2023年に開業した路面電車のライトラインが発着するなど、新しく開発されたエリアです。また宇都宮は餃子の街として有名ですが、駅前でもシンボルとなっている餃子像は西口にあるので、旅の記念撮影をしてはいかがでしょうか?
今回の1泊2日の旅では、レンタカーを利用します。レンタカー会社の店舗は西口、東口どちらにもあります。
最初に向かうのは、栃木を代表する観光地、日光です。移動時間はレンタカーで約60分です。

奈良時代、勝道上人(しょうどうしょうにん)によって開かれた日光は、古くから山岳信仰の聖地として発展してきました。男体山・女峰山・太郎山を御神体とする信仰のもと、山内には寺社が点在し、豊かな自然と歴史文化が調和した独特の景観が広がっています。1999年には、「日光の社寺」として日光東照宮・輪王寺・日光二荒山神社を中心とする建造物群が世界遺産に登録され、国内外から多くの参拝客が訪れる人気観光地となっています。
なかでも「日光東照宮」は、徳川家康を祀る神社として知られる日光屈指の名所。1617年に創建され、現在見られる豪華絢爛な社殿群は、三代将軍・徳川家光の命によって1636年に大規模な改修が行われたものです。極彩色の装飾や精巧な彫刻が随所に施され、「眠り猫」や「三猿」など見どころも豊富。江戸幕府の威光を今に伝える壮麗な空間が広がります。
東照宮に隣接する「輪王寺」は、勝道上人が開いた寺院を起源とし、1200年以上の歴史を誇る天台宗の名刹です。日光山信仰の中心的存在として栄え、比叡山延暦寺、東叡山寛永寺と並ぶ天台宗の大本山のひとつにも数えられています。三仏堂をはじめとする歴史的建築や文化財も多く、日光の歴史を語るうえで欠かせない存在です。
また、「日光二荒山神社」は男体山をご神体として祀る古社で、日光山信仰の発祥ともいわれています。古くから下野国一之宮として信仰を集め、縁結びや良縁成就のご利益でも知られる人気の神社です。自然豊かな境内には荘厳な空気が漂い、東照宮や輪王寺とはまた異なる静かな魅力を感じられます。
▼JR宇都宮駅から日光東照宮への行き方
世界遺産三社の荘厳さに圧倒されたあとは、周辺でランチをいただきましょう。移動時間は徒歩で約5分を想定しています。

日光の名物グルメの筆頭といえば、そばと湯波です。栃木県は全国有数のそばの生産地ですが、その中でも屈指のそば生産量を誇るのが日光市です。山間冷涼な気候がそばの生育に適しており、そば作りには良質でおいしい水が必要不可欠。また手打ちそばの技術が職人たちの努力で受け継がれ、そばの品質を高めています。
日光が山岳信仰の聖地であることから、「湯波(ゆば)」は精進料理の一種として多く食べられてきました。日光湯波は煮物や刺身湯波など料理の主役として用いられ、ボリュームがあるのが特徴です。日光の門前町では、懐石料理以外にも揚げ湯波まんじゅうやコロッケといったストリートフードとしても親しまれています。
▼日光東照宮周辺から日光門前町への行き方
日光の名物を堪能したら、日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ観光道路のいろは坂をドライブして華厳滝に向かいます。移動時間はレンタカーで約30分ですが、混雑することもあります。あわてずにドライブを。

日光四十八滝といわれるほど滝が多い日光市内で、最も有名な滝が華厳滝です。和歌山県の那智の滝と茨城県の袋田の滝と並ぶ、日本三名瀑の1つに数えられています。
奥日光の玄関口に位置する中禅寺湖は、水面の標高1,269メートルと日本一高い場所にある湖です。湖水が流出するのは大谷川のみで、その最上流部にあるのが華厳滝です。幅約7メートル、落差97メートルの迫力を誇ります。エレベーターで行ける観瀑台から間近で見る滝つぼは迫力満点。爆音とともに水しぶきが弾ける豪快な姿が見られます。
華厳滝を正面から見ることができるのが、華厳滝エレベーターで昭和5(1930)年に設置されました。観瀑台から間近で見る滝つぼの豪快さを体験してみてはいかがでしょうか?
▼日光門前町から華厳滝への行き方
豪快な華厳滝を見物したら、その水が流れ出る中禅寺湖のほとりを散策しましょう。移動時間は徒歩で約10分です。

標高1,269mの高地にある中禅寺湖は湖の周囲は約25Km、最大水深は163mほどあります。約2万年前に男体山の噴火によってせき止められてできたといわれています。男体山のふもとに広がるのどかな湖畔は、四季折々の景色も美しい場所です。特に、初夏のツツジや秋の紅葉が見事で、多くの観光客が訪れます。時間に余裕があれば、遊覧船に乗って水上からの景色を楽しむのもおすすめです。
中禅寺湖畔は「夏は外務省が日光に移る」と言われるほど明治中ごろから昭和初期にかけて国際的避暑地として栄えていました。当時の別荘は現在、英国大使館別荘記念公園やイタリア大使館別荘記念公園として整備・公開されており、往時の面影を感じることができます。
▼華厳滝から中禅寺湖への行き方
湖畔の景色を堪能したら、今夜の宿がある鬼怒川温泉へ。下り専用の第一いろは坂を経由して向かいます。移動時間はレンタカーで約60分です。

箱根と並ぶ、 東京の奥座敷と呼ばれる鬼怒川温泉。江戸時代に発見され当時は、日光の寺社領であったことから、日光詣帰りの諸大名や僧侶達のみが利用可能な温泉であったとされています。明治以降に一般開放されてからは多くの観光客が訪れて鬼怒川渓谷沿いに、旅館やホテルが立ち並ぶ大型温泉地となりました。現在も30近い宿が鬼怒川温泉組合に登録しています。
鬼怒川温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、神経痛や五十肩、疲労回復や健康増進に良いとされており、無味無臭でくせがなく、肌にも優しいため、多くの方が楽しめます。
▼中禅寺湖から鬼怒川温泉への行き方

鬼怒川温泉は、大型の宿泊施設も多く、夕食はビュッフェスタイルで提供するプラン、個室などで会席スタイルで提供するプラン、両方を準備している宿もあります。特にビュッフェスタイルの夕食では規模を生かして100種類以上の料理を用意したり、ステーキや天ぷらなどを目の前で調理して提供するなど趣向が凝らされています。
もちろん地元の食材を生かし、季節感のある料理が並びます。栃木ブランドの「とちぎゆめポーク」や栃木県産和牛のしゃぶしゃぶ、日光名産の湯波、岩魚などが並ぶほか、地元産のワインや日本酒が取り揃えられています。
満足いくディナーのあとは、温泉宿でゆったりした時間を過ごして、2日目に備えましょう。

鬼怒川温泉の朝は、もう一度温泉に浸かったり、宿の朝ごはんを食べたりとゆっくり過ごしましょう。余裕があったら、鬼怒川沿いを散策してみてはいかがでしょうか?
鬼怒川には、スリルが感じられる鬼怒楯岩大吊橋や温泉街を一望できるふれあい橋、水面からの高さに足がすくむ鬼怒岩橋など複数の橋がかかっています。鬼怒川温泉は川沿いの広い範囲に点在しているので、宿の近くにある橋を目印に歩いてみては? 鬼の絵が描かれた鬼の階段や、鬼がモチーフになった彫刻も複数あり、鬼怒川温泉を訪れた記念撮影にもぴったりです。
宿を出発する時間は9時。2日目、最初に訪れるのは東武ワールドスクウェア。移動時間はレンタカーで約5分です。

「世界の遺跡と建築文化を守ろう」をテーマに掲げ、世界の有名建築物を25分の1の縮尺で精巧に再現し展示しているテーマパークです。ユネスコの世界文化遺産に登録されている50物件を含め、22の国と地域102点の建造物が再現されています。その中には、スフィンクスや万里の長城、パルテノン神殿といった遺跡、サグラダファミリアやホワイトハウスといった、一度は実物を訪れてみたい著名な建造物が含まれています。
建物は、彫刻やレリーフ、ステンドグラスで彩られていて、建築物の細部まで見ることができます。さらに身長7㎝の小さな人形が、シチュエーションに合わせて設置されていて、その総数はなんと14万体にも及びます。展示物の中には、コインを入れると動くものもあるので、試してみてはいかがでしょうか。
▼鬼怒川温泉から東武ワールドスクウェアへの行き方
鬼怒川のほとりで世界旅行気分を味わったら、宇都宮に移動して、名物の餃子ランチを食べましょう。移動時間はレンタカーで約60分です。

宇都宮を起点に栃木を旅したら、餃子はやっぱり欠かせないグルメ。餃子の街、宇都宮の人たちは「週に数回餃子を食べる」のがスタンダードなのだとか。宇都宮市内には中心部に「餃子通り」があり、お店もたくさんあって、それぞれ特徴を打ち出しています。
どこのお店に行けばいいかわからないという人におすすめなのが「来らっせ 本店」。支店を含めて100近いお店が加盟する日本で唯一の餃子に特化した協同組合宇都宮餃子会が運営しています。お店は3つに分かれていて、常設店舗は市内にある5つの人気店が餃子を提供。日替わり店舗では30種類の餃子を日替わりで提供。お土産コーナーでは冷凍生餃子や餃子グッズも販売しています。好みの味を見つけたら、お土産も買って帰りましょう。
▼東武ワールドスクウェアから来らっせ 本店への行き方
餃子の街、宇都宮らしいランチをいただいたあとは、宇都宮の産業を支えてきた大谷石の資料館を訪ねましょう。移動時間はレンタカーで約20分です。

建築家フランク・ロイド・ライトが帝国ホテル旧本館に使用したことでも知られる大谷石。耐火性にすぐれ、軽くて軟らかで素朴な風合いを持つことから、建材として重用され、宇都宮の産業を支えてきました。大谷資料館はその採掘の歴史がわかる資料館で、江戸中期から昭和34年頃までの手堀り時代の道具や採掘方法、運搬方法などの資料が展示されています。
広さ2万平方メートル、深さ30mにもおよぶ巨大空間から切り出された石は約1000万本といわれます。独特の雰囲気を持つ空間は、ドラマや映画の撮影に使われ、コンサートが行われることもあります。内部は平均気温8℃、夏でも13℃ほどとひんやりしているので、羽織るものを持って訪ねましょう。
▼来らっせ 本店から大谷資料館への行き方
ひんやりとした神秘的な空間で大谷石を学んだら、レンタカーを返却して宇都宮駅に戻ります。移動時間はレンタカーで約20分です。

レンタカーを返却したら、宇都宮駅周辺でお土産を買いましょう。西口には「宇都宮PASEO」、東口には「Utsunomiya Terrace」とそれぞれ商業施設があります。西口の「宇都宮PASEO」は主に2階でお土産物が売られています。ラインナップも豊富で、日光の湯波にプリン、栃木自慢のイチゴを使ったスイーツに、餃子モチーフのキーホルダーなどを売るお店もあります。東口の「Utsunomiya Terrace」も2階に栃木をイメージしたTシャツ、宇都宮の郷土玩具「黄ぶな」をモチーフにした雑貨などが販売されています。通称・レモン牛乳として地元で愛されている「関東・栃木レモン」のグッズもぜひチェックしてみてください。
もちろんどちらの商業施設にも餃子が食べられるお店があるので、もし食べ損ねてしまったなら、栃木最後の味として餃子を味わってもいいかもしれません。
日光と宇都宮市内をメインに巡る栃木1泊2日の旅、お疲れ様でした。
▼大谷資料館から宇都宮駅への行き方
ここからは今回のモデルコースには含まれていませんが、テレビ番組「朝だ!生です旅サラダ」で実際に取材した栃木のスポットの中から、編集部が特におすすめしたい観光地をご紹介します。時間に余裕がある方は、ぜひ旅のプランに加えてみてください。

日光山 中禅寺は、1200年以上前に建立された天台宗の寺院です。日光山 輪王寺の別院で、日光開山の祖・勝道上人が悟りを開いたとされる男体山と、そのふもとに広がる中禅寺湖の雄大な風景を讃えるように建っています。
中禅寺の本尊「十一面千手観世音菩薩」は、勝道上人が中禅寺湖上に観た千手観音の姿を自ら桂の立木に彫ったと伝わります。「立木観音」と呼ばれるのはその言い伝えによるもので、国指定重要文化財に指定されています。本殿では、僧侶による歴史や成り立ちに関する解説を聞けることもあるそう。境内からは中禅寺湖や男体山の山々を一望できます。
※現在リニューアル工事のため運休中です。詳細は公式HPをご覧ください。
【リニューアル工事に伴う運休期間】2026年1月16日~2027年8月31日(約1年7か月運休)予定

いろは坂は日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ観光道路で、下り専用が第一いろは坂、上り専用が第二いろは坂と呼ばれます。第2いろは坂をほぼ上りきったところにあるのが明智平です。
明智平ロープウェイの駅にもなっていて、駐車場も十分。休憩しながら展望を楽しめます。またロープウエイに乗ると、3分で到着する標高1,373mの明智平展望台は日光を代表する人気の展望スポットとしても知られます。
男体山や中禅寺湖そして中禅寺湖から流れ落ちる華厳滝、白雲滝、屏風岩などの日光の名所を大パノラマで一望できます。秋になると、周辺の美しい紅葉を見に観光客で賑わいます。

人と地域と豊かな里山にふれあえる道の駅です。東京ドーム10個分という広い面積に農産物直売所や地物の食材が楽しめる飲食店、体験農場や森遊び、ドッグラン、温泉やプールもある宿泊施設などがあります。
レストランでは地元食材を豊富に使った季節ごとの里山料理や和洋各種のこだわりメニューを提供。自社生産農場で栽培された野菜類が使われます。
また、地元生産者や園内の農場で栽培された新鮮野菜や花、農産加工品、卵まで販売しているマーケットもあるので、新鮮な農産物をお土産として購入することも可能です。広大な芝生広場や子供たち向けの遊具のある公園、ホテル「ヴィラ・デ・アグリ」、スパ施設「アグリスパ」、天然温泉「湯処あぐり」も備わっていて、1日中滞在が可能です。

那須どうぶつ王国は、世界から集まった600頭以上の動物たちが暮らす動物園です。東京ドーム約10倍の広大な敷地はタウンエリアとファームエリアの2つのゾーンに分かれていて、その間をワンニャンバスで行き来できます。
タウンエリアは動物が住む場所を再現した場所で、幻の白いオオカミとして知られるホッキョクオオカミやアムールトラ、アメリカビーバーなどを間近に見ることができます。ファームエリアでは、羊や馬に柵越しに触れ合えるほか、カンガルーが放し飼いにされていて、タイミングが合えばお母さんのお腹の袋にいる赤ちゃんを見られるかもしれません。貴重な野生動物の保護に力を入れていることも特徴で、ユーラシアカワウソ、マヌルネコ、スナネコといった人気の動物とも会えます。ペンギンやアルパカなどの人気動物たちへのエサやり体験も人気です。

北関東最大級、約40種類のアトラクションがある遊園地。ジェットコースターは9種類もあり、観覧車からは絶景が楽しめます。アトラクションの半数以上が3歳以上なら楽しめるのも特徴です。屋内の施設も多いなど、幅広い世代が天候を気にせず楽しめます。
また、那須ハイランドパークは「日本一ペットフレンドリーな遊園地」を目指していて、愛犬と一緒に乗ることができるアトラクションも多数。愛犬用のチケットも販売されていて、園内には屋内外のドッグランやドッグカフェなど、家族全員で満喫できる設備が充実しています。
どうぶつふれあいコーナーではうさぎやミミズクなどの動物とも触れ合えます。
今回ご紹介した1泊2日のモデルコースは、栃木の恵まれた自然、古くからの観光地でもあった寺社仏閣などを中心に巡るルートです。世界遺産でもある日光など栃木にしかない魅力がたっぷり感じながら、湯波や餃子といった地元グルメも欠かせません。
まだまだ魅力的な観光地が点在しており、何度訪れても新しい発見に出会える栃木エリア。今回のモデルコースを楽しんだ次は、また別の季節・スポットへも訪問して、栃木エリアの魅力にどっぷりハマってみてください。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2026年5月に作成しました。
※当モデルコースはあくまで一例であり、行程を保証するものではありません。各スポット情報や移動時間については取材・執筆時のものであり、ご利用時と異なる場合があります。ご旅行時にはご自身でのご確認をお願いします。
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