【ロコレコ】豊かな自然と海の幸 五感で体感!アジな旅!
2025.08.16
「うどん県」とも呼ばれる四国・香川県。日本一面積が小さい県として知られながらも、「金刀比羅宮」や「父母ヶ浜」などの観光名所が多くある香川は見どころ満載のエリアです。20分~1時間程度でアクセスできる離島も多くあり、小豆島や直島などの島旅が楽しめます。
そこで今回は、香川県でおすすめの観光スポットを25ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ香川観光の参考にしてみてください。
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。
国の文化財庭園のうち、最大の面積を誇る栗林公園。南庭は園内を散策しながら鑑賞する池泉回遊式の庭園で、一歩進むごとにさまざまな景観を堪能できます。紫雲山(しうんざん)を背景にした飛来峰(ひらいほう)からの眺めは圧巻の美しさです。
近代的に整備された北庭や、江戸大名の茶室を今に伝える旧日暮亭(きゅうひぐらしてい)なども見どころポイント。掬月亭(きくげつてい)では、お菓子と一緒に抹茶や煎茶を楽しむことができます。
史跡高松城跡・玉藻公園は、JR高松駅からほど近くにある高松城跡を整備した公園です。讃岐国の国主・生駒親正によって築城され、瀬戸内海に面した海城として有名な高松城は、日本三大水城の一つとして数えられます。現在もお堀には海水が流れ、放流された鯛が泳いでいます。
「大願成就」にかけた鯛の餌やり体験「鯛願城就」や、内堀を船で遊覧できる「城舟体験(じょうせんたいけん)」が名物です。2022年に復元された桜御門、国の重要文化財に指定された披雲閣など、歴史を伝える貴重な建物が数多く残っています。
琴平町の象頭山に鎮座する金刀比羅宮は、「さぬきのこんぴらさん」の名称で親しまれている神社です。ご祭神は大物主神と崇徳天皇。航海の安全や五穀豊穣などにご利益があると言われています。
御本宮までの785段の石段は、お土産屋さんやうどん屋さんなどが並ぶ門前町からスタート。急な坂道となっていて最初の難関とも言われる一之坂には、燈籠が吊り下げられた重要有形民俗文化財の灯明堂があります。「幸福の黄色いお守り」をぜひお土産に!
「こんぴらさん」で有名な琴平町にある歌舞伎小屋です。天保6年(1835)に建設された旧金毘羅大芝居(金丸座)は、現存する日本最古の芝居小屋として知られていて、国の重要文化財に指定されています。時代とともに名称は変わり、「金丸座」の名は明治33年(1900)に付けられました。
毎年4月に行われる「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は全国から歌舞伎ファンが訪れる人気の講演です。平成の改修時に発見された「ブドウ棚」と「かけすじ」も復元され、より当時の情景を思い起こさせる空間に。訪れれば江戸時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえるはずです。
瀬戸内海に浮かぶ小豆島は温暖な気候を活かしたオリーブの栽培が盛んで、「オリーブの島」とも呼ばれています。小豆島オリーブ公園は国産オリーブ発祥の地を記念して整備された公園です。「オリーブ畑」や「花と香りのガーデン」、「サン・オリーブ温泉」などの施設があります。
なかでも姉妹島であるギリシャとの友好の証として建てられたギリシャ風車は、人気撮影スポットとして有名。白い風車と瀬戸内海の青が見事なコントラストで、無料貸し出しの魔法のほうきにまたがれば思わずシェアしたくなる印象的な写真が撮影できます。
寒霞渓(かんかけい)は小豆島のほぼ中央に位置する渓谷です。雨や風の浸食によって生まれた奇岩が生み出す独特な景観が素晴らしく、日本三大渓谷美の一つとして知られています。春の山桜や秋の紅葉などで有名です。
山頂を目指すには、珍しい動植物を観察しながら登る片道1時間の登山道のほか、寒霞渓ロープウェイを利用する方法があります。日本で唯一、渓谷・空・海を一望できるロープウェイでは、大岩壁の間を走るダイナミックな風景を楽しめます。
干潮時のみ現れる神秘的な砂の道。小豆島から海の先へつながる弁天島をはじめとした4つの島「余島」を結んでいます。手をつないで渡った2人は願いが叶うと言われ、デートスポットとしても人気です。
弁天島の頂上にある「約束の丘展望台」は恋人の聖地に認定されています。エンジェルロードを背景に幸せの鐘を鳴らし、ロマンチックなひとときを楽しんでみてください。真っ白な見た目が写真映えする「天使のポスト」から大切な人に手紙を出すのもおすすめです。
江戸時代の銭貨である寛永通宝を模した巨大な砂絵。東西に122m、南北に90mもの大きさの砂絵は、なんと一夜で造られたと言われています。銭形砂絵を見た者はお金に不自由せず長生きできると伝えられ、金運アップを求めて多くの方が訪れます。
地上からそのダイナミックさを体感したら、琴弾山山頂の銭形展望台からも眺めてみましょう。展望台からは周囲345mの美しい円形を堪能できます。日没以降にライトアップが行われる期間限定のイベントもあります。
高低差657mの道のりを毎秒10mで運行する日本最大級のスケールを誇るロープウェイ。スイス製のゴンドラは101人乗りで、2,594mの長さを約7分間で登ります。走行中は瀬戸内海や三豊平野の豊かな自然のほか、瀬戸大橋も眺めることができます。
山頂には音符をモチーフにしたベンチなどフォトスポットが盛りだくさん! なかでも空を飛んでいるような気分を味わえる「天空のブランコ」がSNS映えすると人気です。
三豊市にある約1kmのロングビーチを誇る海水浴場。干潮時には水面がきれいに反射し、リフレクション風景が楽しめる絶景スポットとしてSNSで話題になりました。「天空の鏡」とも呼ばれるこの風景は、「日本のウユニ塩湖」とも称されています。
美しく撮影するコツは砂浜にできる潮だまりを利用し、水面ギリギリにカメラを構えること。海側を背景にすればより幻想的な写真を撮ることができます。風がやむ夕暮れ時は、特に撮影におすすめの時間帯です。
紫雲出山(しうでやま)は標高352mの山で、浦島太郎伝説が残る荘内半島にあります。浦島太郎が玉手箱を開けた時に立ち昇った煙が、紫色の雲となって山にかかったことから、その名が付きました。頂上の展望台から瀬戸内海を一望でき、絶景スポットとして知られています。
春は桜の名所として有名で、約1000本の桜が咲き乱れます。初夏にはアジサイが見頃になるなど、一年を通してさまざまな景色が楽しめるスポットです。
丸亀市にある亀山の上に建てられた日本一小さな天守を持つ城。日本の百名城にも選ばれていて、石垣の高さと美しさから「石垣の名城」とも呼ばれています。築城は城郭石垣の技術がもっとも発達した江戸時代初期。美しい曲線を描く石垣から、その技術力の高さを垣間見ることができます。
天守と同じく重要文化財に指定されている大手一の門は、江戸時代に時刻を知らせるため太鼓を鳴らしていたことから「太鼓門」の別名を持ちます。ここでは太鼓の打ち鳴らし体験が可能です。
製錬所のある島として栄えてきた直島は、今では現代アートの島として注目されています。島内には草間彌生氏の赤かぼちゃをはじめ、有名アーティストの作品が点在しています。
特徴的な建築のアート施設も多数あり、島全体がアートスペースになっているのが直島の魅力。その一つである地中海美術館は、世界的建築家の安藤忠雄氏の設計です。美術館へ向かうアプローチ部分には、クロード・モネの絵画をモチーフに作庭された「地中の庭」があり、多くの人を魅了しています。
瀬戸大橋のたもとに広がる10.2haの海浜公園。球技場やゴルフ場のほか、芝生広場やこども広場などがあり、ゆったりくつろげる空間です。かつて瀬戸大橋を巡った船をイメージして作られた大型遊具など、子供が楽しめる遊び場がたくさんあります。瀬戸大橋の完成を祝して建てられた瀬戸大橋記念館では、その架橋技術を映像や模型で楽しく学べます。
近くには360度の景色が楽しめる108mの瀬戸大橋タワーもあるので、ぜひ立ち寄ってその風景を堪能してみてください。
五色台(ごしきだい)は、高松市と坂出市にまたがる山地。弘法大師の「真言密教」に基づく五大色(青・黄・赤・白・黒)の峰があり、5つの峰を縫うように南北に走る五色台スカイラインでドライブを楽しむのがおすすめです。
山頂がテーブルのように平らに広がった卓状台地になっているのが特徴で、五色台には景色を楽しめる展望スポットが複数点在しています。特に北端の大崎山展望台では、瀬戸内海と四季折々の山の美しさが楽しめます。
本島は、織田信長や徳川家康などの権力者に認められた塩飽水軍(しわくすいぐん)の本拠地として栄えた島です。江戸時代に建築された塩飽勤番所では、塩飽水軍に関する貴重な資料を見ることができます。
本島周りの海は潮流が複雑だったため、古くから腕利きの船乗りが多く、その造船技術はのちに建設へ活かされました。「塩飽大工」と呼ばれる大工たちによって築き上げられた建物は今も残っており、笠島まち並み保存地区で当時の様子を知ることができます。
中津万象園は丸亀藩主の京極家が築庭した回遊式の大名庭園です。庭中央にある琵琶湖を模した八景池には近江八景になぞらえた8つの島があり、橋を渡りながら景色を楽しむことができます。特に一番大きな橋「邀月橋(ようげつばし)」からの眺めは格別です。
園内には、傘を広げたような形の大傘松や、現存する茶室のなかで日本最古といわれる観潮楼など歴史を感じられるスポットが多数あります。庭園と調和するよう緻密な計算で建てられた平屋建ての丸亀美術館には、ミレーなどバルビゾン派の絵画が展示されています。
小豆島の岬に位置する二十四の瞳映画村は、不朽の名作として名高い、映画「二十四の瞳」のオープンセットを改築したテーマパークです。木造校舎や醤油樽のバス停、民家など大正から昭和初期頃の町並みが再現されていて没入感に浸れます。
映画館「松竹座」では、「二十四の瞳」の上映も。昔懐かしい給食セットが楽しめる「Caféシネマ倶楽部」や、島の特産品やオリジナル商品を取り扱う土産物屋「大正屋」などのスポットが充実していて1日中過ごせます。
瀬戸内の町や瀬戸内海、そしてダイナミックな瀬戸大橋を一望できる標高約120mの展望台。結婚式場の施設内にあり、誰でも無料で入ることができます。恋人の聖地に認定されているデートにおすすめのスポットです。
夕焼けが楽しめる日没前後や、ライトアップされた町並みが美しい夜の時間帯は、よりロマンティックな雰囲気に包まれます。カップル向けのブランコも設置されているので、美しい景色を背景にぜひ記念撮影してみて。
瀬戸内海に面したうたづ臨海公園は、塩飽諸島の美しい島々や瀬戸大橋の眺めを楽しむことができるデートの定番スポット。抜群のロケーションで、恋人の聖地にも選ばれています。日没時には瀬戸内海に沈む夕日、夜には瀬戸大橋のライトアップなど、時間帯によって異なる風景に出会えるのも魅力です。
園内にはお土産屋さんやカフェが入った「うたづ海ホタル」や、昔ながらの塩づくりが体験できる「復元塩田」などの施設もあります。海沿いに整備された遊歩道をゆったり歩いて、穏やかな時間に癒されてみては。
国営讃岐まんのう公園は、日本最大級のため池「満濃池」に接して広がる四国唯一の国営公園です。公園面積は350haで、「花巡りの丘」や「花竜の道」などさまざまなエリアで四季の花々を楽しめます。丸い形が愛らしいコキアや一面が青に染まるネモフィラ畑などが人気です。
冬時期には毎年イルミネーションイベントを実施。約3万2千㎡の広大な丘陵地で魅せるグランドイルミネーションや、竜伝説の残る「昇竜の滝」のライトアップで幻想的な空間を演出します。
広い敷地にテーマパークや宿泊施設、飲食店などが集まった中四国最大級のテーマパーク。花火やパレード、イルミネーションなどのイベントも充実していて、いつ訪れてもたっぷり楽しむことができます。
カンボジアの寺院「プラサット・ヒン・アルン」などアジアの世界的遺産を再現した「オリエンタルトリップ」は、海外旅行気分が味わえると人気。プロジェクションマッピングとライトアップによる映像美を楽しめる「レジェンドパレス」も必見です。
珍しいホワイトタイガーの数が日本一多いしろとり動物園。ゾウやペンギン、ウサギなど多種多様な動物がいるので、大人から子供まで夢中になれます。
動物との“ふれあい”をテーマにし、カワウソとの握手会やカピバラへのエサやり体験、動物の赤ちゃんとの記念撮影会など、触れ合えるイベントがたくさん用意されています。園内をのんびり歩きまわる動物がいるなど、自由すぎる動物園としても話題に。「わんわんショー」などのショーも定期的に行われます。
自然が豊かなさぬき市にある日本ドルフィンセンターは、瀬戸内の穏やかな海でイルカを飼育しています。間近でイルカの見学や、触れ合い体験ができるので、小さな子供にもおすすめです。イルカのトレーニングタイムには餌やり体験も実施しています。
ドルフィンセンター近くの砂浜は自由に利用でき、シュノーケリングやシーグラス探しなどでも遊べます。施設にはレストランがあるので、ちょっとひと休みしたい時にも便利。最上階の展望台からはオーシャンビューを楽しめます。
新屋島水族館は、標高300mの屋島山上にあるユニークな水族館です。大小さまざまな水槽に、瀬戸内海の魚たちや熱帯魚、淡水生物など多種多様な生きものを展示しています。バイカルアザラシやマナティなどの大型生物も暮らしています。
ライブイベントやご飯タイムなどのイベントも盛りだくさん。ライブではイルカやアザラシの特技を見ることができます。SNSで話題となった傘をさすアザラシ・小雨(みう)ちゃんも活躍中!
香川県には、風光明媚な自然を堪能できるスポットや、アトラクション・アクティビティを楽しめるスポット、歴史を肌で感じられるスポットなど、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な香川の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。香川県へのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2024年10月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。
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