韓国・済州島(南西部)の穴場観光スポット3選|現地を知り尽くした旅サラダガイドが厳選
2025.08.08
四国地方の南東で、太平洋に面して位置する高知県。新鮮な海産物や果物など食の豊かなまちとしても有名ですが、パワーある大自然やセンスの光る美しい観光施設も多く、見どころ満載です。
そこで今回は、高知県でおすすめの観光スポット25ヶ所を紹介します。定番スポットから実はファンの多い穴場、デートや子ども連れなど目的別にも紹介しているので、ぜひお出かけプランの参考にしてみてください。
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。
江戸時代以前からの全国有数の歴史を持つ高知城。木造の天守が残る12城のうちの一つで、「日本100名城」にも選ばれています。実際に戦が行われたことはありませんが、戦への備えとしてさまざまな仕掛けが残されています。重機なしに人の手で作られたと考えると圧巻です。
また高知城は夜のライトアップにも力を入れています。光に照らされた天守を眺めながら夜の城下町街歩きをすれば、戦国ロマンに浸れること間違いなしです。
300年以上の歴史をもつ街路市である「日曜市」は、全長約1kmで毎回300店ほど出店されています。来訪者も1日に17,000人と圧倒的な数で、街路市の規模としては日本最大級です。農産品や海産品はもちろん、土佐打ち刃物などの手工芸品、田舎寿司や芋天、こんにゃくの加工品など高知らしい食べものも楽しむことができます。
午後になると早めに片付けを始めてしまうお店も多いので、出店数が多く売り物も新鮮な朝のうちに、朝食がてらのお出かけするのがおすすめです。
四国といえば「お遍路さん」という言葉を耳にしたことがある方も多いかと思います。四国にある88ヶ所のお寺にお札を納めて回ることを「お遍路」と言いますが、その四国霊場88ヶ所のうちの1つに指定されているのがこの「竹林寺」です。
本尊は学問の仏様を祀っていて、「日本三大文殊」の一つに数えられています。学問の寺は88ヶ所あるお寺の中でも唯一となっていることもあり、絶えず参拝者が訪れる大きなお寺です。
また、宝物館内に奉安される仏像17体のすべてが国の重要文化財に指定されています。歴史の深い貴重な仏像を拝観して、旅の疲れをリセットしてみませんか。
幕末の志士、坂本龍馬の生まれの地である高知県が立てた坂本龍馬記念館は、彼の業績だけでなく人柄や考え方などにも触れられる資料を多く展示しています。高知の観光スポットとしての人気はもちろん、龍馬ファンも繰り返し訪れるほどの見応えが魅力です。
館全体は現代的なデザインが施されていて、大人も子どももワクワクするようなキャッチーな仕掛けも沢山あります。「屋上展望」からは太平洋の水平線を一望できるので、海の向こうから来た黒船に強い影響を受けた龍馬の気持ちを想像してみるのもいいかもしれませんね。
弓状の海岸線に深緑の松の木が広がる桂浜は、その奥深い海岸美が認められて「日本の渚百選」にも選ばれました。太平洋からの波が荒いので遊泳は全面的に禁止となっていますが、その分ゆったりと散策を楽しむことができます。
また、桂浜は古くから月の名所としても有名で、高知の名歌「よさこい節」でも唄われています。毎年9月、中秋の名月の時期が近づくと、「ムーンウィークイベント」と称してさまざまな月見イベントが開催されます。高知の偉人、坂本龍馬もこの浜から月を眺めたかもしれないと想像すれば、壮大なロマンを感じるひとときを過ごせます。
はりまや橋は、高知の歴史あるスポットとして有名で、高知の名歌「よさこい節」の一節でも唄われています。周辺に整備された公園を散策するのもいいですが、橋をフォトスポットとして活用するのもおすすめです。
観光客向けに江戸時代のはりまや橋を再現した朱色の橋は、フィルムカメラのような褪せた色調で撮影するとよく映えます。また、近くには何度も改修を重ねて今も使われている本物のはりまや橋があり、すぐ側を路面電車が通っています。通過のタイミングに合わせて写真を撮ればちょっとレトロな雰囲気を醸し出してくれます。
高知城のすぐそばにある「ひろめ市場」は、飲食店約50店、物産店約10店が出店しています。屋内マーケットなので雨の日にも安心して入ることができます。
やはりおすすめなのが土佐の名産品カツオをつかった郷土料理「カツオのたたき」です。春から初夏にかけての時期はカツオの旬で、わらで燻した脂ののったカツオはまさに絶品です。一般的にはポン酢をつけることが多いですが、粗塩をまぶしていただくのが高知流。
他にも、珍味のウツボをたたきにしたものや、高知のソウルフード「いも天」、ひろめ市場限定で販売される地酒「純米酒ひろめ」など、舌鼓を打つこと間違いなしの逸品揃いです。
四万十川は高知の山間部から始まって太平洋に流れ込む、四国最長の大河です。そのゆったりとした流れと水の清らかさから「日本最後の清流」とも称されるほど。なだらかな山に囲まれて、穏やかに流れる水の音を聞けば、都会の喧騒を忘れられる幸せなひとときを過ごすことができます。
四万十川では欄干のない橋「沈下橋」が有名で、初めは少し怖くも感じるかもしれませんが、慣れてくればその開放的な風に自然との一体感を感じられますよ。
関白一條教房が入府するまで為松氏の居城となっていたため、別名為松城とも呼ばれている、中村城の跡地です。約500本の桜が植えられているため、桜の名所として有名です。夜には木々に吊るされたぼんぼりに灯が灯されるので、白く華やぐ夜桜の美しさを堪能できます。
博物館の6階は展望室となっていて、西には四万十川、東には碁盤の目のように整えられた街並みを見下ろせます。土地の歴史や文化に触れることで、きっと心に残る歴史体験が待っていますよ。
龍河洞は日本三大鍾乳洞にも選ばれていて、高知の代表的な観光スポットの一つです。弥生時代の土器が鍾乳石に巻き込まれて一体化した様子は非常に神秘的で、「神の壺」と呼ばれています。
予約なしで気軽に観て回りたい人には「観光コース」がおすすめですが、前日までに予約をすれば「冒険コース」でナビゲーターと一緒に洞窟探検をすることができます。ほとんどの装備品は無料で借りることができ、つなぎと長靴は1人1000円で借りられます。ダイナミックな自然の中で太古の生活に思いを馳せてみませんか。
太平洋に突き出た足摺半島の先端にある足摺岬。展望台から270度以上に広がる視界からは、地球が丸いことを実感するようなダイナミックな自然をみることができます。
島に自生するヤブツバキは毎年1月下旬〜2月末頃が見頃です。「自然遊歩道」と名付けられた金剛福寺向かい側付近の道には約2000mにもおよぶ椿のトンネルが形成されています。
また、関東以西の暖地で海岸沿いに咲く花、ハマカンゾウもみることができます。こちらは見頃が8〜10月となっているので、この時期に訪れたら、ぜひユリ形のオレンジ色の花を探してみてください。朝に咲いた花は1日でしぼんでしまうので、その儚さにきっと心が奪われますよ。
不思議な形の岩が多く、亜熱帯性樹林や海岸植物など日本ではなかなかみられない自然を楽しむことができる室戸岬。地球の雄大さを感じられる場所として、ユネスコ世界ジオパークにも認定されています。
陽のある時間にじっくりと自然のダイナミクスを楽しむこともできますが、実は夜のドライブスポットとしてもおすすめです。
スカイライン沿いにある「室戸スカイライン山頂展望台」はそのロマンチックなロケーションから「恋人の聖地」とも呼ばれていて、暗闇の中で海沿いに輝く街の灯りはうっとりとため息の出る美しさを堪能できます。
日本三大カルストの一つである四国カルストは、ドライブコースとして人気の高いスポットです。高原植物に覆われた地面からは石灰石がのぞきます。そこに放牧された牛も相まってなんともメルヘンな雰囲気が。「日本のスイス」と称されるのも納得です。
電動アシスト付き自転車やクロスバイクのレンタルサイクルもあるので、じっくり写真を撮りながら周りたい方などにもおすすめです。
ドライブをする場合には、周辺にはガソリンスタンドが少なく土日休みのところも多いので、ガソリンを満タンにしてから来ることを忘れないようにしてください。また、例年11月末〜3月中旬ごろに冬季閉鎖をしているので、お出かけ前にチェックをしておきましょう。
大月半島の先端から2本の橋で繋がれた小さな離島、柏島。透明度の高い地中海の島に似ているとSNSで注目を集め、近年人気を高めています。400人ほどの島民が暮らしていて、細い路地に並ぶ家々にはどこかノスタルジックな雰囲気も感じられます。
7〜9月になるとダイビングやシュノーケリング、SUPに海水浴など、さまざまな海のアクティビティを求める観光客で賑わいます。特に、海には日本の海全体の3分の1に及ぶと言われるほどの豊富な種類の魚が生息していて、世界でも有数のダイビングスポットとなっています。
安居渓谷は透き通ったエメラルドグリーンの水の美しさをみようと多くの観光客が集まります。辺り一体がひんやりとするほどの大きな滝は、日々の疲れを取り払ってくれる癒しスポットです。水量の増える夏季には迫力のある景色を楽しめますし、冬の透明度の高さは随一です。また、春には新緑、秋は紅葉と、四季折々の景色を堪能できます。
安居渓谷にはいくつも見どころのスポットがあり、車で移動できるところもあれば、遊歩道が整備されていないような探検好きの方向けの道もあります。スムーズに巡るために、回るスポットをあらかじめ決めておくのがおすすめです。
生活道路として架けられた佐田沈下橋には欄干、つまり手すりにあたるような部分がありません。そのため少し肝が冷えるような感覚もあるかもしれませんが、開放感と自然との一体感を楽しめる場所として有名です。
ちなみに、なぜ欄干を付けていないのかというと、洪水のときにあえて橋を沈めるためだそうです。川が増水したときに欄干付きの大きな橋があると、水の流れをさえぎってしまって氾濫の原因になるためです。
自然を押さえつけるのではなく、自然のありのままの姿と折り合いをつけているこの生活様式は、現代ではなかなかみられない貴重なものです。
地元のネイチャーカメラマンの方がSNSに写真投稿したのをきっかけに、その吸い込まれるような青に惹かれた多くの観光客が訪れるスポットとなりました。一年を通して同じ青はないと言われていて、陽の光の具合によって様々な青が見られます。
かつては水神の化身である大蛇が棲むとして神聖視されてきた場所ですので、入水や飲食、ポイ捨てやトイレなどは固く禁止されています。清らかな水のパワーを受けて、日頃の疲れを癒しませんか。
朝ドラ主人公のモデルにもなった植物学者、牧野富太郎博士の生誕の地であることを記念して作られた「高知県立 牧野植物園」。自然への溶け込みをテーマに隅々までこだわりをもった設計が施されています。植物の展示も、実際に自然の中で自生しているような環境を再現しているそうです。そのため、園内を歩くとゆったりとした自然に心が癒されます。
有名建築家の手がけた建物や、洗練されたレストランやショップも充実しているので、おしゃれ好きのパートナーもきっと喜ぶはずですよ。
桂浜水族館は歴史ある水族館でありながら、クスッと笑えるポップな公式マスコットキャラクター「おとどちゃん」が出迎えてくれる、個性豊かな水族館です。ローカル色が強く施設自体は小規模ですが、えさやり体験やドクターフィッシュテラピー体験などができ、いきものとの距離が近くなる仕掛けがされています。ほとんどが屋外施設になっているので、晴れた日にいくのがおすすめ。館内にそびえる大松を眺めてゆったりたのしめますよ。
また、公式マスコットキャラクターのおとどちゃんに限らず、館内はユニークなポップで溢れています。個性派のパートナーならきっと喜びます。
印象派として名を馳せたフランスの画家クロード・モネはご存じの方も多いのではないでしょうか。彼がこよなく愛したフランス・ジヴェルニーの庭をモデルにつくられた「モネの庭 マルモッタン」は、作品に登場する景色の中に入ることができるとても贅沢な空間です。
彼が何作も挑戦した代表作、「睡蓮」を再現した庭は蓮の見頃7〜9月がベストシーズンです。
幻想的な風景に囲まれれば、ロマンティックな気持ちの高まる最高のデートになりそうですね。
1000年以上の歴史を持ち、伝統工芸品にも指定されている土佐和紙の振興を図るためにつくられたのが「いの町紙の博物館」です。『土佐日記』で有名な平安時代の歌人、紀貫之も土佐和紙の魅力に惹かれた者の一人だとか。
特別展も多く開催され、ハンドメイド作家の方の作品を集める企画など、気楽に楽しめるものも多くあります。充実したショップや紙漉き体験のコーナーもあるので、クラフト好きのパートナーと行ってみてはいかがですか?
自然に近い環境での展示にこだわる「高知県市立のいち動物公園」では、のびのびと暮らす動物たちの姿をみることができます。それぞれの生息地の環境に近づけるため、スコールや霧が出る時間もあるので、子どもたちもワクワクすること間違いなしです。
また、広い園内に遊具やベンチも多く設置されているのも特徴の一つで、大人はちょっと休憩しながら子どもたちは遊具で遊べる安心のスポットです。
夜に開館する特別イベント「のいちdeナイト」や、「動物園の裏側探検」など、大人も子どもも興味をそそるイベントがたくさん行われているので、ぜひチェックしてみてください。
室戸ドルフィンセンターは、イルカと触れ合う癒しをテーマにした施設です。トレーナー体験をしたり、イルカと一緒に泳いだりと、かなり珍しい体験をすることができます。
ドルフィンタッチと言って、水槽の外から軽く触れるだけというのもできるので、泳げないお子さんも安心して参加できます。きっと子供にとっても最高の思い出になるでしょう。イルカと触れ合って日常から離れた癒し空間を体験してみませんか?
アンパンマンの作者やなせたかしの創作世界の収集・研究・公開を目的につくられたミュージアム、「香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」は、ダイナミックな展示の中で「やなせワールド」を味わえます。
施設内はとにかくアンパンマンのキャラクターに溢れていて、敷地内のマンホールにも描かれているほど。アンパンマン好きの子どもならテンションアップ間違いなしです。また、たくさん展示されている原画で彼の繊細で愛のある世界観に触れることもでき、一緒に行った大人も感動できる素敵な場所になっています。
わんぱーくこうちは、動物を展示する「アニマルランド」、遊園地になっている「プレイランド」、アスレチックが設置された「水辺散策広場」などの4つのゾーンに分かれています。遊園地のエリアは低年齢の子供も遊びやすい遊具が多いです。また園全体ではベビーカーの貸し出しを行なっていたり、小さいお子様を連れて入れるトイレも整備されていたりと、とても親切です。
アニマルランドではフラミンゴやシマウマ、ライオンやマントヒヒなど大規模な展示を行なっています。こちらのゾーンも入園無料になっているので、お手軽に楽しめるのも嬉しいところ。
子どもは思い切り遊んで、大人はちょっとのんびりできるおすすめスポットです。
高知県には、風光明媚な自然を堪能できるスポットや、アトラクション・アクティビティを楽しめるスポット、歴史を肌で感じられるスポットなど、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回は多種多様な高知の観光名所のなかでも特におすすめのスポットを厳選してご紹介しているので、お出かけや旅行の時にはぜひこの記事を参考にしてみてください。高知で過ごす時間がみなさんにとって素敵なものとなりますように。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2024年11月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。
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